May 06, 2018
RAMメモリ再生とppap(piped PCM audio play)を比較した
今回は、ほんと報告だけ。
宿題として残っていたタイトルの題目なんだけど、結論から言えば、ほぼ一瞬で決着が付いた。ppapの圧勝だった。
これは実は正直、意外でも何でもなくて、ppapで聴き始めた当初から予測していたことだった。
それぐらい、うちの環境では過去になかった音質で音楽が鳴っているのだ。
試聴環境を以下に列挙。
音源 |
Faure - Requiem - Philippe Herreweghe, La Chapelle Royale, Ensemble Musique Oblique Booker T. & The M.G.'s - Melting Pot |
DAC | fireface UCX CCモード(24/96) / USB029H2RP |
アンプ / スピーカー | SM-SX100 / 4425mk2 / T900A |
方式 | RAMメモリ再生 | PPAP方式 |
Hardware / OS | raspberry pi 2 / piCore7 | Front - raspberry pi 2 / piCore7 Back End - raspberry pi 2 / piCore7 |
software | mpd 0.19.19, libsamplerate, alsa | Front - mpd 0.19.19, libsamplerate, nfs, ncat Back End - ncat, aplay |


RAMメモリ再生の弱点は、複雑なエンコードなどの処理を行うmpdが動いているRas Piから、DACにデータを送っていることだ。NASのマウントなどネットワークからのノイズや負担を排除しても、mpd動作自体の負担からは逃れられない。
ppapのバックエンドは、上流から送られてきたデータをDACに受け渡す処理しかしていない。
処理が軽いということは、より安定して動くということだ。
それが決定的な違いを生んでいる。
最近、philewebで話題になっている通称miniPCという再生方式は、windowsでfoobar2000という、それかよ?というシステムで高音質を引き出しているらしい。上流はminimserverでupnp、下流のwindowsは不要なプロセスをカットしDACへの伝送に特化してるという。
設計思想がppapと似ているのが分かる。
http://asoyaji.blogspot.jp/2018/03/pc.html PCで音楽 - PCオーディオの最新
ppapのフロントでRAMメモリ再生を行なったらどうなのか、というのは突っ込んでいくとあるんだけど、いつかそのうちに気が向けば。
現状で十二分以上に不満がなくて、音楽に浸るほうが先なんだよね。
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