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Jan 21, 2024

オーディオ状況報告(2024.01.21.)31日追記:Deezerが使えなくなる

1月31日、ことを知ってから数日遅れになるが追記。
2月になったら、DaphileによるDeezerの再生ができなくなる。
詳細は下記アドレス、引用参照。

https://forums.slimdevices.com/forum/user-forums/general-discussion/1668327-uesmartradio-com-and-mysqueezebox-com-servers#post1668327
logitech FORUMS
UESmartRadio.com and MySqueezebox.com Servers

UESmartRadio.com and MySqueezebox.com Servers
2024-01-25, 18:07
(Deutsche Übersetzung - Version Française)

Hello Squeezebox and UE SmartRadio users:

After a more than ten year journey, as of February 2024, we will discontinue our UESmartRadio.com and MySqueezebox.com servers. We would like to thank you for your loyalty and support throughout this time.

It has not been an easy decision to make, particularly because we have been maintaining the Squeezebox servers more than a decade after we stopped selling the devices themselves. However, after carefully evaluating the changing music services landscape and ever-evolving security requirements, we have to recognize that, going forward, we will not be able to maintain our services to the necessary standards.

As a consequence of this shutdown, support for services integrating with MySqueezebox.com/UESmartRadio.com will no longer be available on your devices. Most notably this will impact users of TIDAL, Pandora, and Deezer.

Nevertheless, you will still be able to use your UE SmartRadio/Squeezebox by accessing the Logitech Media Server locally. UE SmartRadio users will need to migrate to Squeezebox, and all users will need to download and run some software locally, which can be found here. (To initiate the transition, navigate to "Advanced Settings" on your Smart Radio and scroll down to select "Switch to Squeezebox”.) That means you can continue to enjoy much of the functionality you love.

We're here to assist you during this transition, and we will be available to answer any questions or provide guidance should you encounter any difficulties.

Thank you again for being part of our community. If you have any questions, please reach out to us at forums.slimdevices.com.
Last edited by mherger; 2024-01-28, 23:41.

MySqueezebox.comのサーバー保守終了が、使えなくなる原因ということだ。セキュリティなど将来的に水準を保って対応していくのが困難と判断したとのこと。
Deezer以外に、Tidal、Pandoraも使えなくなる。

正確に覚えていないが、数日前からウェブブラウザのDaphile操作画面で、queueのアートワークの場所にQRコードが表示されるようになった。Deezer使用時のみ表示される。最初は不気味なので様子を見ていたが、コードのアクセス先を辿ってみたら、上記のサポート掲示板だったということだ。
一応、MySqueezebox.comにメルアド登録してるんだけど、そっちには連絡はない。
なんでそんなあやしい対応なのか。今更だけど。

そういうわけで、下記のシステムは2月以降、変更を余儀なくされる。
さあ、、、しかし、どうしましょうかね、、、

世の中いろいろあるが、がんばっていこう。
うちのシステムの現状は、以下のような感じ。

システム構成図

うちにはメイン系とテスト系、2系統のデジタル再生経路があって、気分によって適宜使い分けている。
先日から、テスト系のmpdサーバーに銅メッシュを組み込んで様子を見ていた。
音質は良くなったと思うのだけど、外したらどう変わるかを確認してみた。銅メッシュを使用する前は、柔らかさに欠けるがすっきりしていてそれなりの持ち味がある音だと思っていたんだけど、なんだか以前は感じていた魅力を感じられなくて、けっこう早々に銅メッシュを戻した。戻してみての音は悪くない。

サーバーによって差異がある。メイン系のmpdサーバーは、銅メッシュは不具合が出て上手くいかなかった。
オーディオ用サーバー6台のうち、銅メッシュで改善したと思ったのは3台。2台はよくなった気がする感じで、1台は不具合で不採用になった。良くなる確率は高かった。
銅メッシュを組み込んで改善するサーバーが多いということは、他にも工夫の余地があるということだ。

ノートPCをオーディオ用で運用するというのは良し悪しだ。というか、音のことを考えたら、良いことは基本的には無い。使い勝手や取り回しがいいだろうとか、そういう理由で使っている。

しかし当面、これでいく。
理由は、変更した方がいいかな、と思うサーバーが意外と少ないからだ。
PPAP関係のサーバーでは、Back-End、Middle-Endはapu2で、画像出力も冷却ファンもないボードPCで理想に近い。Frontには相応のスペックが必要になるので選択肢が限られ、置き場に困るようなものは使えないので、ノートPCとなる。
結局、残るのはDaphileサーバー2台ということになる。替えたら音が良くなるだろうか。ストリーミング音源の入り口だが。
そういうわけで、最優先課題ではない。
ノートPCでどこまでやれるかやってみるというのも、個人の勝手でやる分にはありだろう。

次に、DACのUSB接続。
ケーブルの抜き差しでDACを替えるので、一般的なUSB中継コネクタで丈夫そうな奴を介して接続していた。
そんなやり方でも意外に音は悪くならないけど、どうなんだこれ。

オーディオ用のUSBケーブルという話しに行くのが順当なのかもしれないが行かない。

2018年頃まで使っていたUSB-029H2-RPを復帰させて、USB中継コネクタから置き換えてみた。
昔はACアダプターにつないで電源をとっていたが、今回は、それは使わないことにした。PCとDAC間のGNDを切断する設定ができるんだけど、それもしていない。切ったらPCトランスポートとDACがうまく接続しない場合があるからだ。

これは、直ぐにできることなのでやってみた。
あまり期待してなかったが、これが効いた。
音色の色彩感が増している。768kHz/32bitの信号も問題なく伝送している。

これでいこう、と思っていたのだけど、ある日、GNDを切ってみた。
音の変化は、感じられない。
しばらくは問題なかったんだけど、大晦日に急に伝送が不安定になり音が出なくなった。
USB-029H2-RPを外してつないだら、DACがUSB信号を認識し音が戻った。
音質は変わらないかな、、、こうなると、GNDをつなぐ設定でUSB-029H2-RPを戻しても、DACとつながらない。理由は何でか分からないが。

しばらくUSB-029H2-RPなしで使った後、USB-029H2-RPを再使用すると、、、つながった。
こうなると、音が良くなったように感じられる。
たぶん、GND周りで何か問題が蓄積してつながらなくなり、使い方を変えることで時間経過とともに改善したのだろう。
暫く試験運用したが、GNDがつながっていたら問題はないようだ。

次、UPS(OMRON BY50S)のバッテリーを替える。
前に替えてから3年近く経っている。
これは最近、警告ブザーが鳴ったので、交換した方がいいのだ。最近といっても、数週間以上たっている。新しいバッテリーを取り寄せて交換した。
交換しての音の変化は、音に張りが出たような、気がする。情報量も、増えたのかな、音が重層的に、かつ分離が良く聴こえるようになった、気がする。前は聴こえてなかった音が拾えてる気がする。明瞭で透明感が高い。
とっかえひっかえいろんな音源を聴いてみるが、なんだか思った以上に良くなってる気がする。

これってもしかして、「回復した」ってことなのかな。
どのぐらい前だったか、はっきりしないけど、以前は、こんな感じに聴こえていたような気がする。
古いバッテリーは箱詰めして宅急便でメーカーの回収に出したので、もう新しいのと入れ替えての比較はできない。いや、回収に出してなくても、そんな面倒なことは、しないかな、、、どうだろう。

もしかしたら、こういう電池は、早めに替えた方がいいのかもしれない。
暫く前に、DACへの給電元をUPSから電源タップに変えている。UPSより電源タップのほうが音が良いと思ったのだ。しかしUPSのバッテリーの状態が評価に影響していた可能性がある。

考えてみたら、これって、サーバーの電源環境だ。
やはり電源周りは重要なんだろう。

SM-SX100とDACをつなぐXLRケーブルを替えている。
今回の変更は音質を気にしてのものではなく、ADI-2 DACをスタンバイ状態にして暫くしたら、ハウリングが起きることに気付いたのがきっかけだ。Brooklyn Ampではなぜかハウリングは起きない。Pegasus R2Rでも起きない。
ハウリングの原因は、結局のところ、はっきりしない。
ケーブルがノイズを拾っているのかな、と思ったので、替えてみた。結局、替えても状況は変わらない。
ADI-2 DACのスタンバイ状態を解除して、音を出せる状態にしたらハウリングは消える。気持ちいいものではないけど、暫く様子をみることにした。

そういう経緯の結果、ケーブルも固定せずに音色の様子をみることにした。
長らく使っていたオヤイデのTUNAMI TERZO XX V2/0.7を、ortofonのReference 8NXに変更。8NXは20年ほど前に使っていたもので、ずっと死蔵していた。響きは8NXのほうがいいような気がする。TUNAMIよりもあたりが柔らかい。柔らかすぎかどうか、暫く試してみるつもり。
SAECのXR1000も試した。これも死蔵していたもの。こっちは実直なケーブルという印象。TUNAMIと8NXの中間だけど、響きの成分が少なく感じるせいか、印象としての硬さはTUNAMIよりも上。
しばらく、音質を比較し検討してみる。

ハウリングについては、様子を見ながら考える。

前述の諸々の処置の末、Brooklyn AmpとPegasus R2Rの組み合わせが、以前よりも良くなっている。温度感、湿度感を維持しながらハイファイで、以前は出来なかった両者のいいとこ取りが出来ている気がする。
これは望ましい向上だ。

Pegasus R2Rの音が良くなっているのは、デジタル入力信号のジッターが減っているのだろう。
ADI-2 DACはもともとジッターの影響を受けにくい設計が売りだと思うので、比較したらPegasusの方がジッター減少の恩恵が大きいかもしれない。NOSで使っているし。

さて、Brooklyn AmpのXLR入力に使っている固定式アッテネーターのインシュレーター、これまでゴム板の積層で支えていたんだけど、ましなやり方がないかと考えていた。
最近、たまたまYoutubeで、さざれ水晶を袋に詰めてインシュレーターにしたら良いという話を見た。水晶はリプラスのインシュレーターを昔、VRDS-25xsに使っていたことがあって印象がいいので、これで置き換えてみるか、ということにした。

Youtubeによると、さざれ水晶を麻袋に入れて使うということだったんだけど、麻は昔、これもVRDS-25xsで使って、音がカサつくという印象があるのでやめて、コットンの袋にした。ところが、ネットで買ったら、これが体育館のマットのような臭いがする。ちょっと残念感がある。

袋を洗ってみたけど臭いは残る。しかしそれでもゴム板から水晶袋に置き換えたら音は良くなったような。
硬質ゴムの音から、水晶と綿の音に変わった。耳当たりがやさしくなった気がする。同時に見通しが良くなって音場が広がった気がするかな。

図の上では、以前に削除したサブシステムの表示を戻している。これは、Roonを試す機材にしたからだ。Qobuzが日本でも使えるようになれば、うちでもRoonの真価が分かるはずだ(いつになるんだろうね)。

ほんとうはメインシステムに組み込んで比較したいところだけど、面倒くさがりな気持ちが勝って出来ていない。そのうち試すかもしれない。
余っていたノートPCを1台、Roon Serverに使っている。
またノートかよ、って感じだ。

Jul 14, 2019

ケーブルインシュレーターをコンセントに使う

アンプの上流が一応落ち着いて、というか、ここから先はどう手を入れようか、という感じなんだけど、それであれこれと音源を聴いてるんだけど、相変わらず、なんだかすっきりしない音なんだな、、、
騒がしいというのか、耳ざわりが良くない音。

音工房Zのケーブルインシュレーターも、最初はよく効いたと思ったんだけど、その後は評価が安定しなくなって付けたり外したり。
副作用も見えてきて、高域はいいようなんだけど、どうも低域が痩せるのだ。
ケーブルを床に直置きした方が、低域が豊かで安定感もある。もともと、うちの環境は低域が出にくいので、どうもスピーカーケーブルには使わないほうがいいのかもしれない? 置き方とかにもよるのかな?

それでも、すっきりしないのはしないので、Ras pi 3B+とi2s DACを引っ張りだしてlightMPDを動かしてみたりした。
3B+は、700kHz台へのアップサンプリングに使えないかと思って注文していたんだけど、Compaq 6730bで試した結果、メモリがDDR2では無理っぽいということが判明したのでそのまま死蔵されていた。それが、lightMPDがRas pi 3B+に対応したということを知り、64bitで動く、hifiberry-dacplusで384kHzまで対応したということで(うちのはhifiberry-dacだけど)、聴いてみようと思ったのだ。
lightMPDは以前にB+や2Bで鳴らそうとした事が何回かあるんだけど、なぜかIPアドレスが割り振られなくて使えなかった。同様のことはArchphileなどでもあって、そういうことがないpiCoreは非常に扱いやすいOSだったんだけど、最近になって思うのは、これはもしかしてDHCPサーバーが脆弱なのが原因だったのではないかと。NTTから貸与されているゲートウェイ?回線終端装置というのか、これが家庭内LANのDHCPサーバーを兼ねてるんだけど、これを他の機械に代替させていたら、案外lightMPDはちゃんと繋がったのではないか、、、
それは今更、試す気にもなれないけど、DHCPサーバーをRas piで代替するというのは、いつか試みてみたいと思っている。

Ras pi 3B+でlightMPDは、思いの外すんなりと動いた。
ちゃんと比較してはいないけど、Ras pi 2でpiCore7よりもいいと思う。なにしろ長年の懸案が解決して良かった。

そういえば、Archphileは更新終了宣言を出している。
こちらも聴いてみたいんだけど、ダウンロードだけしてまだ聴けていない。

そんなこんななんだけど、もともとのすっきりしない感は解決するわけではなく、どうなってるんだろうと思いながら、あれこれ試す。

アンプのボリュームをあげたのがいけないのかな、、DACのボリュームを戻してみよう、、、
あれ?アンプのボリュームがおかしい、、開けられない?
音量が上がらない、、ついに壊れたのかな、、当面、ボリューム絞って使おう、、、

子供用のCDプレーヤーを別の電源タップに移動しよう、、少しはましかな、、、

ケーブルインシュレーター、余っちゃったから電源タップのケーブルに使ってみようかな、、、
なんで、ケーブルに触るだけでOdeon-liteのリレーがカチカチいうの?、、、
ケーブル、、、ゆるんでるやん。

壁コンセントから伸びたケーブルと電源タップ(PB-500-2)の接続部が、ゆるんでぐらついていた。
これを留め治したら、失われていた音が戻ってきた、、、ここだったかあ???
アンプも復調したような。まじか?

そういえば独身だった頃は、電源タップのACプラグを壁コンセントに刺した上に布テープを貼って補強してたっけ。
当時の音は、僕のオーディオ遍歴の中でも一番いい音が出ていたんじゃないか?と思う。情報量は今と比較すれば少なかっただろうけど、際限なくボリュームを上げても破綻しなかったし、ワルツフォーデビーの地下鉄も聴こえた(今は聴きとれない。低域がその頃に比べると弱いんだろうと思う)。

音工房Zのケーブルインシュレーターをコンセントに使用

そんなこんなで、音工房Zのケーブルインシュレーターを壁コンセントへの差込口に使うことにした。
5段積みにしたら丁度寸法が合う。
効いてるのかどうかもはっきりしないが、しばらく様子をみようかという感じ。

タイトルと記事の内容がまるで違うのに気付いたけど、まあいいか。

Posted at 12:00 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:

May 28, 2019

久しぶりにインシュレーターを追加する

アンプの上流が一応落ち着いて、というか、ここから先はどう手を入れようか、という感じなんだけど、それであれこれと音源を聴いてるんだけど、なんだかすっきりしない音だな、、という気がしていた。
そこで、ケーブルインシュレーターを試すことにした。
安価なもので、amazonから届いた実物も安価な雰囲気の製品。

音工房Z-ケーブルインシュレーター
https://www.amazon.co.jp/dp/B01COUMD5I/

ラックの裏はケーブルがあちこち繋がっている。
しかし床に付いているのは少ない。
スピーカーケーブルと、壁コンセントから電源タップとUPSに伸びているACケーブル、あとLANケーブル。それ以外はだいたい空中にぶら下がっている。スピーカーケーブル以外は柔らかいケーブルで、あんまりインシュレーターを使う意味がない感じ。対してスピーカーケーブルは20年前から使っている協和電線5.5スケアのキャブタイヤで、直径が1cm以上ありずっしりと重い。床から浮かせてみる意味がありそうだ。

片側のケーブル1本1.5mに対して、3個ずつインシュレーターを使ってみた。
実は期待してなかったんだけど、どこかすっきりしないと思っていた音の様相が違ってきた。立体感が出るというのか、滲みがなくなるというのか、音色の輪郭が整う感じ。これならコストパフォーマンスが高いと思った。

そんなわけで、今更だけど他にもインシュレーター使うところがないかと考えた。

思えば昔、VRDS-25xsを使っていた頃、あまりに鋭敏な機種なのでインシュレーターを含めて物理振動対策はいろいろ試した。その後、床がフローリングになった時には、スピーカーの足元にあれこれ試した時期があった。その後も環境は変わり、今の住居でキャスター使用でのスピーカーセッティングがそこそこ決まって以降、いつしかインシュレーターは視界の外になっていた。 効果はあるんだろうけど、うちにはそこまで要らないし、、みたいな。
そこそこ満足できる音が出ているから(こればっかり)、というのもあったかもしれない。

結果、うちで使っているインシュレーターは甚だ少ない。
スピーカー周りはそれなりに使っているが、それ以外はアンプの下にJ1プロジェクトのS35S、だけだ。
あんまり少ないのも残念なので、もっと使いたい。
しかし何処に使うか、、、

NASの下に使ってみることにした。
NASの中にはHDDがある。回転振動に対してインシュレーターの効果が期待できるのではないか。ということで、OmicronのMagic Dreamを使ってみた。昔、床がフローリングだった時の振動対策などに使っていたものだ。

効果は、あるような、ないような、微妙な感じだ。
しばらく様子を見るつもり。

Posted at 21:09 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as:

Aug 20, 2007

Magic Dreamの使いこなし顛末

久しぶりにオーディオ。

前回、どこか不自然と書いてます。低音が少ないと書いていますが、慣れたのか馴染んだのか、さほど不足を感じなくなりました。
それよりもボリュームを上げた時に刺々しく感じるのが不満です。耳にくる違和感がある。金属球を使っているからだろうか。うまく再生されていれば、もう少し耳当たり柔らかく鳴るはずだという気持ちがあります。

今回、まず黒檀コロに戻して聴き比べてみた。

こんなに、格差があったっけ。
以前に比べた時には、極端な情報量の格差があるとは感じなかったんですが、今回はそれが感じられました。
前は黒檀コロの方が聴きやすいと書いたけど、今はそうは思わない。
Magic Dreamを使った時の情報量に耳が馴れてしまって、黒檀コロを使うとぼんやり霞んだ音のように感じられます。

コロを使用するのなら、もはや黒檀の棒では荷が重いということが分かりました。

それではということで、中に挟んでいる金属球を変えてみる事にしました。オーディオ雑誌にも変えたら音も変わると書いてありましたし。

これは釣具屋で売っている球形の金属球。タングステン製のシンカーです。環境に配慮という事で、鉛からタングステンにという動きがあるようです(稀少金属なので問題視する向きもあるようです)。
これを、付属の金属球の代わりに使ってみた。
直径は8mm。小さいですが重いです。ただ、スリットが入っていて、中にプラスチックかなにかの部品を使っているのが気になる。
純粋なタングステン球の音は出ないのではと思います。

結果は、、、どうも、しょぼい。
落ち着いた音色といえば聞こえはいいのですが、情報量が落ちただけのようです。

あと、形状の問題か、はさまっているプラスチック?のせいか、妙に掠れた音色になります。
付属球を使った時の刺々しさとは違った違和感があります。

これは、うちでは使えません。
ちゃんとした球を使えば全く違う可能性もありますが、、。

当面、Magic Dream付属の金属球を使っていくことにしました。
なんのかんの言って、今の住まいに引っ越して以降、今が一番いい音が出ているのだし。
しかし今後いずれは、ちゃんとした形状の球で、他の素材を試してみたいとも思います。かなり違うということは、はっきりしましたから。

しかし、他の手法がないか、、。

Magic Dream本体の固有振動か、金属球の固有振動のいずれか、あるいは両方が、現在の再生音に影響している可能性は高い。それがスピーカーからの再生音に影響するのを防ぐには。
スピーカ−スタンドとMagic Dreamの間をなんとかすればいいのでは。

駄目でもともと、紙をはさんで見ました。
本当はJ1青を考えたんだけど、手持ちの数が足りない。
写真ピントが合ってない。スタンドを持ち上げ、外したMagic Dreamの上に紙片をのせたところです。なくてもいい感じの写真、、。
これをスピーカースタンドの下に滑り込ませ、スタンドを下ろして固定。

これが、意外にいい感じになった。
挟んだのはただのコピー用紙の切れ端だけど、高域の耳障りな刺々しさが解消、硬さがほぐれて、自然な滑らかさを持った音色に変わったように思います。情報量の低下もない感じかな。

当面、これで様子を見ましょう。

May 07, 2007

Magic Dreamと黒檀コロの比較

前回のインシュレーター交換から数日たちましたけど。
ううむ、、。
なんだか、どこか不自然な気がして。

黒檀コロと替えて聴き比べです。
コロの端に付いているのはレゾナンスチップ。

黒檀コロの方が聴きやすいけど、Magic Dreamの方が情報量は多い。
当初は、高域が強調されるせいで錯覚するのかもしれないとも思ったのですが、微細な情報はMagic Dreamの方が正確に出ていて、リアリティは確かに向上する。

しかし、どこか聴き疲れする。
理由はよく分かりませんが、黒檀コロのときよりも中高音の音量自体が上がっているように思います。
ソース、ボリューム位置が同じだと、Magic Dreamの方が中高音の音が大きく聞こえる。

前回、低音の量感は保たれている、どこか低域が遅い感じ、と書きました。
あれこれ試すうちに、以前の試みと同じ傾向がスピーカースタンドの下に使用した場合にも現れていると思うようになりました。
中低域は、黒檀コロの方が豊か。
反応の速さは、Magic Dreamのほうが速い。

第一印象の全く逆になってしまった、、、

なんというか、うまく言えないのですが、Magic Dreamを使ったときの音には、何か違和感が付き纏う気がします。
原因は、実はMagic Dreamではないのかもしれない。
他の要因が、Magic Dreamのおかげで明らかになったのかもしれない。

えーと、
低音の量について、どちらがバランスが取れているのか、というと微妙な気がする。
黒檀コロは低域が過量といえなくもない?
でも、ある程度は低音の量感の押し出しがある方が好きだなぁ、、、

Magic Dreamの低音は、僕の好みからいうとやや薄い。
低音のアタック感がくっきり出てくるのは、いい傾向なのだけど、、、
もっと「ガツン」とくる重い低音が好きなんですね。

黒檀コロの低音は、ある程度の量感があるけど、柔らかい。
Magic Dreamの低音は、ハードで速いけど、軽くて量が少ない。
ハードで速く重い低音が理想なのですが、、、

とりあえず当面は、黒檀コロからMagic Dreamに変更して、調子を見てみることにしました。
フィッシュマンズの空中キャンプはまずまず良好に再生してるし、、、でもやっぱりベースが弱い気がするなぁ。気のせいかあ?

May 03, 2007

Magic Dream、ようやく使ってみた

以前からの懸案だったインシュレーターの交換をやっと行った。
OmicronのMagic Dreamです。
これをスピーカースタンドの下に、黒檀コロの替わりに使ってみようということ。

スピーカーとスタンドを動かすのは一苦労。
そこで、使ってないインシュレーターをスパイクネジの下に置いて、アクリル板片を介してスパイクを下ろしてスタンドを持ち上げる。使ってないからといって捨てないで良かった。
コロを外し、Magic Dreamを挿入しました。
前2後1の三点支持です。

スピーカー振動の床への拡散防止は、コロと同程度か、それ以上に効いている様子。
でも大音量になると振動する。
完全な遮断は困難なようです。
床に伝わる振動の性質が、黒檀コロとMagic Dreamでは少し違うみたい。

音色は、激変しました。
中高域は分離よく引き締まり、今まで聴こえなかった音色や演奏のニュアンスがはっきり現れるようになった。
音像・音場の定位感も安定して明瞭になり、奥行きが出ている。
SNも改善して見通しがいい。
そうそうこんな感じだよ!っていう感じに、かなり近い。

しかし、黒檀コロと比べると硬い音に聴こえます。
音楽の情報がしっかり再生で来ていれば、木目細かくなりながら、逆に耳障りは柔らかくなっていくはず。
Magic Dreamで使われている鉄球(?)の影響かも知れません。

セッティング当初は、低域の感触に違和感を感じました。
中高域の改善に追いつかない感じ。
量感は保たれている。
今までよりも出ていない、ということはないみたいだけど、、、どこか馴染まない感じ。
もっと出方にテンションが欲しい、、。

くっきりした高域と、どこか低域が遅い感じが馴染まない印象。
4425mk2のアッテネーターを少し絞ってみる。

10時半の位置だったのを9時に。少し、バランスが良くなった?
落ち着き過ぎか、、、戻してみる。

ちなみに自分の場合、4425mk2のアッテネーターは9時〜10時半の位置で使うことが多かったです。
12時だと、ちょっと荒っぽくなりすぎることが多いように思いました。
9時よりも絞ると、高域が弱くなりすぎます。

いろんなソフトを試してみる、、、

とか、やってるうちに、徐々にセッティングが馴染んできたのか違和感がなくなってきました。
高域の硬さも取れてきている?
セッティングしてしばらくは、様子を見た方が良さそうです。
アッテネーターは10時。

Feb 22, 2007

Magic Dream、とりあえず使ってみた/ゴムシートの効果

とりあえず、写真をアップ。

これはうちのスピーカーの天板の状況。
ごらんのとおり、御影石のボードが乗っている。
以前は1mm厚のゴムシート片を介していましたが、今は直置き。
これがあるおかげで、エンクロージャーの箱鳴りがかなり抑えられています。

今回、これを浮かしてしまおうと。

Magic Dreamで浮かしてみた。
写真よりも、実際にはもう少し中央よりに置いて3点支持しました。
スピーカースタンドの下の黒檀コロと替えてみたらどうなのか試してみたいのですがその前に、傾向をみてみようと。
すみません、、。
重いスピーカーを動かす根性とか暇がないので、試験的な試みです。
どこで使おうと、効果は現れるのではないかと考えました。

音はどうなったか。

まず気付いたのは、低音がかなり引き締まった。
いや、引き締まったというか、低域の音量もかなり減っています。高域過多な傾向。
しかし拍手の音などはリアル。
4425mk2のアッテネーターを絞ってみる。まぁ、多少、高低のバランスは改善したか、、。
かなり硬い感触の音です。

もとの御影石直置きに戻してみる。

音色に潤いがあって瑞々しい。こんなに低音が出ていたんだ、と思いました、、。
直置きの方が「美しい」音色です。
オーディオ的な情報量については、よく分からない。直置きとMagic Dream使用、どっちが多いんだろうか?

今回、天板の下に使ってみて、やはり大きな効果がありました。
Magic Dreamというインシュレーターが振動エネルギーを吸収する能力は、かなり高いと思います。
しかしここまで強力だと、使いようが問題になってきそうです。

もうひとつ見極める必要があるのは、今回みられた音の硬さはインシュレーターの癖なのかどうか、ということでしょうか。
案外、天板の御影石の癖で瑞々しく聴こえている可能性があるかもしれません。

ふと思って、ゴムシート片を天板と御影石の間にかましてみる。

1mm厚のが手元にないので、0.5mm厚のを使う、、、
なかなかいい感じ。
微かにまとわりついていた滲みがとれて、楽器の音が落ち着き明瞭になったような気がします。かなり質感が違います、、。

昔はこんな質感の音を聴いてたような気がする。
いつの間にか(多分、引っ越しを機に)、どっちでも大して変わらないと思ってゴムシートを外してしまっていたようです。
こんなところが重要なポイントの1つだったとは、気付かなかった、、、まいりました。

Feb 12, 2007

Magic Dream

さて、実はMagic Dreamは1月下旬に到着していました。
でもまだセッティングが出来ていない。
スピーカーの下に使ってみたいと思ってるんですが、暇ない。
とりあえず、写真をアップ。


質感は、J1黒のコーンとすごく似ている。
金属球の材質は不明。
上3枚の写真、本体にあいている穴は2種類で、球の受け皿だけじゃなくスパイク受けとしても使える設計。

レポートは追々、、。

Feb 01, 2007

Audio Diary

Audio Diaryというのをやっていました。
ブログに移行ということで、平成19年からはここでやります。
コロとか球とか使ったインシュレーターは少ないと思ってたんですが、ありました。球を使った製品。

  • Stillpoints(Stillpoints)
    スティルポイント(アッカコンテンツ)

    円錐形のボディーの中にセラミックのボール5個を組み込んだインシュレーター。ボディーはデルリンという素材を使っている。
    制振効果は高そう。
    しかし高い。3個で5万円なんてちょっと出せない。
    どうでもいいけど、米国ではインシュレーターのことをSpecificationっていうらしい。

  • OMICRON Magic Dream(KNICOM WEB)
    ナイコム・ホームページ

    こいつについては、オーディオアクセサリー誌ではケーブル用のスタビライザーとしての使い方を紹介されていて、インシュレーターとしての紹介はされてなかった気がする。しかし、キモはインシュレーターじゃないだろうか、この製品。
    金属の球1個を上下から受け皿型のボディーでサンドイッチする単純な構造。以前、finalというメーカーが作っていたDARUMAっていうインシュレーターと似ている。ボディーの素材はこれもデルリン。

    海外のサイトにリンク。本社はイタリア。
    Pagina Principale Tavoli(OMICRON)
    Omicron: disaccoppiatori meccanici Magic Dream(Audiocostruzioni)

    finalのサイトは見れなくなったが、どうなったんだろうか。

というわけで、Magic DreamをJoshin webのネット通販で注文した。1個3000円弱という比較的求めやすい価格。
どんな感じか、楽しみ。

それにしても日本のサイト、デルリンの綴りが違うんだけど(DelrinとDerlin)、どっちが正しいのだろう。

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