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Mar 17, 2026

オーディオ状況報告(2026.03.17.)

現在のLANネットワークとシステムの構成図はこんな感じ。

LAN構成図
システム構成図

本当は2つの構成図を1つにまとめたかったんだけど、ちょっと無理だった。
大きくなり過ぎ、煩雑になり過ぎる。

最近追加した Petit Susie と Yuho式アクティブアースを書き込んでいる。あちこちで使っているので、図表にしておかないと自分でも把握できない。
一部に残っていたLANオープンピンが、LANターミネーターへの置き換えで無くなっている。LANmute が増えているが、適材適所で使えてるのかというと、効き方を確認できていないのでいい加減だ。
APには、脱落防止ピンが付いているターミネーターを振らないといけないので(脱落防止ピンが無かったら脱落してしまう。養生テープとか貼って固定しても、気が付いたら剥がれて外れている)、新規購入した LANmute を回す結果になっている。しかしこれは、家屋内の WiFi の安定を期待しての配置でもある。

前回にエントリーにした自作の分離LANケーブルを書き込んでいる。エントリーアップ後、apu2c4 から apu2d4 に向かう 1000Base-T のケーブルにも、分離LANケーブルを使ってみた。もともとそこに使っていた Elecom LD-GPY BU2 は、少し上流、壁コンセントのモジュラージャックに移動して、Sunf Pu の CAT.5e と交換する。

384kHz を伝送するケーブルを分離にして大丈夫かな?と思ったが、トラブルはなく音は出た。音質も、そう悪くない。
だけど問題は、前々回のエントリーに上げた、ヘンデルのオラトリオの携帯電話の呼び出し音が前方に移動していることだ。ステージの多少手前あたりに居る。だいぶ遠くなった。Tilgner の小鳥も、ちょっと位置が甘い気がする。
モジュラージャックのLANケーブルを、Sunf Pu に戻す。それでもやはり、なんとなく甘い。
分離ケーブルをやめて LD-GPY BU2 を戻してみたら、なんだか音色が一番いいような気がする。小鳥の定位も、これが一番良さそうだ。しかし、携帯電話は以前のような、リスニングポイントに近い場所での明瞭な定位ではない。何がどうなっているのだろう、、。
しかし、当面はこれでいくことにした。

実際のところ、評価の判定はかなり難しい。
今後、配線は変わるかもしれない。

うちで使っているLANケーブルは、ほとんどがエレコムなどの安価で一般的なケーブルで、正確な型番も分からないのが多いし古いの新しいの丸いの平たいの混在で、STPを使ってないことぐらいしか明確なことは分からない。
一部、分かっているのを書き込んでいるが、移動させたら分からなくなってしまうかもしれない。

多少の試行錯誤の上、ONU からの枝を、オーディオ関係のネットワークと家庭用のネットワークの2本に分離した。
分離したと言っても、IPアドレス上のネットワークとしては同じなので、大きな音質の変化はないし、オーディオのコントローラーになるノートPCやタブレットからの信号は家庭用ネットワーク内から ONU を通っていくことになるので、完全には分離していない。

以前だったら、何故か、音声信号を ONU(PR-500MI)を経由させないと音質が下がった。
今はそういうことはなくなったと思う。

のだけど、、、 まさか、これが携帯電話の定位に影響してるとか、ないよね?、、。
LANの配線を戻してみる。
音は若干変わる。しかし、携帯電話の位置は前方のままで変わらない。
Ras Pi 2B につないでいる分離LANケーブルを外して、以前のケーブルに戻してみる。それでもやはり、変わらない。

そもそも、ステージ近くで鳴るのと、リスニングポイント近く左で鳴るのと、どちらが正しいのかは分からないのだ。
どちらがより面白いかという、僕の主観、気分によるものに過ぎない。
変化の原因がわからないので気持ち悪いというのもあるが、様子を見ることにする。
ケーブル、接続をいじるだけで、音は意外に変わる。音質の判断も難しい。追求し始めたら、ほんとうに沼に嵌る感じがある。
判断も焦らずに行うほうがいいのだろう。

余談。
うちでは、NETGEAR GS105E による Port-based VLAN と、PPAP middle-end(apu2c4)上での IPアドレス設定によって、2段回のネットワーク分離を行っている。Port-based VLAN の効果は、以前は使ったほうがなんとなくいい感じだったのが、今ではかなり明瞭に効果が分かる。使わないといけない設定になった。

そんな感じで、最近のうちのシステムは以前とは音の出方が変わった。
いい意味で鋭敏で、同時に安定感があるので、ありがたい。

Posted at 23:28 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as: ,

Mar 08, 2026

分離LANケーブルを使ってみる

今回は、下記のサイトで勧められている、分離LANケーブルの話し。

ミヨシ分離LANケーブルの作り方
https://ameblo.jp/docono38/entry-12958346263.html

LANケーブルのシースを剥いて、出てくる4対のツイストペアケーブルの間隔を広げて固定する。こんな説明を読んでもよく分からないだろうが、上記のサイトに分かりやすく書かれている。
44.1の方がノイズの影響を受けやすいので効果の判別もしやすいだろうと考えて、Ras Pi2B への経路に使ってみたのだけど、確かに音の雑味が減り、音色の陰影が深くなる。

つないでいる状況はこんな感じ。

分離LANケーブル

うちで素材に使ったLANケーブルは、何10年も前からあったCAT.5e UTPのケーブルで、古すぎてシースが劣化し自然に裂けていたのを、ちょうどいいや、というので加工してみたものだ。ケーブルのシースには「SUNF PU E132276 (UL) CM 75°C 4PR 24AWG CSA LL64151 PCC/CMG FT4 VERIFIED (UL) CAT .5 ETL VERIFIED TO TIA/EIA 598-A CAT.5 - - - CTA.5E UTP」と書いてある。
メーカーは、SUNF PU らしい。
単線なのかと思うぐらい硬いが、断面を見ると撚線らしい。最近の取り回ししやすい柔らかいケーブルに比べて導線が太いんだろうと思う。

他の場所で使えないかというのはあるけど、上流のサーバーは狭いところに詰め合わせている状態で、ツイストペアケーブルの間隔を開けるのが重要らしいので、スペースの余裕がない場所では使えないのだ。
だから下流サーバーの周辺に使用箇所は限定される。それでも、うちの環境では効果があるようだ。

あんまり沢山書くことはないので、このぐらいで。
DOCONOさん、ありがとうございました。

Posted at 12:43 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:

Feb 23, 2026

Frankfurt Baroque Orchestra の Handel: Trionfo Del Tempo E Della Verita (Il) には変な音がいっぱい

最近、Petit Susie 、Yuho式アクティブアース、あれこれ扱ううちに、ずいぶん音が変わったと思う。
音場が広がり、見えてなかった部分が見えるようになった。
Walter Tilgner の小鳥の定位も、以前より安定している。

結果、384/32 アップサンプリングの音質は、44.1/16 を再び引き離した。
微小な部分での情報量が僅かに違ってくる。
その僅かな違いが、音源によっては音楽の表現に大きな差を産んでしまう。
うちの再生環境では、ハイレゾに意味があるということだ。そして良質なアップサンプリングにも。
高性能なクロックと電源で音源データからDACまで全ての経路を固めるような低ジッター弩級システムなら差が生まれないのかも分からないが、うちはそこまでのことは出来ないので、44.1 は高品質なアップサンプリングで高音質化しようと思う。

と言っても、ロスレス 44.1も相当良くなっている。
普段聴く分には全く支障ないレベルで、前のエントリーでも書いたが、たぶんブラインドで 384 と聴き分けろと言われたら、ちょっと自信がない。聴き慣れた音源なら、分かるかもしれない。それほどのレベルになっている。
だったらアップサンプリングは要らないのではないか、と言われたら、そういう断捨離もありかもしれない(僕はしないが)と評価するぐらいの音は出るようになった。

だから、意外に以前よりも頻繁に 44.1 を使う。
使う理由は、なんとなく、だったりするが。
ちょっと横道にそれるけど、44.1 は 384 よりもデジタルノイズに弱いので、コントローラーとして使うノートPCは無線接続にして、操作するときだけ ncmpcpp を起こすとか LMS にアクセスするとか、ウインドウを閉じないならせめて使わないときはバックグラウンドに回すとか、そうした配慮が音質に直結するようだ。384 にも影響するけど、44.1 ほどではない。

そうこうする中で、今回のタイトルになっている音源の話。
これは、過去にアップした下記エントリーでも触れている。
Lascia la spina
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20191211a.html

過去エントリーのタイトルにした曲、Lascia la spina、ヘンデルが3回、使いまわした名曲だ。
ストリーミング時代になり、いろんな人が歌っているのを聴いたが、個人的にはこの音源のが一番好きだ。他と比較して、かなりゆっくりなテンポで朗々と歌っている。
Youtube に動画としてアップされている。

Claron McFadden - Il Trionfo del Tempo e della Verita (the Triumph of Time and Truth), HWV 46b: Pt. Lll: Aria - Sarabande
https://www.youtube.com/watch?v=rY0uQD3zf7w

一番の問題は、曲名に「Lascia la spina」と入っていないことだ。「Aria - Sarabande」となっている。
上のYoutube動画のタイトルにも入っていない。CDのときからそうなっているのだけど、ストリーミング時代に、こんなでは誰もたどり着けない。検索に引っかからないではないか。なんということだろう。

横道にそれるが、今回も歌詞をグーグルに翻訳させてみよう。
6年以上も経ってるので、さすがグーグルも進歩している。以前より良い訳詞だ。

Lascia la spina, cogli la rosa;
tu vai cercando il tuo dolor.
Canuta brina per mano ascosa,
giungera quando nol crede il cuor.

棘を捨て、バラを摘め。
あなたは自分の痛みを探し求める。
あなたの手に隠された白霜は、
あなたの心が信じられなくなった時にやってくる。

話を戻す。
この曲が収録されている音源、今回のタイトルになってるNAXOSの音源だ。
1998年5月末日、ドイツのエルトヴィレ・アム・ライン市にあるエーベルバッハ修道院でのライブ録音。
トータルで2時間59分、CD3枚組だ。

HANDEL: Trionfo del Tempo e della Verita (Il)
https://www.naxos.com/CatalogueDetail/?id=8.554440-42
https://www.naxos.com/MainSite/BlurbsReviews/?itemcode=8.554440-42&catnum=554440&filetype=AboutThisRecording&language=English

https://www.prestomusic.com/classical/products/7947727--handel-il-trionfo-del-tempo-e-della-verita-hwv46b

このオラトリオの音源には Lascia la spina が2つ収録されている。先に「HWV 46b」のものが、後に「HWV 46a」のものが演奏された。ヘンデルが改作する前と後を比較するという企画だったらしい。
改作前の 46a の方が、現在一般的となっている「Lascia la spina」だ。
46b のは歌詞は同じだが、メロディは全く別の曲だ。こっちの音源データには「Lascia la spina」と曲名が付いている。
コンサート全体としては HWV46b らしく、46a の Lascia la spina は、おまけ扱いなのかもしれない。
先のYoutube動画の説明には「Il Trionfo del Tempo e della Verita (The Triumph of Time and Truth) , HWV 46b: Part lll: Aria - Sarabande (II Trionfo del Tempo e del Disinganno, Rome 1707, HWV 46a/23) , (Piacere) · Claron McFadden」と、ある。

Lascia la spina の話ばかりが続いたけど、まあ、そういうライブ音源で、個人的には好きなタイプの良質な録音だと思ってるのだけど、一般的にはそうは言われない。というのは、余計な音がいろいろ入ってしまっているのだ。CDのパッケージにも断り書きが書いてある。

今回のエントリーは、それらの余計な音を書き出してみようという試みだ。
なんでそんな酔狂をしようと思ったのか。

前述したように、最近、オーディオの出音が変わった。そんなある日、僕はこの音源を聴いていた。
とつぜん、僕の近くの左前方で携帯電話が鳴る。
あれ、家族の携帯が鳴ってるのかな?でもおかしいな、こんな着信音、誰が使ってたっけ。
周りを見回しても、携帯はない。
しばし後に、気付く。音源に入っている音だと。
繰り返し音源再生してみると、たしかに同じ場所で、ピョピョと昔の携帯電話の音がする。だれかがマナーモードにするのを忘れて、コンサートの途中で携帯が鳴ったので慌てて手元に出して止めたのだろう。当時のことだからスマホではなくガラケーも未だ無い筈だ。それが、この音源にはレコードされている。

僕は過去に何回もこの音源を聴いていて、オーディオのチェックにすら使ってきた。そして、今になって初めて、そんな音が収録されていることに気が付いたということだ。
以前は、スピーカーの間で、他の楽音の間で聴こえていた音だった気がする。無意識にピッコロか何かの楽音の一部だと思い込んで、携帯電話の着信音だと気付かなかった(このたび確認したら、ピッコロはいない。管楽器はフルート、バスーン、ホルン、トランペットだ)。
それが、客席の位置、つまり僕のリスニングポイント近傍で鳴るようになったので、気付いたということだ。
気付いてしまえば、楽曲の中で楽器が奏でるフレーズとしては不自然だ。

そんな顛末を経て、僕はこの音源に集録されている雑音を、リスト化したいという気持ちになった。
そんなのおかしいよ、とか言うなかれ。
なにか意味があるに違いない。

と、思ってリッピング音源を効き始めたが、思った以上に、やたらいらない音が多い気がする。もともとそういう音源というイメージだったんだけど、それにしても多い。いつもそういうのを追いかけて聴いてるわけじゃないから気付いてなかったのが多いのだろう。
トラックによっては、やたらと何かがゴソゴソしてるというときもあって、逆にあんまり雑音が感じられないトラックもあり、時間によって差がある。

さて、以下に表にしていく。
CD番号、トラックNo、分秒、どんな音かと、その他メモ。
分秒の後に、大きい音は「L」、小さい音は「S」、簡単に聞こえるのは「E」、聞こえにくいのは「D」を付けている。但し適当でいい加減な評価だ。

cd No. track No. min : sec 聴こえ方 付記
cd1 01 00:05 SD ステージ方向で何かがゴトンという。
LE
00:37〜 01:06〜 etc.
繰り返し、誰かが息継ぎする音が断続的に続く。 これは、他のトラックでも目立つときは目立つようだが、このトラックが一番目立つ。上記の時間以外にもたびたび聞こえる。
02:15頃 SD なにかざわざわする。
05:30 SE 咳。
07:09 SE ステージ方向で何かが、ピシ、ゴトン、という。
02 02:08 SD 息継ぎ?、繰り返しある。 コーラス
「そうまとめ、始まりましたかぁ」という空耳が聞ける。
02:34 頃 LD 携帯電話の呼び出し音。ピョピョピョピョピョピョピョ(?)、とリスニングポイント近く左側で1秒間ぐらい聞こえる。 ピョの回数は正確ではないかもしれない。
04 03:18 LD 息継ぎ? この後にも間欠的にみられる。聞こえにくいが前にもある。
10 03:20前後 SD 何かがゴトゴトいう。
12 00:12 頃 SE 何かぐしゃぐしゃいう音。
13 コーラス
15 00:15以降 LE ごそごそ音
05:24 SD 右方、何かがガシャンという音、その後、ごそごそ
05:42 SD また何かあったような
17 SD 小さな雑音が断続的に聞こえる。
01:36 SE 何かがゴトンという。
20 コーラス
cd2 01 SE 随所に息継ぎあり。
02 コーラス
08 05:04 SE 何かの音がする。
11 01:27 LD コーラスに被るようにバシャ、という。 コーラス
17 00:01 LE 何かがゴトっという。
18 00:04 LE 何ががゴソゴソいう。楽譜をめくるような感じか。
20 00:00〜20 SE 何ががゴソゴソいう。
21 00:19 LE ステージ右奥で何かゴトンという。
05:29 LE
23 SE ごそごそ騒がしい感じが続くトラック。
00:42 LE
24 00:00〜 SE ごそごそ音がする。
25 00:00〜 SE ごそごそ音がする。
01:23 SE ざわざわなにかの音がする。
28 00:00〜 SE ごそごそ音がする。
00:20 LE なにかがパタっという。
29 03:46 SE 曲の終わり、ガターン、という。
30 00:02 LE ガタッという。前トラックからの続きか。
00:22 SE ガタッという。
32 コーラス
cd3 04 SH
00:55 01:22~32
02:02~10 03:22~36
右寄り、ゴオオオ、、と低音が入る。 断続的に続いている感じ。
50~60Hz前後?か。トラックが走るような。何の音なのだろう。
03:01 SH 何かがカラン、、という。
03:27 LE
05 00:25 LE 発声練習?と思われる声が入る。 HWV 46a の Lascia la spina。ふつうはステージ上で発声練習などしないと思うが、本編外の余興という位置付けだとしたら、そういう雰囲気もありかも。
02:43 LE パシャン、と何か異音が入る。
06 00:00~ SE ごそごそ音が続く。
07 00:00~ SE 咳払、ガサガサいうのが続く。
09 01:32 LE 咳?にしては大きいような。何かが落ちたような音。
10 00:16~17 SD なにかガタガタ、その後、ゴソゴソ音がする。
11 SE
00:06 01:25
02:50 04:10 など
随所でゴソゴソ、ガタガタする音が聞き取れる。
03:35 LE 何かが起きたらしくガタタン!という音がする。
13 00:15 SE 何かカサカサ音がする。
00:40 SE 咳?
02:09 SE
02:35 etc.
右方で咳?の音、くりかえし。
14 00:07 SE パタンという音。
00:11〜 SE 咳?、いくつか連続する。
16 00:16 LE ステージ奥?でゴトン!と音がする。
17 SE
00:40 01:28 03:53
05:10 etc.
ステージ方向で何か雑音。
18 00:17〜 SE 暫くごそごそ雑音あり。 コーラス隊が移動する音なのかも。中には声らしきようなのも聞こえる。
04:30〜 LE 咳がいくつか。
19 コーラス
エンディング、Alleluja.

ざっとこんな感じ。
時間の表示は、多少のズレがあるかもしれない。
一般的なライブ録音によくある小さなノイズと判断したケースは記載していないものもけっこう多い。咳は迷ったけど、目立つもの、気になったものは記載したつもり。

まあ、どうなのかな。
ライブ録音ってこんなもんでしょうと、言って言えなくはないかな。
それにしても、やっぱり多い、かな。
しょっちゅうゴソゴソしている雰囲気なので、気に入らない人は気に入らないだろうという気はする。

Lascia la spina (46a) の発声練習だけど、昔は今よりも大きい声量で明瞭に聞こえていた。
今よりも狭い部屋で、CDプレーヤーを使っていた頃、20年以上前は、今の3倍ぐらいの音量で、右側の舞台袖で発声しているかのように聴こえていた。今も右側から聞こえるのは同じだが、音量が小さくなっている。右を向いて発声して反響音が響いている感じだろうか。
再生環境によって、聞こえ方はそれほどまでも変わる。

それぐらい変わっても、同じ音源で楽しむことはできる。オーディオが良くなって、昔よりもオラトリオ全体を音楽として楽しめるようになった。
明瞭に聞こえる雑音は増えた気がする。そこは良し悪しなのか。しかし雑音が明瞭に聞こえない昔のシステムでも、なんとなく演奏会場の雰囲気は聴き取れていた気がする。

今回はこんなところだ。

Posted at 23:32 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:

Jan 18, 2026

Yuho式アクティブアースを使ってみる

前回は、Petit Susie の使用状況について書いた。今回は、一応その続きなのだけど。

うちでは、Petit Susie の効果を維持するには、ときどきコンデンサーに溜まった電荷を放電させないといけない。だから時々、ACアダプターにつながる側の電源プラグを外して電荷を消費させる。
しかし、そんなことをせずに済むなら、それに越したことはないのだ。
それに後述するが、電荷放電処置の影響なのか不明だが、機械の挙動が不安定になることがあった。そういう意味でも気持ち悪い。

そこで12月下旬、クリスマス前から、Yuho式アクティブアースを使ってみることにした。
https://x.com/rabbit_yuho/status/1940676289247301939
https://philm-community.com/rabbit-yuho/user/user-impressions/2025/04/28/30465/

とはいえコンデンサー1pFは27nFに変更し(理由は手元にあったからだ)、GND直前のコンデンサー1個は付けてないので、変法だ。

回路図
アクティブアース

まずは、PPAP Back-End に使っている銅板仮想アースに追加してみた。
apu2 のRS-232C端子のGNDにクリップでつなぐ。
電源には Petit Susie を付けたままで、Back-End の音が劣化するのをアクティブアースで防げるかどうか、試してみる。

装着した直後の音は、しっかりした感触で好印象だ。
アクティブアース自体の効き方もあるかもしれない。
音が見えてくるような印象。派手さはないけど基礎がしっかりするような感じがある。
悪くないと思ったので、もう1つ作って、もう1台のPPAP Back-End、Ras Pi 2B にも付けてみる。
こっちも悪くない。同様の効果が感じられる。

仕組みについて考えてみる。
一般的なオーディオコンポーネントで、GNDの安定維持に働いているのは電源だ。
ただ、そうした電源は音を出すのに働いている。
音は電圧変動だ。
どうしたってノイズ源でGNDを乱す。
正確な音声信号を出力しながら、GND電位を乱さず安定を確保する力も強いことが、良質な電源の条件だろう。
それはデジタル機器でも変わらない。
ジッターが音に大きな悪影響を及ぼすデジタルオーディオでは、良質な電源は必須だ。

さて、しかし、GNDを乱す電源と、GNDを安定させる電源が同じというのは、考えてみたら、ちょっとおかしい、のではないか。
しかしじゃあ、GNDを安定させる電源というのは、どこでどういう姿をしていたら良いのか。想像がつくだろうか。

1つの答えが製品のアクティブアースだ。アースの基準値となる高精度な電圧をCPUを使って計算して生成するという。その基準信号を極めて低いインピーダンスでオーディオコンポーネントのGNDに送り込む。なんだかすごい。
但し非常に高価だ。
Telos Audio Design JP
https://telos-audio.jp/index.html

21日、追記。こういうのもあった。最近発売になったらしい。特許取得しているということだが、説明を読んでもよく分からない。タンクが電荷の供給と吸収を行うことでGNDを安定させるという。
Telosよりは安いのか。
電源は要らないらしい。しかし電荷を供給するというけど。構造が気になる。
ZERO Volt Control Tank
https://kryna.jp/products/accessories/zero-volt-control-tank/

もう1つの答えが、今回のYuho式アクティブアースだ。
電池の安定した電位がGNDの変動を抑え込むということだ。
どうしてそうなるのか分からないけど、これが効いてくれたら助かる。なにしろ安価で手軽にやれる。そして、やってみたら手応えがある。

そして時間経過に連れて、音は変化するかどうか様子を見た。
PPAP Back-End 以外の場所の Petit Susie は、音を出す前に電荷を放電することにした。他を同じ条件にしておかないと比べられない。

3、4日目で、やや緩い感触が出てきた、ような、気がする。
しかしホンマかいな?と思うぐらい、評価に自信がない。音色のグラデーションは存外綺麗だ。やはり気のせいか。
こっちの体調によっても音は変わる。もっと時間をかけないといけない。
と、思っているうちに、ふとテスターでアクティブアースの電圧を測ってみたら、おかしい。
電池のレベルではDC3Vあるのに、コンデンサー直前では0Vなのだ。コンデンサーに電荷は溜められてるかというと、テスターで確かめると電圧の数値が一瞬、放電で上がるので、多少は溜められているらしい。

結局これは、ハンダ付けの不手際で端子周囲が溶けて導通の不良が起きていたのが原因だった。
その後、工作手順を変更し対応。上に挙げた写真は、実は最終形態のものだ。

いろいろばたばたして、試験運用も最初からだ。
どこまで何がどう効いていたのか分からない。
ちゃんと接続できて電圧も安定し、音は前より良くなった、かな、たぶん。プラセボかもしれんが。

そうこうしていたら、Daphile が不調になった。再起動が途中で止まる。USBメモリが壊れた。
再インストールだ。全部、設定し直しだ。
なにかとめんどい。
USBメモリにインストールしていると、こういうことが珍しくないので、今回はPC内蔵のHDDを予め初期化してインストールした(初期化には Fedora のインストーラーを使った)。うちではPC本体へのインストールは初めてだ。どんな違いがあるだろうか。取り敢えず長持ちしてほしい。
いつものようにDeezerで音が出ない。
いろいろ対策を試みたが、結局はやはり決定打はない。
flacのエンコードでエラーになっているのだけど、なにしろ原因が分からない。暫く待てば治る。

Daphile がそんな調子で、一方、mpdサーバーの方も安定しないことがあった。
電源アダプターの電圧が何故か上がらなくなって、Tiny Core Linux が起動しても落ちてしまう。つまりバッテリーも空になってるのだ。アダプターを買い替えないといけないかと思ったんだけど、時間経過で何時の間にか治っていた。
なぜ治ったか不明。

ともにPetit Susie をつないで時々放電していたサーバーだ。
そういう意味で、気持ち悪い。
放電処理はしないほうが良いのかな。それが原因という根拠は無いのだけど。
でもまあ、それで始めたものは仕方ないので、様子見ながら続けるのだけど。

この時点で、それでもオーディオの音は良い。安定している。

さて、年が明けて、音はなおも安定しているようだ。
劣化を感じない。音像はきれいで、音場にもさり気ない広がりと柔らかさがあり硬さや窮屈さを生じない。
安定感があるのが有り難い。いつ鳴らしても期待した音質が得られる。

銅板を使った仮想アースを使い始めたのが、気が付けばもう5年以上前になる。
音質の変動を減らしたいという気持ちだったが、限界があって、数日に1回の頻度で着脱しリセットしないと効果を維持できない。Petit Susie も効果があるが、やはり付けっぱなしだと徐々に副作用が効果を上回るので、コンデンサーを放電する。
Yuho式アクティブアースは、GND周りのそうした音質の悪化を防ぐ効果があるようだ。

Ras Pi B2 で伝送する44.1kHz音源の方も、いい音で鳴る。384kHzと比べても、殆ど遜色ない。
ブラインドでの区別は、たぶん出来ない。
聴き慣れた音源によってはギリギリ出来るかもしれない。細かいところを比べたら差異はあるように思う。音のキレ、グラデーション、深さは384の方が僅かに上回る。44.1の方がややありふれた音に聞こえるようだ。

2台の PPAP Back-End で試用を始めて、あれこれあったが10日が過ぎて三が日も終わるので、アクティブアースを増やすことにした。
Petit Susie を使っているサーバーとスイッチングハブの Petit Susie に追加する。ついでに、PPAP middle-End にPetit Susie をアクティブアース付きで戻すことにした。 ここに使う方が、特に44.1は音が良くなる筈。

アクティブアースは計7台。Petit Susie はなんやかんやで7台なので数は同じだが、使っている場所が違っていたりオーディオ関係以外に付いていたりで、まだ増える余地がある。
本当はPR-500MI(ONU)や、AtermWG1600HP3(AP)などにも使ってみたかったんだけど、GNDにつながる場所がない。分解も出来ないし、NECの機械はガードが硬いのだろうか。
Petit Susie の放電は止める。止めて良好な音を維持できるかどうかだ。

この時点の音は、凄みが増した。
見通しが良いのと安定感が増している。音色が鮮明になる。音に質量がある。ケチらずに多数付けるのがいいのかもしれない。LANターミネーターとかもそうだったが、物量が物を言うところがある。それだけノイズ源の影響があるということだろう。

この状態で1月半ばまで様子を見よう。
と、思ってたが、1日経ってなんだか音が鈍いような気がする。
Back-End の apu2 に近付くと、微かにキィーンと音がする。
Petit Susie が鳴いているのかと思ったが、そうではなくて、apu2 の筐体内で何かが鳴いているようだ。こんなことは今まで無かった。いつから鳴いているのだろう。確認したら MIddle-End からも音がする。
コンデンサーやコイルが何かの拍子に共振するということはあるらしい。

鳴きっぱなしにはしておけない。apu2 から Petit Susie を外したら鳴きは治まった。
アクティブアースはつなぐ。
音は、なんだかすっきりした。凄みはないけど、いい音だと思う。、、案外、このほうがいいのかな。自然な感じがする。

しかし、なんだかいろいろあって、いろいろ分からなくなった。今回はいろいろありすぎる。
他のサーバーやスイッチングハブでは、鳴きは聞こえない。しかし、僕の耳には聞こえない音で鳴いている可能性はあるのかな、、、こういうのは現時点では様子みるより仕方ない。
外した Petit Susie は、上流のスイッチングハブとロスレスmpdサーバーに移動した。
この状態で1月半ばまで様子を見よう。

さて、ぼんやり日にちがすぎるのを待つのも何なので、アクティブアースをテレビに付けてみた。
ブラインドでは分からないだろうけど、画面がきれいになった気がする。

下流サーバーにつながるスイッチングハブの Petit Susie を外してみる。アクティブアースはちょっと細工してLAN端子縁のGNDにつなぐ。音はエネルギー感が下がって地味になる。Petit Susie があるほうが音楽として訴求性が高い音になる。しかし音源によっては、ないほうがリアリティが若干高まるような気がする。
これは、どちらがいいのか即断できない。
まあ、今は試用期間だし、もう暫くは付けた状態でやっていくのだけど、今後は検討が必要だ。

1月半ば、安定している。音がいい。
なんやかやでアクティブアースはあちこちに10個以上になった。
ここまで良好な音質を維持して安定してオーディオを聴けるようになったのは久しぶりな気がする。
そういうわけで、試用期間は終了し、継続使用していく。

末筆ながら、Yuhoさん、ありがとうございます。

Dec 24, 2025

Petit Susie を使ってみる

11月以降、アップサンプリングの音の課題について考えている。
44.1kHz(ロスレス)の改善に比較して、384kHzへのアップサンプリングは改善が少ない。これはもう少し何とかできないだろうか、ということだ。

まず、アップサンプリングするということ自体の課題。
うちではmpd + libsamplerate で音源のアップサンプリングを行っている。
mpdサーバーに大きい負荷をかけるのは、ノイズ、歪を増やすことになる。負荷自体は減らせないとして、ノイズをどうやって減らすか。

ふと思いついて、mpdサーバーのACアダプターを外してみた。
うちのmpdサーバーはノートPCなので、バッテリー駆動に切り替わる。
そうなると、音の方も僅かだがクリアに、清浄になる。
この手法はアップサンプリング用のサーバーでしか使えない。アップサンプリングしない方のmpdサーバーは古いので、バッテリーがへたっていて、できない。
問題は、うっかりしたらバッテリー切れでmpdサーバーが落ちることだ。もちろん音も不安定になったかな、と思ったら切れてしまう。僕のような人間には不向きだと判明した。

上流サーバー周りで取り敢えず出来るノイズ対策で、一般的なACコンセント用のノイズフィルターを使ってみた。サンワサプライのTAP-AD2Nというもので1個千円しない。
これをmpdサーバーに使う。ついでにNASにも付けてみる。
音は、劇的に変わるというのではないが、使わないよりも使うほうがいいような気がする。どうだろう。

次にアップサンプリングされた音源を、どうやって鳴らすか。
経験的には、44.1はノイズに敏感で、384はノイズに耐性があると思う。しかし、だからといってノイズが多い環境で384を使っていては、本来のポテンシャルは発揮できない。ノイズが減ったら、384の音も良くなっている。
更にノイズを減らしたら、どこまで良くなるだろうか。44.1との差異はどうなるだろうか。
まずは、PPAP Back-End、Middle-Endへの対策ということになるか。

PPAP Back-End、apu2d4に、FX-AUDIO Petit Susie Solid State をつないでみた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DLG4JJZK

DC電源からのノイズを減らしたいということだ。
ちなみに、Petit Susieの入力プラグ(メス)は、外径 5.5mm / 内径 2.1mm、出力プラグ(オス)は外径 5.5mm / 内径 2.1mm/2.5mm両対応。
apu2の電源プラグは、外径 5.5mm / 内径 2.1mm。
Petit Susie をapu2の電源アダプターにつなぐのにサイズ変換プラグが要る。
ちなみに電源アダプターはスイッチサイエンスで売られている2千円強の一般的なものだ。

音は、より細やかで滲みが少なく、軽やかになる。そして演奏のニュアンスがより明瞭になる。
外すとやや滲む感じになるのだけど、なんというか、音に独特の湿り、艶っぽさが乗る。HiFiからやや離れるが、これはこれでいいのではないか、というような魅力がある。
しかしHiFiを目指すなら、Petit Susieがあるほうがいいと思った。

この時点では、NASの音の方がストリーミングよりも凄みがある。演奏の機微の再生が勝っている。
LMSサーバー(Daphile)は、11月半ばにWiFi接続を止めて有線LAN接続にした。
なんとか置き場は確保した。NASをつないでいるスイッチングハブにつないでいる。
ストリーミングの音は若干改善したと思う。LMSサーバー移動に伴うNASの音の変化は聴き取れない。

Middle-EndにもPetit Susieを使ってみる。
Middle-Endは44.1の経路にも噛んでいるので、これが、更に良くなる。
384も良くなっている気がするけど、いよいよ甲乙が決めにくくなる。微小な音のグラデーションは384の方に分がある。情報量はある。しかし44.1と比べて僅差だ。44.1のほうが訴求性が高いというのか、熱い音だ。384はクールで比較的穏やかに鳴る(あれ、前回エントリーの時から逆転したのかな)。

ここで、NASとストリーミングの優劣の判断が難しくなってきた。
音色の違いはあるが、これも説明しにくい。クオリティは同等だと思った。

ところが、だ。
数日、1週間、と経過するうちに、どうも旗色がおかしくなってくる。
なんだか音が重いのだ。粘りっ気があるというのか。Petit Susieを使い始めた当初に見られた美点が、感じられなくなった。べたっと空気の壁に張り付いたかのように聞こえる。
Back-EndからPetit Susieを外してみたら、音がクリアに軽くなった。以前から聞き慣れた音。
どういうことだろう、と考えるうちに、以前に仮想アースの自作を試みたときの音の変化に近いのではないかと気付いた。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20200107a.htm

以前の試みとPetit Susie共に、GNDにコンデンサーが繋がっているところが類似している。
最初は良いように思っても、時間の経過と共に改善効果が薄れてしまうところも同じだ。
というか現在、apu2に使っている銅板の仮想アースも、時間が経つと音が曇るので、時々外してやって調整している。コンデンサー付きのものより扱いやすいというだけだ。

当時の検討では、GNDの変化が時間経過と共にDACやアンプの挙動に影響するのではないかと判断した。Back-EndはUSBを通じてこれらに繋がっているのだ。
Back-Endのほうは、残念ながら当面は使用中止だ。
Middle-EndでのPetit Susie使用は継続する。

そして、暫く経って、どうもまだ何か、僅かに曇りがある。
Middle-Endも、Petit Susieを外す。曇りが取れる。これは、どうしたものかね。
ここで、Petit Susie除去に伴う44.1の音の変化を確認していないのに気付く。
まあ、仕方ない。Petit Susieを戻しても、変化の確認が出来るようになるには日数がかかる。取り敢えず外すのは確定だ。

ともあれ、こういう経緯でMiddle-End、Back-EndでのPetit Susie使用を終了した。デジタル信号伝送の下流のサーバーでは使いにくい。時間が経つと、悪影響が出てくる。それにしても、単純にDACのGNDにつながってるから影響するというのでは説明出来ない。何なのだろう。

そういうわけでせっかく入手したPetit Susieなのに、使わないでは勿体ない。上流のサーバーではどうだろうか。

mpdアップサンプリングサーバーの Probook 450 G9 にPetit Susie Solid State をつないでみる。
電源プラグは、外径 4.5mm / 内径 3.0mm。
珍しい変換ケーブルが必要なので、Amazonで頼んでも2週間ほどかかる。
つないでみて、多少は、いいのかな。
少し見通しが良くなったような気がする。ACアダプターを外した時ぐらいの効果は、あるのかな。

Daphileサーバー、Probook 430 G5 にもつないでみる。これも電源プラグは、外径 4.5mm / 内径 3.0mm。
音は、あんまり変わらんかな、どうかな、まあ、呪いとして付けておくかな、、。

さらに、NAS(hs-264、hs-210)にもつないでみる。これらは、ネット上を調べても電源プラグの情報が出て来ない。電源アダプターにも書いてない。取説は、箱を引っ張り出すのが面倒だ。
実際につないでみて、外径 5.5mm / 内径 2.1mm と確認した。これなら変換プラグはいらない。
あと、敢えて高価なものでなくてもいいかもしれんと考え、安価な方の「Petit Susie」にした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0848W4JZF

しかし、これらは、効いてるんじゃないかな。
音色が美しい。美しいのは、もしかしたらPetit Susieのコンデンサーやコイルの性格が出ているのかもしれない。
しかしそれ以上に、音が見えやすくなった。クリアで精緻な音だ。
これはノイズが減った効果があるからだと思う。しかし、矛盾するようだが、音像が溶け合う傾向があるような気がする。音源によっては、定位の仕方が以前と違うような気がする。音場が深くなったのか。どうなんだろうかな。小鳥はちゃんと定位するから様子見だ。

問題は、日にちが経つに連れて弊害が出てくるかどうかだ。
暫く経過を見る。
ロスレス伝送用のmpdサーバー、EliteBook 820G2の電源プラグは外径 7.4mm 内径 5.0mm。手持ちの変換プラグではつなげない。 プラグが届くのにも時間がかかる。改善効果の変遷を確認した後になるかもしれない。

そうこうするうちに、音が途切れることが。
途切れるのは困る。
1週間ほど過ぎて、12月半ば、450 G9(mpdサーバー)から Petit Susie を外してみる。
音色がクリアになる。
430 G5(Daphileサーバー)からも外す。外したほうが、いいかな。
NASもなんとなく音が鈍いので外した。
どうも、やはり、時間が経つと副作用のほうが大きくなる。

ここで、Petit Susie のコンデンサーに溜まった電荷を放電させて(Petit Susie にはそういうことに使えるビスが付いている。放電させたら小さな火花が出る)、サーバーに戻すと、いいような気がする。
気がするんだが、どうなんかなあ。
どうやら、コンデンサーに溜まる電荷は、ときに放電してやらないといけないようだ。いったい何が溜まってるんだろう。

しかし、なんだな、放電したらリカバーできるんだったら、PPAP Back-Endに使うのもありなのか。
そういう思い付きのもと、Back-End に戻した。
悪くない。やはり、使ったら使ったで効果がある。

しかし、管理をどうするかな。
ゼムクリップとかで放電したら火花が出る。
なんとなく物騒だ。
あと、サーバーの置き場所によっては放電させるのが面倒だ。正直、Back-End以外はやや面倒な場所にある。
疑問なのは、サーバーに通電したままコンデンサーの放電をしても良いのかどうか。そんなことをしたら急激に電圧が変動してサーバーの動作に支障があるかもしれないし、下手したら壊れやしないかな。分からないけど、だったら電源を落としてからコンデンサー放電をしないといけないだろう。

Middle-End は再起動後にsshからコマンドを打ってやらないといけないのと、プラグ着脱が面倒な場所にある。
新しいmpdサーバーと Daphile はノートPCで、電源管理は簡単(電源プラグを抜くとバッテリー駆動に切り替わるので、オンオフは気にしなくて良い)だが、これも置き場の問題がある。
古い方のmpdサーバーはもともと不具合があって、電源を落としての再起動に際しては機体を引っ張り出してやらないといけないので結構な手間だ。
QNAPのNASのオンオフは、ウェブブラウザからアクセスしてシャットダウンしないといけない。シャットダウンにも起動にも、数分以上の時間がかかる。待たないといけない。しかしまあ、待つだけといえば待つだけで、他の手間はないんだけど。

管理上、気安くできるのは、PPAP Back-End。手軽にアクセスできる場所に設置しているし、電源のオンオフ、つまり電源プラグの着脱だけで他にすることがない。Petit Susie の給電側のプラグを抜けば、それだけでコンデンサーの電荷はapu2で消費されるので、放電したのと同じ状態になる(ほんとかなあ、、、)。
同様の手法で対応できるのは、新しいmpdサーバーと Daphile のノートPCということになる。置き場の問題があるだけだ。
ちなみに電荷が放電し切るまで、apu2は10秒ぐらい。ノートPCは1〜2分以上かかる。バッテリーを積んでるからだろうか。手作業でテスターで測ってるので正確ではない。
これら3台ぐらいなら、この手法でやれるかな、、、

で、やってみたら、実際、音が良くなるようだ。
しかし、そうしょっちゅうか定期的にか、電源プラグを外してというのもなあ、、、忘れること多そうだな。
GNDにアクティブに作用する仮想アースが製品化されている。そういうのを使えば良いんだろうか。しかし1台20万円近くするのでおいそれとは手を出しにくい。

スイッチングハブに Petit Susie を使ったら、どんな効果が得られるだろうか。
もしかしたら、サーバーに使うよりも効果があるかもしれない。そしてサーバーのときのような副作用がなければ有り難い。

うちのネットワークではNETGEARのハブをあちこちで使っている。
確認したらプラグは外径 5.5mm / 内径 2.1mm なので、Petit Susie はそのまま使える。
いくつか使ってみたら、なかなかいい感じだ。
というか、そうとういい。サーバーに使うより、いいみたい。

本当はPR-500MI(ONU)や、AtermWG1600HP3(AP)にも使ってみたかったんだけど、プラグ径が、調べても分からない。
どうもNECの製品はACアダプターのプラグが特殊仕様で汎用品が使えないのが多いらしい。
つなげないなら仕方がない。
APがつながっているNETGEARのハブに使ったら、Amazon Fire TV Stick(WiFiでつながっている)の画質が良くなったように見える。輪郭が鮮明な感じ、色合いや動きが明瞭な感じ。これはちょっと意外だったが、考えてみたらオーディオの音が変わるのだから、映像でもそういう効き方があってもおかしくない。

さて、ここまで来て、当初のアップサンプリング音源の音質がどうなるかというところから随分と離れてきている。
44.1の音の方は、どうも Middle-End の Petit Susie を外したら、384に差を付けられたようで、なんだかちょっとゆるい。そもそもmpdサーバーの方も、384は Petit Susie を使っているので有利なのだ。
ハンデがある比較では、しても意味がない。

というわけで、現在進行形な話で、まだ結論はない。まあ、焦らずやっていこうと思う。

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Nov 09, 2025

デジタルオーディオはいろいろ変わっていく

今回は、最近のオーディオシステムの音の変化について。
最近のエントリーに、デジタル信号の違いに鋭敏になってきている気がすると書いた。もうちょっと見えてきた内実を記録しておく。

mpdのデジタルボリュームに因る音の劣化に敏感になったみたいだというのは、前回に書いた。
アンプのボリュームを使うほうが良いというだけではなく、どうも、M500(DAC)でもDAC本体のデジタルボリュームを使うほうが良いようだ。以前はmpdのボリュームと差異が感じられなかったが、今はM500のボリュームを使うほうが良い気がする。
どういうことだろうね。

昨今の一般的なネットワークオーディオは、タブレットからWiFi経由でコントロールするのが主流だと思う。
うちはそうではない。LMSのコントローラーとしてウェブブラウザや、mpdクライアントのncmpcppを日常使用に使っているノートPC上で動かしている。
これが、音を出しているときにはウィンドウを閉じたりバックグラウンドに回したりして、カーソルやマウス、キーボードの操作に影響されないようにしたほうが、音が良く安定感があり音色が澄んで聴こえるようになった。
同時に有線LANを外して、WiFi接続にしたほうが良いような気がする。これはおそらく、ノートPCの電圧の変動が有線LANケーブルを通じてLANネットワークに影響するのを防ぐことが出来るからだと思う。
以前から、こういったことが多少は音に影響しているのかな、と思うことはあったが、明らかではなかった。
それがどうやら、配慮したほうが良さそうだということになってきている。
わずかで微妙な差異なのだけど、放任できなくなってきている。
更に、以前なら普段使いのPCでYoutube動画を流したりしていても、そう影響ないなと思っていたのだけど、最近はどうも少し音が曇る。いろいろ日常的なPCの使用に影響が出てきている、というか、そういうセッティングになってるということなのだろうけど。

実際のところ、オーディオのコントローラーと普段使うPCは、分けたくない。
タブレットの操作は嫌いだし、PCを増やすとなると置き場の問題がある。如何にノイズを抑えるかを考えないといけない。

NASとストリーミング(LMS)の比較だと、現在はNASの方が優れた音が出ている。
LMSサーバーのWiFi接続を止めて、以前の場所に有線接続するのも考えるのだけど、置き場の工面が難しい。それに、LMSサーバーの場所を戻したら、NASの音質への影響もあると思われるので、良いかどうかはやってみないと分からない。

かなり大きな変化がある。libsamplerateで384/32にアップサンプリングした音と、44.1/32でCDとビットパーフェクトの音、以前は明らかにアップサンプリングしたほうが良かった。
それが今は、どちらがいい音なのかと問われたときに、答えに窮するぐらい、44.1/32の音が改善している。
そして逆に、384/32にアップサンプリングした音は、どこか冴えない気がする。以前ほどには良くない気がする。以前はあった美点が薄れて透明度が低い感じ、どこか曇りがある気がする。
細かい比較試聴は出来ていない。
大雑把な印象で整理できていないので、焦らず時間をかけて聴かないといけない。
それに、そもそもmpdサーバーが違うし、Back-Endも違うので、これも考慮して検討、試行しないといけない。あと、44.1系と48系という違いがある。これも比較するなら揃えないといけない。
今の音を比較するには、以前のような単純なやり方では済まないだろうという予感がする。

デジタル信号の変化やノイズに鋭敏に反応するということは、デジタルデータをより正確にDA変換しているということなのかもしれない。だから、44.1/32のほうが384/32よりも改善の恩恵が大きいのかもしれない。44.1の方がデータが粗い分、DA変換の正確性への要求度が高いと思われるからだ。
もう一つの可能性として、アップサンプリングを行うmpdサーバーへの負荷がジッターとして音に作用している可能性がある。以前は大きな影響としては現れなかったのが、今の鋭敏な環境だと明瞭になるのかもしれない。
ほんとかな。

ここまで色々書いてきているけど、音源によって印象が違うこともある。mpdのボリュームでもいいじゃないかと思ったり。
やはり、じっくり時間をとって聴き比べないと、間違える。

そういうわけで、とりあえず、mpdサーバーとBack-Endを統一して聴き比べてみた。
mpdサーバーはメインシステムのProBook 450G9。libsamplerateのBestの設定で384kHzへのアップサンプリングが出来る機械ということだと、これに決まってしまう。
Back-Endもメインシステムで、apu2d4。
Back-Endに384、44.1、どちらの信号も受けることが出来るよう設定して、USB出力をRME ADI-2 DACに送る。
mpdサーバーの.mpdconfを切り替えることで、伝送するデジタルデータを変えて比較する。

ここで問題が生じる。
PPAPというオーディオ伝送方式は、ハードウェアに依存する部分が大きい。どう依存するかというと、44.1は100Base-Tが必要で、384は1000Base-Tのほうが良さそうという、そういう感じなのだ。

450G9のLAN経路をスイッチングハブで100Base-Tに設定し、apu2のLANにDMJ-100BTを介在させることで、44.1はなんとかギリギリ安定して伝送する。
これで384が通るか?と思ったけど、なんとか鳴った。昔は100Base-Tだと鳴らなかった。LANのノイズが少なくなると伝送が安定するのかもしれない。
そういう状況で音を出すと、どうも384も44.1も、ともに本領発揮しない感じ。
44.1は機体自体が100Base-Tで動くRas Pi2Bと、古い機械である820G2の組み合わせのほうが生き生きと鳴るような気がする。
384はやはり、1000Base-Tで流したほうが、余裕があるような気がする。100Base-Tだと音が硬くて窮屈な気がする。
Ras Pi2Bと450G9で組ませてみると、これもどうもなんだかしっくりこない。伝送もいまいち安定しないし、雑味が強くなる。

そういうわけで、単純に機械を固定して比較することは、あんまり意味が無さそうなのだ。
普段の使用に際しては、アップサンプリングは850G9とapu2、44.1は820G2とRas Pi2Bで鳴らすことにした。本領発揮できる音で使い分けるほうがいい。
そうした音を聴いて比べると、以前よりもずっと僅差になった。
情報量だけ比べたら384のほうが優位なのだけど、44.1のほうが明瞭で歌心が感じられ、こちらのほうが良いという人も少なくないだろう。

しかし、1年前に試聴したときは、明らかにアップサンプリングのほうが良いという結論だった。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20240830a.htm

上記の過去エントリーによると、Ras Pi2Bと820G2の組み合わせで44.1から384まで音が出ていたようだ。
当時はLANの伝送速度について意識していない。
当時のシステムは多分、下記エントリーの配置。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20240715a.htm
なんで問題なく44.1が鳴ったのか考えてみたら、当時はRas pi2BへのLANの経路に100Base-TのスイッチングハブであるFX-08miniを使っていた。恐らくはこれが、44.1を伝送するのにうまく働いてくれたのだろう。

このときは簡単なテストのようなつもりで、主力機の方は使っていない。たまたま偶然、当時は問題なく鳴ったので試聴ができたようなんだけど、820G2ではmpdを最良の設定で動かすことができない。たしか、Bestの設定で鳴らせるのは192までだったと思う。Mediumならたしか、768kHzでも使えた気がする。
この際なので、このときの機械で比較試聴してみる。
同時に、384kHzと、352.8kHzの比較もする。以前は44.1と300台に明確な差があったので、384と352.8を比べることに大きな意味を感じなかったんだけど、今は聴いてみないと分からない。44.1と352.8の音は近いかもしれない。

ちょっと問題がある。
Ras Pi2B(piCore 14.1)ではncatコマンドを2つ同時に走らせることができない。理由は不明。だからサンプリング周波数を変えるたびに、Back-Endの設定を書き変えて再起動しないといけない。試聴の環境としては良くないが、仕方ない。
そういうわけで、設定を切り替え再起動しながらの試聴だ。
なお、mpdサーバーから44.1は100Base-Tで出力し300台は1000Base-Tで出力している。現在のLANでは、そうしないと安定しないからだ。
音源はDeezerのflac音源を使用した。

352.8kHzは、ときどきプチッとノイズが入る。音自体は、悪くはないのだけど何かすっきりしない。384kHzは、352.8よりも、たおやかな感じの音色。やはりプチノイズがたまにある。あまりアップサンプリング再生の環境が良いとは言えないのだろう。
44.1kHz、しっかりした音色で鳴る。意外にも352.8よりもいいような気がする。情報量はやや少ないけど補って余りある安定感がある。安定感というのは音の実体感だ。音のニュアンスに説得力がある。44.1はやや音量が大きいかのように聞こえる。
この結果は何だろう。
384と352.8のギャップは説明しにくい。使いたいと思えるのは、384と44.1ということになる。なぜ352.8がいまひとつ良くないのか分からない。もしかしたら、mpdサーバーである820G2のクロックの性格に因るのだろうか。アップサンプリングに際して、384のほうに何かが有利に働くのだろうか。想像、雑感の域を出ない。
384も44.1より優れていると言いにくい。音数は多いようだけど、それがオーディオ的な心地よさに結び付いていない感じがする。

しかしこれが、850G9とapu2で384を鳴らすと、音色に説得力が宿る。44.1よりも優位性があるように思えるのだけど、前述したが、44.1のほうが好みだという人がいてもおかしくないと思う。384はどこか素っ気ない感じがする。
352.8も聴いてみた。ブラインドでは聴き分けにくいと思うが、384よりメリハリがあるような気がする。しかし384の方が階調が深い。352.8は、820G2の時ほどではないけど、何故か粗さを感じる。なんとなくジッターの影響を思わせる感触だ。根拠は薄弱で理由は不明だ。
384の陰影の深さと44.1の実体感、両方が得られたら良いのだろうけど。

ともあれ、以前のように明確にアップサンプリングしたほうが良いとは、言えなくなった。
それぐらいロスレス音源の再生音は良くなっている。

僕は昔から、ノイズやジッターが多い環境では、良質なアップサンプリングで処理した音源のほうが有利ではないかと言っていた。
今回の結果と、昨年の結果を比較検討すれば、それはそれで、正しいのだと思う。
正しいのだとしても、では良質な環境ではハイレゾに意味がないということに、なるだろうか。それは後日に譲るとして、アップサンプリングデータの再生環境について、考えたほうが良いかもしれない。本領発揮は出来ていないのではないかという気がする。

ここで、突然だが、そもそもは上流サーバーをUPSにつないだことが現在の懸案の要因だということに立ち返る。
NASをUPSにつなぐのは致し方ない。
しかし、mpdサーバー(Tiny Core OSで電源ラインでオフ可)やスイッチングハブをつなぐ必要性はない。

ということで、UPSからそれらを外し、電源経路を分ける。
複数の音源や設定を変えての音質評価はこれからだけど、明らかに音がスッキリした。384、かなり本領を発揮している。
NASは、このままでいいのかな、仕方ないかな。
下流サーバーはUPSを外したら音が悪くなるのが、やはりこうなると謎だ。
44.1との比較。
384は音楽の色が増して、44.1のほうが地味になった。これも意外。まさか逆転するとは。
44.1は、静かになった。前のほうが派手で良かったという人もいるかもしれない。しかし、落ち着いたかな。音が大きく聴こえていたのが、なくなった。細かいニュアンスが出るようになった気がする。
情報量は、かなり僅差。しかし音の間の空間の情報に差が出る。そういうデリケートな表現に384の優位性が出る。そう、こういうところが聴こえるようでないと、384にする意味はない。

それにしても、384と44.1、両方とも良くなった感じ。
そして、ブラインドでは、かなり区別が難しいレベルになったと思う。

LANmuteだけど、抜け防止ピンをカットしてみた。
うちではやはり、切ったほうがいい感じだ。僅かだが荒れみが減る。
LANポートによっては、抜け防止ピンをカットしたらコネクタがポートから抜けて留まらなくなることがあるので、いらないLANケーブルのピンを切って挿しても抜けずに使えるかをポートごとに確かめないといけない。これは要注意なので記載しておく。

あと、アップサンプリングしないハイレゾ音源を聴いて比較する必要がある。まだできてない。

こうなってくると、以前はなんでノイズの影響が少なかったのかということも気になる。
ノイズが多い環境では、相対的にノイズの影響を受けにくいということはあるかもしれない。1年前のノイズが多かったであろう環境でも、そこそこの音が鳴っていたのは不思議だ。いや、アップサンプリングしかいい音に聞こえなかったという意味でも、それはいい音ではなかった、足りなかったのだろうかなあ。
それは今の音を聴いて思う。
簡単にそういうこと言っては誤るんだけど。
1年前の記憶との比較だから、曖昧になるのも仕方がないところがある。

Oct 15, 2025

オーディオ状況報告(2025.10.15.)

さて、現在のシステムはこんな感じ。

システム構成図

構成図で変わったのは、LMSサーバーが Fedora (Mac mini 2010) から、Daphile (x86-64 Note PC) に戻って、有線からWiFi接続に変更になった。WiFiになったことで音質への影響があったかと言えば、少なくとも悪化はないようだ。

あと、サーバー用のUPSが増えたこと。下流のサーバーには以前から使っていて、音質上も必要な機械だが、上流のサーバーへの影響は、どうなのかなあ。あんまりいい変化ではなかった。いずれにしても、あるとないとでは大きく音が違った。
クオリティを取り戻すために、かないまる氏考案のLANオープンピン、LANターミネーターを大量導入することになり、更に LANmute (TOP WING) も購入し、結果的に、以前より改善することになったように思う。雨降って地固まる、だ。
それにしても、UPSで悪化したものが、LANの空き端子への対策で挽回できるというのは、どういうことなんだろう。
デジタルオーディオというのは謎ばかりだ。

ここで思い付く。
LANの空き端子(RJ-45ポート)のピンが浮いていたら振動してデジタル信号に悪さするのなら、AC電源の空きコンセントはどうなんだろう。あれも一種のバネだから、空いていないほうが音が良いのではないか。
上流サーバーをまとめている電源プラグはコーナータップを4連にしていたので、整理して3連にして、空きコンセントを無しにした。
音は、プラセボなのかどうなのか分からないけど、前よりいい感じかな。ほんとかな。

でもね、本当はAC電源経路も、プラグなんか使わずにケーブルをハンダ付けしてしまう方が音は良くなるだろうと思うのだ。流石にやらないけど。

構成図の中でちょっと変わったのが、古い方のmpdサーバーで820G2。

以前はサンプリング周波数の設定を固定していなかった。
テスト用という位置付けの機械で、今でもそういう役割はあるのだけど、これを普段は基本的に44.1/32に固定した。
アップサンプリング無しだ。
32bitの設定なのは、16のままだと受け付けないDACがあるからだ。ここは変えてもビットパーフェクトで伝送される。

こうしたことの理由は、まずDVDドライブからCDを聴くのに、アップサンプリング設定が掛かっていると音が飛ぶことが分かったから。データを取り込み処理するのが間に合わないのだと思われる。これは、うちの2台のmpdサーバーどちらでも同じだった。つまり、新旧性能は関係が無さそうだ。
もうひとつの理由は、MQAを聴くのにビットパーフェクト出力が必要だから。
そういうわけで、所謂ロスレスで固定することにした。テストで必要な時には以前のように設定を書き換えて使う。

ロスレスの音はどうか、というと、侮れない音がする。
以前は、SRCのアップサンプリングと比べたら聴き劣りすると思っていたけど、今や、案外そうでもない。底上げされたんじゃないかと思う。

LANの経路図はこんな感じ。
空き端子への対策も書き込んである。

LAN構成図

最初はオープンピンばかりだったが、自作ターミネーターにほとんどが駆逐され、自作ターミネーターは6箇所がLANmuteに置き換えられた。
それぞれに音の傾向があり、使用する数が偏り過ぎたら音にも偏りが生じる印象がある。たぶん、全てLANmuteに置き換えたら、LANmuteの傾向が聴こえるのではないかと思う。
かないまる氏は副作用はないと書かれていたが、僕の印象は、想像以上に固有の傾向があるというものだ。使ったほうが圧倒的に良いけど、音の傾向には注意して、もしも必要なら対策を打つ必要が生じるかもしれない。同じタイプばかり使わず複数のタイプを混在させるとか、いっそSFPを使った接続にするとか。

LANmuteだけど、抜け防止ピンをカットしたら音がどう変わるかというのも気になるところ。今のところ切っていない。
自作使用を通じての経験だと、カットしたほうが音が良くなる。しかし、製品の改造はちょっと勇気が要る。11月までは新規購入が出来ないし。そのうち気が向いたら切ってみるかもしれない。

しかし、なんだか音が落ち着いているので、当面は現状から大きく弄ることはないような気がする。のんびりやる。

Posted at 20:13 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as: ,

Oct 05, 2025

Spotifyに付いて少しと、もう終わるかと思ってもまだ続くLANポート周辺

9月、Spotifyがロスレスになった。
しかし、現状は限定的だ。
うちのシステム、Daphile(Lyrion Music Server)のSpotifyプラグインは、ロスレス対応していない。
というか、Spotifyのほうでロスレス配信先を限定しているのかな。
以下引用。

https://support.spotify.com/jp/article/lossless-audio-quality/

ロスレス音質
対象:プレミアムプラン

(中略)

対応デバイス
9.0.58以降のモバイルアプリ
1.2.67以降のデスクトップアプリ
他社製の一部のデバイス

(中略)

ロスレスで聴けない場合、以下のような原因が考えられます。

お使いのデバイスがロスレスに対応していない
音質設定がロスレスに設定されていない
インターネット接続が弱い
ロスレスで再生できないコンテンツである

(以下略)

ということで、DaphileへのSpotifyの配信は今のところ、320kbpsのmp3音質となる。
まあ、仕方ない。

うちのオーディオ機材でSpotifyをロスレスで再生できるのはWiiM Miniだ。
2LレーベルなどのMQA音源も、ボリュームを100%にしておけばMQAとして伝送される。

LANについては、これで一段落と思っていたら、タイムリーというのか、トップウイングからRJ-45空きポート用の対策グッズが販売になった。
https://www.phileweb.com/news/audio/202509/22/26879.html
トップウイング、空きLAN端子に付けるノイズ混入防止アクセサリー「LANmute」 - PHILE WEB
https://www.youtube.com/watch?v=TOgMESc-FZ4
LANmute、DC Au Cable、Silent Fidelity SFP対策版 | 土方久明のオーディオ最先端 第39回 - YouTube

3個で8千8百円。1個で3千円を切る。
これは、安い。僕ならそんな値段で売らない。25個ちまちま作った自分としては労働に見合わない。3千円はありがたい値付けで、しかもシールド付きだ。
しかし3✕8で24個購入したら7万円程にもなる。お金が余るほどある人なら全然痛くないだろうけど、うちでは全てを自作ターミネーターと置き換えるというのはきついな。
そうは言うものの、少しは購入して、挿し替えて聴き比べてみたい。そのうちだ。
といいつつ、本家サイトで買おうとしたら既に11月まで入荷しないという。仕方ないのでアマゾンの逸品館で2セット注文した。

LANmute、6個来たので、下流サーバーの5個と、経路の途中のハブの1個を自作LANターミネーターと交換してみる。

いや、LANmuteのほうがいいような。
音がいい意味で軽くなる。
考えてみたら、うちの自作ターミネーターはパテ詰めして固めて重いので、音も重く固めになるきらいがあるのかもしれない。LANmuteは小さい形状で振動を拾いにくい気がするし、工作の精度かシールド効果か、自作使用時より更に雑味が減って見通しが良くなる。

LANmute、もう少し追加しようかな。スペアがあっても邪魔にはならんし、今のままでも良いけど追加したら更に良くなるかもしれんし。
物事は落ち着いて取り組まないと禄なことにはならんよな。
しかし追加は入手しよう。

今、確認したら、Amazonの逸品館も11月まで入荷が来ないようだ。まあ、たぶん買う人多いわな。

RJ-45ポートは振動の問題に加えてアンテナとして動作する作用もあると、トップウイングでは解説されている。
やはりSFPポートのほうがオーディオ用途には優れているということらしい。
うちではどうするか。
全てをSFP系で接続すると費用が馬鹿にならない。
あちこちに使っているスイッチングハブを減らして、空きポートを減らさないといいけない。

そういうわけで、試しに減らせそうなハブを一つ外してみたら、音が弱くなる。生命感が落ちる。伝送経路をシンプルにしてみようとLANケーブルの接続場所を変えたら、音が僅かに濁る。
なにしろ、一筋縄にはいかない。
空きポート対策をここまで打っても、ケーブルの接続場所で音が変わる。そして、現状がベストかどうかも不明なままだ。

ハブはノイズ源であると同時に、信号を強化する装置でもある。
SFPのほうが、そういう機械の特性に因る心配は少ないのかな。どうなんだろうね。
ハブは少ないに越したことはないのだろう。
空きポートが少ないほうが対策するに良いし、SFPへの移行もしやすい。あれこれ試行錯誤する要素が少ないほうが、圧倒的に楽な筈だ。

しかし、現状、減らすのは簡単ではない。
クオリティを維持しながらというのでは、あまりにも手がかかる。
今からやるなら、結果はどうなるか考えず交換して、そこから再構築する気でやる、という感じになるかと。
ちょっとしたギャンブルだし、手間やコストがかかりすぎる気がするので、SFPについては当面は様子を見ることにした。

さて、ここにきて、うちのシステムには運用上の問題が生じている。

というのは、うちでは今まで、音量調整はmpdのデジタルボリュームで行っていた。
デジタルボリュームを100%にしたら、音が大きくなりすぎるからアンプのボリュームをかなり絞らないといけない。
アンプのボリュームを絞ると、若干だが音が曇るような感触があり、それに比べたら、アンプのボリュームを上げてデジタル出力を下げたほうが音が良いと感じて、そうしてきた。デジタルボリュームを絞って音の変化が無いかと言われたら僅かな違いはあると感じたが、それでもアンプのボリュームを絞るのに比べたら変化が少なかった。
一般的には、ビット落ちとかビットパーフェクトとかの問題があってデジタルボリューム100%がいいと言うが、うちではlibsamplerateで384/32にアップサンプリングするので44.1/16のデータにデジタルボリュームを使うのとは様相が違ってくる。だからデジタルボリューム優位なのかな、と思っていた。検証したことはないけど。

それが、どうやら逆転した。
デジタル出力を100%にして、アンプのボリュームを絞ったほうが、良くなったみたいなのだ。

これは、どう考えたらいいのか。
うちのシステムは、デジタル信号の違いに以前より鋭敏に反応するようになった、ということではあるのだろう。実際、音源の音質差に因る再生音の違いは以前よりも大きく感じる。同じように、デジタルボリュームを絞った音と100%にした音でも聴感上の差異が以前よりも大きく感じられる。音楽の生命感の差異、僅かな濁りの差異として現れる。
原因は、以前はジッターによって隠されていたデジタルボリュームの弊害が、聴き取れる形で現れた、ということだろうか。どうなんだろう。

それにしても、アナログボリュームを絞ったときの弊害は、どこにいったのか。
これで思い当たるのは、最近は以前よりも再生音の音量が大きいこと。ついつい、大きくして聴いてしまっているのだ。つまり、アナログボリュームを絞る弊害が、いつのまにか以前よりも少なくなっている可能性がある。それぐらいしか、思い付かない。

しかし、差異は少ないと言えば少ない、かな。
無視してもいいかな。
もしもデジタルボリューム100%に固定するとしたら、Brooklyn Ampの運用が困難になる。ボリューム調整を担う機器が必要になる。SM-SX100のRCAライン出力を使うことが出来るかもしれないが、Brooklyn AmpのRCA入力は、若干弱い。XLRで使いたい。SM-SX100にとっては荷物だろうし。
まあ、SM-SX100はデジタル100%固定でアンプのボリュームを使って、Brooklyn Ampにはデジタルボリュームを使うというのもありなのか。

そんなこんなで、いろいろ収まりがつかないが、引き続きあれこれやっていく。

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Sep 22, 2025

オープンピンとターミネーターとWiFi AP

まだLANとターミネーターの話が続く。
この分野は今まで手を付けてなかったのが悔やまれるぐらい音の変化が大きい。

今回は、NAS音源とストリーミング音源の比較の話だ。
以下、LANの経路を表にしてみる。信号の流れは左から右へ。

NAS
QNAP HS-264
ターミネーター使用
スイッチングハブ
Buffalo LSW4-GT-8NS
パテ詰めオープンピン x4 使用
スイッチングハブ
NETGEAR GS108v4
パテ詰めオープンピン x2 使用
ストリーミングサーバー
hp ProBook 430 G5
Daphile
ターミネーター使用
Wi-Fi AP
Aterm WG1600HP3
オープンピン x4 使用
スイッチングハブ
NETGEAR GS108v4
パテ詰めオープンピン x2 使用

ターミネーターは全てパテ詰めしている。
HS-264にはもともと2つのLAN端子があり1つだけ使っている。ストリーミングサーバーはWiFiで繫いでいるので有線LAN端子は空いている。そういうわけで、両方にターミネーターを挿している。

さて、工程上の都合で間に合わなくて、DaphileのアクセスポイントになっているAtermWG1600HP3に挿しているオープンピンは、パテなしのオープンピンになっていた。
これを替えたら、Daphileの音がどう変わるかということだ。

まず、パテなしのオープンピンを挿した状態で聴いてみる。

ひとつめの音源は、ブーレーズの木こり王子。
トラック1のピッキング音は、NASのほうが、Daphileよりも明瞭に鳴る。しかしDaphileのほうが、全体的には音色が溶け合うような甘く優しい雰囲気がある。ピッキング音は消えているわけではなく、むしろNASの音のほうが硬い印象。

次の音源は、Royal Concertgebouw Orchestraの、Debussy, Dutilleux & Ravel (Live) のトラック11、Ravel: La Valse, M. 72: I. Mouvement de valse viennoise。
冒頭、低音の音程が聴き取れるかなんだけど、これはNASとDaphile、同等だ。全体の音色はDaphileのほうがいいような気がする。やはりNASのほうが硬い。

3つ目、Walter Tilgnerの小鳥。
ともに正中上だが、最初数秒はやや右寄り、そこから正中に移動する。全体的な音場はDaphileのほうが広い。

WG1600HP3のパテなしオープンピンを外してみる。

木こり王子は、なんとなく静かになる。良い意味ではなく、音の主張がない。ピッキング音はNASと同等。オーケストラの音はやや硬い。
Ravel: La Valse、低域の音程がゆるくなる。全体的なオーケストラの再生音も、やや混濁気味というか締まらない。音色が溶け合って心地良いというのとは違って音の濁りとして感じられる。
Walter Tilgnerの小鳥自体は、NASと区別がつきにくい。しかし全体的に生命感に欠ける。

WG1600HP3にパテ詰めオープンピンを挿す。

木こり王子、静かに始まるが存在感はある。ピッキング音は、若干、他の音に埋もれがちに聴こえる。しかし消えているわけではなく、オーケストラとしての音はNASよりも心地よく聴こえる。
Ravel: La Valse、低音の音程が戻る。オーケストラも音色が溶け合って心地良い。溶け合うが混濁しない。
Walter Tilgnerの小鳥、小鳥自体はNASと区別がつきにくいが、音場はDaphileのほうが広い。パテなしオープンピンを使っているときよりも奥行きがある。
全体的にいい音だと思う。

こういった結果だった。
音が良い順番に、Daphile(パテ詰めオープンピン使用時)、Daphile(パテなしオープンピン使用)、NAS 、Daphile(オープンピンなし)。

WiFi APの状況によってNAS音源の音も変化があったかもしれないのだけど、そこの比較まではしていない。
とりあえず、オーディオデータが通るWiFi APに空いているLAN端子があったら、そこへの対策は軽々しく考えないほうがいいということが分かる。

以前は、NASのほうがストリーミング音源よりも音が良かった。
いつ頃までそうだったっけと確認してみたら、今年2月末頃までだ。当時、LMSサーバーがつながっていたスイッチングハブ(LSW4-GT-8NS)に銅メッシュによるノイズ対策を打つことで、ストリーミング音源の明確な音質向上があった。その結果、NASよりストリーミングのほうが音が良くなったのだ。
そして5月頃に、そのスイッチングハブにNASを持ってくることで、NAS音源の音質に改善が得られてNASとストリーミングの差はほぼ無くなっていた。

それが再び、ストリーミングのほうが良くなった。
LMSサーバーが、LSW4-GT-8NSの許から、WiFi APであるWG1600HP3の処に移動することによって。
差異が少ないなら気にしないが、無視し難い程の差異があるので、なんとかしないといけない。

しかし、なんでこんな差があるのかね。
LSW4-GT-8NSの問題なのかな。
ここで、このハブの筐体の上に振動対策のつもりで石のボードやら本やらを載せたままになっているのに気付いた。
ストリーミング音源の経路には、これがない。
これが悪いのかな。
石のボードを外してみたら、NASの音に生命感が戻ってきた。
石をハブの下に敷く。こっちの方が良さそうだ。ストリーミングと比較して、ほぼ同等じゃないかな。

次に何が出来るか。
ターミネーターを増やしてみる。
上の表に出ているオープンピン12個を、ターミネーターに変えてみる。
順次、替えていって評価するつもりだったけど、とりあえず面倒になったので全部入れ替えた。

音は良くなってる。
結果、ストリーミングのほうが、音の抜けがいい?ような気がする。
NASのLANケーブルを変えてみる。といってもオーディオ用ではない一般的なものだ。長過ぎて巻いているケーブルを適切な長さに変えるとか、細かいところを変えていく。シースが硬くないケーブルのほうが良いような気がする。
若干、NASの音は改善した。
それでもストリーミングの音の方がやや雑味が少ないような気がするが、、、音がおとなしいだけなのかな。どうなんだろう。

さて、ここで、DaphileはNASをマウント出来ることに思い至る。
mpdサーバーにマウントするのと、どちらがいいのだろう。
しかし、音声データの伝送経路が、NAS、有線LAN、AP、WiFi、Daphile、WiFi、AP、有線LAN、MPDサーバーと、不必要?に長くなる。それに、NASに積んでいるデータ量が多すぎるとDaphileへの負担が大きい。
やってみないと良いか悪いか、分からない。
やってみたら、音の違いは分からない。
これは4年前、Daphileを使い始めた頃にも聴き比べたことがあって、当時もほとんど区別がつかないという結論だった。たぶん、今の方が区別できない。

NASをDaphileにマウントしてみたら、Deezerの音が出なくなった。
Deezerの音が出なくなる理由はいつも不明なんだけど、今回はNASのマウントを外して暫くしたら出るようになった。NASマウントの負担が大きいのかどうかはわからない。

ともあれ、DaphileからNASをアンマウントした状態で、Deezerの音は穏やかに聴こえる。
その一方で、NASからmpdに送る音は強く聴こえる。
どちらが良質かは、判断が難しい。
好みの問題レベルかもしれないが、弦を弾く音やパーカッションの音は、NASの鳴り方の方が好ましく感じる。Deezerの音は僅かだが弱々しく聴こえる。優しい音ではあるのだけど。NASのほうは全体的に刺激的な傾向がある。

Deezerの音声データの経路になるAterm WG1600HP3は、LANポートからコネクタを弾き出す力が強いので、養生テープを貼ってLANターミネーターを固定している。
このテープを取ってみたらどうなるだろう。
Deezerの音は、強くなった。
NASの音との差異が分からなくなった。
さあ、どうしようか。
ともあれターミネーターは、このままでは何時抜けて床とかに転がるか分からない。

WG1600HP3のターミネーターを、抜け防止ピン付きに挿し替えてみる(ONUに使っている2本と合わせて6本がピン付きということになる)。
意外に、音の変化は少なく、区別がつかない。
抜け防止ピンの有無は、パテ詰めターミネーターの場合、パテなしのとき程には影響しないのかもしれない。

しかし、どうしようか。
養生テープは、ターミネーターの振動を抑えてなのかどうなのか、音に影響を与えているようだ。
無駄な振動を排除するためにテープを貼るべきなのか。
しかし逆に、テープの物理特性が音に影響を与えている可能性もある。

音を聴いて、暫し考えた末、当面は抜け防止ピン付きのターミネーターを採用し養生テープ無しでいくことにした。

数えてみたら、なんやかんやで25本、LANターミネーターを作ったことになる。200本の抵抗をハンダ付けした。最後の頃には始めた頃よりも手際が良くなったと思うが、それでも結構な作業だった。もう、そうそうたびたびはしたくないと思う。

terminators
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Sep 15, 2025

LANターミネーター自作にあたり注意喚起

あんまりないことだと思うけど注意喚起。
LANターミネーターを自作中、問題がある端子に気付いた。

failedPin

矢印が刺している場所、左から2番目の青いケーブルがあるところ、LANコネクタの金属接点(名称が分からん。コンタクトピンとかコンタクトブレードとかいうらしい?)が欠損しているのが分かるだろうか。
他のケーブルの先には金属接点があるが、左から2番目にはない。
接点がないということは、たぶんターミネーターとして機能しない。

なんで気付いたか、今となっては覚えていない。たぶん、ふと見て気付いたのだ。
何10個か残っているLANコネクタが入っている袋の中を探してみたが、外れた接点は見つからなかった。
多分、何年も前に、出荷された時点で欠損していたのだろうと思う。

幸い、既に作成済みの他のターミネーターやオープンピンには、こういうのはなかった。
自作キットの大量のコネクタの中にこういう初期不良品が紛れ込んでいる可能性があるということなので、作る前に目視でも確認しておくほうが無難だと思った。

以上、注意喚起まで。

Posted at 16:38 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as: , ,

Sep 07, 2025

更にオープンピンやターミネーターなどについて

前々回のエントリーから、かないまる氏提案のオープンピンとターミネーター、まだ続く。
http://kanaimaru.sakura.ne.jp/NWA840/005.htm

ちょっと問題がある音源が出てきた。
The Who / Quadrophenia の、The Rockという曲。
曲開始の数秒後に金属箔の鳩の群れが飛び立つような音像イメージがあるんだけど、飛ばない。曲の最後に雷が鳴るのだけど、これが上空に広がらない。
Walter Tilgnerの音源の小鳥は問題ない。
長岡鉄男の自衛隊もなんとかF4は飛ぶ。
だけど、Quadropheniaは、どうも上下が出ないのだ。手が回ってないだけで、他にも影響が出ている音源はあるかも知れない。

前々回のエントリーでは、オープンピンに付いている抜け防止ピンを切除していなかった。
かないまる氏は切除を推奨している。
これがないと、手に持った時にどっちが上か先か、分かりにくいんだよね。
しかし、そうも言ってはいられない。切ったら変わるだろうか。

PPAP Back-Endに刺している2つのオープンピンで切ってみる。なんとなくだが悪くない。
25ピン全て切ってみる。ついでにONUのターミネーターのも切る。
Quadrophenia、鳩はわずかに飛ぶかな、雷もわずかに上がる。しかし、以前に比べたらまだまだ足りない。
音色は、残っていた滲みが取れたような音になった。
すっきりして写実的。やや地味なようにも思う。テンション、立ち上がりが弱いのかな。若干、音量が下がったかのように感じる。
いろいろ聴いていくと、決して悪くはない気はするんだけど。
思い返すと抜け防止ピンが付いていたときの音は立ち上がりが明瞭でくっきりしていたが、テンションが強すぎたかな。

実際のところ、いろんな音源が、すごくいい感じで鳴るような。
いろいろ聴くうち、地味とかあまり思わなくなった。
しかし Quadrophenia、どうしてやろうか。

さて、抜け防止ピンを切ってみて気付いたが、LAN端子はケーブルが外れる方向にテンションがかかるようになっているらしい。つまり、抜け防止ピンがなかったら、留まってくれずに外れる場合が出てきた。
ONUのPR-500MI、LAN端子にターミネーターを挿しても押し出されて抜ける。飛び出してくる。
これは想定外だった。
気付いて抜け防止ピンを切らずに1本だけ残ったターミネーターをONUに刺しておく。空き端子がひとつ、できてしまった。

そういうことで気になるのは、だったら他の端子でも抜けやすくなっているかも知れない。
抜けたり緩んだりするのをチェックしないといけないんだろうか。音も変わるかもしれない。これは当面、様子見だ。

さて、そういうわけで、ターミネーターを作る。
実は、材料は既に届いている。さすがに25本は作らないと思うが。
出来た1本をONUに挿す。これでONUの空き端子は埋めた。

ターミネーターは、1本作るのに1時間ほどもかかる。いや、これは久しぶりに作ったが、やはり大変だ。
作る手順を考え直したほうが良いだろう。
今までは、端子にケーブルを付けてから、ケーブルに抵抗をハンダ付けしていた。
考えてみたら、ケーブルに抵抗をハンダ付けしてから、端子にケーブルを付ける工程を踏んだほうが、ずっと楽なはずだ。なんで今まで思い付かなかったんだろう。

それはともかく、新しく作ったターミネーター2本をPPAP Back-Endに挿してみる。
パテ詰めオープンピンと交換だ。
一気に音のテンションが上がる。
Tilgnerの小鳥が中央から右に寄る。
1個、オープンピンに戻してみたら、やや落ち着いた。2個戻すと、いよいよ落ち着く。

両者の違いは、ターミネイトしているかどうか以外には、パテを詰めているかどうかと、抜け防止のピンが付いているかどうかだ。
ターミネーターから抜け防止ピンを切り取って、挿してみた。
いや、違うものだな、、、音は落ち着いた。小鳥の定位も中央のままだ。

しかしこうなると、パテ詰めオープンピンとの区別がつきにくい。
いや、音場が広い、かな。
Walter Tilgner の小鳥の音源CDの6トラック目、鴉とキツツキと小鳥のコラボがあるのだけど、広がってる気がする。
7トラック目、雷が上の方まで行ってるかな。でも、奥行きは、浅いかな。どうなんだろう。
オープンピンを使って以降、少し音場が狭くなった?と感じていた。それを取り戻している気がする。しかしどうかな、あんまり変わらんな。

ブーレーズの木こり王子のピッキング音は、抜け防止ピンがあるよりは、ない方がいい。ない方が濁りがなくきれいに聴こえる。
かないまる氏が言ったとおり、あったら音の品位は下がるようだ。

こうなると、機器間を繋いでいるLANケーブルはどうなんだろうという気持ちが生じてくるが、これはちょっと抜け防止ピンを切り取る気になれない。そのままで様子をみる。
LANケーブルといえばテレガートナーのLAN端子がいいと言われている。全体的に堅牢そうな造りだけど、抜け防止ピンが振動しにくい構造になっているのも良いのかもしれない。

さて、PPAP Back-Endとその近傍のスイッチングハブ1台、合計5つの空き端子でピンをあれこれやってみた結果は、ターミネーター(抜け防止ピン付き)よりも、パテ埋めオープンピンとターミネーター(抜け防止ピン無し)の方が良くて、後者2つは区別がつきにくい。
うちでは、電気的なこともあるのだろうけど、それより物理振動対策の方が改善作用が大きそうだ。

ONUに挿していたターミネーターは抜け防止ピン付きなので、比較したら良くないはずだ。
パテ埋めオープンピンに替えて養生テープで固定した。
これで抜けないかと思ったが、テープが剥がれた。プラグを押し出す力のほうが相当強いようだ。
ここは、抜け防止ピン付きのターミネーターで対応することにした。もともとそれでも効果はあったのだし。
あと無線LANルーター2台は、ONUほどではないけど抜けやすそうなことが分かった。これは養生テープを貼って対策した。

ここまでの経緯から、空きLAN端子以外にも物理的振動への対策をすることにした。
まずは、PPAP Back-Endとハブの筐体の上に本を数冊積んでみた。オーディオ初心者向けの古典的な振動対策だ。
なんとなくいい感じだ。

あちこちのスイッチングハブの上に、今更だけど、文庫本を積んでいく。
これがいい感じに効いてくる。Walter Tilgner音源の1トラック目の小鳥はより高く、3トラック目でバタバタ騒いでいる鳥の動く範囲が以前よりも広がった。音場が広がっている。そういう変化があるとは。
だけど、どことなく「本」だなあという音だ。パルプなイメージというか、柔らかい。ぺたっとした感じというか。悪くはないんだけど、質素で控えめで穏やか、主張が少ない音だ。古民家だと邪魔にならずに似合いそうだ。

そういうわけで、ハブやサーバーの振動対策として、薄手のゴムシートに石材系のボードをウェイトにして組み合わせてみることにした。Amazonで手頃な御影石平板15mm厚を入手。これを0.5mm厚のゴムシート片6つを介して、サーバーやスイッチングハブに乗せていった。
広がった音場は維持しているようだ。
音色はどうなったかというと、石っぽい音になった。まあ、当たり前か。
楽器だとそこまでじゃないけど、ボーカルがかなりつらい。やはり硬いのだ。
ここで、PPAP Back-Endとその近傍スイッチングハブに挿していたターミネーター(抜け防止ピン無し)5本を、パテ詰めオープンピンに替えてみると、ボーカルの柔らかさが戻ってきた。しかし、それだけでいいのか感がある音だ。

どうも、塩梅の調整が難しい。
本ばっかりにしても駄目だし、石ばっかりにしても駄目だ。
まあ、もともとオーディオってそういうもんだ。

さてここで、あれしたりこれしたりで目まぐるしいが、ターミネーターにエポキシパテを詰めてみた。

puttyTerminator

前述のPPAP Back-Endとその近傍スイッチングハブ、5本のパテ詰めオープンピンを、パテ詰めターミネーターに替えてみた。
いや、ターミネーター、化けた。
色合い、バランスが良い。ボーカルもすごく自然になった。
音の透過性、ダイナミズムが数段階アップしたような鳴り方をする。音楽そのものの表情が見える気がする。音楽のエネルギー自体が自己主張してくるような再生音だ。
評価には時間を掛けないといけないけど、これなら半年の迷走が報われる感じかな。
しかし、状況的には未だに迷走中なんだけどな。

とりあえず、少しずつパテ詰めターミネーターは増やしていくつもりだ。
手間がかかるのですぐには増えないが。

Quadrophenia の雷は、多少は上に昇っている。以前に比べたら半分ぐらいだけど。
他の音源で、以前は上方に音場があったのが、以前ほどには上がらないと感じるケースが他にいくつか出てきた。どうしたら直るのかこうなってくると分からないけど、まあ、ぼちぼちやっていこう。

Aug 31, 2025

Mac mini が起動しなくなったのでDaphileを戻した

さて、上流サーバー周りの調整が一段落して(実はまだ続いているのだけど)、ようやくLMSサーバーの再構築だ。

7月末、Lyrion Music Server (LMS) のサーバーとして使っていたMac mini 2010が起動しなくなった。
機械が起動しなくなったというのではなく、Fedora OSが起動しない。エラーで起動プロセスが止まるのだ。
何がどう壊れたのか明確ではないのだけど、Mac OS DVD-ROMからの起動も受け付けない。これはrEFItをインストールしたことが何か関係しているかもしれない。
USBからの起動も受け付けないので、使える起動ディスクがないということになる。
所謂、文鎮だ。現状お手上げだ。

そういうわけで、新しいLMSサーバーを調達しないといけなくなった。
ノートPCが1台余っているが、それを使うとしたらMac miniを置いていたところには入らない。いっそミニPC導入とも考えたけど、ふと、WiFiでつなげば置き場は他にあるということに気付いた。とりあえず、その方向でやってみることにする。

といいながら、時間は過ぎていった。
オーディオ以外のことで気忙しかったというのもあったし、上流サーバーの音質確認と調整が優先したというのもある。かないまる氏のオープンピンによって、この案件がかなりの進展を見て、納得出来る音質に到達したので、ようやくこちらにも手を掛けられる。

最初はノートPCのFedoraにLMSサーバーをインストールしようとしたんだけど、うまくいかなかった。
音が出るまでは問題なく出来たんだけど、インターフェイスの表示が上手くいかず、どこで設定したらいいのかすら見付けられず再設定がどうしてもできない。本当ならそんなに困らずに設定できるはずだけど、たぶん、インストールに際して何か間違えたのだと思う。最低限の利便性が確保できなかった。
アンインストールの仕方も分からない。
Fedoraからクリーンインストールするしかないのか。

そういうわけで、Daphileだ。
daphile-25.05-x86_64-rt.iso をダウンロードしてUSBメモリに焼いて、ノートPCに挿して起動。
有線LANで日常使いのノートのウェブブラウザからアクセス。
https:// IPアドレスだとつながらない。http:// IPアドレスでつながる。
刺したままにしているUSBメモリに、Daphileをインストール。
細々と設定と、Deezer、Spotify、UPnP関係のプラグインをインストール。いらなげなプラグインはアンインストール。

さて、うちでは以前からよくあることだが、Deezerから音が出ない。
LMSからmpdへの伝送が上手くいかなくなるのだ(それでもSpotifyからは音が出る)。
Deezerのサーバーにウェブブラウザからアクセスし、Deezerアカウントに接続されているデバイスを確認する。使っていないのにスマホとタブレットが接続している。これらの登録を削除(どうせ滅多なことでは使わないのだからアンインストールした。スマホとタブレットはSpotifyに任せる)。
それでも鳴らない。
Deezerプラグインの再設定。
効かない。
Daphileの設定を見直す。
Settings > Power > CPU frequency が800kHz、だったかな。かなり低い数値だった。処理能力が足りないんじゃないかと思ったので、2.200 GHzにアップする。
これで鳴った。
なるほど、こういうとこも関係してるのか。何か手を加えて音が出る結果を得たのは初めてな気がする。普段はなぜ音が戻ったのか分からない。
さて、音が出たら出たで、なんか冴えないと思ったら、flac音源のはずがmp3で鳴っている。
これはDeezerプラグインの設定ミス。QualityがMP3 320Kbpsになっていたので、CD (FLAC)に直したら解決した。
flacの音は悪くない。充分に普段のオーディオリスニングに耐える音だ。
しかし、mp3の音ってこんなに悪かったかな。
Settings > Advanced Media Server Settings > Player > Audio > LAME Quality Level が「9 Poor Quality, but fast」になっていたので、これを上げる。「0 Highest Quality, but very slow」に設定しても問題なく動くようだ。音は良くなったが若干硬いかな。4とか5あたりの設定でもそこそこの音質で聴けるようだ。こっちのほうがもしかしたらいいかもしれない。

別に、Daphileだったらいけない理由はほとんどない。
インターフェイスの壁紙が気に入らないことぐらいだ。壁紙なしにしたらスッキリしていていい感じだが、背景を白色にしたら文字が白いので読めなくなる場所があるので黒で使うことになる。やっぱり、なんか気に入らんなあ。
http:// IPアドレス:9000 で、LMSサーバー画面表示にアクセス出来る。こっちのほうが個人的には見やすくて好みだ。

他いくつか。
デフォルトでアラームクロックがONになっているのでOFFにした。使わなくても外せないようだ。LMSサーバー画面表示だと、なぜか見えなくなる。
UPnP/DLNA bridge の設定で、Select binary は、x86_64-static。Send LMS metadata to player は、cover artをNo(これはncmpcpp向けの設定)。

DaphileをインストールしたノートPCの設置場所は、以前にNASを置いていた場所にした。
コンポの近くで、PPAP Middle-Endと電源タップを共有している。まあ、いいか、である。

今回、LMSサーバーを無線接続にしたのは、置き場がない以外にもう一つ理由がある。
オーディオ関係のサーバー群から離れたところに設置してみる、という発想だ。
というのも、今年に入ってからのネットワーク周りの落ち着かなさは、そもそもはオーディオ関係のサーバーをなるべく近いところにまとめようとしたところから始まった。近付けたほうが伝送環境が良くなるだろう、との考えからだった。
しかし多分、結果的には、ノイズやジッターの影響を凝縮する方向に作用したのだろう。

以前は、各サーバーが家庭内LANのあちこちに散らばった状態で、それなりに納得できる音が出ていた。
オーディオ関係のサーバーを近付けてまとめて設置したら、音が大きく変動し始めた。
こんなに変わるのかと驚くばかりだった。
以前のように、サーバー間が遠く離れた設置のほうが、実は音質の変動が少なくなり安定するのではないか。

そんなことを考えた。
そうは言っても、LMSサーバーだけ遠くに離したからといって、なにか結果が出るわけでもない。
他のサーバーを今更、あちこちに散らばるように配置しようとしたって、簡単に出来るものでもない。

とりあえず、悪くないような気がするので、いいか、という感じ。
デジタルはあまりにも音が変わるので、最近はそれなりにちゃんとした音で聴けたら御の字じゃないかな、というような心持ちで、以前ほどは拘らなくなっているような気がする。

デジタル再生は、高品位なアナログをリファレンスにしないと、再生音が妥当かどうかを判断することが出来ない。
というのは、デジタル再生の音質がある程度以上のレベルになると、ノイズの影響を耳で聴いて測り判断することが出来なくなる。想像以上に再生音に影響を与えているにも関わらず、音の「劣化」として聴こえてこない。
ジッターやノイズの影響が大きいと、所謂20世紀的な言い方で言うところの「デジタルっぽい音」となる。聴感上、明らかな劣化である。そうした劣化が解消された音は、かなり高水準で耳あたりがよく聴こえる。そうなると、実際には解消しきれていないノイズの影響を「音を良くする」というアプローチでは解消できない。
つまり、これが正確なのだというリファレンスと比較することでしか、正しいのか間違っているのかが分からなくなる。
正確なリファレンスって何か。
高品位なアナログによる再生音ということになるのではないか。
あるいは録音スタジオでのデジタル音源の再生音か。

だから、より精密にオーディオ再生を追求したい人がアナログに回帰するのが分かるような気がしてきた。
アナログはアナログなりに取り扱いに注意が要るが、デジタルよりは外因の影響を聴き取りやすく、正確な再生に近付きやすいのではないだろうか。
いや、アナログをやらない自分が、こんなことを言うのは軽率かもしれない。小鳥の位置がスピーカーの外側から正中に変わるとか、そういったデジタル再生で起きるようなことが、例えばシェルのリード線を変えたらアナログでも起きるとか、そういうことがあるのだろうか。

その一方で、最近はWiiM miniのような機械でもそこそこ正確な再生が出来るということもある。
やはりWiiM miniをリファレンスにすべきか。小鳥も正中で鳴くし。

僕はどうしても精密な再生を追求したいというわけではないので、アナログを再開する気は、当面はない。
自分のペースでやっていくつもりだ。
しかしなあ、、、デジタルだけというのは、ある意味割り切ったということにはなる。
少々座りが悪い感じだけど、それも仕方がないだろうな、と言いつつやっていくしかないかもしれない。
それなりに聴いたら気持ちいい音が鳴ってくれているから、そんなことを言っていられるのだろう。

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Aug 24, 2025

上流サーバーとネットワークの音質の調整(LAN端子にオープンピンを使ってみた)8月26日追記

最近は、2つの案件があった。
1つは、LMSサーバーとして使っていたMac mini 2010が文鎮化した。これはまだ手が付いていないので、そのうち別エントリーで。
もう1つが上流サーバー周りの調整だ。これには時間がかかった。

上流サーバー周りの調整ということだけど、これも7月末からの経過になる。
BY50Sに上流サーバーを繋いだ。
自作ACノイズフィルター2個を追加使用している。

AC Filter

これは、考えてみたら今まで詳細を書いてなかったんだけど、詳細なんてないような簡素なものだ。ホームセンターで売っているACプラグにケーブルの代わりに0.47μFのキャパシタを繋いだだけのものである。
一応、下記のエントリーに参考にしたサイトなどをメモしているが、参考にしてこれなのかという意味で、申し訳ない感じである。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20170705a.htm

一応、早々だけど追記する。
AC100Vにコンデンサーをかますのはリスクを伴うので自己責任で行うことになる。250VAC以上の耐圧が必要だ。

最初は音の感触が太すぎた。
ある意味、聴きやすくはあるのだけど、音の訴求性が以前に比べて著しく低い。ほっといていい音、という感じで鳴る。

手を入れることが出来るところから入れていく。
ACノイズフィルターを更に追加。
BY50Sに3個使って空きコンセントを埋めた。コーナータップには1個(電源タップは、多少の試行錯誤の結果、コーナータップ4連つなぎが比較的いいことが分かった)。

音は良くなった。しかし例えば、この音源。
A Basket of Wild Strawberries -a selection of keyboard jewels by Jean-Philippe Rameau - Tzmon Barto
https://www.discogs.com/ja/release/4952526
1曲目。
以前は、心の底から聴こえてくるような鬼気迫る演奏だったのに、すごく甘っちょろくて表層的な表現のように聞こえる音になっている。聴いているとなんだか段々苛々してきて、ピアノに近づいて蹴り上げて「めそめそしてんじゃねえよ!浸ってねえでさっさと家に帰れ!」と怒鳴りつけたくなるような聴こえ方なのだ。
何がいけないのだろう。
音質は悪くないような、むしろ良いような気がする。他も聴いて良くなったと感じる音源が殆どだ。
薔薇のような、あるいは蒲公英のような、そんな音がする。でも僕が聴きたいのは、ダイアモンド、あるいは黒曜石のような、そんな音なんだけど。

ここで問題が発覚。
ブーレーズのかかし王子のイントロダクションで、弦のピッキング音が聞こえなくなっているのに気付いた。
Boulez Conducts Bartók, New York Philharmonic – The Wooden Prince
https://www.discogs.com/release/11567699
どうなってるんだこれは?とよくよく聴くと、左右スピーカーの外側で、アナログレコードのノイズのようなのがブチ、ブチ、と鳴っているのに気付いた。
これは、ダメでしょう。どうしよう。

かないまる氏設計のLANターミネーター、うちでは1000base-T用のを3本使用している。
過去のエントリーに書いている。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20171022a.htm
当時、3本作って息切れしたということだ。

これを上流サーバー周りにも追加を考えたのだけど、作る暇がない。
かないまる氏は、ターミネーター以外にオープンピンというのも提案されている。
http://kanaimaru.sakura.ne.jp/NWA840/005.htm
今回、これを試してみた。

かないまる氏は樹脂でコーティングされた端子を推奨しているが、そういう材料は手元にない。
10年程前に購入したLANケーブル自作キットで大量に余っているLAN端子を使うことにした。
変換名人LANケーブル作成セット
https://www.amazon.co.jp/dp/B002P2RMSO

加工前の端子のままだとLAN端子に挿せない。工具で加工すると、挿せるようになる。
当初は端子にケーブルが付いてないといけないと思い込んでいたが、ケーブルなしでも問題ないようだ(音質の差異がある可能性はあるが、確認していない)。ケーブルなしでいいなら殆ど加工の手間がない。工具で端子の金属接点?を押し込むだけでいい。

オープンピン1

むき出しのプラスチックの端子そのままだが、とりあえず上流サーバー周りに使ってみた。
なんと、ブーレーズのプチプチノイズが左右スピーカーの間に収まって、弦楽器のピッキングだと言えばピッキングに聞こえる音になった。

追加を作って、うちのネットワークの空いているLAN端子を全部埋めた。25個になった。
音色の根っこがしっかりするような効果がある。雑味や余計なにじみが取れる。
これは不思議な効き方で、空き端子を全て埋めて、数個を外すと外したなりに僅かに音が劣化するのが何となく分かるような?気がするので、結局は空き端子は全て埋めて使うことになる。

結果、花のようでも石のようでもなく、透明な空気のように明瞭できれいな音だ。これでいいんじゃないかな、という音が出る。
ブーレーズもツィモン・バルトも、以前より明らかに良くなった。

BY50Sを上流サーバーに追加した前後、オープンピンを導入した前後、其々、音が大きく変化している。
特にブーレーズのかかし王子では、ピッキング音の音色と定位が明らかに変わっている。他の音源の多くで聴こえ方が良くなったかのように思われた状況でも、寧ろ大きく悪化したのには戸惑った。
BY50Sを追加する前は、問題ない範囲に聞こえていた。ただ、サーバーの配置換えを始める前、つまり去年までのようには、きれいに聴こえないと感じていた。それでも大きな問題としなかったのは、他の音源ではそこまで大きな問題になっていなかったらということがある。試行錯誤の過程だったということもある。

BY50Sを追加して、ピッキング音の定位が大きく変わった。位相に影響が出ているということになる。
オープンピンを使って、音色も定位も改善した。
記憶の中の去年の音は、今よりも瑞々しかった。しかし、今のほうが、音数が多く明瞭に且つ自然に聴こえる。それはオーケストラの他の楽器群も同様だ。

オープンピンは予想以上の効果があったということだ。
しかし一体、どういう機序で作用しているのだろうか。

問題にするとしたら、やや硬く聞こえることか。
オープンピンにパテを詰めてみた。何年か前に買ったもので今は生産終了している。
エポキシ系パテ エポレジン・プロERP600
https://www.beatsonic.co.jp/accessories/erp600.php

オープンピン2

音は変わるか。ちょっとだけ硬さが減ってしなやかになった印象。
こういう言い方が正しいかどうかわからないが、非常にモニター的な印象の音だと感じる。そこで、PPAP Back-Endの空き端子に刺していたオープンピン2本を抜いてみた。なんだか少し、ウェットになる。
少しぐらい味付けがあったほうが耳に残りやすいのだろうか。どうなんだろう。

Back-Endに刺していたのは、ケーブル端を刺しているタイプで、パテを詰めていないものだった。
そこで、Back-Endにパテ使用タイプのオープンピンを使ってみたら、なんだか、悪くない。他のオーディオ関連の機械についても、近くにケーブル端付きオープンピンが刺さっていたら全てパテ使用タイプに入れ替えてみた。ケーブル端付きタイプはオーディオデータの経路から離れた場所で使う。
こうしたところ、非常にモニター的と感じられていた音色の硬さが、取れてしまった。
なるほど、なんでもやってみるものだ。

上流サーバーとネットワークは、概ね一段落したと思っていいのだろうか。
これで漸くLMSサーバーに手を付けられる。

些事ながら26日、追記。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20250216a.htm
上記、2月のエントリーに挙げたWalter Tilgnerの音源、1トラック目の鳥の定位だけど、ここに来て左右スピーカーのほぼ正中上に定位した。
WiiM miniの勝ち。
うーん、、、なんつうか、なにがどうなるか、分からんな。いろいろやって検証するしかないんだろうなあ。

遅くなりましたが、この場でかないまる氏に感謝と哀悼の意を表します。ありがとうございました。

Jul 29, 2025

上流サーバーの電源環境にUPS(BY50S)を導入する

少々、前回から間が空いた。
システム上流のサーバー群に、TEAC AV-P25を使ってみて2ヶ月弱。
悪い音ではないのだけど、ひと言でいうと、いまいち好みの方向ではないと前に書いていた。そして、正直、徐々になんとなく、オーディオから距離が空くような感じになっていった。やっぱり好みじゃないんだな。

今回、まずは以前の環境に戻してみた。
以前の環境って、どういうものかって、ホームセンターで安価に売ってるタコ足配線用の平べったいタップ(コーナータップというらしい)を4枚数珠つなぎにした塊から、7つの機械が電源をとるというもの。真面目なオーディオマニアが見たら目を背けるようなやり方だ。申し訳に自作のノイズフィルターが2つ刺さっている。
しかし、僕の好みの音が戻ってきた。
AV-P25で行きすぎかなと思っていたところから引き返してきた感じ。
音の隙間の暗さが戻ってきた。そういうメリハリがある方が、好みなので仕方がない。

ただ、そうは言ってもタップ数珠つなぎで今後もいつまでもというのも。
それに、音源によって僅かに何処かしら以前は感じなかった刺々しさを感じる。AV-P25に慣れたからか、どうなのか。
どうしようかね。

UPSをとりあえず、入れることにした。
いずれは入れようと思っていたのだし。
どんな機種にするか多少調べたが、下流のサーバーに使っているのと同じBY50Sにする。下流への使用で有効なのは既に分かっている。問題は、上流サーバーに使って得られる効果が、僕の好みに合うのかどうかということだ。

しかし、改めて機種検討したら、なんでBY50Sを下流サーバーに使うと音が良くなるのか理屈が分からないことが分かった。常時商用給電方式なので、普段は家庭用AC100Vをそのまま使っている、ということなのだ。そんなんで、なんで音が良くなるのだろう。

データシート|ダウンロード|OMRON 無停電電源装置(UPS)
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/ups/support/download/datasheet.html
オムロン無停電電源装置(UPS)常時商用給電方式 BY-S(DS-014F_BY-S_250612-S.pdf)
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/ups/support/download/datasheet/DS-014F_BY-S_250612-S.pdf
このpdfに書かれたブロック図によると、AC電源の経路に充電回路とバッテリーが繋がっている。

ブロック図

これらが何か音に作用しているんだろうか。

常時インバータ給電方式だったら、常にインバーターからAC100Vを作るのでノイズが少ないという理屈になるのだけど、しかしそういう機種には大抵、クーリングファンがついていて、機種によっては常時動作したりする。オーディオ用としてどうなんだろう。それに、そういう機種はそこそこ高価だ。

電源トランス、オーディオ用電源という手もあるんだろうが、かなり高価になる場合もあるし、付帯する音色がどうなのかは、それこそ使ってみないと分からない。
それに、それってそもそもUPSではない。UPS機能が付いてる機械もあるのだろうか。

そんなこんなで、探すのにも疲れて、やっぱBY50Sでとりあえずやってみっか、ということにした。
(停電時のリスク管理という面からは、常時インバータ給電方式が良いらしいのだけど)

とか、考えているうちに、DeezerをLMSで聴けなくなった。
以前から時にそういうことはあって、たいてい、サーバーを再起動するとかarlを入れ直すとか何かしたら程なく治っていたんだけど、今回は難しい。プラグインを入れ直してみたり、設定を変えてみたり、やっぱり再起動してみたり、3日経っても治らない。
何がいけないのかも分からない。

おかしいなあ、と思っていたら、治った。
サーバーの方で何もしていないのに治る。
こうなると、こっちのサーバーだプラグインだというのじゃなく、Deezerのほうに何かあるとしか思えない。
そこで思い当たるのは、Deezerアカウントに接続されているデバイスとしてDeezerに認識されていたスマホとタブレットを、Webブラウザのインターフェイスを通じて削除したこと。アカウントに接続できるデバイスは3つまでとされているので、余裕はある筈だった。削除してすぐには変化がなかったが、1日経ったらLMSでDeezerを使えるようになっていた、ということになる。

関連があるのかどうかは不明だ。偶然かもしれない。
Deezerのサーバーからデータ送信先として認識されるのに時間がかかっているのではないかという疑いもある。これもはっきりしない。

そんなこんなの末、BY50Sを入手し、上流のサーバーを繋いでみた。
なんだか、いまいち、精彩を欠く。
いかんのかなあ、ということで、外していた自作ノイズフィルター2つを刺してみたら、なんだか改善したような、いや、、ひょっとして、僕はノイズフィルターの音が好きなのかな、いや、ここには一般家庭のAC100V同等が来てるんだから、ノイズフィルター入れたら普通に効いてると判断するほうが妥当だろう(ちなみに、AV-P25を使っていたときにはフィルターは外していた。今から思えば、使ってみたら面白かったかもしれない)。

そうなってみての音は、以前よりも派手で力強くメリハリがありくっきりしている。BY50Sの重さの分だけ効いていると説明したら、なんとなく説得力が、あるかな、どうだろう。かなり聴こえ方が変わってしまった。
正直、評価は難しい。大きく音が変わったら、良いのか悪いのか簡単に判断できないのだ。
しかし、ちょっと気になるのは、UPSをコンセントに繋いだ後、暫くは搭載している蓄電池の充電をしている筈だ。充電が済んだら音が変わったりするのだろうか。充電にはどのくらい時間がかかるのだろうか。

とかなんとか書いているうちに、半日ほどで、音色が落ち着いたような気がする。
こういうときに即断は禁物だけど、、、これで、多分いいんじゃないかな。方向はこれが欲しいというど真ん中の音が出ている。
しかし、若干微妙。
というのは、以前より良くなっているようだが、見えすぎてる気がするのだ。見え易すぎるというのかな、、、音量が上がったような、音像の質量が大きくなったような感触がある。膨らんではいないのだけど。これでいいのかな?という微妙さがある。
使いながら様子を見ていく。

AV-P25は、息子が使っているMac mini M2とかテレビモニターとかが繋がっている電源タップと入れ替えた。ハードオフに返すのも面倒だし、コンセント差込口が多くなって便利に使いやすいかな、というぐらいの理由。
結果、すごくMacの処理が速くなったと息子が言う。
タップ付け替えに伴う再起動が理由ではないかと問うと、それは関係ないという。
AV-P25が原因かどうかは不明。検証するにはもとのタップに付け替えてみないといけないけど、けっこう大変なのでそこまではしない。

Posted at 10:00 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:

May 31, 2025

上流サーバーの電源環境にAV-P25を導入してみた

今回はちょこっと書いておく。

5月中旬、LMSサーバー(mac mini 2010)のOSをアップデートした。
Fedora 41 から 42 へ。
これにどういう意味があるかというと、カーネルが6.11から6.14になった。つまりリアルタイムカーネルになったということだ(6.12以降、Real-time supportとなっている)。
アップデートで音が変わるだろうか。
リアルタイムカーネルといっても、ソフトウェアが対応していないと意味がないということがある。
Lyrion Music Serverは対応しているのか。UPnPは、Deezerプラグインは、どうなんだろうか。

結果、音は改善しない。もしかして前のほうが良かったかな、気のせいかな。
いまいちな気がする理由は不明。カーネル以外の主要なソフトウェアがリアルタイム処理に対応していないからかえって負担がかかる、ぐらいしか思い付かない。詳しくないので当てずっぽうだ。気のせいかもしれないし、気にしないことにする。

そうこうしていた頃と同時期、何か出物がないかとハードオフを覗いたところ、TEAC AV-P25が出品されているのを発見した。
https://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/etc/av-p25.html
AC Power Distributorということだが、ノイズフィルターを組み込んだ電源タップだと思う。
1980年代の製品らしい。
3300円也。
通電は確認されているとある。
以前からMPDサーバーやLMSサーバーの電源にUPSを導入するかどうか検討していたのだけど、ちょっとこれを見て気になった。時代的に基本、アナログ回路用の電源なんだろうけど、型番を変えながら今も続いている製品だ。サーバーに使っても悪くないかもしれない。
ジャンク扱いだが、通電するならたぶん壊れてはいないだろう。
そういうわけで、入手。

筐体を開けてみようかと試みたけど、ちょっとどこから手を付けていいか分からずやめた。
素のまま使う。

AV-P25に、LMSサーバーであるMac mini、音源NASが2台、mpdサーバーのノートPCが2台、スイッチングハブSW4-GT-8NS、mpdとLMSのクライアントとして使っている普段使いのノートPC1台。以上、7台の機器をつないだ。

さて、使ってみた感触は、悪くない。
なんというか、純度が増す方向に音が良くなる印象。良い面が濃縮され、生命感が増す。音の色が見える感じがアナログ再生の聞こえ方との類似がある。ノイズが減ることに拠るデジタル音質の改善だろう。速度があって出るべきところが出ることで音の表情が現れ、音楽の美しさが表現される。
安定感が増している。これはデジタル系のノイズ、電源対策が上手く行ったときには常から感じられることで、安定したなと思えたら前進していると判断していいのではないかと思う。

気になるところは、闇が感じられなくなったこと。音の隙間、音の後ろが真っ暗に抜けていない。これは最近のうちでの音の変化の傾向で、今回もそういう方向に進んでいる。しかし、もしかしたら行きすぎじゃないのかと思うところがある。音がいちいち甘やかで、それは響きの成分が若干多いせいのような気がするのだ。音楽としてそれが良くないということはない。一種の美音ではあるだろうし、システムが不安定なときのような過剰な響きの感触とは違っている。
しかし、実際どのように再生されるのが正解なのだろうとか思ってしまう。そこは経験値の低さで、判断力がないということだろう。

悪い音ではないのだけど、ひと言でいうと、いまいち好みの方向ではないのだ。
僕には温すぎる気がする。そこが馴染まない。
トータルでの音質は改善しているし、この温かさが好きだという人もいそうだけど。
なんか、ファンクとか聴いたらいい感じなのだ。音源によっては嵌ったりする。しかし嵌らない音源はなんだか精彩を欠く。どんな機械でもそういう面はあるんだろうけど、どうしたものかなあ、、。

現状で改善は得られているので、当面はAV-P25を使いながら様子を見る。

Posted at 20:22 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:
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