May 24, 2020

サンプリングパラメータによるジッターの影響の差異について

GW以降、久しぶりに政治的なエントリーをあげたいと思ってたんだけど、まとまらない。
表現者とかアーティスト職の人たちが、政治的発言をすることの難しさと日本の現状についてといった内容。
しかし、どうにもまとめきれない。そうこうするうちに、SNSのツイッター上で「#検察庁法改正案に抗議します」というのがあって。黒川氏が辞任らしい。
なんだかもう、整理がつかん。

そういうのに比べたら、オーディオに関するエントリーは書きやすい。
書きやすいと言いながら、今回のエントリーは、読むのも大変だと思う。
なにしろだらだら長いのだ。
闇雲に何かしてるだけで収拾も付いていないし結論もない。大仰なタイトルだが内容は薄い。

CDが登場した頃、デジタルっぽい音という言葉が生まれた。
音が良くないと多くの人が感じたのだ。
実際、僕が最初にCDを聴いた当時のコンポはひどい代物だったけど、アナログのほうがいい音だと思った。
CDは、くぐもってるというか、生命感がないというか、灰色のベールを被ったような感触で、ひどいコンポでもそれなりに生き生きと鳴るアナログレコードよりCDのほうが音がいいとは思えなかった。10年ぐらいはそんな感じで過ごしていたように思う。

世間でもアナログ優位ということはずっと言われていて、デジタル同等というのは最近だ。
最近、デジタル音源の音は良くなったのだ。

CDも昔より音が良くなった。
録音が良くなった?いや、意外に、昔のCDも今の環境で鳴らすといいことも多い。
つまり、再生環境が良くなった。
再生環境のどこが良くなったんだろうか。
DACチップが変わったとか、いろいろあるんだろうけど、要するにジッターへの対策が昔よりも進んだのだろう。ノイズ対策や電源の強化が、デジタル音源の再生には必須な事も分かってきた。ある程度の対策は、うちでも行っている。

僕は、PCトラポによるアップサンプリングもジッター対策だと考えて使ってきている。
そもそもハイレゾ音源で音が良くなるのは、それ自体がジッター対策になるからだ。

PCM300kHz台でかなりの音質向上があり、700kHz台で更に改善があった。
その700kHz台で聴き始めた、今から1年前に、ボーカル録音への違和感についてエントリーを挙げた事がある。

アップサンプリングについて色々
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20190222a.htm
歌声の録音について自分なりに考えた
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20190320a.htm

先日、これらに訂正の追記を入れているのだけど。
今回のエントリーはそれに関連している。

当時、あらゆる楽音がリアリティを増したように聴こえる中、ポップミュージックのボーカルだけが違和感を増した。
音としての情報量は増えているようなのに、何か聴きづらい。しかも当初はJPop音源しか気付かなかった。
当時の僕は、録音の質に解を求めた。
その後、ボーカルの違和感を感じる音源はJPopだけではなく、欧米の音源にもあることが分かってきた。それも意外な、優秀録音とされていて300kHz台で素晴らしい声を聞かせてくれた音源ですらも。

自分なりに考えたりするうちに、多少は違和感は減っていた。
自分が慣れたのか、とも思っていたんだけど、インシュレーターを新たに追加したりリピーターハブを使ったり仮想アースを足したり、いろいろやっていたのが影響した?というのもあったのかもしれない。

銅板仮想アースをapu2c4、705.6kHz NAS mountで使い始めた時点で、この音質改善はどういうことだ?という気持ちが芽生え始めた。
ここで起きている音の変化は何に伴うものなのか。
アンプに使っていた時のアナログな変化とは違う。
PCトラポのGNDを銅板で拡張することで、GND電位が安定しクロックジッター低減につながっているとしたら、これはジッター低減に伴う音質改善を聴いているということだ、、、

今年の春から、Elitebook 2570pとapu2d4によるPPAP方式に移行した。
PPAPは更にジッターを減らす再生方式だ。
PPAP 768kHzで、いよいよ全く、1年前に感じていた違和感がなくなった。
なくなったのだ。
違和感を感じていたはずの声が、違和感を感じ始める前よりもっと自然に、オーディオ的な驚き、、、いや、音楽自体の美しさそのものをもって耳に届く。

ここに至って、ようやく気がついた。
あの違和感は、残存していたジッターによるものだ。録音のせいなどではない。

そんな断言していいのかね。
最低限の検証は、しないといけない。検証って何って、、、聴くだけなんだけどね。
システムから外していたapu2c4を戻して比較することにした。

apu2c4で、705.6kHz NAS mount再生を試みた。
LANの状況が違う。当時の100Base-Tではなく、1000Base-Tだ。1年前の100Base-Tに戻してもいいんだけど、、、既にFX08-miniは他所で使ってるんだよね。

比較試聴に使った音源は以下。

  • 赤い鳥 - heritage from '70s CD選書 ベスト / 翼をください
  • 矢野顕子 - Soft Landing / Bye Bye
  • 井筒香奈江 - Laidback 2018 / Little Wing
  • Joni Mitchell - Blue / A Case of You
  • The Rolling Stones - Let It Bleed / Love in Vain ~ Country Honk
PPAP 768kHz705.6kHz NAS mount
赤い鳥

翼をください

イントロのピアノが綺麗。優しい音色だ。歌声の導入も柔く自然で、表情豊か。上手いなあ、と思わず感心する。音楽のニュアンスが伝わるボーカルだ。ハーモニーも綺麗。ドラムやベースも程よい存在感を主張する感じで聴こえる。PPAP 768kHzの音は繊細で丁寧だ。

イントロのピアノと歌声、ともに、PPAP 768kHzと比較したら荒さがある。1年前に「スピーカーを通した歌声のようだ」と評価したのはボーカルだけだったけど、改めて比較して聴くとピアノも硬い。ハーモニーやリズム隊も、比べたら雑でやっ付け仕事みたいな印象の音に聞こえる。

矢野顕子

Bye Bye

ピアノとボーカルで曲が始まる。矢野の声は独特のハスキーさがあって、再生環境によっては難しい刺々しさが出るんだけど、そんなことは全くなく、難なく歌の優しさを表現する。

やはり「スピーカーを通した音」という感じの聴きにくさがある。矢野の歌は、その表情の変化が再生されないと、芸術性の多くがかき消されてしまうという事が、この試聴でよく分かった。

井筒香奈江

Little Wing

イントロのエレキベースの沈み込みが深い。歌声は自然にひびく。実はこれは、以前に705.6kHzで聴いた時に、そのウィスパーボイスに強い違和感を感じた音源だった。終盤、ボーカルにエコーがかかるんだけど、それも違和感なく聞ける。

イントロのエレキベースが、何か不自然、、、歌声は、やはりカサ付いた感じで、ハスキーに聞こえるとも言えるが、不自然だ。終盤のエコーは、神秘的な感じではなく、お風呂場という感じ。安っぽく聞こえる。カラオケのエコーか、、、こんなに違うものか、、、

Joni Mitchell

A Case of You

イントロのギター、ささやくように歌い始めるジョニ。音楽は徐々に熱を帯び秘めた思いの発露となっていく。オーディオという機械がどのようにして音楽性という掴みどころがないものに貢献できるのかを見せつけられている感じだ。

1年前に洋楽で最初に違和感を感じたのは、優秀録音とされていたこの音源だ。384kHzで聴こえなかったニュアンスが聴こえるのに、歌声に違和感が生じた。何かがうまくいっていない感じ。当時はいろいろ問題が重なっていたけど。しかし、今、聴いても、そんなにひどくはないのだ。圧倒的な芸術ではない、というだけで。それが何か決定的な差異を生んでいる。

The Rolling Stones

Love in Vain
Country Honk

Love in Vainのほうがクリアで、そこでミックが歌っているかのような音がする。生々しい。酔わせる歌だ。Country Honkのほうがややノイジーで、ラジオからの音のようにも聞こえる歌声。それでも生命感を感じる再生音で、違和感は感じられない。つまり、ノイジーな録音だったらいけないという訳ではないんだね。

この再生自体、悪い感じではない。ミックは素晴らしいボーカリストで、その音楽性を引き出していると思う。しかし歌声の深みが違う。他の楽器も含めて、PPAP 768kHzと比較したらわずかに埃っぽい再生音だ。ほんの少しの違いだが、聴く者の感受性への訴えかけはかなり違う。この差はLove in Vainの方が大きかった。

こんな感じ。
しかし、、、こんなに違ったっけ? FX08-miniを戻してみるべきか?あと、当時は仮想アースを使っていなかったので、今回のapu2c4にも使っていない。その差異もあるのかもしれないが、、、
PPAP 768kHzのほうが、ずっと音楽的だ。
比べると705.6kHz NAS mountの音は、ノイズっぽい。

ただ、楽器の音は差異が小さいと感じる。違和感が少ない。これに対してボーカルは聴き分けやすい。差が大きいのだ。
改めて聴き直すと、ボーカル以外の楽器音や環境音も違いがあるのがわかる。しかし、やはり違和感とまでは感じられない。人の声は、わずかな差異でも気付きやすいのだと思う。音源によっては全く違うという印象を受ける。逆に差が少ない音源もあるということだ。

ここで、サンプリング周波数によって、どのような聴こえ方の変化があるのか聴き較べてみよう、という気になった。

ハードの条件は同じ、apu2c4、NAS mountだ。
音源は、705.6kHzで聴いたのと同じものを聴く。

384kHz
24bit

700kHz台と比較したら再生音の情報量は減る。しかし、これはこれでいい音に聞こえる。
翼をくださいは、やや砂っぽいが、歌い方のニュアンスはまずまず伝わる。もう少しハーモニーや楽器ときれいに溶けあってくれたら。
矢野顕子も、砂っぽい。ちょっと歌声がラジオのような。少し大味かな、、、それでもポップミュージックとしては充分楽しめる音声だと思う。
井筒は、ベースの深さがやや浅い。歌声は、比較すると僅かにラジオっぽい。それでも意外なことに違和感は少ない。エコーがかかるところも、768kHz PPAPと比べたら安っぽいけど違和感はない。これは謎だ。ただ、、、世間で言われるような良質な録音なのかこれは?という気持ちになってしまう。そこは768kHz PPAPと違うところ。768kHz PPAPだと驚くような差異がある。
ジョニの歌は、384kHzでも十分に素晴らしい。泣かせる。なんというんだろう、、、768kHz PPAPのような神懸かりじゃない分、身近に鳴る。これはこれですごく染みる聴こえ方だ。傍で歌ってくれているように聞こえる。
ストーンズもやや荒っぽい。細かいニュアンスは失われているが、こまけえことは気にすんなという感じで全く問題ない。唄ごころは伝わる。これはそういう音楽だからだろうな。

192kHz
24bit

翼をくださいは、更に情報量が減ってきたな、という感じ。しかしバランスはとれている。ポップスとして気持ちよく聞けるのは聞ける。
矢野顕子、どうもピアノがピアノじゃない。壊れてる? ガラガラ鳴っている。ピアノについては、僕はどうも最近は高音質なのを聴きすぎているのかもしれない。歌は普通にポップスとして聞ける。ラジオテイスト傾向は強まるが、これはこれでという感じ。768kHz PPAPのときのような、芸術的な香りはかなり薄れている。
井筒は、ベースがどうもわざとらしくなってきて、高音域の響きも浮ついている。ボーカルは、、、意外に普通で目立たない。エコーがかかっても、まあ不自然さはない。ピアノは矢野顕子と同様。やっぱりうちの環境ではピアノは最低300kHz台が必要だ。
ジョニの歌声は普通な感じ、普通にいいなあ、というレベルで聞こえてくる。楽器の音も神通力はなくなったが、矢野や井筒ほどには荒れない。ギターとタムだから影響が少ないのかな。
ストーンズ、安定のストーンズ。濁声も自然。荒れてる感じも味だ。さすがロック。音質は確かに下がってる。しかし無問題。これはこれでかっこいいか?

96kHz
24bit

普通に聞ける。でもカーステレオと差別化できるかと言われたら、まあ感動は同じぐらいかな、と思う(うちのマツダロードスターのカーステレオはBoseでデジタルアンプで、音源は320kbps mp3を音楽再生専用にしたBlackberry bold 9000のイヤホンジャックから出力している。こういっちゃなんだが悪くない音がする。低音ときどきブーミーだけど、クラシックでもロックでもいい感じに鳴る)。
赤い鳥、矢野顕子、井筒、ジョニ、ストーンズ、、、しかし、この普通に聞ける感じはなんだろうかね。
普通に聞けるのは当たり前のことだと言われたら、そうではあるのだが、聴いていて、なんだか、どれ聴いても印象に差異がなくなってきた。細かいこと言わなければ、不満なく聞ける。矢野顕子のピアノはオモチャみたいだけど、それなりに不満なく鳴っている。
そう、これがあるから、最近は音質が良くない音源はこのあたりの設定で聞いてるんだよね。

44.1kHz
16bit

CDリッピング音源、アップサンプリングなし。
歌声の違和感はない。しかしリアルかといわれたらリアリティ少なめだ。生々しさはない。それでもそれなりに聴けてしまうことが面白いところだけど。オーディオとしてどうかと言われたら、なんの変哲もない再生音という感じだ。

44.1kHz
16bit
仮想アース

ふと思いついて、銅板仮想アースを使ってみる。
ここまでのところ、1年前の環境で聞いてみるということでやってきたので、apu2c4に仮想アースは無しだった。

付けて鳴らしてみたところ、、、驚いた。
変化はあると予想はしていた。しかし、ここまでとは思っていなかった。赤い鳥も、矢野顕子も、井筒も、、なんでしょう、この歌声の表情は。ピアノもオモチャとは言えない、情報量は少ないしアラはあるが、楽器らしく鳴っている、、、カーステレオとは一線を画す再生音になってしまった。なんということか。ジョニの歌声の魔力も、768kHz PPAPほどではないけど、その片鱗以上のものが再生されている。ストーンズにも色気が戻って来た。情報量を比べたら少ないが、音楽性だけならば仮想アースなしの192kHzを超えているか?
ただ、アンバランスな感じがある。
仮想アースがアンプ側に効いている? いや、たぶんそれはない。何かノイズでも影響してるんだろうか。

96kHz
24bit
仮想アース

仮想アースなしの時の、カーステレオみたい?という感じはなくなっている。
歌声に表情があり、ピアノなど楽器の音もリアリティが出て来た。44.1/16のときのアンバランスな感じは低減している。情報量と音楽的ニュアンスのバランスというのかな、そんな感じ。
ジョニの歌に神憑りな空気が戻ってきた。

192kHz
24bit
仮想アース

翼をください、のびやかな歌声、、、コーラスもごちゃっとせずに分離し、同時にハーモニーは溶けあう。ピアノはピアノになった。矢野顕子は芸術家になった。井筒は録音いい感じになってきた。ジョニの唄は96kHzと大きな変化はない。しかし楽器が更に良くなった。ミックも上手いボーカリストだったんだなあ。44.1/16のときのアンバランスな感じは、すっかりなくなった。
すごく安心して聴ける感じになってきた。

384kHz
24bit
仮想アース

192kHzから更に向上、音色のニュアンスがより深いとこまで表現できてる感じ。
赤い鳥は安定感がある。矢野はピアノが改善、剛柔自在な感じ、だけど荒っぽいピアノだねこれは。井筒は、ベースが深く沈む。ジョニの歌は、なんだか少し明るく聴こえる。なんだろね、少しハスキーボイス?どうだろう。ストーンズ、ドラムがリアル。楽器がいい感じに。

705.6kHz
32bit
仮想アース

2ヶ月前までメインシステムで使っていた設定だ。久しぶりに戻して聞いてみる。
384kHzから更に向上。赤い鳥、いい声だなあ。なにも文句ない。矢野のピアノは荒らっぽいなりに美しく鳴る。歌声も。井筒、ベースが這うように鳴る。ささやくような声、不自然さはない。1年前の設定の音と較べて随分違うと思う。
仮想アースなしの音と比べたら差が大きい。かなり効いている。
ジョニは、音声の情報量は増えてるんだけど、何処か魔法が解けたようなクールな鳴り方で不思議だ。ストーンズのミックも何故か乾いている。上手いんだけど。これは、1年前の違和感が仮想アースでも取り切れずに残ってるということなんだろうか。でも、日本人は問題ないんだけどな、、、

768kHz
32bit
仮想アース
PPAP

現在のメイン設定、PPAPに戻ってみた。
705.6kHz 32bit+仮想アースと比較して、圧倒的改善ではないけど、確かに、こちらのほうがいい。本当に微妙な向上なんだけど、音楽性が上がる。

こうして比較してみたら、サンプリング周波数が小さいほうが仮想アースの影響は大きいようだ。44.1/16では影響が大きすぎて不自然に聞こえてしまった(これはどう考えたらいいのか、よく分からない)。サンプリング周波数を上げるに連れて不自然さは解消した。しかし、では700kHz台では影響が小さいから必要ないかといえば、逆に全くそんなことはなくて、小さな音質変化が大きく音楽性に影響するみたいだ。なんだろうねこれは。

96kHz
24bit
仮想アース
Ras pi2
i2s
optical

ここで思い付いて、最近、低音質音源用に使っているRaspberry pi2に仮想アースを使ってみることにした。
光出力でもi2s、仮想アースなしでも侮れない。同じ96/24でもusbより音に生命力がある。
これに仮想アースを、usbポートにクリップで繋ぐ。音の違いは僅かだ。しかしこれが何か大きな音楽性の差異を生んだようで、井筒のささやき声が化けた。これには驚いた。音の情報量自体は768kHzのほうが多いように思うんだけど、そんなことは関係ないという感じだ。

apu2c4のusb出力と比べたら、仮想アースの効果は少ないみたい。
i2sだからか、ras pi2だからか、考えてみたら分からないけど、そこまで追及するのはやめた。

試聴経過は、取り敢えず以上だ。しかし、どう考えたらいいんだろう。いろんな要素が混在して評価しにくい。

まずボーカル。
PPAP 768kHzを基準として、サンプリングパラメータを下げていくにつれて、砂っぽく、ノイズっぽくなっていくのは共通。
384kHzではまだ高評価だ。
192kHzあたりから評価がぼやけてくる。なんというか、ゼネラルオーディオと差別化する意義を見出せなくなってくるというか。
考えてみたら、これってRME ADI-2 DACにとっては、かなり辛口の評価なんだけど、実際、僕の耳にはそう聞こえたんだからしょうがない。i2s-opticalから良質なデジタル信号を入力した時の音は96/24でもかなり良いので、それだけ今回の試聴に使ったusbデジタル信号には問題があるのかも、、、

仮想アース追加後、随分、音色の表情が変わった。
44.1kHz/16bitでの評価は、どう考えたものか難しい。
96kHz以上では、順当に音質改善があるように思う。384kHz以上で何故か洋楽アーティストの声に違和感があるような。これもどう考えるべきか分からない。768kHz PPAPでは違和感ないのだけど、、、

楽器のほうも、サンプリングパラメータを下げていくにつれてノイズっぽくなっていく。
ピアノについての評価が辛い。192kHzでオモチャと評価している。
井筒のベースも評価が辛い、というかパラメータによって随分変わる。

ボーカル同様、仮想アース追加後の方が評価が上がる。
192kHzで、ピアノがピアノになったと評価している。
楽器によって傾向が出ないかとか思ってたけど、録音も違えば音楽ジャンルも違うのでまとまった結論が出せない。当たり前か。

とりあえず、PCトラポに仮想アースは效く効くということではある。GNDの安定によってジッター低減につながっているのだろうか。
ここまでで、つかれた。。。限界を感じるのでこのくらいにする。

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