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Aug 20, 2007

Magic Dreamの使いこなし顛末

久しぶりにオーディオ。

前回、どこか不自然と書いてます。低音が少ないと書いていますが、慣れたのか馴染んだのか、さほど不足を感じなくなりました。
それよりもボリュームを上げた時に刺々しく感じるのが不満です。耳にくる違和感がある。金属球を使っているからだろうか。うまく再生されていれば、もう少し耳当たり柔らかく鳴るはずだという気持ちがあります。

今回、まず黒檀コロに戻して聴き比べてみた。

こんなに、格差があったっけ。
以前に比べた時には、極端な情報量の格差があるとは感じなかったんですが、今回はそれが感じられました。
前は黒檀コロの方が聴きやすいと書いたけど、今はそうは思わない。
Magic Dreamを使った時の情報量に耳が馴れてしまって、黒檀コロを使うとぼんやり霞んだ音のように感じられます。

コロを使用するのなら、もはや黒檀の棒では荷が重いということが分かりました。

それではということで、中に挟んでいる金属球を変えてみる事にしました。オーディオ雑誌にも変えたら音も変わると書いてありましたし。

これは釣具屋で売っている球形の金属球。タングステン製のシンカーです。環境に配慮という事で、鉛からタングステンにという動きがあるようです(稀少金属なので問題視する向きもあるようです)。
これを、付属の金属球の代わりに使ってみた。
直径は8mm。小さいですが重いです。ただ、スリットが入っていて、中にプラスチックかなにかの部品を使っているのが気になる。
純粋なタングステン球の音は出ないのではと思います。

結果は、、、どうも、しょぼい。
落ち着いた音色といえば聞こえはいいのですが、情報量が落ちただけのようです。

あと、形状の問題か、はさまっているプラスチック?のせいか、妙に掠れた音色になります。
付属球を使った時の刺々しさとは違った違和感があります。

これは、うちでは使えません。
ちゃんとした球を使えば全く違う可能性もありますが、、。

当面、Magic Dream付属の金属球を使っていくことにしました。
なんのかんの言って、今の住まいに引っ越して以降、今が一番いい音が出ているのだし。
しかし今後いずれは、ちゃんとした形状の球で、他の素材を試してみたいとも思います。かなり違うということは、はっきりしましたから。

しかし、他の手法がないか、、。

Magic Dream本体の固有振動か、金属球の固有振動のいずれか、あるいは両方が、現在の再生音に影響している可能性は高い。それがスピーカーからの再生音に影響するのを防ぐには。
スピーカ−スタンドとMagic Dreamの間をなんとかすればいいのでは。

駄目でもともと、紙をはさんで見ました。
本当はJ1青を考えたんだけど、手持ちの数が足りない。
写真ピントが合ってない。スタンドを持ち上げ、外したMagic Dreamの上に紙片をのせたところです。なくてもいい感じの写真、、。
これをスピーカースタンドの下に滑り込ませ、スタンドを下ろして固定。

これが、意外にいい感じになった。
挟んだのはただのコピー用紙の切れ端だけど、高域の耳障りな刺々しさが解消、硬さがほぐれて、自然な滑らかさを持った音色に変わったように思います。情報量の低下もない感じかな。

当面、これで様子を見ましょう。

May 07, 2007

Magic Dreamと黒檀コロの比較

前回のインシュレーター交換から数日たちましたけど。
ううむ、、。
なんだか、どこか不自然な気がして。

黒檀コロと替えて聴き比べです。
コロの端に付いているのはレゾナンスチップ。

黒檀コロの方が聴きやすいけど、Magic Dreamの方が情報量は多い。
当初は、高域が強調されるせいで錯覚するのかもしれないとも思ったのですが、微細な情報はMagic Dreamの方が正確に出ていて、リアリティは確かに向上する。

しかし、どこか聴き疲れする。
理由はよく分かりませんが、黒檀コロのときよりも中高音の音量自体が上がっているように思います。
ソース、ボリューム位置が同じだと、Magic Dreamの方が中高音の音が大きく聞こえる。

前回、低音の量感は保たれている、どこか低域が遅い感じ、と書きました。
あれこれ試すうちに、以前の試みと同じ傾向がスピーカースタンドの下に使用した場合にも現れていると思うようになりました。
中低域は、黒檀コロの方が豊か。
反応の速さは、Magic Dreamのほうが速い。

第一印象の全く逆になってしまった、、、

なんというか、うまく言えないのですが、Magic Dreamを使ったときの音には、何か違和感が付き纏う気がします。
原因は、実はMagic Dreamではないのかもしれない。
他の要因が、Magic Dreamのおかげで明らかになったのかもしれない。

えーと、
低音の量について、どちらがバランスが取れているのか、というと微妙な気がする。
黒檀コロは低域が過量といえなくもない?
でも、ある程度は低音の量感の押し出しがある方が好きだなぁ、、、

Magic Dreamの低音は、僕の好みからいうとやや薄い。
低音のアタック感がくっきり出てくるのは、いい傾向なのだけど、、、
もっと「ガツン」とくる重い低音が好きなんですね。

黒檀コロの低音は、ある程度の量感があるけど、柔らかい。
Magic Dreamの低音は、ハードで速いけど、軽くて量が少ない。
ハードで速く重い低音が理想なのですが、、、

とりあえず当面は、黒檀コロからMagic Dreamに変更して、調子を見てみることにしました。
フィッシュマンズの空中キャンプはまずまず良好に再生してるし、、、でもやっぱりベースが弱い気がするなぁ。気のせいかあ?

May 03, 2007

Magic Dream、ようやく使ってみた

以前からの懸案だったインシュレーターの交換をやっと行った。
OmicronのMagic Dreamです。
これをスピーカースタンドの下に、黒檀コロの替わりに使ってみようということ。

スピーカーとスタンドを動かすのは一苦労。
そこで、使ってないインシュレーターをスパイクネジの下に置いて、アクリル板片を介してスパイクを下ろしてスタンドを持ち上げる。使ってないからといって捨てないで良かった。
コロを外し、Magic Dreamを挿入しました。
前2後1の三点支持です。

スピーカー振動の床への拡散防止は、コロと同程度か、それ以上に効いている様子。
でも大音量になると振動する。
完全な遮断は困難なようです。
床に伝わる振動の性質が、黒檀コロとMagic Dreamでは少し違うみたい。

音色は、激変しました。
中高域は分離よく引き締まり、今まで聴こえなかった音色や演奏のニュアンスがはっきり現れるようになった。
音像・音場の定位感も安定して明瞭になり、奥行きが出ている。
SNも改善して見通しがいい。
そうそうこんな感じだよ!っていう感じに、かなり近い。

しかし、黒檀コロと比べると硬い音に聴こえます。
音楽の情報がしっかり再生で来ていれば、木目細かくなりながら、逆に耳障りは柔らかくなっていくはず。
Magic Dreamで使われている鉄球(?)の影響かも知れません。

セッティング当初は、低域の感触に違和感を感じました。
中高域の改善に追いつかない感じ。
量感は保たれている。
今までよりも出ていない、ということはないみたいだけど、、、どこか馴染まない感じ。
もっと出方にテンションが欲しい、、。

くっきりした高域と、どこか低域が遅い感じが馴染まない印象。
4425mk2のアッテネーターを少し絞ってみる。

10時半の位置だったのを9時に。少し、バランスが良くなった?
落ち着き過ぎか、、、戻してみる。

ちなみに自分の場合、4425mk2のアッテネーターは9時〜10時半の位置で使うことが多かったです。
12時だと、ちょっと荒っぽくなりすぎることが多いように思いました。
9時よりも絞ると、高域が弱くなりすぎます。

いろんなソフトを試してみる、、、

とか、やってるうちに、徐々にセッティングが馴染んできたのか違和感がなくなってきました。
高域の硬さも取れてきている?
セッティングしてしばらくは、様子を見た方が良さそうです。
アッテネーターは10時。

Feb 22, 2007

Magic Dream、とりあえず使ってみた/ゴムシートの効果

とりあえず、写真をアップ。

これはうちのスピーカーの天板の状況。
ごらんのとおり、御影石のボードが乗っている。
以前は1mm厚のゴムシート片を介していましたが、今は直置き。
これがあるおかげで、エンクロージャーの箱鳴りがかなり抑えられています。

今回、これを浮かしてしまおうと。

Magic Dreamで浮かしてみた。
写真よりも、実際にはもう少し中央よりに置いて3点支持しました。
スピーカースタンドの下の黒檀コロと替えてみたらどうなのか試してみたいのですがその前に、傾向をみてみようと。
すみません、、。
重いスピーカーを動かす根性とか暇がないので、試験的な試みです。
どこで使おうと、効果は現れるのではないかと考えました。

音はどうなったか。

まず気付いたのは、低音がかなり引き締まった。
いや、引き締まったというか、低域の音量もかなり減っています。高域過多な傾向。
しかし拍手の音などはリアル。
4425mk2のアッテネーターを絞ってみる。まぁ、多少、高低のバランスは改善したか、、。
かなり硬い感触の音です。

もとの御影石直置きに戻してみる。

音色に潤いがあって瑞々しい。こんなに低音が出ていたんだ、と思いました、、。
直置きの方が「美しい」音色です。
オーディオ的な情報量については、よく分からない。直置きとMagic Dream使用、どっちが多いんだろうか?

今回、天板の下に使ってみて、やはり大きな効果がありました。
Magic Dreamというインシュレーターが振動エネルギーを吸収する能力は、かなり高いと思います。
しかしここまで強力だと、使いようが問題になってきそうです。

もうひとつ見極める必要があるのは、今回みられた音の硬さはインシュレーターの癖なのかどうか、ということでしょうか。
案外、天板の御影石の癖で瑞々しく聴こえている可能性があるかもしれません。

ふと思って、ゴムシート片を天板と御影石の間にかましてみる。

1mm厚のが手元にないので、0.5mm厚のを使う、、、
なかなかいい感じ。
微かにまとわりついていた滲みがとれて、楽器の音が落ち着き明瞭になったような気がします。かなり質感が違います、、。

昔はこんな質感の音を聴いてたような気がする。
いつの間にか(多分、引っ越しを機に)、どっちでも大して変わらないと思ってゴムシートを外してしまっていたようです。
こんなところが重要なポイントの1つだったとは、気付かなかった、、、まいりました。

Feb 12, 2007

Magic Dream

さて、実はMagic Dreamは1月下旬に到着していました。
でもまだセッティングが出来ていない。
スピーカーの下に使ってみたいと思ってるんですが、暇ない。
とりあえず、写真をアップ。


質感は、J1黒のコーンとすごく似ている。
金属球の材質は不明。
上3枚の写真、本体にあいている穴は2種類で、球の受け皿だけじゃなくスパイク受けとしても使える設計。

レポートは追々、、。

Feb 01, 2007

Audio Diary

Audio Diaryというのをやっていました。
ブログに移行ということで、平成19年からはここでやります。
コロとか球とか使ったインシュレーターは少ないと思ってたんですが、ありました。球を使った製品。

  • Stillpoints(Stillpoints)
    スティルポイント(アッカコンテンツ)

    円錐形のボディーの中にセラミックのボール5個を組み込んだインシュレーター。ボディーはデルリンという素材を使っている。
    制振効果は高そう。
    しかし高い。3個で5万円なんてちょっと出せない。
    どうでもいいけど、米国ではインシュレーターのことをSpecificationっていうらしい。

  • OMICRON Magic Dream(KNICOM WEB)
    ナイコム・ホームページ

    こいつについては、オーディオアクセサリー誌ではケーブル用のスタビライザーとしての使い方を紹介されていて、インシュレーターとしての紹介はされてなかった気がする。しかし、キモはインシュレーターじゃないだろうか、この製品。
    金属の球1個を上下から受け皿型のボディーでサンドイッチする単純な構造。以前、finalというメーカーが作っていたDARUMAっていうインシュレーターと似ている。ボディーの素材はこれもデルリン。

    海外のサイトにリンク。本社はイタリア。
    Pagina Principale Tavoli(OMICRON)
    Omicron: disaccoppiatori meccanici Magic Dream(Audiocostruzioni)

    finalのサイトは見れなくなったが、どうなったんだろうか。

というわけで、Magic DreamをJoshin webのネット通販で注文した。1個3000円弱という比較的求めやすい価格。
どんな感じか、楽しみ。

それにしても日本のサイト、デルリンの綴りが違うんだけど(DelrinとDerlin)、どっちが正しいのだろう。

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