No! CCCD Diary

 2004. November 
SuMTuWThFSa
010203040506
07080910111213
14151617181920
21222324252627
282930
04.11.04.風邪引いた
04.11.11.風邪が治らない
04.11.13.売るのがヘタだと思う
04.11.16.予測外
04.11.18.骨折しました
04.11.21.復活だって
04.11.29.海外では
04.11.30.4年の件

2003年
2004年

 輸入CD規制反対!
CCCD Link/輸入権関連

no!cccd


04.11.30. 4年の件

書き忘れてた、、。
今更ですが例の4年について根拠となる資料が文化庁から公開された件。
リンク。

サウンドスキャンへの委託調査に対する情報公開請求(NO WONDER)

文化庁のデータの選びかたについて(万来堂日記)
文化庁の公表したデータを読む ──還流防止措置の期間が4年必要な理由は あのデータには無い(試される。)
輸入権対象期間「4年」の妥当性を検証する(Unforgettable Days)

忘れてた、、。追記。
cnetの記事について解説してくれています。

ネットミュージックにとっては「独占契約」がすべて(wms: musicbiz edition)

↑↑

04.11.29. 海外では

音楽のネット配信が一層進んでいるようです。
メジャー初のデジタルダウンロード専用レーベル「UMe Digital」が発足(ITmedia)

P2Pも海外では積極的に利用する方法を模索中。
P2Pサービスが復活へ、米大手レコード会社が大量の配信を許可(Music Watchdogs)
関連記事があります。
大手音楽レーベル3社が新興P2Pサービスと提携(hotwired)

こんなのも。
著作権益も守るP2Pファイル共有システムが登場(hotwired)
引用。

米シェアド・メディア・ライセンシング(SML)社(ワシントン州シアトル)が提供しているソフトウェア『ウィード』を使うと、音楽ファンは興味を持った曲をダウンロードして3回まで無料で再生できる。4回目には「ウィード・ファイル」の料金を支払うようにとのメッセージが表示される。楽曲は1曲約1ドルで、CDメディアに何回でも記録でき、ファイル共有ネットワークでの配布やウェブページでの公開も認められている。

なんか、すごい。
さらにびっくりしたこと。また引用。

ウィードは音楽の共有を奨励する役目も果たしている。友人に曲を送り、友人がその曲を購入すると、送った人には手数料が支払われるのだ。

日本の常識なんて、全く時代遅れになりつつあるような。

そんな日本の常識的な人達の話。かな。
JASRACシンポジウム2004 〜音楽コンテンツ流通の現状と末来〜、について。

れし氏のとこで強力にレポートされています。

今日の一発目、JASRACのイベントに行って来たっす・
その1
その2
その3(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

れし氏のとこからリンクされてるinternet watchの記事。
「著作権法改正は“大技”ではなく“中技”で着々と」文化庁吉川氏
「音楽はネット配信でかなり変わるが、当面はCDと並存」レーベルゲート高堂氏
音楽ネット配信の普及は「CDよりもメリットが感じられるか」が鍵に(internet watch)

こっちはITmediaの記事。
著作権問題——「旧体制はそう簡単には壊れない」(ITmedia)

シンセサイザー音色にまで著作権?(OTO-NETA)
「デジタル時代の音楽と権利」(JSPA)

今更ですが、馬鹿かと。
つうか、サイトのトップにCopyrightとあれば、普通はサイト自体のコンテンツの取り扱いについて書いてあると思うんじゃないだろうか。
それがなぜか顧問弁護士の主張について読まされる、と。
JSPAのメンバーは、彼の主張について知ってるんだろうか。
正直、知らないと信じたい。

↑↑

04.11.21. 復活だって

ここはコピーコントロールについてのページですが嬉しいので書いてしまいます。
Camper Van Beethovenが復活してたよ!!
戦時下アメリカを撃つコンセプトアルバムになっているとのこと。
国内盤は出ないのかなぁー。届くのが楽しみです!!

↑↑

04.11.18. 骨折しました

ということで、更新が滞ります。
つうか、現状スローですがさらにスローに、内容も薄ーくなるでしょう。
左手だけでキーボードを打つのはきついぜ。

追記。とにかくメモリンク。
米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲
米MSN Music、インディーズコミュニティの米GarageBand.comと提携(Music Watchdogs)

iTMS、国内の曲中心という話が。輸入権がらみじゃないだろうな。
なんつうか、すっきりどこの配信とか関係なしにどんな曲でも手に入るようにならないのか、と。無理か。
音楽配信メモに解説。

メモでリンク。

今日の一発目、「法とコンピュータ学会・第29回研究会」で。今日の二発目、著作権分科会法制問題小委員会(第3回)議事録(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

コーネリアスやビースティ等の楽曲無料配信中!コピーも焼くのも自由(音楽配信メモ)

川内氏のサイトでは、17日付の日記で独占禁止法について研究を始めたと報告あり。

↑↑

04.11.16. 予測外

川内博史公式ホームページ、平成16年11月12日(金)付け「正々堂々」日記より引用。

それと今週、皆さんにどうしてもお知らせをしておかなければならない事があります。
正式にエンタメ議連で、独占禁止法の改正を目指そうと思います。

まず思うのは「本気ですか?」と(w;。
次に思うのは「そりゃ本気なんだよね、彼は。だから書いてるんだよね、、。」と。

なにしろ信じられないようなことがあったときには、信じられない、、、と思うのが自然ですよね(w。
このような動きが政界の一部であれ、まな板に載るというのは、大変なことだと思います。
川内氏、エンタメ議連にはがんばって欲しいです。

追記。これもびっくり。
日本のメジャーレコード会社がファイル交換ソフトユーザーへの個人訴訟を開始(音楽配信メモ)

音楽配信メモでは、これが唯一無二の「正しい回答」だとはとても思えない。特に、レコード会社に対する消費者からの風当たりが強くなっている今のタイミングでやるのはどうなのよ? という部分もある。とコメント。
プロパガンダ的なものでは、という観測に少し安心。
アメリカのように業界が訴訟できるというなら、いよいよ著作権による閉塞が強まっていくわけで。
でも、だとしたら気になるのは、訴訟が出来るように日本の法律の仕組みが変えられる可能性があるんじゃないか、ということ。輸入権の法制化の経緯を見ていたら、詐欺まがいの立法化があり得る気がして、不安がないというと嘘になる。

アメリカではこんな動きも。
著作権法の濫用と戦う学生運動『フリー・カルチャー』(hotwired)
引用。

「抽象的な著作権法の話ではない。言論の自由と自己表現能力に関わる問題だ」

著作権の問題は、日々の文化活動に直結する問題です。
今の喧噪は、今後数十年間の僕達の暮らしがどんなものになるかを決定付けるかもしれないと思っています。

いろいろとメモ。

著作権の過度な保護はかえって収入減を招く〜研究大会基調講演(internet watch)
OTO-NETAで取り上げられてた記事。

レコミュニの方は(memory lab)
順調というわけではなさそうですが、一歩一歩進んでるんでしょうかね。

取り敢えず、結果発表(The Trembling of a Leaf)
10月8〜21日に実施された「著作権法改正要望事項に対する意見募集」に寄せられた意見(全)が文部科学省サイトに掲載されました。とのこと。意見の分類、集計が行われています。
国会に川内氏の質問主意書が提出されたとの速報も。

Moraで東芝EMIの楽曲がCD-Rバーニング可能に(音楽配信メモ)
EMIがCD−Rへの焼き付けを認めたという話。

音楽配信メモでECDの本について取り上げられています。
ECDIARY、面白そうなので多分買うんですが、津田氏のコメントを、なんか興味深く読みました。

言われてるほどみんなバカじゃないし、自分達のメシのことだから一生懸命考えてるんだよ。だから、なんとかして両者が納得しあえるポイントを探したいし、リスナーの側も納得はできなくても「理解」してあげるくらいの度量は必要なんじゃないかと。

とりあえず、個人的に思うこと。
音楽業界自体から発信される情報が「信頼に足るもの」であれば、有象無象の意見に耳を傾ける人はいなくなって、消えていくと思う。信頼に足るというのは「輸入権ってなに?、、ふーん。」でスルーしても問題ない、ということ。
実際はそうじゃない。
業界から発信される情報だけでは満足できなくて、あちこち巡ることになる。
今は、音楽業界なんてどうなってもいいと思ってる人の意見、音楽自体に対して冷淡な人の意見すらも、意味を持ってしまう状況なんだと思う。

↑↑

04.11.13. 売るのがヘタだと思う

日本版iTunes Music Storeは来年の夏?(音楽配信メモ)
iTMSについての観測。

著作物の管理は「一任」?「非一任」?——議論深まるも結論には至らず(ITmedia)
文化審議会著作権分科会契約・流通小委員会の第3回審議について。
著作権等管理事業法に関連した記事です。
どんな議論が行われたのかは記事からは伺い知れませんが、時間が足りないほど濃厚な審議が行われた模様。

ふっかつ!れしのお探しモノげっきにコメントが。
zfylに議事概要が上がってるとのことで、読んではみたけど、なんか、訳が分かりません。
難しいことになってるんだなぁ、っていうか。

追記。
文部科学省にパブコメの結果が上がっています。著作権等管理事業法の施行状況等に関する意見の整理(文部科学省)
これって何だったっけ、、とか考えてたら、そうだよ。
著作権等管理事業法の施行状況等に関する意見募集の電子メールアドレスから意見メールを送ったんだけど、リンクしてるメルアドが違ってて返ってきた奴だ、、。
せめて、まっとうな議論をお願いしたいところです。

この際なので、さらに追記。
エラーメールになって届かなかった意見をここで開陳しちゃいましょう。
内容はかなり付け焼き刃っぽいですね(汗。。

30〜50代に音楽の魅力を…「LIFE−」プロジェクト(sanspo.com)
音楽配信メモから。

エルダーマーケティング部会の調査では、(中略)全体的に音楽離れが見られたという。って何を今更、当たり前じゃん。
不良品販売して当然って、そりゃ買い手はしらけるよ。
輸入権のことにしたって、あの国会での醜態は音楽への冒涜じゃないか。

そんな状況の中、30〜50代の人にもう1回音楽に耳を傾けてもらえるよう、何かしてるんだそうだ。
秋にはアダルト版フジロックフェスティバルの開催も企画しているんだそうだ。
アダルト版って、なんだ?
自分も30代だけど、まぁがんばってとしか言いようがない。
彼らは本気なのかもしれないが、痛々しい感じだ。

何でこんなに必死なんだろう。
音楽離れが進んでるから?
彼らは何をつなぎ止めようとしてるんだろう?

なんていうか、普通に売ればいいんだと思う。
音楽自体が持っている魅力だけで勝負すればいいはずなんだ。本当なら今は情報化社会で、魅力がある物であればどこかから火がつくはずだから。それを阻害してるのは、実は著作権とか色んなことでがんじがらめな環境だってこともあるかもしれないけど。

ふっかつ!れしのお探しモノげっきで 詳しい解説が出ています。
なんか、いいこといってる気がする。

The Trembling of a Leafで読んだ。
CMカット機能「著作権法違反も」 日枝・民放連会長(asahi.com)

こういう認識がコンテンツを売れなくさせるんじゃないのかな。
難しいことは分からない頭でも、こんな道理はないということは分かります。

16日、追記。
CMカット機能が著作権法違反?(K's Diary)で、突っ込みの連打が入っています。

↑↑

04.11.11. 風邪が治らない

こんなシンポジウムがあったとのこと。
シンポジウム「著作権ってどうよ?」〜切ったり貼ったりまねをする、みんなそこから始まった〜(e parts)
これについて、ITmediaの報道。
どう守る? クリエイターの著作権(ITmedia)

一方海外での話。
P2Pとネットラジオの融合--合法的音楽共有サービスの可能性(cnet japan)
アメリカは紆余曲折の中で現実的な解に向けて動いてる感じ。日本はどっちにいくのか、、。

ITmediaの小寺信良×津田大介対談の続編がアップされています。
これが初回。
対談 小寺信良×津田大介(1)——「CCCDはみんながやめたいと思っていた」(ITmedia)

以下、続き。
対談 小寺信良×津田大介(2)——音楽ファンとレコード会社の“思い”は、なぜすれ違うのか(ITmedia)

対談 小寺信良×津田大介(3)——コンテンツ業界は今、なにをするべきか(ITmedia)

対談 小寺信良×津田大介(最終回)——著作権問題に、解決の糸口はあるか?(ITmedia)

なんというか、暗い気持ちになっていくのは僕が風邪を引いているからでしょうか。
何にも思い浮かばない、、。

こんなこと言うとアレなんですけど、われわれやっぱり封建制度を長い間受け入れてきた国ですから、お上の裁きをすごく気にする体質というのも、根底にはあるのかなと思ったりします。

って、意気消沈します、、。
なんつうか、コピーコントロールディスク関連の訴訟は日本では起きてない。
お上は助けてくれないからね。

そんなことより、金を動かしてる奴等が分かってないのが問題でしょ。
コンテンツの扱い方をわかってない、コンテンツを生み出す方法も知らない、コンテンツが人にどんな影響を与え、そこから何が生まれるのかわかってないくせに、転がして金を儲けようって連中ばかりの声が大きい。

そんなこと言ってるうちに後世に残していくべき大事な作品や記録が灰燼と化そうとしてるというのに。
まぁ、CCCDでリリースされた作品なんて最初から灰燼と化すこと前提だから、そんな業界だからしょうがないといえばしょうがないけど。
映像にしたって、自分たちが残したものが著作権なんてわけの分からないもののせいで誰の目にも触れず朽ちていくのが「公共の文化のため」だなんて。
共有できれば皆が豊かになれるのに。
仕舞い込んで朽ちるのを待つのみなんて、ばかばかしすぎる。

とか思ってたら、今日は倒れて仕事休みました。実際、今年の風邪は何かおかしい。

文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第4回)の開催について(文化庁)
日時は11月26日(金)10:30〜13:00、霞ヶ関にて。
今回も一般公開されますが、受付期間:11月19日(金)から11月25日(木)17時までで申し込み順。
詳しくは、リンク先を参照ください。

↑↑

04.11.04. 風邪引いた

なんかずいぶん体調が悪いと思ったら風邪引いてやんの。
休日じゃなかったら職場に休むって連絡入れてるよ。つうか、明日は大丈夫なのか?
とか思ってたのは昨日。
なんとか出勤しました。

ともかく。
昨日一昨日の第3回文化審議会著作権分科会法制問題小委員会で配布されたパブコメがアップされています。
著作権分科会法制問題小委員会(第3回) - 概要(zfyl)

と思ったら、資料2は削除されたらしい。
15日頃に文部科学省のサイトで公開される予定とされていますので、そちらをご覧下さい。既に「資料2」をダウンロードされた方は、恐縮ですが、お手元のファイルを破棄して頂くよう、お願い申し上げます。とのこと。

しかし、解説してくれてるとこもあります。
あぶり出すまでも無く(The Trembling of a Leaf)
他省庁からの意見が資料3ですが、文化庁の孤立ぶりがよくわかります。

その文化庁が先日のプレスリリースに追加して何か言っている。
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の結果について(文化庁)
突っ込みが入っています。
馬鹿が言い訳をしているよ(万来堂日記)

しかし、これだけパブコメで叩かれ他省庁からも批判の嵐なのに、どうして自分の主張を貫いていられるんでしょうか、文化庁という役所は。
つうか、プレスリリース自体から思考能力がないらしいのが露呈してはいますが、、。

11.07.追記。
今更ですがWatch Dogサイトでもレビューが上がっています。
10/29 文化庁発表についてのクロスレビュー(Music Watchdogs)

上記の法制問題小委員会について、記事が上がっています。
「著作権の利用者とも積極的に議論すべきでは」——著作権法への提言(ITmedia)

ブログで傍聴記が上がっています。
これじゃ何のために集まってるのか分からない ──法制問題小委#3、最低の中身(試される。)

05日、追記。ここでも傍聴記が読めます。
文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第3回)傍聴(NO WONDER)

↑↑

TOP of No! CCCD Diary
back to No! CCCD