No! CCCD Diary

 2006.05. 
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共謀罪(google news)

06.05.24.

変な風邪が続いている。この妙にダルいのはどうにかならないのかな。。。

XCP関連

以前取り上げたこれ、Make Your Voice Heard!(SONYSUIT.COM)。
ネットニュースで報道されている。

SONY BMGのrootkit CD訴訟、和解を最終承認(ITmedia)
ソニーBMGの「rootkit」集団訴訟、和解承認--米裁判所(cnet japan)、Sony rootkit settlement gets final nod(cnet news.com)

cnet、かなり原文記事の後半を削っています。

Sony BMG told CNET News.com on Monday that it was "pleased" that the settlement in this case had secured the court's final approval.

そりゃ「嬉しい」でしょう。
Sony BMGにとっては、この程度で済んで良かったというべきでしょう。
今回はニューヨークだけで、他の地域(テキサスなど)はまだ終わったわけじゃありません。
しかしSony BMGは、他のケースでも今回同様のやり方での解決を目指すらしい。

EFFのCindy Cohn氏は不良CDへのクレームをソニーに行うことで、音楽業界に対して「think twice before wrapping songs in DRM.」するようにというメッセージになる、と言っているらしい。
そんなに音楽の権利団体が甘いとは思えないのだけど。

メモ

知的財産戦略本部 コンテンツ専門調査会(第8回)(首相官邸)
5月18日に行われた調査会では、いろいろ資料が配布された様子。
依田氏とかも資料を配ってるんですね。
知財戦略本部・コンテンツ専門調査会#8 ──知財推進計画の本質は変わらない?(試される。(ココログ mix))
その配布された資料について、見所を解説されています。

知的財産推進計画2006の策定について(首相官邸)
こっちでも知的財産推進計画2006の策定に向けた意見募集の結果について、pdfファイルがリンクされています。
なんかパブコメ結果ファイル、何種類かあるようです。

一方、文部科学省。
著作権分科会私的録音録画小委員会(第2回)議事録(文部科学省)
音楽配信メモの津田氏が委員として参加しています。
詳細な解説。
私的録音録画小委員会#2:まず報道から私的録音録画小委員会#2:配付資料(エンドユーザーの見た著作権)

事務方の作成した資料と議事録のニュアンスが違うという話が。
資料2:委員意見概要からの引用。

現行制度において、一定の安価な料金を補償金として支払うことで、消費者の聞きたい・視聴したいという欲求は担保される。この点で、消費者の理にかなっている。

これって津田さんの発言ですね。
本人のサイトでも書かれてますが、ニュアンスかなり違います。

↑↑

06.05.06.

野放し2

先日リンクした記事。「抜け道」野放し状態(YOMIURI ONLINE)
実はネットにあがってるのは地方版の記事で、東京版ではちょっと違ったんだとか。
特に、『明治大学理工学部長の向殿(むかいどの)政男教授(安全学)は、「販売店は、PSEマークがない製品を消費者に対して分かりやすく表示すべきだ」と指摘する。』という文面。
何言ってんだろって思うよね。
実はかなり内容をはしょってたという情報が。
これは2ちゃんねるにアップされた新聞記事の画像。
引用しましょう。

「販売でもレンタルでも、同じように使うのならば、安全性には変わりがなく、販売だけを禁じるのは不自然だ。マークがなくても、旧法の電気用品取締法に基づいて安全性をチェックした製品なら、消費者が自己責任で購入できるようにすればいい。販売店が、マークがない製品を消費者に分かりやすく表示すれば十分だ」

全然違うじゃん、、。
ネット上の記事では意味不明で話が通じなかったところが、通じるようになったと思います。
それにしても字数制限とかあるのかね。
教授、怒るんじゃないのかと心配したりしますが。

デジタル音楽関連データの標準化を目指す業界団体DDEX発足(趣味の問題2)

元記事。
大手結集でデジタル音楽データの標準化団体発足(ITmedia)

おぉ、これってすごいことじゃん!!
と思ったら。

●ツッコミどころその1:JASRACが入ってない(笑)

そこ、(笑)じゃない。。。
なんか、すっげぇ情けないねー。こうやってどんどん置いてきぼりを食らうんだなぁ。。。

一方、こんな話もあったりするけど。
NHK番組のインターネット配信、2007年度にも全面解禁にするそうだけど。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
音楽業界だけが立ち後れてる、のかな。
NHKのアーカイブには、確かに観たいもんいっぱいあるしね。
実際問題こうでもしないとNHKはお金集められなくなりそうだし、まぁ、いいんじゃねーかと。

レンタルって

先日リンクした話。
CDレンタル使用料値上げ(ARTS「もっとゲームをしたいのに」掲示板)

レコード協会のふっかけぶりがすさまじい、と思ったりしたわけですが、どうなんだ、これって、、。

音楽配信メモでもちょこっとレンタルについてのコメントがありますが、この際、引用しちゃいますが、「もちろんCDレンタルは合法的なサービスですが、通常売られているCDと比べて、私的複製前提のレンタル代がCDリッピングで簡便かつ大量に行える現状が90年代後半から生まれてきたときに、果たして現在の「価格」「著作権利用料」で適正なのかという問題は横たわっています」、という。

適正、、。うーん、、。

ユーザーの視点からしたら、CDリッピングで簡便かつ大量にコピー出来るようになったから、といっても、300円支払って手に入れることが出来る音楽は、アルバム1枚。
これは昔も今も変わっていない。
変わっていないんであれば、現状の金額が不適正ということには、ならないのではなかろうか、、。
簡便に大量にコピーできるとしても、そんなことするには時間もかかるし、そのレンタルユーザーにとって利益にならない。
大量に焼いて知人に配るとかしない限り。
そんなことする人を基準に適正価格を決められては、普通のユーザーは困るだろう。

もう一つ気になること。
CDレンタル使用料値上げによって、大半のレンタル店は閉鎖に追い込まれる、のか。
こっちの地元のレンタル店では、音楽CDを借りる客の姿をほとんど見ないですね。
たいていDVD、ビデオを借りてる。
つまり、今や音楽CDのレンタルから撤退したとしても、レンタル店にとっての不利益って、実はほとんどないんじゃないだろうか。
どうなんだろう。
音楽CD専門のレンタル店って、見たことないし。
音楽CDへの依存度がどの程度なのかによって、店がやっていけるかどうかは決まると思うのですが。

こっちのような地方では、レンタル店とCD販売店が一体化してることが多いんですね。
CDレンタル撤退っていうことになれば、これって販売からも撤退、ってことになるのかどうか。
うちの地元、レンタル店が販売から撤退したら販売店が市内に2つになっちゃいますね。
1つはしょぼいから、使える店は実質1つになるのかな。
これで音楽ファンが増えるのか、っていうと、どうなんだか。
まぁ、販売店としては客が集まるからいいのかな。
客としては不便だな。

あと、レンタル店が音楽CDを扱わなくなった場合、困る音楽ファンは日本にどのくらいいるんだろうか。
僕なんかは、若い頃レンタルに聴きたい音源がなかった人なので、レンタルCDがなくなっても別に大してみんな困らないんじゃないの、いや、困らないはずだよ、という偏向した意見を持っているんだけど。
偏向を捨てて、真面目に考えてみよう。
レンタルCDがなくなったとして、困ったユーザーの多くがどこに流れていくかというと、多分、着メロ着うただと思う。
つまり、音楽業界がウハウハな方向にユーザーを集めようという、定置網?
まぁ、間違ってもネット配信を安くして、なんて考えないと思う。
オリコンのネット配信に際して社長がコメントしてたけど、音楽業界的にはどんなふうに受け止められているのだろうか、、。

そんなだからデジタル音楽データの標準化に参加しないのかもね。
国内で、高価な着うたを売ってる方が利益になるんだから、、。
標準化なんてねぇ、お金を捨てるようなもんですよね、日本の音楽業界としては。

1ユーザーとしては、そうやって搾取しようとして自滅するのだなぁ、とか呟いたりするわけですね。。。

↑↑

06.05.03.

なんだか

ゴールデンウィークだ。
なんか、忙しさからは脱出したけど、しゃきっとしない。
変な風邪をひいてダルい。
熱が出たり引いたりで治らん。
喉が痛い。
くたー、、、っとしています。やる気がでねー、、。

「抜け道」野放し状態(YOMIURI ONLINE)

野放し。
引用。

消費者の安全を守るために導入されたPSE制度の実効性を高めるには、「レンタル」の定義を明確にするなどのルールの見直しや、業者の自主検査の実施状況を点検するなど、さらなる対応が求められそうだ。

本気なんだか、皮肉なんだか。
とりあえず、当面の混乱回避のためには野放しで行くしかねーという、ちょっとどうなのよというか。

PSEマークは、製品の漏電検査などを行えば中古品でも取得でき、経産省は自主検査によるマーク取得を推奨している。しかし、中古品販売業者の間に、どこまで自主検査が定着していくのか、懸念もある。

電子計測器メーカーの菊水電子工業(横浜市)は、検査機器の今年1〜3月の受注が前年同期比2・4倍の約1500件と急増し、納品まで約1か月かかる「特需」が来た状態だ。しかし、注文は「公的機関や大手の中古品販売業者からが中心で、中小業者からはあまりない」(同社)という。

中小業者向けに経産省が始めた検査機器の無料貸し出しも低調だ。経産省は3月23日から4月27日までに265台を全国約60か所に配備したが、利用は170業者にとどまっている。経産省は、当初は4月中に予定していた400台の追加購入を見合わせた。

検査したらその製品の負担になるなんて話もあるし。
ここにきて検査の仕方もなんかよくわかんねーってことになってきて。
そんな状況で170業者って、よくそれだけの多くの業者が検査しようとしたなぁ、ってびっくり。
まさか100超えるとは思わなかった。

PSE問題を考える会はJRCAになったということです。
今日のPSE法。リサイクル業者による団体、JRCAができたけれど。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
リサイクル業界、初の全国団体が設立総会(asahi.com)
asahiの記事から引用。

中古の電化製品などを扱うリサイクル業者たちが24日、初の全国的な業界団体となる「ジャパン・リサイクル・アソシエーション」の設立総会を東京都内で開いた。法人登記を申請中で、5月末に正式に発足する。全国約1000業者に呼びかけており、現在、384業者が加わる予定という。

経産省としては、ここを中古業界への窓口にしていくってことになるのかな。
れし氏のとこによると「法改正による中古品除外はありえない」ってことらしいけど、なんか、いよいよ分からなくなってきた気がする。「レンタル方式を行っていない店舗に対しては、法執行の可能性も。レンタル方式は今後3〜6ヶ月を予定。」って、、、どうなることやら、、。
JRCA、ぐぐってみたけどいっぱいあるんだね。

現状、唯一のリサイクル業界団体がそういうふうに言ってるというのは、政治的にも影響しそうな。
川内議員の民社党のほうも、そういう方向で法改正を考えることになるんだろうか、、。
党内で法案内容について検討中なのでしょうが、、。

それにしても265台って、少なー。
僕の地元の四国には何台あるのだろう。
でも、たくさん用意してあっても、利用が少ないんじゃしょうがないね、、。
、、。
なんかホント、どうなるんでしょうなぁ、、。

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