Su | M | Tu | W | Th | F | Sa |
---|---|---|---|---|---|---|
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 |
08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
04.08.01. | エイベックス |
---|---|
04.08.02. | 萌える |
04.08.04. | レコ協会長 |
04.08.08. | 華氏911 |
04.08.10. | ミュージシャン |
04.08.12. | Won't Get Fooled Again |
04.08.15. | フィリップス |
04.08.17. | avexのCCCDコンピ |
04.08.21. | Non-Standard |
04.08.24. | 地域格差 |
04.08.27. | スーパースター2 |
04.08.28. | フランス司法当局 |
04.08.28. フランス司法当局
とりあえずリンク。
仏予備判事、コピー防止CDめぐりEMI France等の捜査を命令(cnet japan)
って、おいおいおい、、!!
とりあえず引用。
フランス司法当局が、レコード会社EMI Franceと音楽販売業者Fnacに対する捜査を開始した。両社には、自社商品のCDに、一部のオーディオで再生できないコピー防止技術を採用した疑いがかけられている。
疑いですってよ!!
ということは、これが事実ということが判明したら有罪なんだな。
さすが、自由と民主主義の国は日本と法律の作りが違いますねぇ。
フランスだったら「有罪」になるであろうことが、日本では「著作者の権利」なんだからね。最初っから崩壊してますよ。
すいません。飛ばし過ぎました。
不正行為の容疑、ってことらしいです。懲役刑もあり得ると。
原文では、
The DDCCRF carried out its own tests, and a judge subsequently ordered a judicial examination of EMI Music France and Fnac on charges of fraud.
ってことです。
fraudって、詐欺ってことですね。
「コピー防止CDは私的複製権を妨害」と、仏EMIに訴訟(ITmedia)
やっぱり詐欺のようです。
04.08.27. スーパースター2
CCCDはスターシステムの放棄(OTO-NETA)、2004/08/25 (水)(KNWT)
これを読んで、昔読んだコラムを思い出した。
今もネット上に残ってるのかどうか、、とか、考えましたが、ありました。
「スーパー・スターがメディアから消える日」がやって来る(IT Pro)
うちのCCCD日誌でも取り上げています。
今になって自分の書いたこと読み返しても、そんなに変なことは言ってないと思いますね。
CCCDとスターについて、僕なりに考えたこと。
音楽業界はコピーコントロールディスクについて「当たり前のもの」であるかのように導入し普及させようとしていたと思います。コピーできないのは当たり前のことってことで、法律の難しいことは置いといて「日常風景」として定着させようとしている。
なぜなのか。
そうすれば、スターシステムへの被害を最小限に出来るからです。
コピーできないのは著作権保護のため、法律だから、という「イメージ」を日常に定着させようとしている。コピーできないのは「スターがコピーするなと言うから」ではなく、「著作権保護のために法律でそうなってるから」というイメージ。社会的に大事なものを保護するというイメージ。
法律の細かいところを気にしないファンの前では、スターは無傷のままでいられます。
それこそ法を守ってひいきのミュージシャンにおひねりを投じるようなもんですから。
実際にはそうはいかなくて、というのもCCCDは「再生保証がない、聴けなくても保障しない、コンポも(以下略」というどうしようもない代物であるが故に、「法律でそうなってるから」とか言ったって「だからといってそんなもん売りつけていいのかYo!!」とならざるを得ないわけで。
結局、そんなもん売って許されるのかと、誰がそんなもん売るんだというとこに話が行っちゃう。
それを避けたかったのに。
音楽業界としては、「そういう法律があるからコピーできなくてもいいんだよね、OK?」って方向に話が進んでほしかったのに、その流れで著作権ガードをガチガチに固めた高額ファイルでネット配信に移行したかったのに、現実は「そういう法律を楯にこんな不良品を売っても許されるのか?!、こんなもの売る連中を保護するのが著作権なのか!?」って方向に進んでて、これは大きな目論み違いだったんじゃないかなぁ。
今更CCCDが不良品であることを認めるわけにもいかないし。
結果、スターシステムの破壊どころか、音楽業界への信頼崩壊。
転げ落ちていくしかない片道切符です。
スピードは速くなっていくばかり。
早く飛び降りた方がいいのに。
つうか、音楽シーンを荒地にする前にとっとと脱線して欲しい。
個人的には、コピーガードがあろうと何だろうと、スターは生まれると思います。
理由は、音楽ファンが求めてるから。
しかし不良品を売るスターとなると、求めているのは一部の音楽業界人だけです。
なんか、今日はやたらたくさんあるぞ。。。
とにかくひたすらリンク。
「コピー防止CDは私的複製権を妨害」と、仏EMIに訴訟(ITmedia)
欧州委員会、MSとタイムワーナーによるDRM企業買収計画を再審査へ(cnet japan)
「着うた」配信妨害の疑い、公取委が立ち入り検査(wms: musicbiz edition)
次世代CCCDは99%の確率でコピーを防止できるらしい(wms: musicbiz edition)
Mac/iTunes対応のCCCDが出来る(OTO-NETA)
Macrovision が FairPlay をサポート(N@Blog)
著作権とは何ぞや?(Sawney Bean's Cave)
引用。
(訳)著作権は「創造的な資源を分配するための道具」であって、「クリエイターや消費者に与えられた絶対不可侵の権利」ではない。
激しく同意。
監視システム「J-MUSE」〜JASRACは常に見張っている(JASRACを考える。)
特集:私的複製はどこへいく?(ITmedia)
第一回:コピーは何回? それとも禁止? (1/2)
第二回:「コピーの全否定は問題」——音楽業界のジレンマ (1/2)
d.e.plus
いろいろリンクしてるです。
っていうか、もう眠い。寝る。
04.08.24. 地域格差
2ちゃんねるのスレッド規格外の欠陥品、CCCDなんかなくなっちまえ!! 11
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1088502321/594
引用。
そういえば、ソニーが日本を音楽鎖国しようと画策していることを実証する話があるので、まずは下のリンクをクリックしてほしい。
http://www.connect.com/
そうすると、jpドメインの利用者は必ずここに飛ばされる。
http://mora.jp/index.html
上のリンクはソニーがアメリカで提供している楽曲配信サービスのConnectで、著作権管理(DRM)は日本と違ってかなり緩め。
AppleのiTMS同様、ダウンロードしたファイルをCD-Rにバックアップすることもできるようだが、そういった便利なサービスをjpドメインの人間には絶対に使わせないというソニーの強固な意思がこの結果。
輸入権創設やCCCDも全てはソニーの音楽鎖国戦略に沿ったもの
ご覧の通りですね。
こういうのもあります。
We're sorry.
Rhapsody is not yet offered in your country or region. Please check back later, and thanks for your interest in Rhapsody.
超久しぶりに米国聴き放題型音楽配信サービス「Rhapsody」が無料開放中(音楽配信メモ)
この話ですが、僕の住んでる地域では聴けないとのこと。
まぁ、僕はマックユーザーなので、virtualPCを使わないとどっちにせよ聴けないようなのですが(サイトのトップの記載では、MINIMUM SYSTEM REQUIREMENTS:Windows PC, 350 MHz, 350 MB HD Space、ってことらしいです)、そうだとしても地域によって聴けたり聴けなかったり。そういうのが音楽の本質を歪め、音楽ファンをしらけさせるわけで。
しかし、、。
何でか分からないんですが、Rhapsodyのトップページからだと前述の文面が表示されますが、Catalog Pageからは僕の住所からでもアクセスできるみたい。
マックユーザーだから(?)正確なとこは検証できないんだけど。。。
なんつうか、、。
昔の話ですが、サイモンとガーファンクルというフォークデュオがいまして、売れなかったわけですが、誰だったかプロデューサーだっけ?が無断で彼らの曲にエレキギター、ベースとドラムというロックサウンドを上乗せして売り出しちゃったと。当然、サイモンらは怒ったわけですが、この曲がラジオで放送されて火がついたと。人気者になった彼らは、次のアルバムでロックサウンドを導入することになるわけですが。
何が言いたいかというと、なんか昔からいい加減といえばいい加減だったと。
先日、エイベックスがCCCD嫌いの曽我部恵一の曲を無断でオムニバスに収録する、多分CCCDで、というので話題になってましたが、そういう感じなんですよね、音楽業界って。昔から。
先に上げたサイモンとガーファンクルの作品、サウンド・オヴ・サイレンスですが、これって今風に考えたらリミックスなんですよね。
当時はそういう概念はなかっただろうけど。
無断でリミックスしちゃったと。
そういうのって今でもなんか、時々あるよね。
で、何が正しいのかと。
結局、ロックバージョンのサウンド・オヴ・サイレンスは今でも定番チューンなわけです。
ないがしろにされた著作者の意思はどこにいったんだと。
著作権的にどうよ?と。
そりゃ、褒められたことじゃないけどさ。
こういうとこも、しかしポップミュージックの面白さだったりするわけなんですね。
これは、オリジナルにこだわってばかりいたら生まれない面白さな訳です。パクられ共有されするうちに別のものが生まれるってこと。そこで評価を下すのは結局、作品そのものが持つ強さがどうなのかってことと、それを認め求めるオーディエンスとミュージシャンなんですね。
そもそも完全なオリジナルの音楽なんて、ほとんどありませんしね。
それは、むしろ音楽の豊穣を生む土壌なわけです。
そこを闇雲に切り捨てていくのは、どうなのかなぁ、と個人的には思います。
エイベックスの件で何がいやって、つうか、やっぱりそうかよってんでゲンナリするのは、コピーコントロールディスクとかなんとか、ユーザーには厳格な著作権管理を求めるエイベックスが、自分たちは「著作者を無視」してるということで、結局、自分の都合しか眼中にない。本気で著作権のあり方がどうあるべきかなんて考えていないということが、また明白になったってことで。
わかりきったことなんだけど。
もし、お蔵入りになっていた曽我部氏の作品がリリースされて大ヒット、ということになれば、まぁ今回エイベックスのやった「著作者を無視」って行為もチャラになるような気が個人的にはします。
ユーザーのもとに優れた作品を提供したということになるわけですから。
ただ、曽我部氏は他のところで問題の作品を使ってて、それでかなり戸惑っているようで、そういうことがあるからやっぱりエイベックスは詰めも足りないっていう問題は残るでしょうけど。
ユーザーに対しては著作権に厳しいくせに内部には甘いダブルスタンダード体質、という部分はそのこととは関係なくて、自分なんかは情けない話だなぁ、とか思います。
カーネーションのBBSでマネージメントチーフ冨永周平氏が「CCCDなら買わない」というファンに苦言(音楽配信メモ)
本当のファンならば不良品に対しても金を払うはずだ、というのに類する意見はちょくちょく聞きますが、そういうのは「狂気に近い」と個人的には思っています。
業界の水に浸かり過ぎてませんか。
不良品は買わないのが普通ですよ。
あるいは、冨永氏自身が狂気に近い超熱狂的なファンで、カーネーションの作品ならどんなものでも構わない、ということなのかもしれないけど、そんなのをファンの基準にされても困る。
いや、、、やっぱり売りたいから、つい言うんでしょうけどね。
言うなら、上手に言ってほしいですね。
そういう意見って結局、CCCDを買わないファンの気持ちを理解してないんですね。
レコード会社に対して抗議として機能するよりも、カーネーションというバンドの今後の活動のほうに支障をきたすことにつながりかねない、ということだけど、そんなことは悩んだ上、わかった上で買わないんだ。葛藤がないとでも思ってるのか、と。
会社への抗議など黙殺されるだけ。
そもそも何があろうとCCCDと心中する気の企業が抗議メールなんて読むものか。
そもそもミュージシャンの立場を楯に不良品を売るという商法をやっているのがレコード会社なわけ。
そんな横暴に嫌々乗せられるファンこそが本当のファンだなんて、なんでCCCDに反対してるはずの人から言われなきゃならないの?
あ、CCCDを売ってる側だから言うのか。
最近の音楽ファンは敏感ですが、なんで敏感になっちゃったのかというと、今までに業界が進めてきたCCCD、輸入権絡みの諸々の行為なわけで。
僕が言うのも変だけど、業界の方達にはちょっと立場をわきまえて慎重に配慮して発言して欲しい。
でないと、無用に荒れるだけになっちゃいます。
今更、個人的にメモ。 音楽っていうパイの大きさ(salvageship)
04.08.21. Non-Standard
「華氏911」は「チャップリンの独裁者」である(町山智浩アメリカ日記)
ハリス・ポール社の調査によるデータを元に「『華氏911』を共和党員は観ないから選挙には影響はない」と日本のマスコミも言っているが、ということだけど、積極的に政治にコミットする層とそうじゃない層がいてムーアが動かそうとしてるのは後者だということ、それは無理っぽいと日本のマスコミは言ってるということかと。
そういうスカした分析がひっくり返ったら世の中面白くなるのになぁ。
ちがうか。
クールな政治参加を考えてみては(facethemusic)
公職選挙法はだめだという意見に同意ですね。
それにしても30人か、、。
「基本法」と知的財産権(造反有理)
リンク先が列挙されてるだけなんですがとりあえず、リンク先を読んでください。
つうか、こっちでもリンク。
知財に関する消費者と権利者の責務(荒井寿光知的財産戦略推進事務局長)
引用。
ニセモノ商品を買うことはやめようということです。(荒井寿光)
そうですか。
ところでCCCDについてどう思われますか。
CCCDのCDの意味は"Counterfeit Disc"(模造ディスク)の略と考えるのが一番妥当とか。
模造ディスクを保護するのが著作権でしょうか。
もちろん、権利者も特許や著作権があるからといって、何をしてもよいというわけではありません。(荒井寿光)
そうですか。
模造品を売ることには問題はないとお考えだということは分かりました。
ところで159回国会で行われたことは、してもよい範囲だということなんでしょうか。
消費者基本法 (第7条第2項)
知的財産基本法
読売新聞憲法改正2004年試案(第35条第4項)
読売、何考えてんでしょうか。
15日に書きましたが、フィリップスの文書(pdf)によれば、実はEnhanced CDというのは規格外ディスク(Non-Standard Multi-session CD Audio Disc)だという話。
はっきりいってそういうことなら、世の中には規格外ディスクが既に何の問題もなく売られ市民権を得ているわけで、こりゃ弱ったなぁと。
CCCDが規格外でも問題ないじゃん?
いや、聴けないから問題あるんだけど。
しかし考えたら、Enhanced CDはレッドブックには沿ってるからCDDAマークは使ってもいいと。
それってつまり、Standard Multi-session CD Audio Discではないかもしれないけど、Standard CD Audio Discではあるのか、、。
Enhanced CDが問題なく「全てのCDプレーヤーで使える(Plays in all CD players/Yes)」のにStandardじゃないというのは、むしろ規格とか利権の問題の複雑さが垣間見えるような気がします。
実際どうなんでしょうかね。
RIAAに技術的な仕様書があるというとこも気になります。調べようにもRIAAに繋がらないんだよな。
もしかして、Non-Standardって規格外って意味じゃあないのかな?
もう、初歩的でだめだ。
ちょこちょこリンク。
先月書いた話ですが、まとめサイトが出来ました。既にあちこちで紹介されているようです。
iTunesになぜなれない? 顧客志向が必要な日本の音楽配信(nikkeibp.jp IT Pro)
ついでに、
BP's Eye - 柔らかいデジタル 記事一覧(nikkeibp.jp - BP's Eye)
アメリカも音楽配信ばかりという訳でもない・・・(hidemuzicblog)
次世代メディア販売が充実してるアメリカ、という話ですが、そういえば昔、海外ではSACDとかでの販売が増えているという記事をオーディオ雑誌で読んだことがあったなぁ、と思いました。日本とはえらく違うなぁと思ったっけ。しかしAmazon.comとかではあんまり引っかからない。Amazon.co.jpと大して変わらないのは何なんだろうか。
あ、輸入版もあるからか。
それはともかく、対して日本ではこういう話が冗談ではなくなりつつある現状。
ペイパーユース社会(Copy & Copyright Diary)
米控訴裁、ファイル交換ソフトの著作権侵害責任を否定(ITmedia)
「2004年を音楽配信元年に」--交錯する音楽レーベルと配信事業者の思惑(CNET japan)
SWANさんの質問状及びJASRACからの返答(JASRACを考える。)
04.08.17. avexのCCCDコンピ
エイベックスから9月に発売されるコンピCD「Relaxin'COZY HOTELS」にCCCD反対派アーティストの音源が収録(音楽配信メモ)
曽我部恵一公式サイトのBBSで本人の書き込み(08.17 [tue] 02:34:51)があったとのこと。
音楽配信メモにも貼られていますが、引用しちゃいますね。
エイベックスのこのアルバムに収録される曲、3年前に制作予定されてて
そのまま立ち消えになってたコンピ用にぼくが当時提供してた曲です。
当然、そのころはCCCDの話などなかった。
・・・というよりなにより、なんで今さら突然出るの??ぜんぜん知らなかったし、その曲同じタイトルで改作して
次の映画のサントラに使っちゃってます。
完全に不可解なので、権利関係を調査します。
単にお蔵入りだった未発表曲を「録り下ろし曲」と言って売る根性もかなりアレですが、それより何よりこういうアルバムが出ることを本人がまったく知らないっていう状況が何よりアレだ。
これは音楽配信メモの津田氏のコメント。
音楽業界ではこういうことは珍しくないらしいですが、著作権について厳格なことをユーザーに押し付けるなら業界内もこうしたことに気を配るようになるべきだと思います。それこそ、著作者が知らないうちに複製されて売られるなんて、海賊盤じゃないんだから。
しまった、追記。
忙しいんでリンク先を列挙(汗。
著作権等管理事業法の施行状況等に関する意見募集(文化庁サイト)
関連して、管理事業法意見募集(The Trembling of a Leaf)
music-watchdog's trackback center
柔らかいデジタル 第17回〜デジタル時代にそぐわないどんぶり勘定(nikkeibp.jp - BP's Eye)
関連して、iPodに関しては補償金を払っても良い(OTO-NETA)
DMCRA(Digital Media Consumers’ Rights Act)(d.e.plus)
ちょっと気になった。
学会事務センター破綻のニュースへの反応リンク集(Copy & Copyright Diary)
04.08.15. フィリップス
2ちゃんねるですが、かねてから指摘されていた「マルチセッションを使用するCCCDは特許が残っているCD-EXTRAを利用したソニーの利権誘導」説を実証する文書が見つかったとのことで、pdfファイルにリンクが貼られています。
フィリップスのサイトで、もとのページはこちら。
Non-Standard Multi-Session CD-Audio Discs(PHILIPS)
ここから落とせるファイルが問題のpdfです。
2003年8月のファイルなのですが、今更ですが「Plays in all CD players」の項目にCCCD/Noと記載された表があったりして、コピーコントロールディスクがどんなものなのかが説明されています。ライセンス料の表なんですが、確かにコピーコントロールディスクのライセンス料をソニーとフィリップスに払え、とありますね。
しかしEnhanced CDの技術的な仕様書って、RIAAにあるんだねぇ。知らなかった。
CD-Extraとどう違うんでしょうかね、、。
ということでよく見たら、CD-ExtraとEnhanced CDは別物だそうです。
あれー(汗。
同じもんだと思ってた。ちょっと訂正入れなきゃいかんですね。
Enhanced CDというのはブルーブックに沿ってないんですね。だからCD-Extraじゃない。
しかしレッドブックには沿ってるので、CDDAのマークを付けることは許されています。
CD Extra解析情報(伊藤隆幸のホームページ)によると、初期のマルチセッション形式のCDはオーディオCDプレイヤーにかけると誤ってCD-ROMトラックを再生することがあったらしい。
それこそコンポが壊れる危険があります。
そこで、安全に再生できる方式として考えられたのがEnhanced CDであり、規格として作られたのがCD-EXTRAということらしいです。なんつうか、コピーコントロールディスク導入前から規格外ディスクの問題ってのは実はあったんだ?、と思いました。
音楽業界が規格外ディスクに対して無頓着なのはもともとそういうものを販売してたからなのかなぁ。
他、いくつかリンク。
CDプレス仕様: フォーマット(ONE&ONLY)
Enhanced CD(パソコン雑技団)
アップルがCD Extra対応の機能拡張ファイルを無償で配布(PC Watch)
いくつかメモ。
国会図書館が「No.451 音楽レコード還流防止措置について」という調査資料を公開(OTO-NETA)
159回国会での審議に使われた資料とのことです。
片面がCD、もう片面がDVD——「DualDisc」の抱える課題(ITmedia)
何だったかな、自分も持ってますよ。日本のアーティストの作品ですが両面にデータが入ってるディスク。両面CDだったっけ?
正直、VRDSのCDプレーヤーに入れる気になれないんだけど、そういう理由で結果的にあんまり聴かなかった。そういう人間はそりゃ少数派さ。
片面は保護膜がついてる方が扱いやすいと思うんだけどなぁ。
というか、再生に不具合があるかもしれないメディアはCCCDだけで十分だ。
追記。
JAZZ喫茶「SWAN」対JASRACを検証する(JASRACを考える。)
04.08.12. Won't Get Fooled Again
重要な時に(memory lab)
一昨日リンクしたFree Music Watchdogについてのコメント。以下引用。
「WATCHDOG始動」とあちこちでトラックバックしてもらいましたが、実はWATCHDOGはとっくに始動していました。輸入権の問題、あるいはより広範な著作権管理強化の問題について、BLOGの中心とした数多くの個人サイトの間で、情報の共有化が行われてきたのですから。
既に音楽著作権の問題、コピーコントロールディスクの問題は音楽ファンの手を離れ、活動の中心は音楽関係者に移ったという見方をする人もいます。しかし僕が思うのは逆に、一人一人の音楽ファンの力があったからこそここまで来たのであり、それこそが本当の力なのでは、ということです。
音楽関係者だけでは出来ることに枷があると思います。
音楽を愛する者が、各自なりに時間や身を削って音楽へのリスペクトを表明したのが、今までの反対運動だった。だから力を持ち得たんだと思います。
そして、これからもそれは続いていくはずです。
とりあえずリンク。
著作権法改正2005、改正案の趣旨(benli)
仄聞するところによると、文化庁から各種関係団体に著作権法改正要望について照会が来ているそうなので、緊急に改正する必要があるものについて、とりあえず改正案を作成してみました。とのこと。
個人的に思うのは、各種関係団体ってどこだ、ってこと。
消費者団体は含まれているのかしら。
こういうのって公開しないとよくないと思うんですけどね。消費者の権利が明文化されていない法律だから、関係団体となると著作権権利者団体だけ、ということになるかもしれない、とか。
消費者の権利、フェアユースについて、改正要望をしてくれる団体はないかなぁ。
08.14.追記。
著作権法改正要望について(照会)(弁護士 奥村 徹(大阪弁護士会)の見解)
照会ってどういうものが来たのかが載っています。
著作権が特に関係すると思われる団体に対し、著作権法に係る改正について要望を募集することになりました。だそうです。著作権に関係するって、そりゃ国民全員じゃないんでしょうかね。
04.08.10. ミュージシャン
ベスト盤がCCCDになった矢井田瞳、オリジナル音源は絶対に、CCCD回避希望の為、CD-EXTRAの内容をスタッフ共々思案中とのこと。
rockin'on誌のインタビューでは「いわゆるカタログ音源もコピーコントロールはしないで、そのままの形で出してます」とか、のうのうと言ってのけたEMIは、同時に「アーティストの賛同が得られない時」も採用しないと言っています。
・・・。
大変だよ。がんばれ。
つうか、rockin'on。ジギースターダストが何でCCCDだったのか突っ込めよ。今更だが。
一方、こんなミュージシャンも。
陰陽座が公式サイトの妖怪日記で、04年07月31日、コピーコントロールディスク採用とCDDAでの再発の経緯について説明しています。文面を読んだ感じ、キングレコードは陰陽座のアルバム1枚をもってCCCDから撤退したということでしょう。
CDDAで再発というのは、アーティストに対して誠意のある対応だと思います。CDDAとCCCDの交換とかできたら、ユーザーに対しても誠実だったのに惜しい、とか思う。
しまった。追記です。
改定著作権法成立のため、blog「私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します」は、「Free Music Watchdog:音楽メディア関係者有志による情報中継所」へと移行します。
それぞれが自分で考え、出来ることをやりながら、音楽関係者を含む心ある音楽ファンが緩やかに連携して、音楽の自由を阻害しようとする人たちから<煙たがられる>ような存在を目指していきたいと考えています。とのこと。
さぁ、何が出来るだろう。
さらに追記です。
万来堂日記からリンクされていたカート・ヴォネガットのコラム。僕は猫のゆりかごが好きですね。
「I Love You, Madame Librarian」byカート・ヴォネガット(暗いニュースリンク)
なかなか、すごい話が多数リンクされています。
04.08.08. 華氏911
先日リンクした町山智浩アメリカ日記ですが、
シャマランの「ザ・ヴィレッジ」は「××の××」のモロパクだ!(町山智浩アメリカ日記)
コメント引用します。
こんな、公平さのかけらもない、一方的な情報 ファシズム 体制の支配に対するたった一人の男の叛乱が『 華氏911 』なのだ。
だからさ、早い話、 レジスタンス なんだよ。
ナチに抵抗する レジスタンス のパンフレットを「ヒットラーのいい面(そんなものあるとして)も公平に描くべきだ」と批判するのか?
今回、アメリカの現状についての過去の日記がまとめられています。
- ハワード・スターンの身に起こったことについて
- 全米のラジオ局の6割以上を独占するクリア・チャンネルについての話。
- 「華氏911」でいちばん怖い場面
- オーウェルが引用されています。
「戦争は平和であり、服従は自由であり、無知は力である」
かの作品で描かれた世界に急接近しているのがアメリカの現状ということです。 - 放送の公平原則がなくなるとどうなるか?
- 自民党もマスコミによる言論統制を目指してるのでしょうか。何でもアメリカの真似すればいいってもんじゃないぜ。
ぜひ読んでこの猛暑、暑気払いして下さい。
コメント引用。
ブッシュは、中絶に反対し、テレビやラジオの番組内容を検閲し、同性愛の結婚に反対し、少数民族の雇用平等措置の撤廃を求め、キリスト教を全国民に押し付けようとしている。
それに対する反対言論を締め付けるために戦争が利用されている。
戦争よりも本当はそっちのほうが目的だったのではないかと思うほどだ。
04.08.04. レコ協会長
エイベックスですが。。。。。。
辞任取締役の復帰に関するお知らせ(avex group プレスリリース)
エイベックス会長兼社長が退任(SponichiAnnex)
スポニチの記事を引用。
依田氏は日本レコード協会の会長を務めているが、3日辞任を申し入れたことも明らかにした。
5日、追記。とりあえずリンク。
エイベックス依田会長辞任、松浦氏復帰(音楽配信メモ)
「依田後」を考える(The Trembling of a Leaf)
さらに追記。
さよなら、ヨーダ。(造反有理)
造反有理からもうひとつ追記。
「音楽は誰のもの」(造反有理)
8月3日のNHK教育テレビ「視点・論点」は、「音楽は誰のもの」と題して、ピーター・バラカン氏が現在の日本の音楽産業が抱える各種問題点を的確に指摘する内容であった。
ということで、番組の内容がテキスト化されています。
追記ばっかし。
放送の公平原則がなくなるとどうなるか?(町山智浩アメリカ日記)
ちょっとこれはまたヤな法案を自民党が出そうとしてるそうですよ。
04.08.02. 萌える
「萌える法律読本」読了(The Trembling of a Leaf)
また本の紹介にリンク。萌える法律読本2冊。いい本らしいです。
っつうか、先月末2ちゃんねるに報告された「国会に提出された質問」が衆議院サイトにアップされたとのことで、リンクが貼られています。
それもあるんですが、2日は文化審議会の著作権分科会が開催されました。
中山先生は今日の著作権分科会で「知財推進計画は(知財 戦略 推進)事務局等が集めた要望をまとめただけのもの」と述べられたそうで、とのこと。
今回の著作権分科会は一般の傍聴が可能だったわけですが、報告が上がっています。お疲れ様です。
著作権分科会に行って来た(K's Diary)
文化審議会著作権分科会(第13回)傍聴メモ(試される。)
ところでエイベックスは大変な様子。
エイベクスがストップ安比例配分、取締役2人辞任を嫌気、UFJつばさ証は投資判断「C」に引き下げ(yahoo!/株式新聞社)
エイベックス「会長退陣」噴出…兜町嫌気ストップ安 大荒れ集会、その場で辞表出す社員も(ZAKZAK)
なんか、えらいことになってる模様。
08.03.追記。
あゆ、離脱決意…“育ての親”電撃辞任受け緊急コメント(サンスポ.com)
しかしレコード協会会長の会社がこんなことになってるというのもすごいような。早晩こんなことになるかもとか妄想したりはあったけど、実際なったらびっくりですね。
そのせいかどうか笹山氏の掲示板で本日の文化審議会著作権分科会を欠席と書かれたり。
欠席してたのかな。前述の報告にも依田氏のことは書いてないな。
08.03.追記。
著作権分科会の報告。
文化審議会著作権分科会(第13回)の概要(造反有理)
お疲れ様です。依田氏はやはり欠席だったとのこと。
報道も。
文化庁、著作権分科会の公開審議を実施——今後も引き続き公開へ(ITmedia)
JVA、DVDコピーソフトに関する法律的検討結果を公表(BroadBand Watch)
コンピュータによる私的複製(benli)
音楽配信メモの解説
私的録音補償金管理協会(sarah)
サラー、、、ディスクですか?
ちゃうねん。
ここのQ&Aは非常に面白いです。違法だと言ったり課金すべきだと言ったり、ほんとどうにかしてほしい。
しかし最近思うんですが、ここは言うなればウェブ日記なわけですけど、やっぱりブログの方がいいんだろうか。
だってテーマごとにまとめて読めるし。
ここはごちゃごちゃ収拾つかない感じで進んでるから、なんかかっこわるいんだよね。
あちこちにリンク貼らせてもらってる割にトラックバックとか関係ないというのもなんだかなぁ、って気がするし。
しかしコメントに返事するとか出来そうにないから今のままでいいんかなぁ。
04.08.01. エイベックス
みんなフジに行ってるんだろうか。いいよなぁ、、。
とか思ってたらけっこうでかいニュースか?
松浦氏退社でエイベックス分裂 創始者でプロデューサー(スポーツ報知)
08.02.追記。
当社人事に関する重要なお知らせ(avex group プレスリリース)
松浦真在人氏「楽天」と合体 あゆ育ての親エイベックス電撃退社で業界激震(スポーツ報知)
なんだかあちこちで取上げられています。
最近、本の紹介が多い。今更ながらの紹介になるけど、、
誰が「音楽」を殺すのか?(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
祐天寺 にて取材/誰が「音楽」を殺すのか?(Net Travellers 200X)
音楽配信メモの津田氏が執筆中とのこと。どんな本になるのか楽しみです。
CCCDをipodにコピーするのは違法なのか(kbng)
保護技術を破ってコピーすることは私的複製を逸脱することになります。
というEMIの主張について書かれています。
ソニーのレーベルゲート2について、VAIO pocketのためという部分が大きいのでは、という意見が書かれています。
ふつうのCCCDに近付けただけかと思ってましたが、なるほどなぁって感じ。
アマチュアミュージシャンが「カバー曲」をネットで公開する時どうする?(d.e.plus)
カバー曲の場合、JASRACの登録曲についての著作権処理をサイト側で代行してくれるという話。
けっこういいかも。
カバー曲は流行してるし。
アマチュアが過去の曲をカバーしてヒットというと、有頂天の「心の旅」なんかを思い出したりしますが、そういうのがネット配信で出来たら楽しそう。iPod miniも売れてるようだしね。