No! CCCD Diary

 2004. July 
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04.07.04.広告
04.07.07.暮らしのため
04.07.13.公取議事録
04.07.20.コンテンツ2
04.07.25.文殊の知恵
04.07.29.窮屈な国が好き?
04.07.30.第160回臨時国会

2003年
2004年

 輸入CD規制反対!
CCCD Link/輸入権関連

no!cccd

04.07.30. 第160回臨時国会

2ちゃんねるに上がった速報
以下引用。

501 :エージェント・774 :04/07/30 17:46 ID:zFMZHf2j
本日から8月6日まで第160臨時国会が召集されています。
以下の質問主意書が衆議院に提出されました(カッコ内は提出者)。

> *いわゆる「コピーコントロールCD」に関する質問主意書
> (川内博史・井上和雄)
>
> *コンテンツ海外流通促進機構が制定する「日本産」マークに関する質問主意書
> (川内博史・橋本清仁)
>
> *知的財産制度における「法と経済学」的観点の重要性に関する質問主意書
> (川内博史・小林千代美)
>
> *独占禁止法第二十一条の解釈に関する質問主意書
> (川内博史・高井美穂)
>
> *米国で発売された「日本輸出不可」商業用レコードに関する質問主意書
> (川内博史・長安豊)
>
> ※経過は月曜日に衆議院のサイトに掲載される予定。

質問を提出した川内議員は国会の期間の短さに憤っています。

2ちゃんは時々もっともらしいガセネタが上がるから、注意が必要です。
衆議院サイトに注目ですね。
川内議員のサイトでも、質問を公開していくそうです。

『音楽が聴けなくなる日』…って、その言葉、そのまま返すわ。(時装屋日記)

音楽が聴けなくなる日、という書籍について紹介しています。
引用された、元日本レコード協会会長、元東芝EMI会長の乙骨剛氏の発言は、なるほどなぁって感じ。
再販制度と現在のシーンについての視点に共感するところです。

31日、追記。
いかに巨大メディアが法をつかって創造性や文化をコントロールするか(陸這記)
これも本の紹介。ローレンス・レッシグの「フリー・カルチャー」日本語版です。
pdf版もあるらしいのですが、手元に置きたい一冊。

↑↑

04.07.29. 窮屈な国が好き?

第47回「政治家が『われら知財派』を書く時代」(科学ジャーナリスト 馬場 錬成氏)
これ、読んだらキレそうなんですけど・・・▼(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

先日、benliで語られていた科学ジャーナリスト氏が自民党の知的財産政策小委員会委員長の甘利明議員が出したという本を紹介していますが、僕達の神経を逆撫でしてくれる内容のようです。

安ければCCCD買うのか?(いぎりすせいかつ)
イギリスじゃCCCDの正体がどんなもんかバレ切ってるのか、社長もぶっちゃけた話をするようです。CDの売り上げも大した問題じゃないと。「CDはミドルエイジに達したのだ」とか言ってます。
日本じゃこんな話全く出来ないよね。

"Unwrapped Vol.3"で如実に現れた ソニー の愚策(facethemusic)
先日に引き続いてSMEの話。
こういう話もあって。
米もソニーと独ベルテルスマンの音楽事業統合承認(nikkei net)
どうなんかなぁ、と思ってたら、海外のSMEと日本の音楽事業は別なのね。
しかも造反有理で別資本と。
バカなことするのは日本のSMEだけってことなのか?

追記。
日本のSMEっつうか、ソニーもか?
“AV製品のソニー”が窮地に(ITmedia)

RealNetworksが iPod 互換の楽曲データ販売を宣言(wms: musicbiz edition)
リアル、独自にiPodをサポート--アップルとの衝突は必至か(音楽配信メモ)
RealNetworksの配信でiPodに(OTO-NETA)

自分としては、両者円満にやってほしいですな。
Real Playerは国会のビデオ配信を見るのにもよく使ったし。
音楽配信メモによると、iTMSが現状で単体のビジネスとしては利益があまり出ていない(あくまでiPodへの呼び水というビジネスモデル)ことを考えると、ほかのサービスがFairPlayに対応してくれることで、「勝手にiPodの販促をやってもらえる」という捉え方もできる。とのこと。

08.01.追記。
アップル、リアルのDRM変換技術を強く非難、法的措置も示唆(hotwired)
どうなることでしょうか、、。

iTMSといえば、こういう話もあったり。
Motorolaの次世代携帯はiTunes購入曲を再生可能(ITmedia)
着うたですか?、、。いいのかなぁ、、、って感じ。

iTunesミュージックストアが生み出す新しいヒットの形(hidemuzicblog)
アルバム中心の販売によりシングル市場が消えて僅か10年程で再び曲単位のヒットチャートが、新らたに形成されつつあるとのコメント。
というか、この写真の人が伝説的歌手なのか、、。
最近ハワイアンには密かに嵌っています。聴いてみようかなぁ、、。

っていうか、日本では始まらないのかiTMSってことですが、こんな記事が。
ユーザー置き去りの著作権攻防戦(asahi.com)
これについて解説(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)。
日本の状況はとかく窮屈ということ。
この記事は結構しっかり書き込まれていると思います。

JASRACを考える。
新しいブログです。

↑↑

04.07.25. 文殊の知恵

知財系BLOG運営者会議が行われました。
乙です。
K's Diary
Copy & Copyright Diary
ARTS
The Trembling of a Leaf

って、他人事じゃないんだけどさ、東京は行けないです。
しかし何かね、参加できてないってことに若干の引け目を感じるのはどうして(w;;
多く集まりゃいいってもんじゃないし、自分が参加してモナーってとこあるし。
だから、別にいいのだけど、うー。

どんな形で活動の基盤を作ればいいのか、今までにないことだからある意味大変かも。

著作権分科会開催のお知らせ
見に行って、何をすればいいのか(The Trembling of a Leaf)

文化審議会著作権分科会(第13回)は傍聴出来るそうです。
8月2日(月)午前10時30分〜午後1時とのこと。
議事録がネット上に上がるのには時間がかかりますし、何が話されているのか直に聴ける機会は貴重だと思う。
でも行けないなぁ。

07.27.追記。
文化審議会著作権分科会(第13回)の開催について
文化庁のサイトに詳細が載っています。

関係者間協議答弁書(The Trembling of a Leaf)
著作権法改正における関係者間協議に関する質問主意書(衆議院ホームページ)

読んでいただければ分かりますが、川内議員による質問書に対する答弁。
あちこちで解説されています。

「著作権法改正における関係者間協議に関する質問趣意書」って、長いわっ!(万来堂日記)
著作権法改正における関係者間協議に関する質問主意書(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

科学ジャーナリスト(benli)
リンク先も合せてお読み下さい。

理系大学を出て、新聞記者をやっただけで法律の勉強をしていない自称「科学ジャーナリスト」(まあ、こういう肩書きは普通は「自称」でしょうが。)が法律の話に口をつっこむと、往々にして痛々しいものになるようです。

で、そういう感じで法律も論じられてる結果が輸入権法制化ってことなのかなぁ。

「有識者」のダブルスタンダード(Copy & Copyright Diary)
音楽についても似たようなとこありますね。
コピーを聞くなというのなら、だったらあんたらコピーを聞いたことがないのかと訊きたい。
一切ありませんというのなら、それでも現代の音楽シーンを担うミュージシャン、音楽業界人なのかと訊きたいわけです。
変ですかね。

何かおかしいことになっているような CD リリース 動向
やはり状況がおかしくなっているのか… 輸入盤 CD リリース 動向(facethemusic)
どうなんでしょうこれ。
またSMEがらみなのかな。

一方、EMIも。
ただいまT社さん・・・迷走中・・・
STONESよ・・・・ま・・・まぢですかぁ????(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

売れないようにしようとしてるとしか思えない。
結果も出てるし。
6月は洋楽に加え邦楽まで売れなくなったらしい(万来堂日記)

追記。
佐野元春、5年ぶりに新作(yomiuri online)
自主レーベルを立ち上げた理由、メジャーがどういう状況なのかが語られています。
これからは本当にインディーズが主流になるかもしれない。
さらに追記。
THE SUN、届いたので聴いています。この新作はいいです!!

インディーズが主流かと書いた矢先、あ、ちがうかって感じ(w;
鬼束ちひろ、ユニバーサルシグマとアーティスト契約(Universal Music ホームページ)
ソニーに逝ったとかいう話はガセネタだったのね。
正直、よかったぁー。

さらに追記。
2ちゃんねるですが、CD-Extraの特許についての報告。
コピーコントロールディスクは当分使われるらしい?

2ちゃんねるで曝されてますが、VAIOってどうよ、ということですね。
お使いの環境によるSonicStageの機能差について(aiwa.com)
SonicStageについてはこちらのQ&Aで。要するにWindows上で動くSony版iTunesみたいなもんのようです。

VAIOだったらCDのバックアップが出来るんだってさ。
みんなVAIOを買わなくちゃだ。
感じるところは色々ありますが、要するにこれがソニーのやり方ということなんでしょう。
いっそアップルに日本の国会でロビー活動して欲しくなりますね。

SMEとソニーは別の会社だという意見もありますが、こういうの見ると両者の考え方は遠くないのかも、と思う。

今更追記。
Goodbye MD(apple ホームページ)
appleの広報はなかなか挑戦的ですね。

追記。
大塚愛「さくらんぼ」着うた初100万DL(nikkansports.com)
そのうち着うた専門のアーティストとか出てくるかしらね。
つうか、タレントが着うたを作曲するTV番組を作って放送するの。
で、どのくらいダウンロードされるのか!?、とか視聴者を煽る(w。
案外番組として成立するかもだ、、(汗。

↑↑

04.07.20. コンテンツ2

価値紊乱者(造反有理)
日本知財学会の第2回年次学術研究発表会について記載されています。
メモを引用。

コンテンツについて議論するときに一番軸に据えるべきは、作り手(創作者=作曲家、作詞家、演奏家)とそれを利用する受け手である。この2つがまず存在する。この存在は時代がどう変わろうと変わらない。真ん中はいろいろ変わる。SP、LP、CD、DVDなど。従って、コンテンツビジネスをやっている立場からいえば、我々は常にこの2つの軸に目を据えておかなければならない。真ん中にこだわっていると間違った行動を起こしかねない。

真ん中にこだわったのがコピーコントロールディスクであり輸入権問題なわけで、たしかに間違った行動そのものです。
このメモには他にも色々、興味深い記述がありますのでご一読を。

セシール(benli)
フランスの法律にあわせたオープンソフトウェアライセンスが公表された、とのこと。
引用。

著作権法による表現の自由の制約が広範囲に過ぎる社会では、「みんなで知恵を出し合ってより優れた作品を作り上げる」という方法で文化の発展を目指すのは楽ではありません。GPLによる「ソフトウェアの解放」では不十分なのです。フランス以上に著作権法による表現の自由の制約が広範囲にわたる我が国では、GPLに代わる仕組みの必要性はより大きいのです。

「HDDウォークマン」に関する一考察 (2/3)(ITmedia)
なんで2/3からかというと、ATRAC3について書かれているからです。
ソニーも大変だけど、真ん中にこだわっていると間違うばかりじゃなく混乱したり損をするかもしれないという一例になってるかも。

9/23発売のKRAFTWERK再発(国内盤)がきれいにオールCCCD化(音楽配信メモ)
わはははは。バカだねぇ。デジタルリマスター台無し。しかもクソ高い。と津田氏のコメント。これも真ん中にこだわって間違ってるケース。ここまで徹底して間違ってると笑うしかないかもね。
EMIは「再発カタログはCCCDにしない」と雑誌のインタビューで答えていたそうです。酷いねぇ。

技術系裁判官は必要か?(marines)
ちょっと気になったのでメモ。

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04.07.13. 公取議事録

Parasol Recordsからの回答(2)(benli)
並行輸入盤、ホントに出るのかーなーーーーーぁ・・・(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
Air Supplyの話が興味深い。

しかし、なんだったんだろうな。memory lab BBSへの書き込みは、、。

CCCDは再販制度の対象として妥当か〜第4回著作物再販協議会(Internet Watch)
公取委、CDとDVDのセットに「再販価格」はダメ(Nikkei Net)
第4回著作物再販協議会について(pdfダウンロード/公正取引委員会)

あちこちで取上げられていますね。
再販制度を補強する「レコード輸入権」(造反有理)
2004-07-12(Copy & Copyright Diary)
2004,07,12, Monday(kbng)
選挙も終わったし、またモードに戻るのさ。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

ビクターの発言が興味深いですね。
時限再販ですが、2004年度内に業界全体の8割が6ヶ月に短縮されるという話。
私共ビクターの場合2003年度は利益が出るのは1割のタイトル数で、あと9割はほとんどすべて赤字である。しかし、幅広いジャンルで商品を提供していく為にはタイトル数を増やし、絶やしてはいけない。とのこと。
その意気や良し、といっていいのかどうか、、。
企業が文化を守り担い手になるという、そういうやり方が無理になってきていると思うんだけど、どうなんだろ。
タイトルを増やす為、輸入盤を規制する法案を通したりコピーコントロールディスクのような不良品を販売し廃盤も増やす。すごく脈絡がないし矛盾してると僕は思います。
しかし、利益が出るのは1割のタイトル数、もう無理じゃないかな。
memory labの高橋氏なんかは、ミュージシャンに利益の出る体質にしないとしょうがないといって、スタジオ代とかの高さを問題にしています。土地代が高い。変な法律作るよりそこらに援助するとかしたほうがよっぽどいい、とか。そういう音楽制作の根っこの部分をなんとかしようという意見のほうが、遠回りに見えて本質的じゃないかな。
どっか自治体がやらないかな。特区とかさ。出来ないのかな。

文芸家協会などで絶えず問題になっているのは図書館の問題である。図書館が大量に購入するために、一般読者がもっぱら図書館で順番を待 って、ただで借りる人が非常に増えている。のだと。
そんなこと、問題にするなよと思うのは僕だけですかね。
街頭図書館というのも意味不明ですし。
個人的には、図書館において欲しくないと著作者が思ったら置けなくしてもいいと思っています。本なんか読めなくても生きていけるし、図書館のコンテンツ保存機能も余裕がなくちゃいけない。置いて欲しくないと思われてる本をわざわざ置くぐらいなら、著作者が置いて欲しいという本を置いた方がいいでしょう。
シェアされるコンテンツと管理されるコンテンツに分かれたほうがいい。極論っぽい?

アンケート。
店頭でのCD値引きセールについて、セールを利用していない理由として、品揃えが少なかった、知らなかった、が多い。値引きセールへの希望として、品揃えを充実してほしい、もっと宣伝してほしい、が多い。知らないとこでやってるんだよな。
ネットでCDを買う人が少ないのが意外。自宅でインターネットを使ってる人の9%だって。

これは読みがいのある議事録だと思います。

追記です。
memory labですが、これはヤな感じだなぁ。。。引用しますね。

「還流」というのは、日本に原盤のある音楽が海外にライセンスされ、その国で発売されたレコードが日本に逆輸入されることである。誰もがそう考えてきたのではないでしょうか?
ところが、文化庁の見解は違ったのです。

なんだかなぁ、、。

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04.07.07. 暮らしのため

前回に引き続きVelvet Crushについて。
ソニーからの答え。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
れしさんがソニーにメールを送り返答を得たとのこと。コピーコントロールディスクではないとのことです。それなら買えますね。しかし、輸入権のことやレーベルゲートのことで気分が悪いので、出来たら輸入盤を買いたいとか最近は思うわけです。

音楽配信メモの掲示板、批判・要望・感想スレッドに2ちゃんねるの書き込みがコピペされています。
興味深い内容です。

"Not Exportable to Japan"(造反有理)
今回の件について詳しく解説。ごく一部を引用。

今回のParasol RecordsとSMEJのようなライセンス契約の存在は「レコード輸入権」の創設及びその運用と分かちがたく結びついている(いわば、改正法施行後に権利者側が法的措置を行うための前提条件となる)ものであり、この2つを関係のないものと捉えてしまうと、結局、問題の本質を見誤ることになるのではないか。

それにしても、"Stereo Blues"の問題で一つ驚きだったのは、今回の法改正を要望する日本レコード協会(RIAJ)加盟のレコード会社が外国のレコード会社に対してライセンシーの立場に立つときにライセンシーとしての自らの地位を保護するために外国のレコード会社に対して日本国内へのレコードの輸入を禁止するように働きかけることはないであろうとのある種の信頼の下に議論が展開されてきたのにも関わらず、これがあまりにも簡単に崩れ去ったということである。

法的拘束力はないですからね。。。
要は、「国会はなめられてる」ってことだと思う。
これは、国民がなめられてるというのと同義です。
RIAJもこのような場合に法の存廃を立法府に委ねると言明しているのであるし、臨時国会の場でも改めて改正法の是非について議論すべきではないだろうか。との一文でこの解説は締めくくられています。

追記。
なんか、変な展開になってきてるようで。
memory labのOWNER'S BBSへの妙な書き込みが発端です。
ソニーミュージックジャパンの輸入部門で扱うかどうか分からないと。
日本レコード協会がソニーに問い合わせてるという話。
Velvetの件の原因とは?(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

極私的Watchdogプロジェクト
ちょっと、これってけっこう労力いるんじゃないだろうか。
お疲れ様です。
しかし、こういう感じで定点調査の記録を残していくといいかもね。
気になるレーベルやアーティストについて記録を残していく。
音楽ファンはたくさんいるから、分担することもやり方によっては可能なのかな。

デジタル時代の私的複製について考えるシリーズ(Music Liberation Front)
Music Liberation Frontでは、今年もTシャツ作るそうです。
デザインもいい感じ。
しかしもう7月、ロックフェスに間に合うのか?

福祉の喫茶店からも著作権料(洛南タイムス)
またJASRACか、という声があちこちから聞こえてきそうですが。

JASRAC様の法的に正しくても非道い徴収から上手い事逃れる手段がJASRAC評議員の玉木宏樹氏の掲示板に書いてあるとOTO-NETAより。
主催者が誰かというのが問題なのだそうです。
ソースの掲示板の書き込みはこちら

これは広めていった方がいいのかな。
主催者が店である必要は全くありませんが、主催者が著作権所有者ということになると、店と著作権者の間で何か、微妙に変わってくることがあるかもしれない。
あと、JAZZとかは難しい。スタンダードを演ることが珍しくないでしょうが、この手法を使うとなるとアーティストのオリジナルばかりやることになるのかな。まぁ、ジャズの場合、インプロが主体って場合もあるし、それだったら、もう、この際だから。何だ。
全部即興ですからJASRAC登録していません、とか。

しかし管理楽曲かどうか関係なくどんどんお金を取るらしいから、通用しないかな。
酷い話です。
思うんだけど、JASRACの会計って誰が監査してるんだろう。

追記。
この件に関して、
JASRAC を監視し、非道な体制を抹殺せよ(facethemusic)
JASRAC の包括契約について(wms: musicbiz edition)

海賊版対策:「日本マーク」で違法コピー封じ(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
統一マークを制定し、日本とアジア各国の特許庁に「団体商標権」を登録、商品パッケージに張り付けるっていうことです。

今更ながら、
サイバー犯罪条約:来月発効 通信の秘密・表現の自由制約に懸念の声(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
最近こういうのって、ほんとろくなもんがない。
一部引用。なんでしょう、裁判所の関与がないままの差し押さえって。

事実上、裁判所の関与がないままの差し押さえと同じだ。このため日本弁護士連合会(日弁連)は「強く反対する」との意見を表明している。

よらしむべし、知らしむべからず(wms: musicbiz edition)
原子力政策についても輸入権の問題同様のようです。年金の問題もそうだったな。
国益って何でしょうね。
国民の代表の無知につけ込んで政治を操作されるのも、そもそも国民が政治に対して無知だからでしょうね。僕らは知ろうとしなかった。なぜなら知っても無力だから。無駄だから。
もう、そんな時代は終わる。
終わらせなければ、多分僕らの暮らしが滅びる。そんな気がする。

↑↑

04.07.04. 広告

RIAJ意見広告<br />
妄想宇宙の囚人(造反有理)
万が一はどのようにして起こるか?(memory lab)

レコード協会の意見広告は6月30日に全国の新聞に掲載されたもの。
造反有利によると7月3日まであちこちで掲載されるらしい。
しかし、これはあくまで広告ですから。約束ではないですからね。
広告が嘘だったリ大げさだったり紛らわしかったりすることは珍しくありません。
JAROって何じゃろってなもんです。

この広告は著作権法改正についての問題意識を持った人に対してではなく、よく知らない人達に向けたものだと思います。
つまり、国会での顛末を知らない多数派の世論を誘導することが目的じゃないかと。国会で起きたことを見た人なら、なんじゃこりゃ?って思う内容です。
そういう意味では、あぁ、いつものレコード協会の広告だな、って感じじゃないかな。
根拠がなく真実でなくても大声出しとけばいいんだ、という姿勢です。

還流防止措置の廃止もやむを得ない、という広告ですが、国会でまた法改正をするんですかね。改正法案が提出されなければそのままになるんじゃないでしょうか。
こういった場合誰が法案を提出するんでしょう。
民主党ということになるのかな?
取りあえず、マニフェストで今回の問題に付いて触れているのは民主党だけですからね。
そして法案が提出されたとして、その法案をどうするか決めるのは国会です。国会で通らなければ、還流防止措置の廃止はありません。

レコード協会が今何か言ったからといって、どうなると言うんでしょう。
まぁ、海外作品のCD輸入が阻害された場合に、AmazonやTower Record、HMVや、反対意見を表明していた音楽業界の人たち皆と協力して、改正に向けて活動します、という意志表明ならば、ないよりマシかも知れません。

そして、
Velvet CrushParasol Recordからの回答PARASOLへの返答(benli)
Watchdogは思いのほか早く忙しくなるのか?

慎重に見守るべきだという意見もあります。
2004/07/02 (金)(音楽配信メモ)
しかし、ちょっと敏感にならざるを得ないかも。
日本の洋楽国内盤というのは僕もけっこう買っていますし(追記。以前はむしろ国内盤の方を買うことの方が多かった。国内盤が出てないものは輸入盤を買っていました。やはり輸入権以降、そういう国内メーカーを応援しようという気持は萎えていますね)、言いたいことに同意できる部分もあるんですけど、ボーナストラック付き良質なライナー付きの国内盤が、コピーコントロールディスクだということになれば、僕はVelvet Crushを買えないわけです。
SME洋楽部が良心的であろうがなかろうが。
これが契約によるものというなら、契約のせいで僕はVelvet Crushを買えないかもしれない。
そして来年の1月からは、こうしたことが法的に「権利として」容認されているわけです。

追記。
付帯決議を守るということ(benli)
なるほど。以下引用。

衆議院での付帯決議やRIAJの声明をRIAJ傘下のレコード会社が遵守する気があるのであれば、洋楽CDに関しては、日本国内盤に関するライセンス契約を締結する際に、米国盤等の日本国内への流入を禁止するような条項を盛り込んだり、日本国内への輸出を禁止する意思を表示させるような条項を盛り込んだりすることを、RIAJ傘下のレコード会社は回避すべきということになります。もっと簡単に言ってしまえば、RIAJ傘下のレコード会社は、ライセンサーたる国外のレコード会社がこのような表示をさせるような契約を結んではいけないということなのです。

さらに追記。
「日本へ輸出不可」というCD(Drumming!)

始まりは、いつもソニーから(The Trembling of a Leaf)
そう、「米国では結果的にIT業界が音楽配信を主導したが、日本ではレコード会社主導で秩序ある有料配信を行ないたい」とレーベルゲートの社長がいった、という話もあった。
自分はAirMac Expressをコンポに繋ぎたいなぁ。

先日のニュース。
PtoPで懲役刑も--米上院が違法コピー対策法案を審議へ(CNET japan)
他のとこにもあがってますね。
著作権侵害行為の「誘発」を違法とする法案、上院へ提出(hotwired)
いずれは『iPod』も非合法に?(yahoo japan)
追記。
yahooのリンクが切れたので、hotwiredの記事に。マック特集とのことで、再編集されています。

別の法案だけど、
米上院、著作権侵害対策法案を可決--あとは下院の採決を残すのみ(CNET japan)

オリンハッチ議員がすごくがんばってるようです。
案外アメリカの議会も日本の国会と変わらないかもね。一部の妙な考え持った人がわけわからない法案をよく知らない人たちの賛同を取り付けて通しちゃってるとか。
考え過ぎかな。

今更ながら追記。
ハイテク大手が団結、「公正使用権」法案を推進(ITmedia)
「公正使用権」がデジタルミレニアム著作権法(DMCA)では抑制されており、この権利を保護する必要があると主張している、とのこと。

こまごまとリンク。

吉川著作権課長講演録 (1)
吉川著作権課長講演録 (2)(造反有理)

BBC、テレビ番組のアーカイブをネットで公開へ--クリエイティブ・コモンズを採用(CNET japan)
BBCの力(kbng)

音楽と著作権ニュース貯蔵庫

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