Jun 12, 2022

TAS Super LP List と TAS Super Download List

今回は音源の話。
というか、高音質音源リストについて。

海外に「the absolute sound」というオーディオサイトがある。
そこにオーディオファイル向けの高音質音源がリストされている。

The HP Super LP List
by Harry Pearson Nov 17th, 2014
https://www.theabsolutesound.com/articles/the-hp-super-lp-list

2019 TAS Super LP List
BLOG by TAS Staff Jul 10th, 2019
https://www.theabsolutesound.com/articles/2019-tas-super-lp-list

Harry Pearsonという人がまとめた古い音源中心のアナログディスクのリストがあって、TASスタッフが引き継いだということらしいんだけど、2019年を最後に更新されなくなった。コロナの関係とかもあったのかもしれないが。
2020年以降は、こんな感じ。

2020 Top Ten Lists
BLOG by Jeff Wilson Dec 14th, 2020
https://www.theabsolutesound.com/articles/2020-top-ten-lists

2021 TAS Tapeography
BLOG by Jonathan Valin Jan 17th, 2022
https://www.theabsolutesound.com/articles/2021-tas-tapeography

テープのリストって、すごいわね、、、
そして2022年は、こんな感じ。

TAS Super Download List : Classical
MUSIC by TAS Staff Mar 31st, 2022
https://www.theabsolutesound.com/articles/tas-super-download-list-classical

TAS Super Download List : Jazz
MUSIC by TAS Staff Apr 01st, 2022
https://www.theabsolutesound.com/articles/tas-super-download-list-jazz

TAS Super Download List : Pop, Rock, and Folk
MUSIC by TAS Staff Apr 01st, 2022
https://www.theabsolutesound.com/articles/tas-super-download-list-pop-rock-and-folk

Though HP once attempted to compile a list of recommended digital recordings (then only available on CDs and SACDs), he was unable to make consistent progress and eventually abandoned the effort.
Over the next few years, I will attempt to pick up where Harry left off.
For various reasons, I’m going to begin with media available via the Internet, starting with high-resolution downloads from HDtracks. In time, I will add streamed versions of these same titles (assuming they are recommendable, of course).

(翻訳 by Google)
HPはかつて推奨されるデジタル録音のリストを編集しようとしましたが(当時はCDとSACDでのみ利用可能でした)、一貫した進歩を遂げることができず、最終的にその努力を断念しました。
今後数年間で、ハリーが中断したところから再開しようと思います。
さまざまな理由から、HDtracksからの高解像度のダウンロードから始めて、インターネット経由で利用できるメディアから始めます。そのうちに、これらの同じタイトルのストリーミングバージョンを追加します(もちろん、それらが推奨されると仮定します)。

ダウンロードやストリーミングのリストを作っていく計画とのこと。
最初は20個しかないが、TASのWebサイトで毎月1〜2回、新しいタイトルを追加していく意向らしい。
LPのリストは、どうやら2019年が最新版ということで、しばらくは更新されないかもしれない。実際のところ、難しそうな感じだし、割り切って別のリストを構築するというのは、いい考えではないかと思う。

それにしても、オーディオファイル向けの高音質音源のリストというのは難しい。
リストから漏れている音源がどうしても出てくるし、音が良くても楽しめない内容だったらちょっと辛い。

個人的に思うのは、音が「良くない」ソフトというのは少ない。
割合がどのくらいなのかといわれると困るけど、まあ、3分の2以上は、いいオーディオで鳴らしたほうが音が良くなるし、聴き応えもあるように思う。、、まあ、当たり前か。
何について言ってるのかが問題だね、、、クラシックが特にそんな感じかな、、、
JPopは、あんまり音が良くないのが多いとは思う。特にボーカル。お風呂で歌ってるように聞こえるのが多い印象がある。カラオケマイクを通したように聞こえるのだ。まあ、日本はカラオケの国だから仕方ないのかな。それがポップだということもあるし。それでも、ちゃんと録音してると思う音源も探せばそこそこあるような気がするのだけど。そういうわけで、僕にとってJPopで音質がいいというのは、ボーカルの音がいいというのとほぼ同義だったりする。その程度の聴き方しか出来てないということかもしれないが。

話が逸れた。
話が漠然としすぎていてまとまらない。

たいていの音源は、いい装置で鳴らせばいい音で鳴る。
そんな中で、特別に音質がいい音源を選りすぐってセレクトしないといけない。
当然だけど、再生装置、環境によって、音は変わる。
Harry Pearsonの再生環境で最高の音が鳴るディスクが、他の環境で素晴らしく鳴るとは限らない。
The HP Super LP Listの選から漏れた音源が、他の環境で、Harry Pearsonの装置で鳴らすThe HP Super LP Listの最高の音源以上の音で鳴ることが、絶対に無いとは言い切れない。そういう危うさが、高音質音源のリストには付き纏う。
完全に理想的とは言えないオーディオ機材、人の聴覚と感受性以上のセンサーが存在しない、そんな状況で最善を尽くす以外ないのだろう。

それでも「定番」としてのリストはニーズがあり、現実的に必要だと思う。
新しいリストが有用で充実したものになることを願う。

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