No! CCCD Diary

 2004. December 
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04.12.02.終わりの季節
04.12.05.著作権分科会法制問題小委員会(第4回)
04.12.07.そういえば明日はJohnの命日だ
04.12.11.使える配信
04.12.21.使えないシステム
04.12.23.独占禁止法改正案
04.12.30.師走

2003年
2004年

 輸入CD規制反対!
CCCD Link/輸入権関連

no!cccd


04.12.30. 師走

だからって明日も仕事かよ、って仕事あるだけマシね。
年末だから、あぁー。
第九聴いてるっすよ、NHK。いろいろなんとかしろよNHK。CCCDイェー。
スネオヘアー聴いた身内が「彼に何があったの?って感じ」という感想を述べた。
僕もそんな感じの曲だと思う。

John Legendのアルバム『Get Lifted』 US輸入盤が大手外資系CDショップのサイトから消えている謎12/21の記載内容に関して(facethemusic)

これってどうなんだろう。
単に流通などの問題で取り扱いできないだけの可能性もある、、のか?
HMVは米国盤の取り扱いを始めています。Towerはいまだに日本盤のみ扱いのようです。

って、ファイルアップロードした直後に確認したらTowerも輸入盤あるよ!!

著作権等管理事業法(正々堂々blog)
著作権等管理事業法の改正案の提出が見送りになったようだという話。

管理事業法は契約・流通小委員会について11月に少しだけ書いてました。むずかしぃ、、。
議事録が上がってます。
著作権分科会 契約・流通小委員会(第3回)議事録(文部科学省)
これは11月11日の議事録。

著作権等管理事業法施行規則の一部改正に対するパブリックコメント(意見提出手続)の結果について(NO WONDER)
12月にもパブコメ募集してたんですね。

PCからも著作権補償料を徴収——独裁判所が命令(ITmedia)
ドイツってどんどん窮屈になってるようです。。。

オキシライドで音質が変わる!(Panasonic)

電池の話です。
別にこの電池を宣伝したいわけではないんですが、音質なんて今時宣伝材料になるんだなぁ、って思って。テレビで先ほどCMを見まして、驚きました。
実際、電源というのはオーディオ再生では重要で、ちょっとマニアックにオーディオをやってる人は多少なりとも意識していると思います。家庭用のコンセントから電源を取るより乾電池の方が音がいいと主張する人も一部にはいます。
別にオーディオマニアに電池を売ろうってんじゃないだろうに、なんでチェコフィルなんて出てくるんだ。
ともかく、面白いと思った。
iPodなどのユーザーが増えているからでしょうかね。

しかし、11日に書きましたが、現在の携帯プレーヤーの音質は妥協を前提にしています。
いくらがんばったってCDDAにはかなわないんですね。次世代メディアと比べたらなおのこと。
それでも音質にこだわるのに意味があるのか。
僕は意味があると思っています。

所謂ポップミュージックを楽しむ場合、音質にこだわる必要はない場合がほとんどです。
それがポップミュージックのエネルギーだし、いいところなんですね。
しかし音楽の中には、音色の響きそのものが快いという音楽もありますし、音質を妥協した再生装置ではミュージシャンが意図した細やかなニュアンスを十分再生できないという音楽もあります。音質と音楽性は関係ないという意見も一理ありますが、そこに留まっていると触れられない音楽の魅力があると思うんですね。
つまり、音質にこだわらないというのは、音楽の楽しみ方を狭めていると思うわけです。
たとえiPodの音質に限界があったとしても、より良い音質で聴きたいと願うことは、より多くの音楽の魅力に気付く可能性があるということだと思います。
要求があってこそ発見もあると思うわけで。
そういう人が増えることで音楽文化も厚みが増すと思うんですね。

全然CCCDと関係ないですね。

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04.12.23. 独占禁止法改正案

独占禁止法改正案(正々堂々blog)

衆議院議員の川内博史氏のブログで著作権法の改正案が上がっています。
以下引用。

私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案要綱(案)

第一 法定再販の対象品目からの音楽用CD等の除外
いわゆる法定再販の対象として再販売価格維持行為が認められる著作物を新聞、雑誌及び書籍に限定し、レコード盤、音楽用テープ及び音楽用CDについて法定再販の対象から除外すること。(第23条第4項関係)

第二 この法律は、平成○年○月○日から施行すること。

来年年が明けたら、エンタメ議連で議論をしていくとのこと。
貸与権の問題についても書かれています。

東芝EMIのネット配信ですが、CDDAに焼けるという話。
一方でディスク販売はCCCDという不良品を売っている。

イギリスではネット配信が進んでいるという話。
EMIは、かなり本気でCDを葬ろうとしてるんじゃないだろうか。
日本の状況はともかく、他の地域では早晩パッケージ販売が中止されて、ネット販売のみになるかもしれない。
そのほうが在庫管理の必要がなく、廃盤もなくなるし、利鞘も大きい可能性がある。

とか、考えていたらこんな記事が。
EMIとSONY BMG、DualDiscと「ダウンロードしない」楽曲購入方式で提携(ITmedia)
これって要するにレーベルゲートCDをDualDiscにしました、ってことじゃないのか。
違うのか。
オーディオメディア内にあらかじめ楽曲データを収録しておき、購入すれば利用可能になるって、今あるCDだってそうですよね。買ったら聴ける。
そういう意味じゃなくて、買わない人には聴かせない、と読むべきだろうな。
購入したということについて何らかの方法で認証する技術ってことだろうけど、どうするつもりなんだろう、、。

まぁ、現状、金のない奴はコピー聴いたりしてるわけで、それを「絶対聴くな」って感じになるのも、世知辛くてイヤですけどね。それが著作権だというのは法的には正義ですが、それが楽しさにつながるのかというと、楽しさを削ってるように感じられて。
それが著作権法の主旨なのか、ということですね。
違うだろう、と。
まぁ、色んな考えがあっていいので、がんばってくださいねってとこかな。
ただし、売れなくなったとしても、コピーのせいにはしないでくださいね。

大量のダミーファイルでWinnyユーザーをうんざりさせるソリューション(internet watch)
ダミーのダウンロードが増えて、うんざりするのはトラフィックを占拠されてつなげなくなった一般のネットユーザーだったりしないのかな。間違ってるかな、、。

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04.12.21. 使えないシステム

Windowsでしか使えないシステムは不適(benli)
経済産業省がガイドラインの作成に乗り出すとのこと。Macユーザーとしては期待するところが大きいです。

ネット配信関連だと、音楽ダウンロードサイト:OnGenのご利用案内ですが、購入&ダウンロードする、のSTEP4。
必ず[右クリック]していただき、とあります。念押しされてます。当惑しながらよく読むと、Macintoshでの動作保障はしていません、とのことです。
モーラのダウンロード用プレーヤーについて
Windowsじゃないと使えないんですね。
誰だったか書いてました。MacユーザーはiTMSしか選択肢がないと。

マンガでもありますね。
コミックシード。これはマックで読めます。もっとも、フリーだからできるというところがあるのかも。
Webコミック GENZO。こちらはマックお断り。なんとかならなかったんだろうか。
こういうシステムは作り直しさせられたらいいのにと思いますね。富沢ひとしが読めない。鬱だ。

音楽配信、CDDAに焼けるようになったという記事。まだ一部ですが。
Mora、配信ルールを一部変更—— 東芝EMIの楽曲がCD書き込み可能に
OCN MUSIC STOREでも配信楽曲のCD-DA化が可能に(ITmedia)
でも、ダウンロードできないんじゃ使えないという点では変わらないですね。
あと気になるのは、CDDAと呼べるだけの音質で焼き付けることが出来るんでしょうか、ってとこか。

日本でのCCCDの販売が縮小する一方で、こんな記事。
ソニーBMG、2005年初めにも米国内でコピー防止機能付きCDを販売か(cnet japan)

First 4 Internetの技術が使われるってどんな代物なんでしょうね。
楽曲データは強力な暗号で保護される、ということです。
音楽配信メモにコメントあり。

音楽配信メモでは、だれが「音楽」を殺すのか?のボツ原稿を掲載しています。
これ読んでてよかったー、なんてことにならなきゃいいね。
【だれが「音楽」を殺すのか? 番外編】洋楽が日本盤しか入手できなくなったらどうすればいいか?

ギブスが外れました。9割がたくっついてると整形外科医は言いました。
まだ動かすと痛いんだよね。
しかしハシでメシが喰えるのがありがたい。

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04.12.11. 使える配信

02日にCDDAはユーザーフレンドリーと書きました。
じゃあネット配信は駄目なのか。

暇人#9による iTunes Music Store 使用状況 ──音楽配信は私の音楽生活を変えるのか?(試される。)
ネット音楽配信サービスの認知度は9割、6割以上が「今後利用したい」(ITmedia)

自宅で欲しいと思った瞬間に入手できるというスピード感は、かなり魅力的だと感じます。
例えばamazonでオーダーして何週間も待たされる。Doctor & the Medicsの1st、未だに届かないぞ。アメリカから空輸だからかな、船で来てるのかな?
ファイルを買うならそんなタイムラグは生じない。
何が足りないのか考えてみます。

まず、得られるファイルが扱いにくい。
MDやテープにコピーできない。カーステレオで聴けるようにするのに今までと違う操作が必要になる。なんか使ったことのないケーブルを買ってきて接続しなくちゃならないらしい、とか。
友達に気楽に聴かせてあげられない。CDだったら1枚だけ貸してあげられるが、iPodをまるごと貸すわけにはいかない。逆に言えば貸したCDがいつまでたっても帰ってこないなんてこともないでしょうが。

それからパッケージに比べて所有する喜びに欠ける。
これは配信されるファイルの質がCDDAのものよりも劣る現状、しょうがない。不可逆圧縮のファイルは一種の割り切りと抱き合わせに購入することになります。だから、試聴用にとか、本当にほしいものはCDを買うがそれ以外はダウンロード、とかいう人が多いんだと思う。
所謂「聴き放題」タイプの配信は「音楽を所有する」という感覚じゃないと思う。むしろラジオとか有線放送が進化したものという印象。自分のものとして愛でるというより「参加する」って感覚の方が強いんじゃないだろうか。なんつうか、別物と考える方がいいと僕は思います。

使い勝手がCD並み以上で、音質もCDDA以上のファイルを「購入」できるなら、僕はCDと互角以上の勝負が出来るネット配信が可能だと思う。
しかし現状、使い勝手は悪い。
聴けるプレーヤーが限られるから。ファイル形式にしたって統一されていない。
mp3が一番扱いやすいなんて言われてしまう。
mp3もいいけど、それじゃあ、BGM以上、試聴用以上のレベルには到達できない、と思う。

まず、ファイル形式の統一が必要だと思う。
そしてそれに見合った扱いやすいハードウェアの普及。実はこれって大きいんじゃないかな。
僕らが触れる音楽はソフトだけど、それを扱うのはハードを介してのこと。
今のオーディオコンポは、ユーザーが所有するメディアをコンポに入れて、コンポがこれを読み取るように出来ている。
ネット配信されるファイルの場合、音楽は最初にコンポーネントの中に、いうなればインストールされる。パソコンにシェアウェアをダウンロードするような感じかな。
コンポと音楽メディアとユーザーの関係が、従来と全く違うんですね。

CDの場合、ユーザーサイドでどのように聴きたいかによって、コンポの有り様は様々。
とても自由度が高い。
ラジカセでもいいし、数千万円の高級コンポもありだ。同じCDを用途に合わせて使い分けることが出来るってこと。
さらにコピーも容易でMD、テープ、手元のコンポで使えるメディアなら何にでも移植できる。
そういう風にコンポが出来ている。
ミニコンポとかだったらボタンひとつで出来たりする。

ネット配信されるファイルについて、CDのような多様な使い方が可能だろうか。
現在、ファイルプレーヤーは携帯用でそれ自体で完結しちゃう。ヘッドホンで聴くとか、せいぜいオプションのスピーカーをくっつけるとかして聴かれている。据え置きのプレーヤーは現状はパソコンだ。オーディオコンポじゃない。
そうしたファイルプレーヤーに入っている音源を手持ちのミニコンポで聴こうと思ったら、ちょっと知識が必要。
ステレオピンプラグ-RCAケーブルを買ってきてつなぐとか。
こういうのはオーディオの初歩的な知識だけど、ミニコンポで完結してるような初心者には敷居が高い。

アップルは既存のコンポにiTunesをつなぐアダプターを販売している。
現状、それが最善策だと思う。

というか、それが最善策って現状では、試聴用以上のレベルには到達できないんですね。
BGMとしてなら問題ないからいいじゃないか、ってもんじゃない。
もっといい音質で聴きたいとか思っても方法がない。

CDならプレーヤーを買い替えれば高音質が得られる。
不可逆圧縮ファイルはそうじゃない。
100万円のCDプレーヤーはあるけど、100万円のファイルプレーヤーはない。
そりゃそうです。不可逆圧縮ファイル再生のために100万出すのは馬鹿げている。
オーディオ的な性能を高めても、かえって音質劣化のアラが目立って聴けたもんじゃなくなる。
そもそも不可逆圧縮というのは「高いレベルを求めてはならない」ってものだし。
だから音質劣化の少ない不可逆圧縮ファイルなんてものを売るぐらいなら、可逆圧縮でいいじゃないかと思ったり。
そしたら、100万円のファイルプレーヤーもありかも。

ファイルプレーヤーは、まだ音楽コンポーネントの中心に据えるには未熟な気がする。
Any Musicとかは、ファイルプレーヤーを中心に組まれてるけど、ハードディスクに取り込んだ楽曲は、各社推奨のNet MD対応ポータブル機器やメモリースティック等に高速転送して持ち出すことができますってことで、対応してない機器では聴くことが出来ない。
結局、特定のハードウェア団体だけが推進する仕様ってことで、閉じてしまっている印象。
そのせいか買える曲も少ない。
Radioheadが買えないんだよ。そんなんじゃまずいよね。

話がそれたか。
従来、ユーザーが好きにやっていた、どう再生するか、ということ。
ファイルの場合、メーカー側の事情によって、限定されることが多かった。
コピー禁止、他のプレーヤーで聴けない、等々、、。
ソフトもハードも、未熟だと思う。
不便なんですね。
しかし自由にしようとしたら限りなく自由になっちゃうんで落としどころが問題だけど。
その落としどころが、今まではあまりに企業寄りで、ユーザーの利便性を無視していた。
これは、前述の「パッケージに比べて所有する喜びに欠ける」ということに繋がります。
自分が所有した気がしない。
多分、ダウンロードに使う端末自体さえもが、自分のものじゃなく企業のもののような気がしてくるんじゃないかと思います。どうだろう。

そもそも、CDDAなんていうコピーしやすいものを買ってる音楽ファンは多いわけで、だったら可逆圧縮の扱いやすい高音質ファイルを売ればいいと思う。
ファイル形式も世界的な規格をきちんと決めて。
くだらない競争なんてしてる場合じゃない。競争原理で優れたものが残ると言うけど独占販売が絡むと当てはまらない。皆が損するだけ。

同時に、それに合わせたファイルプレーヤーを販売する。
そもそもプレーヤーが携帯用しかないなんて、変ですよね。
高音質なファイルであれば、据え置きファイルプレーヤーの存在価値が出てきますから、そっちを使う人も出てくるんじゃないか。アナログ出力だけじゃなくデジタル出力も付いていて、高級DACに繋ぐことも出来るようになっていたりする。

そこまでいったら、CDDAと互角になると思います。
なんか、大変だ。
ファイルがネット上で共有されるって?
そうですねぇ、、どうしたものか。
なんか、手はあると思いますがね。認証とかね。
そういった部分もなんか堅苦しくて所有する喜びがない。まぁ、そこはやり方次第かな。

なんつうか、まだ単純に取って代わるというレベルのもんじゃないと、僕は思います。
考えてみたら、ビニール盤からCDへの移行ですら、言われるほど簡単じゃなかった。
まず、適材適所でファイルとパッケージのどちらかが選べるようになることが、目標としては現実的でしょうかね。
試聴用でもBGM用でも手軽で安価であればニーズはあるだろうし。CDみたいなパッケージは要らないけど曲はいつでも聴けるようにしておきたい、とか。ニーズはあると思うんですね。

とりあえず、こんなとこです。

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04.12.07. そういえば明日はJohnの命日だ

明日、Imagineはアメリカで放送されてるのか?
Happy Xmasは?

今日の一発目、民主党エンタメ議連の高山智司議員が音楽CDの再販問題等で国会質疑(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
12月1日、エンタメ議連の高山智司議員が、衆議院経済産業委員会で音楽CDの再販に関して国会質疑を行ったことについて書いています。
zfyl氏のとこで議事録もアップされてるとのこと。

文化庁ガイドライン発表直前(民主党ホームエンタテイメント議員連盟事務局blog)
以下引用。

CD還流防止措置に関して、税関での運用などの文化庁の通知(ガイドライン)が、12月6日(月)に公表される。外国盤のCDは、日本国内で、先か同時に発売されている場合は、対象になる可能性があるが、海外で先に発売されるものは対象にならない。

以前言われたことが公表されるということか。
まだ文化庁からの広報はないようだ。どうなってるんだろうか、、。
とか言ってたら公表された。

音楽レコードの還流防止措置について(文化庁)
「還流防止措置に係る国外頒布目的商業用レコードの表示に関する運用基準」の制定・発行について(RIAJ)

出版物貸与権管理センター(benli)
CCCDとかとは関係ないけど著作権つながりで。

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04.12.05. 著作権分科会法制問題小委員会(第4回)

著作権分科会法制問題小委員会(第4回) - 概要(zfyl)
文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第4回) ──で、一般からの意見募集の結果はどこ飛んでったわけ?(試される。)
延長反対のバナーを作ってみた(壊れる前に...)

というわけで、貼らせていただきます。
著作権延長反対バナー

報道があまり入ってないという今回の小委員会。
知らせないままなしくずしに、というやり方をまたやろうとしているのでは、と懸念。

米パブリック・ドメイン延長についての提訴、却下(hidemuzicblog)
パブリック・ドメイン派の提訴、却下される(hot wired)
記事から引用。

カール氏は、自分が若かった頃に利用できた大規模な図書館に相当するものが、今の子どもたちには与えられていないと語る。

カール氏とプレリンガー氏は近く上訴する予定とのこと。

↑↑

04.12.02. 終わりの季節

コピーコントロールCDを徹底的に総括する
ファンとアーティストを傷つけ、法制度面でも問題山積
(asahiパソコンnews)

総括というにはまだ早い、と思うんだけど、そんな雰囲気がある昨今。
なんでしょね。
CCCD騒動自体の総括というより、「反CCCDのスタンスを総括」って意味合いでしょうか。
違うかなぁ、、。

なんかね、CCCDって何だとか、何で反対なのかとか、「もういいじゃん」って感じなんでしょうか。
ゴミだっていうのは「確定」したから。
今に至って採用してるのは「終わってるメーカー」ってだけだから。
くだらない、見下していい対象って以外の意味は、ない存在だから。
何でCCCDがいけないのという問いには「まだ知らないの、ふーん」で済んじゃう話になったから。
津田氏の本も出版されたしね。
これはいい本ですね。
分かりやすくてポイントを押さえてるし。
ある意味、CCCDが何なのかということを「終わらせた」本だと思う。
この本の出版と同時期にエイベックスとSMEの方針転換もあって、いよいよ終わった感が。

反CCCDなんて今となっては空気か食事のようなもんで、当たり前のことになった。
店頭のCCCDを僕は無視する。好きなアーティストがコピーコントロールだったら「しょうがねーな」といって買わない。腹が立つのもナチュラルなことして受け入れ。
何のてらいもなくそういう行動をとれるわけで。
議論は尽くされたと思う。
CCCDだからどうするっていうのは今や各人答えが出てて、好きにすればよくなったのかな。

で、これからどうなのか、なんだけど。

著作権の問題は本当に分かりにくくて、どうしたらいいんだろうと思うんだけど。
これからやっていくべきことはどうしたってそっちなんだろうなとは、思うんですけど、何しろ分かりにくいのがネックだと思うんですね。
パブコメ何書けばいいか分からないしね。
エンタメ議連のように独禁法改正というのは分かりやすい気もするけど。
あ、川内議員がブログを始めましたね。

とりあえず、あれだ。1月輸入盤がどうなるかからですかね。

音楽ダウンロードはCDを追い抜けない(ITmedia)
まぁ、要するにCDDAほどユーザーフレンドリーな音楽メディアは現状ないわけで。
この記事を受けて、Yahoo!ミュージックではアンケートをやってます。
リンク先の右下あたりに。

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