Oct 27, 2019

apu2で、Tiny CorePure64-10.1にmpd(0.20、0.21)をインストールする(その2:0.20 インストール)

ここでは「mpd 0.20.20」のインストール手順を記載する。

下記エントリーからつづき。
apu2で、Tiny CorePure64-10.1にmpd(0.20、0.21)をインストールする(その1:準備)
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20191027a.htm

準備が出来たところで、mpdインストールを開始。
v0.20.20インストールの備忘録。
コマンドを時系列で羅列。

sudo ntpclient -s -c 1 -h ntp.nict.jp


wget https://www.musicpd.org/download/mpd/0.20/mpd-0.20.20.tar.xz
xz -dv mpd-0.20*
tar -xf mpd-0.20*

cd mpd-0.20*
./configure --enable-pipe-output
make
mkdir ../mpd
sudo make DESTDIR=../mpd install

まず、ntpクライアントを動かして、時刻を現在に合わせる。
これをしていないと、コンパイル作業自体が途中で停止する。

続いて、mpdのソースをダウンロードして展開。
ディレクトリを移動し、ホームにmpdディレクトリを作って、そこにインストールする。

cd

mksquashfs mpd mpd-0.20.20.tcz
md5sum mpd-0.20.20.tcz > mpd-0.20.20.tcz.md5.txt

sudo mv *tcz* /mnt/*1/tce/optional
sudo vi /mnt/*1/tce/onboot.lst
(mpd-0.20.20.tcz)

cdコマンドでtcホームディレクトリに戻る。
mpdがインストールされているディレクトリ「mpd」をmpd-0.20.20.tczファイルに加工。そこからtcz.md5.txtファイルを作成。
これらのファイルを、貯蔵庫のoptionalディレクトリに移動。
onboot.lstを開き、一番下に「mpd-0.20.20.tcz」と追記。
これで、インストールされたmpdがSDカードに保存され、OS再起動後にも使えるようになった。

vi .mpdconf

music_directory                "/mnt/music"
playlist_directory             "~/.mpd/playlists"
db_file                        "~/.mpd/database"
log_file                       "~/.mpd/log"
pid_file                       "~/.mpd/pid"
state_file                     "~/.mpd/state"
sticker_file                   "~/.mpd/sticker.sql"
auto_update     "no"
#auto_update_depth "3"
mixer_type      "software"      # optional
audio_output {
        type            "alsa"
        name            "My ALSA Device"
        device          "hw:0,0"        # optional
# mixer_type      "software"
}
filesystem_charset     "UTF-8"

resampler {
plugin "libsamplerate"
type "Fastest Sinc Interpolator"
}
audio_output_format "705600:32:2"




mkdir .mpd
mkdir .mpd/playlists

sudo rm -rf mpd*

filetool.sh -b
sudo reboot

mpdの設定ファイルを作成。内容は各自必要な感じで。
ただ、「samplerate_converter」の項目はなくなって、代わりに「resampler」の設定が追加になっている。これは使い方に注意が必要。
https://www.musicpd.org/doc/html/plugins.html#resampler-plugins
こちらmpdのサイトに設定法が書いてあるが、なんだか分かりにくい。以前のように「quality "Fastest Sinc Interpolator"」と設定したら読み込まれなくて、もしかして、と思って上記のように「type "Fastest Sinc Interpolator"」と書いたら機能した。
上記ページの設定法説明の記載、書いた人は分かりやすいつもりらしいが、ぱっと見、分からんよこれは。
フォーマットの指定をどこにしたらいいのかも書いていない。以前と同じにしていたら機能するみたいだけどさ。

設定ファイルに合わせて、必要なディレクトリを作成。

続いて、インストールに使っていらなくなったファイルをまとめて削除。
設定保存のコマンド「filetool.sh -b」を打って、OSをリブート。

以上でmpd 0.20.20インストール終了。
時間設定をしないとインストールできないこと以外は、tiny corePure64-7.2、mpd 0.19の場合と大差ない感じ。

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