No! CCCD Diary

 2004. October 
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04.10.07.最後の賭け
04.10.10.嫌がらせ
04.10.14.とりあえず
04.10.21.古い人達
04.10.28.世の中大変だ
04.10.30.不毛だ

2003年
2004年

 輸入CD規制反対!
CCCD Link/輸入権関連

no!cccd


04.10.30. 不毛だ

既にあちこちで取り上げられていますが。
CD逆輸入禁止期間は4年/著作権法施行令改正(四国新聞)
引用。

政府は29日の閣議で、アジアで生産された廉価な日本の音楽CDの逆輸入を防ぐための輸入禁止期間を4年とする、著作権法施行令の改正を決定した。

脱力するね。

こんなのも出てる。
音楽レコードの還流防止措置の対象期間についてという文書です。
文化庁がマスコミに対して配布したものとのこと。
突っ込み入れる気にもなれない。
どんな理屈に合わない内容だろうと、まず結論ありで押し切るのは最近の政治の常套手段ですね。
そうやって世界の不毛を押し進めることが誰のためになるのかなぁ。

31日、追記。
改めて思うんだけど、こんな不毛な政治と正面切って戦う気持ちなんて持ち続けるのが困難だよねぇ、、。
そしてそれが連中の思うツボ、なのかな。
輸入CDは買えなくなるのか 逆輸入CD、輸入禁止期間は4年に決定(ITmedia)

ネット上の声にもリンク。
今日の二発目、還流防止4年だってさ!!!! 今日の一発目も還流防止期間4年について。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
やっぱり逆輸入CDの輸入規制期間は4年(OTO-NETA)
日本の音楽業界に4年後はあるのか?(Sawney Bean's Cave)
還流盤輸入禁止期間は4年に正式決定 或いは馬鹿は何をやらせても馬鹿(万来堂日記)
究極の後出しジャンケン(The Trembling of a Leaf)

この国はそもそも聞く耳を持たない、持つ気もないということについて考えた方がいいのかもしれないね。
信用する方が馬鹿なのかも。つくづく愛想が尽きかけています。
川内博史公式ホームページ
はたともこ事務局通信(民主党ホームエンタテイメント議員連盟事務局blog)
声を聞いてくれる政治家もいるのが救いか。
行政サイドは11月02日にパブコメに関して一般傍聴者を受け付けてまで何かやるようだが、今更何をしようというのか。
セレモニーにすぎないのなら中止するほうがいい。だって、このビラにかいてあるようなことを根拠に「会議」が行われるんだ。法制問題小委員会の委員は幼稚園児だとでもいうのかな。恥ずかしいことだ。役人は辞職し給料を国に返すべきだと思う。

JASRAC、新潟県中越地震被災地域の著作物使用料徴収を当面見合わせ
−11月1日から、CDレンタル店やカラオケボックスなどが対象
(AV Watch)
意外。こういう対応も出来るんだね。

11月07日、追記。
JASRAC報道発表のこと(The Trembling of a Leaf)によると、「当面徴収しない」というのは一定期間免除ということらしい。
あとで使用料を請求されるわけではないようで、安心しましたね。

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04.10.28. 世の中大変だ

とか、思うわけですが。
正直、台風はもうコリゴリですよ。
ましてや地震なんて。
テロも嫌だ。

リンクをメモ。
民主党ホームエンタテイメント議員連盟事務局blog
政治家に味方がいるのは非常に心強い。日本なんてそんな国だ。っつうか、どこもそうかな。
エンタメ議連のブログが出来ました。

小寺信良:“個体認識の可能性”からデジタルコンテンツを考える(ITmedia)
対談 小寺信良×津田大介(1)——「CCCDはみんながやめたいと思っていた」の注釈。

The Beatlesについては、そのうちSACDハイブリッドが出るだろうからその時にそろえようとか考えていましたが、もうCDDAで十分だと思っちゃったんで、アメリカCapitol盤でそろえることにしました。
とかいって、ホワイトアルバムとか何枚かは持ってるんで、それ以外ということになりますが。

なんか、急に思い立ってamazonで注文しちゃいました。
来るのが楽しみ。
でもうちに来る宅配便の人はちょっと挙動不審なんで微妙な気分でもあるけど。

しかしとにかく最近自分駄目だ。だめっす。くてーっと休みたいー。
ビートルズだビートルズ。

Johnのイマジンがカバーされてます。
こういうカバーって考えた人は多いかもしれないけど、今までなかった。
なかったのは、原曲のメッセージが生きていたからで。
こういうカバーをする必要がなかったんだ。
イマジンはリスペクトされる曲だったんだと思う。
パーフェクトサークルのカバーからは、Johnのイマジンについて新たな解釈をしてみましたとかいうんじゃなくて、今の時代自体がJohnのイマジンを冒涜してるんだよ、イマジンという曲自体からの怒りを鳴らしてやるよ、っていう気分を感じました。

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04.10.21. 古い人達

JASRAC、CCCD廃止の流れに疑問を提示〜船村徹会長ら新役員が会見(internet watch)

JASRACというのは音楽の著作権者で構成されている団体で、著作権の保護、使用料の徴収を重視する方向に意見が傾くのは仕方がない部分があるわけで、だって、著作者の団体で使用料の徴収減らしましょうとか、利益の放棄なんて。
しかし一方で、こんなやり方でやってたらJASRAC加入者が減るのではというミュージシャンもいるわけで。

昔は音楽を聴く事自体が一大イベントだったのかもしれない。
1曲1曲が貴重なものだったのかもしれない。
レコードなんて、みんながありがたがって聴いていたのかもしれない。

しかし現代の音楽は、昔のような重さを失った替わりに多くの人の耳に届くようになった。
ユーザーが多様化し、音楽に接する態度が多様化する中で、JASRACの意見はすごく現実離れしているように見える。
缶ジュース1本に1000円払えといわれて払う人はいない。
缶ジュースとVSOPを同じ扱いで売ろうということが無理。

著作者団体のJASRACとしては、音楽をもっと大事に聴いてほしいのかもしれない。
そういうこと考えそうなご高齢な方達が多そうだしね。
しかし、現代の音楽産業は消費されることを前提に成り立っているわけで、消費されるというは、大事に聴くという行為が阻害されるということも内包している。
多くの人が聴くってことは、それだけ音楽が好きなように扱われるケースが増えるってことだから。
コピーして聴こうが、原盤を聴こうが自由。
カーステレオで聴こうが、iPodで聴こうが、ハイエンドオーディオで聴こうが自由。
好きなように聴かれることで、音楽産業は成立したとこがある。
いっぱい買ってください、大事に聴いてください、という両方は出来ないってこと。
売れているミュージシャンのジレンマとか、結局そういうことだと思うし。
どんなファンに向けて演奏してるのかわからなくなるってことで、手元を離れた音楽は届いた人のもとでどう扱われるか分からないってことで。
それをどう考えるかってとこでミュージシャンのスタンスが決まっていったりする。

吉田美奈子はCCCDを肯定したけど、それもひとつのスタンス。
買った人だけ聴いてくださいってこと。
敷居は高いけど、それだけ本気なファンだけが残る確率が高まる。
しかし、欠陥商品だということが国会でもほぼ確定した(ようなもんだよね)CCCDにこだわり続けるところは、フォローしようがないところではあるんですが、、。

反対に、オーディエンスを増やすほうを志向するミュージシャンもいる。
コピ−の問題よりも聴かれないことの方が問題だとする立場。
こっちのほうが、オーディエンスの「ウケ」はいい。
でも、本当は音楽に関わるスタンスの違いにすぎないはずなんだけどね。

現在、オーディエンスを増やすほうを志向するミュージシャンであっても、CCCDなど著作権がらみの問題で、逆にインディーに下るということが起きている。これってどういうことなんだろう。昔は皆に聴いてほしいからメジャーにいったもんなのにね。

これから先は著作権管理についての考え方がミュージシャンのスタンスを決めるようになる気がする。
JASRACに丸投げでいいというやり方、あるいはレコード会社に全て任せるとかは、相当ダサいということになっていくんじゃないだろうか。
JASRACに丸投げってことは、自分の曲を使ってくれた場所で、場合によっては自分が望まない形で使用料の徴収が行われることがあるってことだから。レコード会社に任せるというのも、どんな売られ方するか分からないってことだからね。

とかなんとか、パブコメやってる合間に考えたことですが。

で、そのパブコメなんですが、文化庁に集まった要望がpdfで配布されてますが、これに賛否入れることに終始しました。
つうか、××に賛成しますとか反対しますとか、文面それ1行だけにしちゃったりもしています。
そんな感じじゃないと正直書けない。
そもそも、説得力がある論陣とか張る柄じゃない。
こんな頭悪い奴も注目してるんだと思って文化庁もビビるかもしれないし。

割り切ったらけっこう書ける感じ。
BENLIとか参考にしつつ。
とりあえず、送りました。

メモ。
中央省庁審議会委員の33%兼職、「4つ以上」15人も(asahi.com)
朝日の記事はいずれ消え去る、、。

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04.10.14. とりあえず

13日締め切りのは提出しました。もうね、駆け込みというか。
正直ぶっちゃけ、21日締め切りの分どうしよう(汗、、って感じ。
量がべらぼうにあるし。
体がもうひとつ欲しいよ、つうか最低3つ欲しい。
あちこちのサイトを参考にしながらとにかくやるしかないか、、、とか考えています。

17日追記。
なんか大変っぽい。あんまり詳しく解説されてるとこってないですな。
つうか、読んでもよくわからん(w;;。
いよいよ焦っています。

メモでリンク。
対談 小寺信良×津田大介(1)——「CCCDはみんながやめたいと思っていた」(ITmedia)

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04.10.10. 嫌がらせ

告知。
ボロフェスタ@京大西部講堂にてトーク・セッション(Free Music Watchdog)
高橋健太郎氏と小野島大氏が10月11日、トーク・セッションを行うとのこと。
詳しくはリンク先で。って、明日じゃん。遅い。

著作権法改正要望事項に対する意見募集について(文化庁)
新たに募集が開始になったパブコメです。期限は10月21日って、また2週間。
なんか、わけわからんのですが。
とか思ってたら、The Trembling of a Leafによるとポータルサイトで解説してくれるとのこと。
リンク追記。かなり準備進んだかも(The Trembling of a Leaf)、こっちのほうが分かりやすい。
正直、助かる。
つうか、1回読んだだけではわからない人がほとんどだと思います(と言うか、筆者もそうです)って、謎工氏をしてわからんと言わせるパブコメって、何だ?
もしかして、嫌がらせの一種ですか。と言いたくなります。

こっちは10月13日締め切りの方について。
輸入禁止は4年でいいのか?:文化庁パブコメ募集(OTO-NETA)
コメントを書くにあたってのノウハウについて書かれています。
しかし、一遍に2つのパブコメを集めるなんて、なんとかしてほしいと思います。ホントに。

うんざりさせられてばっかりなので、パブコメは送らせていただきます。

「コピーさせないこと」に課金するのが合理的な理由: 「コピーに課金」でなく(妖精現実 フェアリアル)
これは面白い発想。
示唆に富むというか、視野が広がる気がします。

CCCDやWinnyなどコンテンツの保護や流通のあり方について東大でセミナー(internet watch)
とても濃厚な内容の記事です。
今までは、著作権保護の声ばかりが大きかったように思います。そんな状況の中で、コンテンツの利用を視野に入れた著作権の考え方を支持する人は、増えていると思います。

必然が招いた最悪の結果(The Trembling of a Leaf)
関係者筋から聞いた話によると昨日、貸与権連絡協議会とコミックレンタル店の協議が行われたのだが「交渉は完全に決裂した」と言うことである。とのこと。
文化亡国ってコトバが脳裏を掠めます。

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04.10.07. 最後の賭け

さて。こんなことになっています。
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について(文化庁)
このページのトップに貼りましたが。
なんか、参考が末尾に付いていて、これはここんとこ読めということなのかな。
しかし、(商業用レコードの輸入等についての経過措置)の第三条ってわけわかりません。何だこれ。
とか言ってたら、2ちゃんねるに解説のコメント
以下引用。

2004年12月31日“以前”に発売されている商業用レコード(CD・アナログ盤・カセットテープその他諸々)の場合は「2005年1月1日に発売された」のと同様に取り扱い、政令が原案の「4年」で施行される場合は2008年12月31日まで輸入禁止にする、と言う意味。

ちょっと待ってくれ、、。
それって、輸入盤ショップは今年末までに在庫処分しろってことなのか、、?!
だれか、ガセだと言ってくれ。

とりあえずパブリックコメント募集を受けて、既に各方面で動きがあります。
文化庁が還流防止措置適用期間に関するパブリック・コメントを募集(Free Music Watchdog)
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について(Music Watchdogs)
Import_CD_Public_Comment(Copy 2ch Wiki)

トップに貼ってあるポータルサイトでも、
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について
「文化の発展に寄与」する著作権法を考える(著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する)

今回のパブリックコメント募集については、衆議院で参考人として答弁した高橋氏もコメントを上げています。
パブリック・コメント募集(memory lab)
引用。

パブリック・コメントを送りましょう。どんなに頑張っても、僕は一通のパブリック・コメン トしか送れません。著作権法改正に反対した多くの人々も、ぜひ最後の賭けと思って送って欲 しい。

低迷する日本の音楽業界ともうひとつの流れ(hotwired)
Free Music Cultureという特集の中の、津田大介氏による記事。

S・バルマー:「iPodのなかには違法コピーがいっぱい」(cnet japan)
「iPodのなかにある音楽で1番多いのは、盗まれたものだ」って、そうですか。知らなかった。
とか言ってたら、S・バルマー、Longhornの2006年発売を公約--「iPod発言」は少し反省
思うんですが、ウィルス対策ばっかりやってるマイクロソフトの社員だからそんなこと考えるんじゃないでしょうかね。ちゃうか。

オリコンが音楽配信に参入、「日本最多レーベル・楽曲」(ITmedia)
あー、、、なんか気に入らない。

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