作品レビュー（工事中）
最近再発されてるのを本屋で見かけました、星と薔薇。時々思い出したように再発される本なのですが。
天文雑誌で「天文ガイド」というのがあります。
僕は高校時代天文部だったので定期購読していましたが、これにこの人の作品が連載されていました。当時流行していたわたせせいぞう（だったかな?）の作品から「おしゃれ」というコトバを引っこ抜いて撲滅し、より詩的というか私的というか、そんな風にもっていったような作風です。
天文雑誌に載るには素朴で透明感があっていい感じでした。
10数年程前、コミックボックスというマンガ情報誌がありました。
そこの出版社から、彼の作品集が発売されました。これが「星と薔薇」です。
手紙のようなマンガを書いていきたい、と作者は語っていて、そのとおりの暖かみのある作品になっています。
こうして再販を重ねるということはそれなりにファンがいるんでしょうかね? 地味な作品なのでちょっと意外ではあるんですが。
2003.10.17.追記。
公式サイトを発見したのでリンク。
数年前に閉鎖して以降、新規に立ってるとは思ってなかったです（汗。