Mar 05, 2007

47秒の音楽

のっけから追記。
47(ヨンナナ)スタート!!(mF247)
ここへのリンクがないといかん。
こっちのほうが分かりやすい。
引用。

「47」は、これまでの「着うた(R)」とは全く異なったもの。 いわゆる「着うた(R)」が、フルサイズが4分や5分の楽曲の一部分だけを抜き出したものに対して、 この「47」は、1曲で表現すべきことのすべてが、47秒に詰まっています。

そして、47秒で完結した曲は、間違いなく、とても密度の濃い、洗練された世界を持つことになります。

ブログで語られていることよりも分かりやすい。
着うたとは違う「作品」としての意味合いが強く打ち出されています。

僕の携帯では聴けなかった。
リンク。
着うたはCDシングルの後継 その1その2その3
着うた 47秒 その1その247(ヨンナナ)オープン!(丸山茂雄の音楽予報)

Aメロ、Bメロ、サビと来て、昨今はサビしか聴いちゃいないということらしい。
昨今の歌がつまらないのはそういうことらしい。
そんな御時世に合わせた音楽を47秒で提供してはいかがかと。
どこからどこまで本気で言ってるのか分からないのですが、商売としてスタートする。
引用。

私は音楽業界関係者ですから「音楽は良い音で聴いてほしいし、才能を投入した一曲をキチンと聴いてほしい」という立場ですが、ユーザーが「そんなのいやだ、メンドクサイ」と言ってますから、どうにもなりません。

僕は逆に「音楽は良い音で聴いてほしいし、才能を投入した一曲をキチンと聴いてほしい」という態度で作られた音楽が、めっきり減ってきていると思っています。
それは丸山氏も言ってることで。
でも、それを今更ユーザーのせいであるかのようにいわれてもな、というか。
子供時代に聴くポップミュージックであるJ-POPが、着うたで十分と思われるような聴き方を許すようなものだった結果、そういう顧客が大量に生まれたと考えます。
粗製濫造のツケが回ってきたということです。

ユーザーは「長い」「難しい」曲を扱いかねてメンドクサイから「サビ」だけ聴いて、曲全体を推し量るという極めて高度な技術を習得しちゃったらしいのです。(笑)

高度とはキツい皮肉ですね。
要するにサビ以外はつまらないと思い込んでるってことです。

もしかしたら丸山氏は、サビだけが提供される着うたというもののクオリティに納得がいかないのかも知れません。
サビだけ聴いて満足されては、ミュージシャンにとっては中途半端。
J-POPだから出来ること、なのかも知れませんが、ハンバーガーのパティだけ食べるようなもんでしょ?
美味いはずがない。
最初からハンバーグとして作ったものの方が、善いもの出来るよね、という。

47の着うたが他の切り刻まれた着うたよりも聞いてて気持ちいいってことになって、逆に従来のポップソングの有り様について省みられるようなことがあるなら、まあ、いいんじゃないかなとか。
つうか、mF247もアンチテーゼの商売だと思うから、今回もそういうことなんだろうか。

こういう話もある。
06年の有料音楽配信売り上げ、CDシングル抜く(ITmedia)
ネット音楽配信がCD店の売り上げ飲み込む(yomiuri online)
2006年第4四半期及び2006年年間有料音楽配信売上実績について(RIAJ)

Posted at 14:00 in NoCCCD | WriteBacks (0) | Edit
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