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Dec 31, 2010
Linux入れてみたけど難しいなあ
dynabook SS2000MだけどCDドライブからOS起動できるようになったんでLinuxを動かしてみようと思いついた。
心配だったのは、Windowsでも専用のドライバを入れないと画面の動作が遅すぎてストレスフルだったことだけど。
最初に動かしてみたのはUbuntu10.10。
結論から言うと、予想通りの問題で難しかった。スクロール遅い。ソフト起動に時間がかかる。どうなってるのかと思ってシステムを管理するソフトを起動してメモリの使用状況を見てみたら、それだけで70%以上に達していた。これではおいそれとエディタも起動できない。
これは無理だと思った。
軽いOSじゃないといけないと思ってPuppy Linuxを動かしてみた。
モニター解像度が800x600になって、モニター画面上に黒枠が出来てる。ネットで調べて解像度変更したら全画面に1024x768で使えるようになった。
まあまあ、使えるレベルに近づいたけど、やっぱり画面の描写は遅い。Windows用のドライバをLinuxで使うなんてことは出来ないんだろうか。無理だろうなあ。
音楽CDの再生を試みたら、ノイズが乗って音が途切れる。1秒おきで無音時間のほうが長いので、音楽なのかどうかすら分からないレベル。これは解決策が見つからなかった。
次にVine Linuxを試してみた。
やはりモニター解像度が800x600。今ここ。
なかなか大変だ。
Nov 18, 2010
dynabook SS2000MのBIOSについて2
先日、dynabook SS2000MのBIOS設定で、PERIPHERAL Hard Disc Modeを初期設定のEnhanced(Normal)からStandard IDEに変更したら、それまで認識しなかった外付けDVDドライブを認識してWindowsXPのインストールが出来た、というようなことを書いた。
自分でもこれは何がなんだか分からないと思ってて、ちょっと調べたのでメモ書き。
結局よく分からないのだけど。
まず、Standard IDEって何だと思って検索。
@IT:PCメンテナンス&リペア・ガイド:第8回 増設前に知っておきたいハードディスクの基礎 1. 標準インターフェイス規格「IDE」の現状
8年前の記事だ。引用。
もともとIDEというのは、CompaqとWestern Digitalが共同で開発したハードディスクのインターフェイス仕様だったが、そのあと、米国の標準化団体であるANSI(American National Standards Institute)がATA(AT Attachment)という規格に標準化した。現在ではEnhanced IDE(E-IDE)やUltra ATA/100などと記されているハードディスクが多いが、これらはすべて「ATA規格」に従っている。
ANSI規格名 通称 最大データ転送速度 ATA IDE 8.33Mbytes/s ATA-2 Enhanced IDE 16.6Mbytes/s (以下略)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Advanced_Technology_Attachment
ここからも引用。
IDE HDDには、504Mバイト(512×1024×16×63 = 528,482,304バイト)を超える容量が認識されないという問題があった。
EIDE (Enhanced IDE) とは、一般にIDE HDDの504MBの壁を超えるための規格として認識されているが、実際は以下のようなさまざまな拡張規格の総称である。Western Digitalが提唱した。
これらがBIOSの「Enhanced(Normal)」と「Standard IDE」って奴でしょう。
マニュアルの
「Standard IDE.....Enhanced IDE に対応していないOS を使用する場合に選択する
この場合、528MB までが使用可能となり、残りの容量は使用できません。」
というのは、504MBの壁のことだろう。
Standard IDEは別件もヒットした。
http://www.dosv.jp/other/0612/07.htm
ここでいうStandard IDEはまったく意味が違うみたい。Serial ATAに関する言葉。
紛らわしかったので引用、メモしておく。
「Standard IDE」の「Enhanced」で利用すればよい。RAIDを利用するなら「RAID」だ。
Enhancedモードは、ICHがサポートしているIDE、Serial ATAポートをすべて有効にする設定で、製品によっては「Native IDE」などと表記されることもある。
Standard IDEのほかのモードは何のために用意されているかと言うと、MS-DOSのように、レガシーなIDEのプライマリ/セカンダリしか認識できない古いOSで利用するためのもの。
検索していて、興味深い事例を読んだ。
HDD交換顛末(Linux/Win95 dual boot) - TOSHIBA NoteBook Tecra780DVD(Incomplete Code)
このマシンのリカバリCDは:
1. Fat32へのインストールは拒否する(元々DOSベースなので、できない)
2. Fat16で最大サイズなパーティションを作成してそこにリカバリする
というもの。問題は、20G HDDをこのリカバリCDが16MのHDDとしか認識しないことにある。当然、リカバリ開始早々にアボートする。当たり前だ。DOSじゃあるまいし、Win95なプリインストールイメージが16Mで納まる訳はない。
解決策はBIOSの設定だった。通常、「Enhanced IDE」なのだが、これを「Standard IDE」にすると、リカバリCDは20G HDDを503Mとして認識してくれる。
うちの事例とは事情が異なるけど、興味深い。
なんで、BIOS設定がEnhanced IDEだとリカバリCDが20G HDDを16Mだと思うんだろう。
「#まぁBIOSの作りとHDDのファームの作りとの相互作用で決まった偶然の産物でしょう。今回はたまたまうまく行ったと思ってます。」と書かれてるんだけど、、。
うちのSS2000Mのハードディスクがどうなってるのか気になる。
BIOSを初期設定のEnhanced(Normal)にしたら、読み込めず起動しない。
Standard IDEでWindowsXPをインストールした結果、何が起きてるのだろう。
まったく問題なく動作してるように見えるんだけど。
このエントリーも、そのSS2000Mで書いてアップするんだけどね。
SS2000MのBIOSが何やってるのか調べている。覚書メモ。
10年前の記事。
BIOS設定講座/Intel i815E編 (EnjoyDOS/V)
ここをみると、SS2000MのBIOSが非常に単純なことが分かる。ふつうのBIOSってこんなに沢山の設定項目があるのね。
引用。
3. IDE Primary Master ~ IDE Secondary Slave : 実装済みのHDDのパラメータ設定です。(CD-ROMは自動検出)
このBIOS(と言うか最近のBIOS)は、【IDE AUTO DETECT】と言う項目が無く、起動時に自動的に認識するものがあります。このBIOSも、このタイプです。
パラメータなど、自動的に認識し、表示します。
何らかの理由で、変更をし、そのパラメータを保存をしたい場合は、この項目で、Enterを押すことで、変更できますが、AUTO/LBA/Large 程度でしょう。
※参考:
EIDEの為の(528MB以上の容量を持つハードディスク)設定を行います。 これは論理ブロックアドレス(LBA:LogicalBlockAddress)モードと呼ばれるアドレス変換方式を用います。
ハードディスクドライブのパラメータとしては、容量/シリンダー数/へッド数/プリコンペンセーションの開始シリンダー番号/待機時ヘッド位置 (へッド・ランディングゾーンのシリンダー番号)/トラック当たりのセクター数などをが設定出来ます。
デフォルトの設定はAutoです。これによって、BlOSがインストールされているハードディスクのパラメータ群を 電源投入時の自己診断(POST)で自動的に検出できるようになります。通常は、このAUTOの設定で使用した方が良いです。
AUTOなんて項目、SS2000Mには無いんですけど。
EnhancedがそもそもAUTOなのか?
あとEnhanced IDEの場合、LBA:LogicalBlockAddressというのがあるらしい。
IDE ディスク容量の壁について(tadachi-net.com)
引用。
■504MBの壁
最も初期に存在した容量認識の壁は,504MBの壁です.これは,C/H/S が BIOS,IDEのそれぞれの値の上限である,1024/16/63 の値を取ったときの容量です.つまり,
1024*16*63*512(1セクタの容量) = 528,482,305 [Byte] = 504 [MB] から導き出される容量です.
この壁を越えるために,BIOS側でのIDEディスクの認識に際し,SCSIコントローラで使用されているLBAアドレッシングという手法が採り入れられました.LBA アドレッシングとは,ディスクメディア上の最内周と最外周のセクタ数が異なることを利用し,全てのセクタに対して通し番号を付けて管理しようという手法です.
なるほど。
ということは「Standard IDE」で認識されてるHDDにはLBAが設定されてない、ということなのか。だからBIOS設定を「Enhanced」にすると、SS2000Mから内蔵HDDが見えなくなる。
不思議なのは、LBAがない?HDDでWinXPが動いてるということなんだけど、まあ、動くものなのかもしれない。
FreeBSD QandA 1508
引用。
1. IDE のハードディスクのセクターをアドレス指定する方法は、
CHS 変換とLBA 変換の2種類があります。
2. CHS 変換の場合は3つパラメーターがありますが、
それぞれの最大値は16383、16、63です。
3. そのため CHS 変換の場合の最大容量は 8.4GB になります。
(16383x16x63x512 = 8.4x10^9)
4. ハードディスクベンダーは、CHS 変換では 8.4GB までの使用しか
保証していないようです (実際に動作するかどうかは別)。
8.4GBを超える容量を使用するには LBA 変換を推奨しています。
CHS変換というのはCHSトランスレーション(いわゆるLARGEモード)のことだと思う。
(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/Advanced_Technology_Attachment)
BIOSの「Standard IDE」がLARGEモードだったらXPがインストールできる説明になる?
しかし、説明書と矛盾してしまうけど。
さらに追記。
今、HDDを確認したら9.08GB使用している。LARGEモードで8.4GB以上使えないわけではないらしいが。
あとファイルシステムがNTFSというのも矛盾しないのか?と思う。
さらに追記。
ちょっとメモ。
Windows系フォーマット情報:起動用について(2003/05/15)(ROMーWin産業機器向け総合案内ページ)
引用。きれいに表示されるかな、
と思ったがやはり見づらいのでタグ使って表に書き直した。
表4 フォーマットとBIOSのアクセスモードの関係 OS 95/98/Me系 NT/2K/XP系 FORMAT種類 BIOS Mode CHS Large LBA CHS Large LBA FAT16/[FAT32] CHS ◎ × × ◎ × × Large × △ × × △ × LBA × × △ × × △ FAT16X CHS *2 ◎ ○ ○ ◎ ▲● ×● Large *2 ○ ○ ○ ▲● △● ×● LBA *2 ○ ○ ○ ×● ×● △● FAT32X CHS *2 ◎ ○ ○ ◎ × × Large *2 ○ ○ ○ × △ × LBA *2 ○ ○ ○ × × △ NTFS CHS - *3 ◎ × × Large × △ × LBA × × △
注) *1: 記号は、
◎は、常に起動可。
○は、BIOSが拡張INT13対応の場合。
△は、PC(BIOS)が異なると起動しない場合もあります。
(CHSの値がフォーマット時とBIOS設定で異なる場合)
▲は、BIOSに依っては起動する場合あります。
●は、W98系MBRを入れた場合、起動可能。*2: FAT16X/FAT32Xは、
・BIOSが拡張INT13に対応している場合のみ。
・Windows 95(初期版)、Windows NT4は除外。*3: NTFSは、Windows98系は除外。
つまり、NTFSフォーマットでXP proインストールの場合、CHSの値がフォーマット時とBIOS設定で異なる場合は起動しない可能性があると。
うちのケースに当てはまるのか。
Nov 11, 2010
dynabook SS2000MのBIOSについて
ちょっと気になることがあった。
今回、HDDを交換しWinXPをインストールしたのだけど、思いのほかスムーズに事が進んだ。
ネット上では、SS2000の純正外付けCD-ROMドライブが入手できない、そのせいでOSインストールに困っているという書込がみられる。
なんで、僕のところではこんなに簡単だったのか。
以前、今回の作業で参考にしたサイトを挙げた。
http://jbkqb550-bu-nn.at.webry.info/201003/article_10.html
ここのサイトに気になる描写がある。
BIOSを弄っている。
PERIPHERAL Hard Disc Modeを初期設定であるEnhanced(Normal)からStandard IDEに変更します。
SS2000のマニュアルには、Standard IDEにすると「528MBまでが使用可能となり、残りの容量は使用できません」とある。
しかし、実際にはそんなことはない。
HDDを交換する数ヶ月前、僕は前述のサイトの記述を読んで興味を持ち、手元のSS2000MでBIOSの設定をEnhancedからStandardに変えて起動してみた。何の変化も起きなかった。
20GBのHDDがちゃんと認識されて、今まで通り動いている。
謎だ、と思ったまま、BIOSは「Standard IDE」で放置。
しばらくして職場の事情でWin2000は使えなくなることに。
記憶があいまいだが、ずいぶん前、SS2000を中古で購入した頃に、付属していたWin2000リカバリーCD-ROMで起動を試みたことがあった。外付けドライブから起動はできず、使えねー、と頭を抱えた。起動用フロッピーまで作ってみたけど駄目だった。散々ひねくり回した末、フロッピードライブが純正じゃないから駄目なのか?それともDVDドライブの問題?などと考えた。
ネットで情報を集め、諦めてそれきり、どんなことをしたか忘れてしまった。
だから今回、SS2000Mを諦める前にもう一度リカバリーCD-ROMの読み込みを試みて、自然に外付けDVDドライブから起動したのをみて、僕はとても驚いた。
「これならWindowsXPのインストールが出来るかも。」
何でそんなこと試みたのかっていえば、前述のサイトを見てたからだ。
BIOSをいじったらインストールできるのか?
可能性はあると思った。
検討しHDDを交換することに。
外付けDVDドライブからWinXPのDVD-ROMを読み込みインストールできた。
先刻、再度BIOSを弄ってみた。
Standard IDEだったのを、Enhanced IDE (Normal)に戻して起動してみる。ついでに外付けDVDドライブDVRP-UM8Dも繋いでWinXPのDVDディスクからの起動も試みた。
結果、DVDからの起動は出来なかった。
内蔵HDDからの起動も出来なくなった。
BIOSの設定をStandard IDEに戻すと、どちらからも起動できるようになった。
どうも、BIOSの設定によって外付けドライブを読み込むかどうか違ってくる可能性があるような。
ちなみにBIOSのバージョンは1.20。アップデートしていない。
アップデート後にも同様なのかははっきりしないけど、前述の参考にしたサイトの画像でみられるBIOSは1.50にアップデートされている。
確信は持てないのだけど、DVDやCD-Rからインストールできないことをお嘆きの向きには、BIOSを弄ってみることをお勧めしてみる。
お勧めしながら悪いけど、自己責任でお願いします。
マニュアルはここからpdfがダウンロードできる。
http://dynabook.com/pc/catalog/ss/02061820/index_j.htm
Nov 07, 2010
dynabook SS2000Mの延命計画 2
追記するといいながらエントリーで経過報告。
HDDが届いたので入れ替え。非常に簡単だった。#1ドライバーで蓋のネジをあけてHDDを付け替えるだけ。適合するHDDの厚さが気になってたけど5mmでも8mmでも問題ないようだ。
DVRP-UM8Dという外付けDVDドライブからWinXPをインストール。
このドライブ、Win2000ではどうやっても認識してくれなかった。
が、OSインストールに際しては特に問題なく認識された。
どうやらWin2000特有の問題らしい。
もともと、Dynabook SS2000では専用のCD-ROMドライブじゃないと認識できないという話だった。
実際のとこ、どうなのか、、。
専用ドライブでなくても使えるならニーズがありそうな。
しかし、東芝の専用ドライブじゃないと使えないという話なら、Win2000の問題とは関係ないんだよな、、、
さて。さくさくWinXPをインストールした。
使ってみてまず思ったのは、スクロールが遅い。
スクロールボタンを押すと1〜2秒に1cm動く。反応も遅い。
メモリ増設することにした。
ネット通販を探したが、特殊な仕様で新品は入手困難な上に高価。中古も見当たらない。
ヤフオクにいったら売ってた。しかも数千円と安い。
出品者をチェックしていて気付いた。付属品のネジが付いていない。
しかも、国内に在庫がない場合は海外から発送されるようだ。
中国から、場合によっては数週間かかるらしい。
たぶん、ジャンク品のSS2000を集めて、ばらして部品を売ってる業者なんだろう。
1件、国内から発送するという出品者がいた。
国内なら数日で届く。
ネジも付いている。
ネジなしで機能するのかどうかはっきりしないので、買っとく必要があるだろう。
この出品者から購入。数日後に届いた。
ちょっと戸惑ったのは、メモリ本体にマニュアル参照と書いてあるのにマニュアルがないこと。中古だし仕方ないな。
そのまま取り付ければいいのかしら。
#00ドライバーでSS2000の蓋を開けて差し込んで蓋を閉める。
問題なく動作した。
WinXPの挙動はというと、スクロールは若干速くなった。
0.5秒に1〜2cm動く感じ。
Win2000ではストレスなく動いていたので多少ギャップがあるが、かなりマシになった。
ソフトの挙動自体はかなり速くなった印象。
当面、これでやってみよう。
11月10日追記。
東芝のサポートからディスプレイドライバをダウンロードしたら、ずいぶん快適になった。
こんなに変わるものなのね。
0.5秒に1〜2cm動く感じというのは訂正。Win2000のとき同様にストレスなく動いてます。
Oct 28, 2010
dynabook SS2000Mの延命計画
職場で使ってるSS2000M DS75P/2にはWindows2000がインストールされてるんだけど、職場のセキュリティソフトがWin2kのサポートを止めたという事で、これ以上使うのはどうかね?ということになった。
しかし代替になり得るPC手持ちはないし、じゃあ買う?
Macbook Airが8万円台で買えるらしい。これにWineを入れて?、、、
とか思ったんだけどWindowsXPだったら継続して職場で使えるということなので、迷った挙句、XPマシンにして延命を試みることにした。メモリが256MBなのでちょっときついかもしれないけど。Type-Zという特殊仕様のメモリで高価なので造設は今回は見送る。
使ってみて考える。
この為だけに通販でWindowsXPを購入。
当初は2kを上書きするつもりだったんだけど、現在の環境を消すのも抵抗があったので、HDD自体を替えることにした。
HDDが残れば現在の環境も残る。必要になったらHDDを戻せばいい。
SS2000の内蔵HDDの交換は、比較的容易らしい。
1.8inch ADAの内蔵HDDは東芝から販売されている。他のメーカーで互換性があるのもあるらしいが見つけられなかったので東芝のでいいや、と購入する。
参考にしたサイトはこちらなど。
http://blog.nabe.jp/dynabook_ss2000/
http://jbkqb550-bu-nn.at.webry.info/201003/article_10.html
このエントリーはメモ書きなので追記していく予定。
今時Win2kで仕事かよという向きもあろうけど気にしないで欲しい。