Mar 11, 2025

MQAメモ

今回はメモを少しだけ。
MQAというのは分かりにくいと言われていたけど、僕自身が読んで一番わかり易いと思ったのは下記のサイト。
実は何年も前に読んで、その後、見失っていた。
最近、検索して見付けたので備忘録。

UANAMAS LabelがMQAコーディングをなぜリリースするのか? | UNAMASレーベル公式WEBsite
https://unamas-label-jp.net/?page_id=2388

ここからのリンクで、以下のファイル。

J. Robert Stuart - MQA: Questions and Answers - Stereophile 誌記事より抜粋
StereophileMQA - StereophileMQA.pdf
https://unamas-label-jp.net/wp-content/uploads/2017/10/StereophileMQA.pdf

JAS Journal 2015 Vol.55 No.6(11 月号)
About MQA (Master Quality Authenticated)
新デジタルコーディング方式 ‐ MQA (Master Quality Authenticated)
Bob Stuart, Keith Howard 訳:鈴木 弘明(株式会社 ソナ)
http://www.jas-audio.or.jp/jas_cms/wp-content/uploads/2015/12/201511-045-057.pdf

最初に載せたサイトから引用。

これまでもD-Dコンバータやマスタークロック供給、様々なジッター低減といったアプローチで途中の信号は、改善されていますが、MQAは、上流に遡って一番基本となるレコーディング時に使用したA/Dコンバータが持つ時間軸信号構成と同じ信号をMQA-デコーダによって補完・修正しエンド・ユーザーの地点でレコーディング時のA/D変換を再現するというのが大きな特徴です。MQAではこれをDe-BlurとかDe-Bleedingと呼んでいます。このためには、音楽制作レーベルやエンジニアから使用したDAWやA/Dコンバータの情報をもらって分析しておかなければなりません。UNAMAS Labelでもエンコードを依頼するときに必ず使用したDAWやA/Dコンバータの機種を付記し、さらにFINAL MIX前の源データ(RAW DATA)のサンプルを提供します。このことでA/Dコンバータとオリジナル録音時のデジタル信号の構成を分析しメタデータ化してMQAエンコードしたFLACが作成されます。こうした手間を面倒に思ったり、何かノウハウが盗まれるのではないか?といった危惧を持つレーベルやメーカだとこの仕組みは、成立しません。

つまり、録音の時点でMQAという録音再生システムの中でデータが作られていくということ。
ビットパーフェクトにはなり得ない。最初から時間軸信号のズレ(ジッター)を補完修正することが前提なのだから。
オーディオ再生時、DA変換でもそれが行われると僕は理解している。つまりオーディオ機器固有のジッター特性を補完修正するフィルターの実装が、MQA対応ということ。折り紙を解凍するだけではないということだ。

MQAの将来がどうなるのか、分からない。しかし何処かで命脈を保ってほしいと思っている。
ロストテクノロジーにするのは惜しいからだ。

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