Aug 02, 2026
PPAPシステムを増強する、ということになるのかな(8月5日、追記)
前回、PPAP middle-end を増設することで、384 の音を改善したという話を書いた。
44.1 用の mpd サーバーを、44.1用の middle end にして、384 用のアップサンプリング用 mpd サーバーから、アップサンプリングしないで 44.1 を送り込む、ということをしてみた。つまり、44.1 も middle-end を2つにしてみた、ということだ。
そうしたら、なんとなく音が違って聞こえる。
いい意味でメリハリがあると思っていたのが、大人しくなった。
それが元気がなくなるというのではなくて、洗練されたように感じる。音の滲みが少なくて、クリアに聞こえる。
Elitebook 820 G2 の mpd の音が、Probook 450 G9 の mpd の音に変わったからではないか、という見方もあるので、単純に 44.1 も middle-end が2つあったほうがいい、とは言えないのだけど。しかし前回、384 が 44.1 を引き離したと書いたが、これで 44.1 が差を詰めたと思う。
サーバーを増やすというのは、ノイズ源が増えるということだ。
そういう意味では、機械を増やせばいいというわけではない。
しかし、今回は増やすのはありかもしれない。
増やすには機械が要る。
入手したのは2台。
HP の小型デスクトップの中古で、ProDesk 400 G2 DM と、ProDesk 400 G3 DM。
古い機械だが、シンプルな作りで筐体を開けての細工がしやすそうだ、というのが選択理由。
CPU は、820 G2 の CPUは i5-5300U で、400 G2 は Celeron G3900T、400 G3 は Corei5-6500T。
Celeron は 5300U より若干劣るがほぼ同等。middle-end にするには充分だろうと思う。
6500T は 5300U よりスペックは勝る。
まず、400 G2 を middle-end に仕立ててみた。
内蔵ストレージのSSD を外したら起動しない。
SSD が必要なのかと思ったらそうではなく、内蔵ストレージのマウンターだけを戻したら起動する。
筐体内にノイズ対策の細工をするためには、空間を占拠するマウンターは外したい。
これは、BIOS で SATA をオフにしたら解決した。マウンターごと SSD を外しても起動するようになった。マウンターの有無をどこで感知しているのかは分からない。
内蔵ファンは装着しておかないと起動時に bios から警告がモニターに表示されて止まる。
enter キー1発でファンレスで起動するけど、キーボードを付けたまま運用する気になれない。ファン付きのままで使う。
いろいろやる過程で、スイッチを押しても起動しなくなった。
どうしたことかと思ってグーグル検索したら、電源コードや付属品を全部外してスイッチを15秒間押しっぱなしにして放電しろ、とある。放電って何。
やってみたら、起動するようになった。不思議な機械だ。
Tiny Core 64 を書き込んだ USB メモリから起動して、middle-end にする。
これはバックアップしていたイメージから作るので、簡単だ。
音はというと、対策してある 820 G2 と比べて、やや大味に聴こえる。要らない響きが多くて音像がやや大きい。
響きの質は、そう悪くない。どちらかといえば美音で甘やか、耳あたりがよく聴きやすい。けど、底が浅い感じがする。聴き飽きやすい気がする。
これは Celeron の音なのか、ProDesk 400 の音なのか。
まだ銅メッシュの組み込みをしていないし、Yuho式アクティブアースやノイズフィルターも使っていない。手を入れるのはこれからだ。化けるかどうかはやってみないとわからない。手を入れても使えないことはある。
面白いことに、820 G2 の音が、隣の 400 G2 に影響されるのか、ややのんびりした音色になっている。
真夏の昼下がりの気だるい感じのような、くったりした感触が乗っているのだ。
今のうちは、面白いと言って聴いてるんだけど、じきに飽きる気がする。手を入れる余裕がなくてできてないから、そんなことを言ってるんだけど。
さて、400 G2 にノイズ対策を行っていく。
まず、筐体内に銅メッシュを仕込む。音の滲みが取れて、質感が上がる。想定通り、いい方向だ。
続いて Yuho式アクティブアースを USB の GND から追加する。これは、銅メッシュ程の大きな変化はないけど、若干効いてるのかな。
作業しながらの試聴で、あんまり細かいとこまで聴いていない。
この時点で、音はかなり良くなっている印象がある。
middle-end を増設する以前に比べたら、ボトムがしっかりした感触がある。そして、ノイズ対策する前より明瞭になり音色の表現のグラデーションが広がった。マイナス要素は思い当たらない。
こういう音は、僕の経験的には、飽きが来ない。
しかし、820 G2 に及ばない。ブラインドで気付くかと言われたら難しい気はするけど、僅かに 820 G2 の方が鮮明だ。
400 G2 に電源のノイズフィルター Petit Susie を追加する。
これで、ほぼ同等になった。
行っている対策が同じで、結果もほぼ同等ということになっている。
音色が若干異なる。400 G2 のほうが、ボトムがしっかりしている気がする。820 G2 の方が高域の音が強い気がする。
どちらがいいのか、判断がつかない。
暫くは様子を見ながら両方使って、慎重に判断することにする。
せっかく入手した ProDesk 400 G3 DM は遊んでいるんだけど、まあ、仕方ない。
今回、2台入手したのは、44.1 用 mpd サーバーの移行を考えたからだ。
mpd サーバーをノートPCでというのは、本来は望ましくない。いつまでもこのままでいいのかというのがある。しかし、こういう状況なので、もう暫くはノートで運用する。820 G2 は意外に健闘している。
400 G3 の方を middle-end にするのも考えるけど、もう暫くは G2 で様子を見る。
8月5日、追記。
middle-end 2台で 44.1 でも運用する案についてだけど、44.1 だと操作に反応がついて来ず10数秒以上遅れることが分かった。つまり、再生を止める操作をしても、実際に音が止まるのが10数秒後になるということ。
ちょっと、使えない。原因は不明。
middle-end 1台だったらせいぜい数秒遅れなので快適に運用できる。
そういうわけで、middle-end 2台は 384 音源に限って使用することになった。
そうなると、44.1用の mpd サーバー 820 G2 を middle-end として運用することも可能なんだけど、いちいちスイッチングハブの設定を変えるのが面倒ということもあるので、400 G2 を 384用の middle-end として残すことにした(400 G3 に換えるかどうかは先の話)。
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