共謀罪(google news)
06.06.26.
東芝EMI、CCCDリスト(amazon検索より)
なんかね、以前見た時よりも6月の新規リリースCCCDが減ってる気がするよ。
もしかしてマジ、セキュアCD撤退なんでしょうかね、東芝EMI。
もっとも、海外のEMI本社はコピーコントロールをやめるとは言ってないはずですが、、。
何があったわけでもないけどPSE
特別承認制度(いわゆるビンテージものの特別承認)について(経産省)
「いわゆるビンテージものと呼ばれる電気楽器等については、希少価値も高く、事業者が検査を行うことが困難なものもあります。」だって。
そうですね。
ビンテージ。
今まで承認された機器はリストになっています。特別承認に係る電気楽器等一覧(pdf)
ご丁寧に「※以下のモデルに該当するものであっても、2001年4月1日以降に生産されたものは特別承認の対象になりません。」ですと。
さて、このリスト。
sharpの項目、DV-SF70Pという機器が挙ってます。
何だろこれ。
検索してみた。
DV-SF70P(phile web)
なるほど、DVDプレーヤーなんだね。
予想実売価格20,000円前後、ほほぅ、、。発売:2003年3月25日、、、ほほぅ、、。
一方、世界に冠たるsharpのビンテージ1bitデジタルアンプ「SM-SX100」は挙げられてないわけですね。
2001年以前の発売で、PSEマークがないわけです。
リンク先のページには、申請が出来ると書いてますね。
2.申請手続・承認基準について
経済産業省のホームページの「特別承認に係る電気楽器等一覧」に掲載されている電気楽器等については、記入例1.のとおり記載頂くことで、掲載されている電気楽器等全てについて、承認の申請を行うことができます。申請窓口は、経済産業省本省、経済産業局となります。
だって。
けど、、、面倒だねー。
中古取り扱い店が申請書を出すわけだから、僕がSM-SX100を中古屋に売ろうとしたら、中古屋に申請書を書いて経済産業省本省、経済産業局に出してもらわないといけないわけだな。
そんで、リストに載ったら引き取ってもらえる、と。
僕が申請出すわけにはいかんのだな、、。
別に、僕が中古に売ろうというわけじゃないけど、DV-SF70Pよりも希少価値は高いと思うんだけど、どこかの中古屋さんが申請しないかな、、。売る奴がいないとしないか、、。
06.06.22.
とにかく更新が滞っている。
なかなか時間取れないので、、。
当面、スローペースで行くと思う。
メモ
対談 小寺信良×津田大介(1):著作権を取り巻く環境はどう変わったか (1/2/3)
対談 小寺信良×津田大介(2):私的録音録画制度に潜む問題 (1/2/3)
対談 小寺信良×津田大介(最終回):私的複製のポジティブ面 (1/2)(ITmedia +D LifeStyle)
現状について語った対談です。とても良くまとまっている。
DRMと補償金について、いろんな意見があるとこだとは思うけど、、。
一方、こんな話。
個人で焼いたCD・DVDの寿命は平均2年?(what's my scene? ver.7.0)
長期に保存する必要がある情報は、焼いたあとの管理が大変ってことですね、、。
ハードディスクもクラッシュするし、、。
どうして始まってるはずのパブコメの案内が文化庁サイトに無い?(エンドユーザーの見た著作権)
パブコメが始まってるのに案内がなされてないらしい。こういうのは困る。
06.06.15.
ご無沙汰してます。
嘘か真か知らねども、、、
2ちゃんねるにここ数日の間、「東芝EMIがコピーコントロールディスクの販売を中止する」という書き込みが見られています。
内部からのリーク?
それとも所謂ネタなのか。確認できないんだよね。
こんな話が。
東芝EMI 社員4割減 財務体質改善へ資産売却も(FujiSankei Business i)
うーむ、、。
変な仕様で販売することにこだわって自らの首を絞めて、気の毒とは思うが同情は出来んなぁ、、。
「補償金もDRMも必要ない」——音楽家 平沢進氏の提言(1234)(ITmedia +D LifeStyle)
これは小寺信良氏によるインタビュー。
気になるとこを引用。
——通過するだけで50%天引きはすごい話ですが、この音楽出版会社というのは自分では選べないんですか?
平沢氏: ここが最近巧妙になってまして、レコード会社の中に出版会社ができているんですよ。ですからレコード会社の資金で使った楽曲は、そこの出版社に登録されて当たり前のような構造ができています。そこで私がおそらくミュージシャンで始めて主張したと思うんですが、なぜ私の権利が私の選んだ出版会社と契約できないんですかと、一回ゴネたことあるんですよ。ところがここの出版会社の言い分は、制作費を回収するためだというんです。
これは一見まともな理屈に聞こえるが、実は違う。レコード会社が制作費を支払った対価として得るのは、著作隣接権に含まれる、原盤権である。著作権料は著作権者個人に支払われる対価であるが、音楽出版社はこの著作権を譲渡するように求めてくるわけだ。
そもそも制作費を回収するんなら、ミュージシャンに支払われる著作権料から差し引くだけでいいだろうに。
そんな金にならないことはしない。
原盤権の譲渡という契約を行うことで、制作費の回収のみならず、制作費が回収されて後も、その作品からの収益が得られるということだ。
ミュージシャンには、音楽出版会社から印税という形で、50%天引きでお金が支払われる。
そういう契約ってことでしょうね。
——つまり音楽配信においても、DRMなど必要ないのだと。
平沢氏: 必要を感じてないですね。
現在のメジャー音楽業界は、なぜDRMを必要とするのか、ってことになる。
正直なところ、無駄が多いから、なのか?
レコード会社の中に出版会社をいくつも作ったりしてるもんね。
著作権使用料の配給でもって大きな組織を動かしていく構造になってるのかな。
音楽ファンからダイレクトにミュージシャンにお金が届くシステムだったらDRMはプロモーションの障害になるかもしれないけど、メジャー音楽業界ではDRMかけて、プロモーションは別途プロモに特化した手法でやる。
そのほうが業界の仕事が増えるしね。
プロモビデオはそれ自体が商品だし。
無駄なのか、、、?
それはそれで楽しいこともあるかも知れない、、。
いろんなやり方で出来るのが、本当はいいんだろうか。よく分からん。
勘違いを起こしやすいのは、著作権管理団体が、著作権保護のために戦ってくれるのではないのか、という点です。そもそも使用料を徴収している団体というのは、単に料金徴収団体ですので、トラブルが起こったときには解決してくれません。
これは以前ここでも書いたことがある。
著作権管理団体じゃなくて、著作権使用料管理団体と呼ぶべきだ、という話。
JASRACやレコ協と関係の深い依田巽氏自身、平成16年の国会でそう言ってる。
しかし実際のところ、JASRACがトラブル解決に乗り出すとしたらいろいろとヤバいかもしれない。
著作権というのは以前のコラムにも書いたことがあるが、親告罪という性格の強い法律である。これは侵害された本人からの訴えがあって、始めて罪に問うことができるわけで、権利者本人以外の第三者が訴えることはできない。
ここで問題なのは、多くのミュージシャンがこの大事な著作権を、出版会社に譲渡してしまっていることである。つまりミュージシャンが著作権侵害を発見しても、作った本人には著作権がなくなっているので、どうすることもできない。これは侵害以前に、大変な問題だ。
そうか、、、
以前、JASRACに登録しておかないと、他の人に盗作されて逆に盗作をJASRACに登録されて、もとの作者が盗作扱いにされてしまう危険がある、という話があったが、登録したからと言って、安心というわけじゃないんだね。
では一個人が保有した著作権で何かトラブルがあったときに、それが自分の著作物であるという証明をどうするのかと心配する人もいるだろう。実は、方法があるのだ。著作物がその人のものであるという証明は、文化庁に登録することで得ることができる。
そうなのか!!!
——最後に、今話題になっているiPod補償金が実現されれば、ミュージシャン側は収入が増えることになりますが。
平沢氏: さあどうでしょう? 分配の資料でお分かりのように、意味不明のこういう数字が出てくるわけですから、私たちはカモですね。
そして、音楽ファンもカモである、と。
著作権、という考え方自体は、否定しない。
でも現状の音楽業界の著作権管理の状況は、やっぱり何か違うとこがあるんじゃないのか、って思う。
取って付けたような結、、。