No! CCCD Diary

 2005.01. 
SuMTuWThFSa
01
02030405060708
09101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

2003年
2004年
2005年

著作権延長反対バナー  輸入CD規制反対! レコード輸入権注視バナー no!cccd

CCCD Explanation
CCCD Link
No! CCCD TOP

「知的財産推進計画2004」の見直しに関する意見募集(首相官邸)
締め切りは2月14日(月)午後5時
首相官邸が「知的財産推進計画2004」の見直しに関する意見募集(Music Watchdogs)
ポータルサイト知的財産推進計画改訂のパブリックコメントを提出する

05.01.30.

発売は2月23日

Internet WatchのやじうまWatchで12/20、興味深い記事が出ていました。
って、2ちゃんねるからのリンクで見つけたんですが。
ちょっとすごいです。以下引用。

インディーズレーベルの「湯島レコード」のブログによると、2月に発売する「北京ドッグ」のマキシシングル「ハレルヤ」に収録した楽曲について、完全なオープンライセンスにするそうだ。「ゼロスト=OCPL00000」というライセンス形式で、アーティストは、CDの売上から一定の割合で収入を得る。ここまでは従来とそう変わらないが、楽曲の二次使用については音楽使用料を徴収しないのだ。

ゼロストについては、湯島レコードのプレスリリース用の記事作成を参照してください。
、、、どうですか、これ。

最初は正直、こんなん成り立つのかと思った。
でもね、なんか、プレスリリースを見ていたら、いけるんじゃないかって思えてきた。

「違法コピー」によって売り上げが下がるなんて音楽業界は言ってるが、そんなことはないということは多くの音楽ファンが感じている。結婚式で流すとか演奏会でコピーするとか著作権料を取らないとして、どの程度の損失になるだろう。
多分、ほとんど問題にはならない。
今だって、ミュージシャンにJASRACから著作権使用料がきちんと届いていないことを考えたら、そんなのはいらない、CDの売り上げだけでいい、というやり方のリスクは、大した問題にならないと思う。

それよりも、他人がコピーして販売してもいいっていうのが驚き。
まぁね、僕自身が「コピーについて思うこと(2)」で複製権の独占反対みたいなことを書いてはいるけど、コピーして売る場合には著作権料を著作者に支払う、ってとこは押さえていたから。
ゼロストは、それすら放棄している。
ほんとうに、限りなく自由なライセンス形態なんですね。
販売による利益がどのくらい得られるか、湯島レコードは「わからないがやってみたくなった」ということのようです。

「湯島レコード」さんの可能性を考える。。。(1)(音楽業界を考える。。。)
こちらに分析が上がっています。
湯島レコードから、この分析に対してトラックバックがあります。湯島レコードのスタンスがよく分かります。

、、、。

1月24日から2月6日の期間、Yahoo!ミュージックは「音楽の不正アップロード防止キャンペーン」を行っています。
その中で、「ハッピーミュージックサイクルをご存知ですか?」なる説明を音楽業界が行っています。
レコード協会の説明画像がこれですが、なんかすごく違うよね。

通常、直接にお客様からのお金が作詞家/作曲家にいくことはありません。
あと、JASRACはどこにいるんでしょうか。
これだから音楽業界の著作権教育は信用ならないですね。
こんな子供騙しを「ご存知ですか」などと言うのは止めろ。

↑↑

05.01.29.

文化審議会著作権分科会(第14回) - 概要(zfyl)

今更ながら、著作権分科会の議事録がアップされています。
下はネット記事。
HDDプレーヤーにも私的録音録画補償金が?(1/2)(ITmedia)

政府の議事録はこちらに後日アップされます。
17日の法制問題小委員会の議事録がもう上がってる、と思ったら議事内容はまだのようです。
ここでもHDDへの私的録音録画補償金制度の適用が話題になっていました。

そもそも、私的録音録画補償金制度ってもの自体、なんだかよく分からない制度です。
個人所有のCD等をコピーして個人的に使用することは、著作権法上容認されています。私的に録音や録画するのに、何で補償金を支払う必要があるんでしょう。
どういう経緯で、こんな補償金が制度化されたんだろう。
調べればいいんでしょうけど。
それをハードディスクにも適用しようというんですが、、、猫も杓子も著作権ですかね。

「権利の消尽は悪」論者の実態(The Trembling of a Leaf)

なんか、中古販売に反対してるゲーム会社が政治家に献金してるそうです。
ARTSの意見書はさすが、読み応えがあります。

内閣府国民生活局が「消費者基本計画(素案)」に対するパブリックコメントを実施してるとのこと。
締め切りは31日とのことですから、意見のある方は急いでください。

コミックレンタルは何とかなるのか

CDVJからのお知らせ(CDV-Net)

04.12.06 コミックレンタルの許諾条件案を掲載します。
皆様にコミックレンタル許諾条件に関する交渉状況を把握していただくため、CDVJの交渉チームが最近取りまとめ、関係方面に提案しているCDVJ許諾条件案を掲載いたします。コミックレンタル店をご経営の皆様は是非ともご覧ください。

以上引用。
ダウンロードできるpdfによると、「管理センターは正式許諾条件が定まるまでの間は、店舗登録したレンタル店に限り権利行使(=禁止)をしない方針」とのこと。暫定許諾期間の運用はCDVJが中心になって行うことになったそうです。

↑↑

05.01.24.

パブコメ募集開始

「知的財産推進計画2004」の見直しに関する意見募集(首相官邸)

募集期間は、平成17年1月24日(月)〜2月14日(月)午後5時、とのこと。
知的財産推進計画2004の見直しにあたり盛り込むべき政策事項を募集とのことです。
とりあえず、詳しくはリンク先を参照してください。

↑↑

05.01.23.

ミッキー

2ちゃんねるで拾った話。
ミッキー延命と揶揄される著作権保護期間延長は、やっぱりアメリカからの要望なんだと。
この文書は毎年10月に出てるそうです。

日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書(在日米国大使館)

やはりミッキーかよ、って感じ。
しかし文化庁の著作権分科会の資料によると、現在先進各国の著作権保護期間は70年が多いとのこと。

日本もこれに合わせるべきだというんだけど、、。
思うのは、著作権保護への偏重の末にクリエイティブコモンズ(CC)のような考え方が海外で生まれたということ。CCでは、二次創作などについての日本の緩やかな著作権管理が、欧米の制度に欠けていると考えています。コンテンツのパブリックドメインとしての役割について、見直すべきだということです。
そういう意味では、日本の方が欧米よりも進んでいる。
といっても法律が進んでるというより、コンテンツホルダー側が厳格に訴えないだけだと思うけど。
欧州委員会は2004年7月に著作隣接権の延長に反対する報告書(pdf)を出してるということだし。
リンク先からダウンロードされる文書の「2.2.3.1. Duration of related rights」では、一部のベストセラーに依存する市場になる可能性がある、と懸念されています。

むしろ国際的に協議して、短縮した方がいいんじゃないかな、保護期間。
世界標準って、過去に合わせるより、むしろこれからどうしていくかが問題じゃないのかと思う。
ネットでつながる世界には新しい標準が必要な気がする。
そこでミッキーがリーダーシップをとるのは、やっぱり違うと思います。
あるいは、そんな標準なんかなしでやっていくか。昔はそうだった。でもネットでつながった世界ではそれは難しいかなぁ、、。

No_Extention(Copy 2ch Wiki)
保護期間延長についてのポータルサイトが出来ました。

2004年国内音楽ソフト生産実績、数量・金額ともに前年下回る(ITmedia)

ということです。コピーコントロールディスクが減って、来年どうなるかな。

↑↑

05.01.22.

ファイルってどうなんだろう

OTO-NETAに音楽のネット配信に関する記事が。

DRMの統合(OTO-NETA)
家電メーカー大手各社、著作権対策で新団体結成--独自のDRM開発へ(cnet japan)

Mora:29人、iTMS:9人(OTO-NETA)
でじたる羅針盤 第23回目の羅針盤は「有料音楽配信サービスについて」(AV Watch)

ネット配信について以前好き勝手書いたことがありましたが、僕が感じていたことと同様のことがでじたる羅針盤のアンケートでも多く取り上げられていて、やっぱりそうなんだなぁ、と思いました。
以前書いたことに、ファイル形式の統一をしたほうがいいのでは、というのがありました。
配信によって違うから扱いにくいんですね。
訴訟も起きてるしね。
DRMの統一というのには意味があると思っています。
ファイル形式が統一されれば、ユーザーの利便性が高まると思いますから。
心配はOTO-NETAでも言ってるけど、失敗しちゃうと、互換性の無い新しい規格が一個増えただけ〜 って事にもなりかねない。ってことでしょうか。
アップルやマイクロソフトが協調できるかどうかが鍵でしょうか。
とかいって、協調する気はあるのかな?
ソニーにはコネクトカンパニーなんていうのもありますしね。

作家の意見

【出版インサイド】本のレンタルにも「貸与権」導入 著作権使用料で交渉難航(Sankei Web)
作家の東野圭吾氏のコメントを引用。

作家の東野圭吾さんは「利益侵害だけを理由に、著作権を主張しているわけではない」と、強調する。「作家、出版社は、書店で定価で買ってくれる読者によって報酬を得、次の本作りができる。書店で買う人、新古書店で安く買う人、レンタル店で安く借りる人、図書館で無料で読む人が、同じ読書サービスを受けるのはアンフェア。より早く新刊を読めるなど、書店で買うお客さんを優先したい」

あちこちで引用されているようです。
なんていうか、著作権の主張がサービスを閉塞させる方向に向かうってことが、今回の貸与権の問題で、この東野氏の発言は、多様なサービスは要らない、買ってくれた人だけが読めばいい、というサービス閉塞志向を肯定してるってとこで、僕なんかは「止めてくれよ」って思ってしまいます。
音楽と同じですね。
買った人だけ聴けばいい、というのが音楽業界の主張で。
まぁ、相応の支払いというのはいいんですが、往々にして業界の主張する相応の支払いというのは高額でしかもサービスは低下するというのが、音楽業界では見られたわけです。
その典型がCCCDという不良品販売と輸入権法制化と使えないネット配信だったわけで。
価格相応のサービスじゃなくて殿様商売になるんだね、なぜか。著作権が絡むと。

貸与権もそうじゃないかと。
著作権者(出版物貸与権管理センター)の、一冊あたりの著作権使用料を「定価相当額」とする、という主張のせいでレンタルっていうサービスが潰されつつあるわけで。
楽しみ方の選択肢が失われるということですね。

図書館、レンタル、古書、新刊購入と、それぞれサービスの内容に差があるわけで、それに対して対価が支払われるわけで、それを「同じ読書サービスを受ける」と言っていることが、まず違うんじゃないかと思う。
そのあたりは、Unforgettable Daysで詳しく論じられています。

著作権がらみのこういう話の不快なところって、楽しみ方が「違法」とか「アンフェア」というコトバで規制されるとこですね。
大抵はこういうコトバって、漠然としていて根拠のない一方的な主張なんですね。
音楽業界は「違法コピー対策」としてCCCDを売ってましたが、CDをコピーして使うことは違法でしょうか。
違いますよね。
おかしな話ですね、違法とかアンフェアとか。
アンフェアっといえば、僕はDVDをレンタルして時間がなくて見れないまま返すことがあります。
見てもないのに延滞料金まで払ってアンフェアだ。メーカーに補償して欲しい。
図書館の本だってそう。
借りても読めないまま返す。
全然面白くないのにガソリン代をどうしてくれる。アンフェアだ。
CDを買っても面白くないことがある。
金と時間を浪費した。
あいつは同じCDを面白いと言ってた。
あいつばっかり楽しんでアンフェアだ。他のCDと交換して欲しい。

ばからしいね。
コンテンツから得られる楽しみなんていう漠然としてるものを「一律に楽しんだってことにして」規制とか課金とかしようとするからおかしいんですね。ユーザーが「物理的に何を得るか」に課金した方がよっぽどいい。
相応のお金を払って読んでくださいっていうことだったら、レンタルという制度をいかに運用するか、落としどころを見つけるほうが皆ハッピーになれそうな気がするんだけど。
同じ読書サービスだと言われても、ねぇ、、。

そうではなくて「自分の本がレンタルされることが我慢ならない、新刊購入する人だけに読んで欲しい」ってことだったら「自分の本はレンタルに置かないで欲しい」と言うべきで、全ての本がそうであるべきだというような言い方は止めて欲しい。
逆に「図書館でもレンタル屋でも置いてくれ」という作家もいていいはずなのに。
東野氏の言い分は、そういう作家は出版社から干されても仕方がない、という意味に受け取っていいんだろうか。
でも、もしかしたらそういうものなんだろうか。
音楽業界とかCCCD絡みではそうだったから。
著作権管理の方法は画一的で、著作者の思いは資本の力に押し流されるんだろうか、、。

まぁ、推理小説のようなものも、読者は一回読めば、すぐに中古書店に売ってしまいます。なんていう作家もおられるようですし、作家って案外、新刊で読んでくれないのを嘆いているもんなのかなぁ。

↑↑

05.01.20.

世界は見えないテロリズムに溢れているのか

メダンからの声 再び(memory lab)

11日、memory labで上がったメールによるレポートに続き、2週間分の内容がアップされています。
インドネシアのメダンで何が起きているのか綴られています。
人の行為によっても悲劇が生まれる。そこに何らかの救済を届けることが出来るのも人であるはずだと思います。

著作権法関連メモ

著作権延長反対運動に向けて(The Trembling of a Leaf)
保護期間延長反対の請願について(壊れる前に…)

今日の一発目、著作権法改正,2006年通常国会に向け始動---パソコンや音楽プレーヤ内蔵のHDDなどが俎上に(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

50年から70年に、 ハードディスクに課金、どっちも反対です。
だって、どっちも全く文化の保護になっていないですから。

著作権分科会法制問題小委員会では、今後の検討課題としていろいろと挙げられています。
文化庁サイドは、検討課題じゃなくて決定事項のつもりなんでしょうかね。
輸入権の顛末では、国会議員は放っといたら省庁のいうことを決定事項として通しちゃうということがよく分かりました。
またいろいろと忙しくなりそうです。
正直、勘弁して欲しいんですが、そうも言ってられないよなぁ、、。

ブックオフのレンタルブック閉店、本の価値を決めるのは作者ではなくて読者(Copy & Copyright Diary)
貸与権について。
作家の主張に対して反論が書かれている。とても共感できる主張。

CD再販期間の短縮

邦楽CDの再販 EMIも半年に 国内大手6社足並み(CDV net)

再販制度への適用期間が短縮されるのだとか。
素人考えだけど、これって本当に競争原理が働くようになるんだろうか。
廃盤になるまでの期間が短くなるだけじゃないかと。売れ続ける作品だと見れば、再発すればいい。また再販制度の恩恵にあずかることが出来る、と。
そう単純な話じゃないでしょうかね。
ニーズがあるところに作品が適正に供給される環境なら、何も文句はないんですけどね。

wms: musicbiz editionより。
新譜発売時の定価システムは従来通りキープしながら(=高い卸値&価格カルテル維持)、再販期間終了後は小売店からの返品には応じないという、レコード会社にとって都合の良いシステムが出来上がるだけのような気がする。
とのこと。
なるほどなぁ、って感じ。

↑↑

05.01.17.

第6回著作権分科会法制問題小委員会

今日の法制問題小委員会について、いくつかリンク。

著作権分科会法制問題小委員会(第6回:最終回) - 概要(zfyl)
法制問題小委員会について(正々堂々blog)

zfylには議事録速報。感謝。
なんか、活発な議論という雰囲気じゃないような。
川内議員は、
著作権課は還流防止措置でミソを付けた分、業界寄りの姿勢が強まっているようです。
とコメントしています。

追記。共同通信からも記事が出ました。
デジタル携帯機器も対象へ 著作権補償制度で文化庁(yahoo! japan)

↑↑

05.01.13.

輸入差止申立

試される。によると、輸入差止申立に係る対象レコードリストというのがレコード協会のサイトからダウンロードできるとのことで、いってみました。

音楽レコードの還流防止措置(RIAJ)
下のリンクから問題のpdfファイルをダウンロードできます。
「輸入差止申立に係る対象レコードリスト」

まず思うのは、しょぼいリストだねぇ、って感じ。
枚数少なすぎ。
こんなんで、たとえ高くても日本のモノを使うしか方法がない「オンリーワン政策」の構築が出来るのかどうか疑問です。あ、違うか。変な議員とつるんで文化の利権化を狙う法案を通過させたんじゃなかったですね、著作権の保護でしたね。
それにしてもオンリーワン政策って品性がいじ汚いですね。日本がいじ汚い国になるようで本当に嫌です。
変な議員については過去の日誌で。

このリストに上がってる作品以外はアジアで売るつもりないんでしょうかね。ライセンスの問題でしょうか。案外、アジアの企業で輸入したいという企業は少ないのかもね。
まずEMI。
見せしめのように矢井田瞳とGLAY、アンチCCCDのミュージシャン2組をご丁寧にも申し立て。性格悪すぎ。
SMEのミュージシャンはEMIより多い。けど、あちこちにばらばらに投下してますね。
エイベックスは二組だけ。

とりあえず、海外の企業は申し立てしてないようですね。
というか、レコード協会に申し立てする必要自体、ないはずです。突然どこかで海外盤が輸入禁止になる可能性は否定できません。

15日、追記。
輸入権発動SONYから返事(万来堂日記)
クレモンティーヌについてSMEに問い合わせたとのことで、原盤権を日本法人のSMEが持ってるので邦楽扱いなのだと。
ふと思い立ってamazon.frのMUSIQUEでClementineを検索すると、日本から輸出されたクレモンティーヌのディスクがヒットしました。なるほど、邦楽なんだって感じ。

つうか、この指摘読むまで気付かん自分はやっぱり疲れてるっぽい、、○| ̄|_

↑↑

05.01.12. iPod shuffle

メモ

まず、いくつかメモ。
THE RECORD 2005年1月号(zfyl)
THE RECORDはJASRACから発行されているpdf広報誌です。
ダウンロードしてみましたが、相変わらずですね。

長期間にわたる低迷はさまざまな要因によるといわれていますが、その大きな要因として、CD-R等へのコピーや不正アップロードの問題があるのは間違いないと考えています。

今更ですが、
今年読んだ中で最高の論文(The Trembling of a Leaf)
この論文について、試される。で入手方法が上がっています。これはぜひ読みたいですね。

iPodがらみの記事をいくつか

iPod shuffleが発表されたわけですが。
話題のフラッシュメモリiPod「iPod shuffle」をさっそくさわってみた (1/2)(ITmedia)
個人的にはMac miniも興味がある。それはともかく。

MS、iPod対抗策に本腰。ソニーとの提携もにおわす(1/2)(ITmedia)

以下引用。

iTunesの楽曲はiPodのみに対応するフォーマットで販売されており、Microsoftソフトを採用している多くの主要ブランドの携帯音楽プレーヤーで再生することはできない。このことが、iPod以外の音楽プレーヤーを不利にしているとMicrosoftは主張している。

iTunesの楽曲っていうか、iTMSの楽曲ですかね。
CDからiPod以外の音楽プレーヤーに転送するにはiTunes以外のソフトがあるはずですからね。
しかしアップルも、iPod-iTunes-iTMSはセットで使って欲しいようですが。RealNetworksとアップルの間で衝突が起きています。
「ハッカー戦術」封じに出たApple、RealNetworksのHarmonyを締め出し(ITmedia)
ITmedia、関連記事が多いですね、、。

しかし音楽配信メモによると、iTMSの楽曲はmp3に変換してCD−Rに焼くことも出来ますから、それからiPod以外の音楽プレーヤーに転送することも出来るということです。
音楽配信メモでは、下の記事の訴訟について「何ともアホな訴訟」と切り捨てています。

「iTunesは違法」とユーザーが訴訟起こす(ITmedia)

このユーザーってマイクロソフトから何かもらってるんだろうか、って、ひどいかな?
ちょっと引用。

AppleがiTunesを同社のiPodにしか対応させず、他社を締め出しているのは独禁法違反だと訴状で訴えている。

この人はiPod以外のプレーヤーでiTunesを使いたいんでしょうね。

iTMSはアップルが音楽業界と協議して始まったもので、アップルにしてみたら何でiTMSの曲で他社が利益を得るんだ、ってことになるだろう。あるいは、何で他社の利益の為にiTunesやiPodを提供しなければならないのか、と。
iPod-iTunes-iTMSで1セットと考えるなら、iPod以外のプレーヤーを使うならiTMSやiTunesなんて使わなくていいじゃないの、ということになるわけで。

RealNetworksは、自社の音楽ストアの楽曲をiPodを含むあらゆる携帯プレーヤーに対応させようとした。それをアップルは拒否している。アップルの言い分は、iPodを使うならiTMSで聴けってことだ。RealNetworksさん、あなたはあなたで音楽業界と話をつけろ、って感じかな。
FairPlay DRMってのもあるし、各プレーヤーに対応した配信があるわけで。
いろんな方法が乱立しててユーザーが混乱してる状況なんですね。
ベータとVHSみたいなようなものです。

iTMSの一人勝ち状況で、あちこち騒がしくなってるのかな。
個人的には、iTMSに関するアップルの努力と、iTMSが音楽業界に示したビジョンを考えたら、ネット配信はアップル主導でやってくれてもいいんじゃないの、という部分はある。それでネット配信の規格が統一されるなら結果オーライかもとか?

でも、、、ほんとにそれでいいのかね、という一抹の不安もあるんですけどね、、。
独占体制というのは、アップルにとってよくないとも思う。
今はともかく、将来的には自由に競争が行われる体制になって行くべきです。そのためには、規格が統一されユーザーが混乱しない状況が必要だとも思います。

「PSP」は“iPodキラー”〜北米向けローンチイベント(ITmedia)

これもまた騒がしいかな、、。
PSPで音楽を聴くというのは、iPodで聴くのとは全く感触が違う気がする。
積める曲数が全く違うからね。iPodは全く新しい感覚をユーザーに与えると思うけど、PSPはポストMDじゃないかという気がする。とか、使ったことないのに、想像ですが。

でも、、。
iPod shuffle相手にどうするつもりなんでしょうか。
こいつのほうこそPSPキラーじゃないのかな。

↑↑

05.01.03.

青空文庫が著作権保護期間延長に反対を表明

青空の行方/なにゆえの著作権保護期間70年延長か(aozora blog)

著作権保護期間の70年延長に反対する(青空文庫)
青空文庫がサイトのトップで著作権保護期間延長に反対すると表明しました。
最近、ほんとに本を読まなくなってしまってこんなこと言うのも恥ずかしいんですが、青空文庫の存在、その考え方は、すごくいいことだと思っています。

著作権延長反対バナー

ソニー、iPod+iTMSの追撃に新組織を設立(ITmedia)
今更ですがメモ。

↑↑

05.01.01. 謹賀新年

謹賀新年

つうことで、輸入盤規制法が運用開始です。どうなるかなぁ。
このサイトは薄さを増しながらぼちぼちいくかなと思います。

目標を挙げておられるサイトもある中、薄さを増しながらじゃ何だかなと思って追記。
かつて、このサイトの目標はこんな感じでした。

  1. CCCDに反対するサイトを1つ増やす
  2. 出来れば、CCCDについて分かりやすく解説する(自分の勉強の為でもある)
  3. 音楽の状況がどうなっていくのか、見届ける為に運用を続ける

CCCDサイトはずいぶん増えましたし撤退する企業も出てきてますが、気を許してはまずいような気がします。
今現在、こんな感じかなと思います。

  1. CCCDについて情報提供を継続
  2. 音楽著作権の悪用を監視する
  3. 音楽と著作権の状況がどうなっていくのか、見届ける為に運用を続ける

身の丈考えて息切れしないように継続しようと思ってます。
ちょっと息切れ気味なので、上手くやるようにしたい。
本の方とかも気になるけど。

↑↑

TOP of No! CCCD Diary
back to No! CCCD