Jul 08, 2007

廃盤はなくならないのか

うーむ、、。

[WSJ] Universal Music、iTunes Storeとの関係に距離?(ITmedia)
ユニバーサル、iTunesの契約更新を拒否(Engadget Japanese)

いつまでたっても「廃盤」という概念は消えないのかもしれない(what's my scene? ver.7.0)

単純に、売れないからとか在庫多すぎとかで廃盤になるというんじゃないらしい。
企業が戦略・交渉の道具、弾としてコンテンツを扱うことで、ネット上で廃盤になるということが起きるということらしい。

いや、ちょっと言い過ぎか。
現状、むやみなベスト盤や企画編集盤の販売とか、コンテンツは企業の弾なわけで今更な話。
それは単純にネット販売に移行したからといって変わらないよ、ということか。
記事に拠ると、ユニバーサルはiTSでの販売に不満があるらしい。
以下、ITmedia記事から。

だからといってこの動きは、Universalが見通せる範囲での未来において、エミネム、50セント、スティングを含む自社の膨大な楽曲カタログをiTunes Storeから引き上げることを意味してはいない。市場占有率で世界最大のUniversalは、1年以上の長期ではなく、短期間の販売契約を結びたいと希望している。

個人的に思うのは、どこから販売されようと、DRMフリーでうちのiTunesとステレオ装置で再生できるなら、そこは文句は無いよってことがひとつ。ユニバーサル本社のサーバーからでも買いますよ。

しかし、あんまり安っぽいファイルを1枚300円とかで売られた日には怒る。
ネットショップのインターフェイスが分かりにくくてどこにいったら何が買えるのか分からないってのも困るな。
ウィルスめいたものが埋め込まれていたり専用のソフトが必要でおかしな挙動をするとかはNG、マックで聴けないとか問題外。
希望としては、とりあえず国境を無くしていただきたい。
iTSでは買えない曲が多すぎる。
ユニバーサル本社のサイトで売るなら日本語表示が出来るようにして欲しい。フランス語はわかんね。

いろんな店があるというのも、いいんじゃないかと思う部分があって。

しかし実際、廃盤になるというのであれば、とても残念。
記事では廃盤になると決まったわけじゃあないということだが、しかし、日本のiTSでは安全地帯の音源が半分になっっているという話があったり、どういうことだろうなあ。

SMEとかは、既にネット配信していた音源を廃盤にしている。
ミュージシャンが配信を求めた訴訟ではミュージシャンサイドが敗訴していたり。
売りたい人がいて、買いたい人がいるのに、権利者がどうとか言ってお蔵入りしてるのって、まったくおかしい話だと思う。
一応、裁判所にリンク。

THE BOOM音楽事務所対SME:
平成18(ワ)1769等 送信可能化権確認本訴請求事件 平成19年01月19日 東京地方裁判所(裁判所)

HEAT WAVE対SME:
平成18(ワ)8752等 送信可能化権確認本訴請求事件,反訴請求事件 平成19年04月27日 東京地方裁判所(裁判所)

Posted at 10:00 in NoCCCD | WriteBacks (0) | Edit
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