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Current filter: »ripping« (Click tag to exclude it or click a conjunction to switch them.)

Mar 14, 2023

リッピング(17日、追記)

今回は、ちょこっと。

リッピングは相当の配慮をしないといけないという意見もある。
うちではけっこう、ざっくばらんだ。
しかし、こだわってる部分もあるので、このたび書いておく。

うちでは、リッピングしたファイルはNASに保存している。
こだわっているのは、リップしたファイルをどういう行程でNASに保存するか、だ。
つまり、リッピングするハード、ソフトには殆どこだわらない。

ソフトは、使い慣れているのでWindows / EACを使っている。
EACの使い方に付いては、1台のノートPCにUSB-DVDドライブを2つつないで、EACを2つ起動していっぺんに2枚のCDをリップしたりしているので、お世辞にも丁寧な扱いとは言えない。
AccurateRipがEACにはあるので正確性はある程度担保されるが、比較データなしとか他のデータと合わないと表示されることもある。そういうときは、エラーなしなら良しとしている。割り切ったもんである。

こだわり処はNASに保存する行程だ。

  1. リッピングしたファイルは最初に、PCのハードディスクに保存される。
  2. これをUSBメモリスティックにコピーする。
  3. USBメモリスティックを、普段使用のノートPC(OSはLinux Fedora、家庭内LANにつながっている)に刺しなおす。
    このノートPCには予め、NASの音楽ファイル用共有ディレクトリがLAN経由でマウントされている。
  4. USBメモリスティックから、NASの音楽ファイル用共有ディレクトリに、音源をコピーする。
    コピーには「cp」を使用する。
    cpとは端末ソフト上で使うコマンド。つまりファイルブラウザは使わないということだ。

こんな感じ。

僕の経験では、というか印象では、USBメモリを使わずハードディスクから直接にNASにコピーしたり、cpを使わずファイルブラウザ上でドラッグドロップしてコピーしたりするのは、音が悪くなる。所謂、デジタルくさい音と昔に言われたような、くぐもったような透明度の低い切れが悪い音、要するにジッターが多いんだろうな、という音になる、、、ような気がする。
気がするというのは、本気で試聴して比べたことがないからだ。
経験的に、こうしたらこうなったような気がするな、という印象である。

そういうわけで、ネットからダウンロードした音源なども同様で、いったんUSBメモリにコピーして、そこから「cp」でNASに保存するという行程を採っている。
ちゃんと確認してないけど、そういう気がするのでその行程は外さない。保守的である。というか、あつものにこりて、か。

以上、まじないのような話だ。

17日、追記。
まじないのような、とは書いたものの、なんで今更自分はこんな怪しいエントリーを上げてるのかな、と考えてみたら、これは実は前回のエントリーの続きなのだ。

つまり、うちのNAS音源はストリーミングよりもジッターが少ない。
その理由は、リッピングの所作によるものではないのかという、そういうことなのだ。
実は、まじないより効いてるのかもしれないという話である。

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Dec 30, 2013

EACの覚書(2019年追記)

XPのサポートが終わるので7に移行。
これに伴いEACを再インストールしたんだけど、やっぱりいろいろ忘れてるので覚書にしておく。

2019.12月末に追記。今回は10への移行に伴いv1.3をインストールした。そのまま移行するにはHDDの容量が足りなかったので、7をクリーンインストールして10にアップデートしたので、EACも最初からインストールだ。
いろんなデータをバックアップしたけど、EACのプロファイルを持ち出すのは忘れていた。次から気を付けたい。

インストールについて。
こちらがダウンロードのページ。
http://www.exactaudiocopy.de/en/index.php/resources/download/
現在、サイトのトップに「最新の日本語版を 無料でダウンロードする。」と書いてあるボタンが表示されることがあるんだけど、これは「hao123という怪しいのとか抱き合わせにインストールするけどいいよね」という最悪なインストーラをダウンロードするサイトにリンクしている。最新の日本語版とか、よく分からない。
EAC単体のインストーラを本家のダウンロードページから簡単に落とせるので間違えないこと。

インストールに際して、音楽ファイルの保存形式を選択するウィンドウが出たりする。このとき選択しておけばたぶん後々面倒がない。僕はflacを選択している。

2019.12月末に追記。
ここでflacをインストールしたら、古いバージョンのflacがインストールされるようだ。つまりEACに同梱されているflacが古い。別途、新しいflacをインストールして、EACの設定で選択したほうがいいようだ。
flac.exeは32bitと64bitがある。EACは32bitアプリだけど、どちらでも機能するようなので64bitを使うようにした。若干エンコードが速いかな。

日本語化のページはこちら。お好みで。
http://sonicdisorder.net/eacinstall.php
最初のEAC起動の前にファイルを入れるということが書いてあるが、後からでも問題ない。再起動したら反映される。

設定。
ドライブオプション。
インストール直後だとギャップ検出がセキュアになってないので、これを直す。以前、設定がおかしいというエントリーを上げたが、どうもインストール直後のデフォルトはInaccurate(不精密)らしい。検出方法は僕はAを基本にしている。
取り込み方法の設定、ドライブのタグから読み出しコマンドの設定を行う。
オフセットのタグからAccurateRipを設定。

エンコードオプションの外部エンコーダタグを設定する。
インストール時にflacを選択しているからか、既に表示されている。
「追加のコマンドラインオプション」でファイルに書き込まれるタグの内容が設定されているので、これを自分の都合のいいように編集しておく。
僕の場合、CD単位のflacとcue sheetで保存すると決めているので、ARTISTやTITLEを「ARTIST=%albumartist%" "TITLE=%albumtitle%」に変更しておく必要がある。こうしておかないとflacファイルのTrack Titleというタグに、なぜかCDの2曲目の曲名が書き込まれる。2曲目がないCDだったら何も書き込まれない。
これが、mpdで再生するときクライアント上の表示に反映される。
意味もなく2曲目が表示されてるからといって再生自体の不具合はないけど、あんまり気持ちいいものではない。
ちなみにタグと書いたが、flacの場合はID3タグではなく、FLAC tagsとVorbis commentsに対応してるとのことらしい。必要ないならID3タグは書き込まない設定のほうが無難かもしれない。

2018.3.28、追記。
タグについて分かりやすく説明しているサイトがあったのでアドレスを記載。
FLAC形式のタグの混乱について
http://reika788.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

2017.04.17、追記。
EACがバージョンアップして、エンコードの設定も多少変わったとのこと。
以下に、EACサイトのアドレス。

FAQ » Exact Audio Copy
http://www.exactaudiocopy.de/en/index.php/support/faq/
Which flags can I use in the external compression scheme “User Defined MP3 Encoder”?
http://www.exactaudiocopy.de/en/index.php/2007/03/15/which-flags-can-i-use-in-the-external-compression-scheme-user-defined-mp3-encoder/

mp3のエンコードということだけど、flacでもこの設定を同様に使用する。
versions 1.0 beta2以降、設定が変わったと書いてある。
この設定を「追加のコマンドラインオプション」に記載していないとエンコードしてくれない。
最低限、「-○ %source%」(○は圧縮率で0から8の数字で設定する)だけ書いていれば、エンコードしてくれる。しかし、それだけだと他のタグをエンコードしたファイルに書き込んでくれないので、他の設定も書き込んでおく方がいいと思う。

圧縮率の数値は、上げたら上げただけファイルが小さくなるわけではないようで、5あたりにしておくのが妥当らしい。
以下、参考サイト。
FLACの圧縮率・圧縮速度の傾向 - sgryjp.log
http://sgry.jp/blog/2016/09/17/3811/
藤本健のDigital Audio Laboratory:FLACとApple Lossless圧縮で、変換速度や圧縮率に違いはある?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/650133.html

2019.12月末、追記でうちの設定を覚書にしておく。

-V -T "ARTIST=%albumartist%" -T "TITLE=%albumtitle%" -T "ALBUM=%albumtitle%" -T "DATE=%year%" -T "TRACKNUMBER=%numtracks%" -T "GENRE=%genre%" -T "COMMENT=%comment%" -T "ALBUMARTIST=%albumartist%" -T "COMPOSER=%composer%" %haslyrics%?tag-from-file=LYRICS="%lyricsfile%"%haslyrics% -T "DISCNUMBER=%cdnumber%" -T "TOTALDISCS=%totalcds%" -T "TOTALTRACKS=%numtracks%" -T "PERFORMER=%albuminterpret%" %hascover%?picture="%coverfile%"%hascover% -5 %source%

メタデータオプションのfreedbタグではfreedbサーバを「http://freedbtest.dyndns.org:80/~cddb/cddb.cgi」に設定。日本語に強いということらしい。

2019.12月末、追記。
クラシック中心のリッピングになると不利みたい。最近はデフォルトで登録されている「http://freedb.freedb.org:80/~cddb/cddb.cgi」も使うことが多い。

だいたいこんな感じか。

Posted at 16:50 in audio_diary | WriteBacks (0) | Edit Tagged as: ,
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