No! CCCD Diary

 2005.12. 
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知的財産基本法の施行状況に対する意見募集(首相官邸)

  1. 募集期間
    2005年12月16日(金)〜2006年1月6日(金)午後5時まで
  2. 意見募集対象
    知的財産基本法の施行状況に関して、
    1. 知的財産に係る各種の施策が、知的財産基本法の趣旨及び規定どおり、実施されてきたか。特に、知的財産推進計画に基づく施策は、計画どおり実施されてきたか。
    2. 実施した施策は、知的財産立国に資するものとなっているか。
    3. 施策の実施状況を踏まえ、今後どのような課題があるか、また、今後どのような措置を講じるべきか。

いくつか注意事項があります。
参考リンク・The Casuarina TreeWhere is a limit?正々堂々blog

05.12.31.

SONY BMGの「rootkit」訴訟、和解へ(ITmedia)

なんとまぁ、、。
こんな年末押し迫ってから転がり込んでくるとは思わなかった。
引用。

和解案として示された条件によれば、SONY BMGは、当該CDを購入したコンシューマーに対し、海賊行為防止技術が含まれていない代替CDを提供し、利用者はさらに2種類のインセンティブパッケージの中から1種類を選ぶことができる。

インセンティブパッケージの1つは、XCP入りCDを購入したコンシューマーが7.50ドルの現金を受け取り、200タイトル以上のリストからアルバムを1枚追加でダウンロードできるプロモーションコードを取得するというもの。
もう1つのパッケージは、リストの中から3種類の追加アルバムをダウンロード可能にするというもの。法廷に提出された文書によれば、SONY BMGはコンシューマーが利用できるダウンロードサービスの1つとしてApple ComputerのiTunes Music Storeを挙げているという。

いきなりiTMSの名が出てくるとこもびっくり。
iTMSからのダウンロードということになれば、日本のXCPディスク購入者はどうなるんだ。
日本でもSME、iTMSに参入するんでしょうか。

気になるのは、200タイトルのリストからの無料ダウンロードによって補償に替えるということなんでしょうけど、それって無料ダウンロードされることによって「不利益を被る可能性があるミュージシャン」への補償、SONY BMGはするんでしょうかね。
つまり、XCPディスクの購入者200万人が1〜3タイトルをダウンロードすることになる。
仮に一人平均2タイトルダウンロードになるとして、アルバム1タイトル10ドル(安いね、でも米国iTMSにはもっと安いアルバムもある)とすると、総額4000万ドル分が無料ダウンロードに供せられる。その損失分を負うのはSONY BMGだけど、無料ダウンロードに供されたミュージシャンはそのダウンロードに見合った報酬を得るの?

まぁ、これも補償を兼ねた宣伝だと割り切ってダウンロードしてもらうか。
もともと買われる予定だったわけでもないだろうし、金を払うよりも被害は少ない、、。
と、SONY BMGが考えたのか?

しかし、それでミュージシャン達は、納得出来るんですかね。。。
SONY BMGの尻拭いを、どうしてそんな形でミュージシャンが肩代わりしなくちゃならないの?
それこそ買ってもらえた可能性もあるはずの作品が、無料で提供されるわけです。

まさか、只じゃないよね?
無料のコピーによって「不利益を被る」と主張していた音楽業界なんだから、無料ダウンロードに際して音源を提供するミュージシャンには不利益が生じないように相応の報酬が出るんだよね?

MediaMax入りCDを購入したコンシューマーはコンテンツ保護がされていないバージョンをダウンロードでき、さらに追加でもう1枚のアルバムがダウンロード可能になる。

MediaMax、回収交換なしなのか?
こっちは1タイトルダウンロードでお茶を濁すつもりらしい。
2000万枚×10ドルとして、2億ドル。

200タイトルの作品。どんなリストになるんでしょうか。

とか言っても「この和解案を認めるかどうかの仮裁定は、判事により1月に下される見込み」とのこと。まだ確定じゃないわけで。
えーと、まてよ。和解案を認めるかどうかって言うのは、「これで和解確定」ってことなのか「案として認める」ってことなのか、どうなんだろうか、、。自分にはよく分からん。
他にもあちこち訴訟の火は上がってるわけで、まだまだどうなるか分からんと思う。
こんな和解案で終結するようなら、ユーザーの負けだろうな、、。

他にも海外に記事あり。まだ読めてないけど。つうか、英語苦手。
Sony to settle anti-piracy CD row(bbc news)
Sony settles 'rootkit' class action lawsuit(cnet news)
Sony BMG Tentatively Settles CD Software Suits(eWEEK.com)
Sony settles class action lawsuit over DRM(ZDNet UK)

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05.12.26.

XCP/MediaMaxがまだ店頭にあるという話、それどころか、

XCP方式CCCD用ステッカー
(画像クリックで拡大表示)

これはSony製 楽曲付きウィルスCD(RootkitCD)のまとめWikiのアップローダに上げられた画像なんですが、国内の店舗で販売されている輸入盤CCCDに貼られていた、とのことらしい。
ソースは2ちゃんねるの書き込みです。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1135226197/25-31

ステッカーの表示には、セキュリティーホールの問題などいっさい触れられていません。回収、交換についても、もちろん触れられていません。
表示されているのは、http://cp.sonybmg.com/xcp/というアドレスのみ。
同時に、免責事項の表示。

「音協機器およびパソコンの種類を問わず、このCDの再生・複製については、お客様ご自身の責任で行ってください。その結果データの消失および機器の破壊等お客様への損害が生じたとしても一切補償を受けられません。

何ですか、これ。
最近、ネットショップの利用ばかりでXCP置いてるような店舗にはほとんど行ってないんで、現物見たことないんですが(田舎もんじゃけん)、正直、にわかには信じがたい、、。
こんな非道いもの、本当に貼ってるんですかね、、。
僕は確認するすべを持たないので最寄りの店舗で確認いただきたく。
XCP販売当初から貼っていたのかも、とも思ったけど、そうだとしたら「データの消失および機器の破壊等」などという生々しい文言を使う理由がない。もともと、再生保証された安全なCCCDという触れ込みで販売されてたんだから。やはり、rootkitの問題が表面化したのを受けて急遽作られたステッカーだと考えられます。

本当にこんなの貼ってるんなら、言いたいことがいくつか。

まず最初に。
今更「お客様ご自身の責任で」って、遅すぎ。
ユーザーに責任を押し付けたいということなんだろうけど、冗談じゃない。
ステッカー1枚後付けで済むなら警察はいらない。

次。
一切補償を受けられませんって何だ。
そんなん勝手に決めつけるな。
被害を受けたケースがあれば補償するのが当たり前だろう。

次。
こんなステッカー以前にやることはないのかよ。
回収はどうなってるんだ。
こんなステッカー貼り回ってる時点で回収しろよ。
もっと目につくところに情報出せ。店頭に謝罪のポスターを貼れ。新聞に1面広告出して危険性を知らせろ。

結局、ユーザーを騙したいのだろう。
いつものことだ。

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05.12.25.

年末企画『今年一番むかついた音楽業界的な出来事』(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

メリークリスマス!!!

、、、さて。今年一番むかついた音楽業界的な出来事。

個人的な基準で行きますと、1つはこれ。05.08.22. iTMS-Jの店揃えと音楽への支配
むかついたというより、怖いという感覚を僕は感じているわけですが。

このことに関連した話が、日経ビジネス EXPRESS Xの丸山茂雄インタビュー後編に出てくる。
日本のiTMSがああなのは、米国メジャーの意向だったんだね。

もう1個。これもむかついたというより恐い話。05.01.23. ミッキー
なんか、今年もあるらしいしね。05.12.12.
いつまでやるんだろう。どこまで延ばすつもりなのか。
でも、これって音楽業界的とは言えないか?

図らずも、どっちもアメリカ絡みになったな、、。

単純にむかついたというなら、まずこれかなぁ。コンテンツ専門調査会の議事録。05.11.16.
あきれたっていう要素の方が強いか。
国を動かすところが自分が馬鹿だと気付いてないというのは、本当に情けない。

あとこれとか。文化庁の政策担当者がアップルの担当に、、、という話。05.08.23.
お代官様、おねげぇでごぜえますだ、、な世界が霞ヶ関には残ってるんだなぁ、、。

まぁ、政治ってそんなもんじゃないの、という達観?
そういうのも我ながら情けないし。。。

あと、こんなん。05.07.31. 音楽業界7団体の主張
でもね、今更当たり前だし。音楽業界のトップが馬鹿なのは。
JASRAC関連では他にもいろいろあったはずですが、最近ユーザーとの協議を進める方向性に傾きつつあるようで、若干むかつき度は軽減ということがあります。
まぁ、JASRACには来年も今年以上に善処していただきたい。

XCP、MediaMaxに関しては、むかつくというよりも驚き圧倒される部分の方が大きくて、、。
とんでもない物を売ってるSONYどうなるんだろう、という気持ちの方が大きい。
自分が直接被害にあってないというのもあるのだろうな、、。
自分がウィルス入りディスクを買ってたら、かなりムカついていただろうと思う。

日本のマスコミが報道しない件については、ああ、やっぱりねぇ、、、と思うばかり。マスコミを信用してしまってる人と、そうじゃない人との情報格差って、どんどん広がるんでしょうねぇ、、。
むかつくのを通り越して、最近は諦めています。
所詮はマスコミです。ジャーナリズムとは一線を画した媒体ですから。

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05.12.23.

XCP/MediaMax

追記です。
コピープロテクションXCPのアンインストーラを検証〜rootkit問題ようやく決着?(元麻布春男の週刊PCホットライン)

SONY BMGからXCPのアンインストーラーが配布開始されている、とのこと。
日本のSMEもダウンロードページをアップしています。
記事からちょっと引用。

ちなみに、ユーザーが無理やりXCPを削除し、WindowsがCD-ROMドライブを認識しなくなった状況を作り出して、アンインストーラを実行してみたが、ちゃんとCD-ROMドライブが復活することを確認した。

なかなか優れもののようです。マイクロソフトの協力なしには出来なかっただろうなぁ。
他に、XCP CDを再生し専用プレーヤーソフトを表示させると、XCPの脆弱性についての警告が表示されるようになった、とのこと。これはインターネット経由で表示されるらしい。

まともなアンインストーラーが配布されたからといって、多くの訴訟の問題にカタがついたわけではないのですが、取りあえずXCPについては道がついたか。

テキサス州、SONY BMGの「もう1つのスパイ的DRM」にも訴訟(ITmedia)

MediaMaxが訴訟対象にあげられました。
引用。

「われわれは、SONY BMGが単にCDを買っただけだと思っているテキサス州の消費者をだますために使っている手法を新たに見つけている。数千人のテキサス州民がこの詐欺的な手口の被害者になっている可能性がある」(アボット氏)

テキサス州の検事総長アボット氏は、問題のあるSONY BMGのディスクを撤去するよう求める書簡を小売店に送ったとのこと。

rootkit的CCCDネタ番外編 Music Magazineに執筆しました。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

今月発売のミュージックマガジンでれし氏が記事を書いています。
他にも198ページに早坂英貴氏がコラムを書いているとのこと。つうか今、手元にある。しっかりこの問題について書かれています。

他にもSPA!で出てるらしいですが、確認していません。
つうか、なぜか近所の本屋にない。。。

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05.12.19.

知的財産基本法の施行状況に対する意見募集(首相官邸)

The Casuarina Tree経由です。
今回は比較的、締め切りまで長いかな。3週間ですか。

そういえば、前回のパブコメですが、首相官邸にpdfでアップされています。
コンテンツ専門調査会 デジタルコンテンツ・ワーキンググループ(第2回)
ここでの配布資料として上げられている。

その他、資料としてアップされてるpdfファイル、けっこう読み応えがある感じ。
これら資料を前に、どんな議論が行われていたのかは議事録を待つしかないわけですが、前回のようなフヤけた恥ずかしい専門性の欠如したトーシロの雑談になるようなことがなければ良かったんですが。
議事録を待ちましょう。

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05.12.17.

XCP/MediaMax

ソニーBMG問題—日本国内オフライン報道情報(Teary 7mm MG)

日本国内のネット以外での報道の少ないこと。。。
Teary 7mm MGでは「もしオフラインの報道機関や書籍で取り上げられているのを見かけたら、是非コメントをお寄せ下さい。」とのこと。

もう1件。この記事は非常に面白いです。
MediaMax事業内容説明書の中で(Teary 7mm MG)
引用する。

ソニーが未だにリコールしていないCD付きスパイウェア製品に関する企業であるMediaMaxについて 記事を書いたBruce Haydenが、 近ごろ、来たる株式売買申し込みがらみでSEC(証券取引委員会)に事業内容説明書の開示を請求した。 事業内容説明書において、企業は事業計画と関連リスクについて正直に説明するよう求められる。

SONY BMGの思惑が公的文書(事業内容説明書)として読めるわけですね。
MediaMaxについて、どういう働きをするものかSONY BMG自身が説明してくれているんだけど、いろいろ明言してくれています。

MediaMaxの自社製品説明は、ソフトウェアが許諾無しでインストールされ、察知および除去を妨害し、 加えてrootkit的手法の採用をはっきりと計画していた事実を如実に物語っている。

詳細はリンク先で。

ミュージシャン

DRM—アーティストの反乱(Teary 7mm MG)

先日の続報。
MediaMaxのディスクが補償対象にならないことに憤り、ミュージシャン自らがCDを焼いてファンに提供を始めた。
アメリカのDMCA上、違法行為になるということらしい。
しかし、そもそも複製権の侵害にあたるか、、、どうかは分からないが、でも多分ダメだろう。
複製権の侵害は、親告罪だと思うんだけど、DMCAはどうなのか、、。

それにしても、まっとう極まりなく見える行為が違法なんだね。
でも、このミュージシャンのディスク、amazonで買ってしまったよ。このパッケージの絵、気になってたんだよねぇ、、。

HEATWAVE 2006 NEW ALBUM PROJECT ヒートウェイヴは新たな方法で、ニューアルバムを制作します!(five-d.co.jp)

いかんともしがたい経由。
ヒートウェイヴがファンからの投資を資本に音楽制作、販売をしようという試みを始めました。
以下引用。

今まで、メジャー、インディーを問わず、レコード会社の資本により、音源を制作してきました。しかし従来のやり方では、我々の楽曲を自身が自由に使用できないという制約がありました。
(中略)
そこで我々は独立した形で音源を制作したいと考えています。そして、様々な権利を第三者ではなく、自分たちが保有し、我々の財産を使って、自由に活動の幅を広げていきたいのです。音楽を取り巻く環境を変えていきたいと思っています。

星の下 路の上 - Boy's Life | 佐野元春: あなたのブログで佐野元春の最新曲『星の下 路の上』をオンエアしよう!(Moto's Web Server)

ブログ用のプレーヤーということだけど、ブログでなくてもちゃんと表示される。
トラバ打てないのが難だが、、。

「DaisyMusicではブログで『星の下 路の上』を自由に試聴できるよう、著作者である佐野元春による使用許諾のもと、デジタルデータを配布することになりました。」とのこと。

↑↑

05.12.15.

XCP/MediaMax

12月のMSアップデートはSONY BMGのDRMも駆除(ITmedia)

「2つ目のアップデート(MS05-055)には「重要」のレーティングが付けられている。」とのこと。
これに、SONY BMGのXCPアンインストーラがシステムに残すActiveXコンポーネント「CodeSupport」を削除するアップデートが含まれてる、ということらしいですね。
システム再インストールしなくても済むことになるのでしょうか。
MediaMaxにも早期に対応していただきたいところ。

米国SONY BMG発売商品における対応に関するお知らせ(Sony Music)

XCP作品について交換が始まったようです。
それにしても、RICKY MARTINとPETER GALLAGHERの作品、XCP表示してるけど実はCDDAというのは、なんでしょうね。
SONYはこれも希望があれば交換すると言っています。
こっちも、MediaMaxに早く対応して欲しいところ。

ネット記事にリンク。
日本国内でも「XCP」採用CDの交換を開始〜ソニー・ミュージック(internet watch)

法廷に持ち込まれたソニーBGM「rootkit CD」問題の行方(cnet japan)
メモ。
引用。

First4Internetの「XCP」とSunnComm Technologiesの「MediaMax」は、あわせて2400万枚を超える音楽CDに組み込まれているという。

ほとんどがMediaMax。

リンク:ソニー所属のアーティストがスパイウェアCDの代わりに自家製CDの提供を申し出る(Teary 7mm MG)
MediaMaxへの対応が遅々として進まないことから、ミュージシャンがユーザーへの補償に乗り出した、、。
大変だなぁ、SONY BMGのミュージシャン、、。って、これって複製権の侵害ってことでSONY BMGがミュージシャンを訴えるなんてことにはならないよね?

マックユーザーも他人事ではない CCCDに発覚した隠蔽機能」という記事が、MacPeople1月号37ページに載っています。
店頭でご確認ください。
記事の内容は、XCPに関するもの。MediaMaxについては触れていない。
しかし、紙媒体で触れてるところが日本ではあまりに少ない。
MediaMaxのほうがMacにとってはヤバいディスクですし、今後もMacPeopleに続報を期待したいとこです。

↑↑

05.12.12.

マスゴミはどこも取り上げないからここで「報道」する(The Casuarina Tree)

著作権を95年に、という話。
はっきり言って、アメリカ何考えてるのか分からん。
そんなにディズニーが大事か。
そこまで延ばして何か抹殺したい書物でもあるのか。、、、まさか、そういうことなのか?。。。

妄想的になってもいかん。

The Casuarina Treeでは知財系BLOG運営者会議を開催したとのこと。

ディズニーといえば、クマのプーさんの主役が交代するのだと。
ディズニーはやっぱりスゴイというかトンデモナイような…(what's my scene? ver.7.0)
主役じゃないのか?

原作とアニメ化作品は別物という言い方はよく聞くけど、どうなんだろうね。

XCP/MediaMax

2ちゃんねるで拾った話。
First 4 Internetのサイト、以前は表記されていたSONY系列の役員の名前が今は消されているらしい。
こちらは、"Chairman Nicholas Bingham"のフレーズでぐぐった結果のスクリーンショット画像。
リンク先に飛ぶと404が表示される。

現在のFirst 4 Internet LtdのCompanyには、役員名は表示されていない。つか、このサイト、情報少なすぎ。
XCPのサイトの方ではNicholas Binghamの名が出てくる記事がある。
しかしなぜか、サイト内検索では引っ掛からない。
どうなってるのかと思ったら、Include Pressを選択すると引っ掛かるようになってる。

今更だけど、First 4 InternetのChairman、Nicholas Bingham氏は、過去にSONYの役員を歴任している。

SunnComm/MediaMaxへの公開質問状(Teary 7mm MG)
EFFからの質問状です。
というか、要求突きつけてる。以下引用。

影響を受けたすべての消費者がこの問題について通知を受けられるようにするため、またこのような問題の再発可能性を少しでも下げるため、我々はSunnComm International, Inc.ならびにMediaMax Technology Corp.に対し、以下の事項が速やかになされるよう強く要請いたします。

  1. レーベルに関わらず、問題バージョンを含むMediaMax技術の採用されたあらゆるCDのリストを公表すること。
  2. 問題の脆弱性に関する情報をMediaMax使用中であるほかのすべてのレーベルに提供し、そのことをEFFに対し発表すること。
  3. それらのレーベルに対し、迅速かつ効果的に問題のセキュリティ上の脆弱性を解消するよう働きかけること。
  4. 顧客が"No."をクリックする限りにおいて、MediaMaxソフトウェアがインストールされないことを確実にすると公的に誓うこと。
  5. あらゆるバージョンのMediaMaxソフトウェアについて、本物のアンインストーラを収録すると公的に誓うこと。
  6. 今後のMediaMaxソフトウェアが独立したセキュリティ検査企業に供され、そのような検査の結果を受け公にリリースされるものとなると公的に誓うこと。

速やかな回答および、それにより上記の対処を行う意図があると確約され、さらにはそれらが完了するスケジュールが公にされることを期待しています。

敬具

公に誓うこと、という表現が3つある。
実際、放っといたら何やってるのか信用出来ないから、しかたがない。
本物のアンインストーラって、今までのは偽物か。
独立したセキュリティ検査企業に供されって、こんなん誓わせられるって恥ずかしいことでは。
SONYにとって、かなり屈辱的な文面だと思う。

ソニーを包む「奇妙な沈黙」(月刊FACTA - 編集長・陣中ブログ)

れしのお探しモノげっき経由で知った話。
月刊FACTAという雑誌が創刊されるということで、編集長が阿部重夫氏。
熊日新聞の論説でSONYの問題を指摘し、2ちゃんねるに讃えるスレが立った人物。

このコラムに引き続き、ソニーについて書いています。

↑↑

05.12.09.

XCP/MediaMax

EFFが態度一転、「SONY BMGのパッチはインストールしないで???!(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

なんか、大変だなぁ、、。
つうか、まともなパッチ、リリース出来ないんか、SONY BMG。
何でこんな非道い対応しかしないんですか。
わざとですか。
EFFもどういうつもりか知らないが、こんなのに配慮してやる必要はないんだよ。いい面の皮じゃないか。

Antinnyを投下するトロイの木馬、コピー防止ソフト「XCP」で隠蔽工作か(internet watch)

「抜子たん」って。。。
こんなのができちゃうってことは、もっと問題あることだって出来ちゃうんでしょうなぁ。

Pod Music Street

引用。

12月8日 25年前に1人の夢想家がこの世を去った。
僕らはここから始めよう。音楽の未来を作ろう。

何はともあれ、ブックマーク。

↑↑

05.12.05.

XCP/MediaMax

ソニーBMG:悪意のあるソフトウェア特徴比較対照表(Teary 7mm MG)
これは分かりやすい表ですね。
問題点が分かりやすく比較されています、、、というか、両者とも大きな問題があるということが分かる。

れし氏のところでMediaMaxのリストが上がっている。
第22回・Media Maxが入ってるCDは267タイトルらしい。その1、その2(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
このリストは音楽ファン必見。
けっこう渋いアーティストもリストアップされている。
Chieftainsとか、Aretha Franklinとか、The Residentsとか、、。
正直、買ってたかも。
カナダ盤が結構あるんだね。

元ネタはこちら。
XCP and MediaMax-infected CDs Issued by Sony BMG(FTL)
XCPについてはきれいにtableで表にしたけど、MediaMaxでイヤんなったっぽい。そりゃ267枚あるもんな、イヤにもなろうて、、。

↑↑

05.12.04.

XCP/MediaMax

ソニーBMG 音楽CD スパイウェア混入事件:リンク集が移動しています。
日本語訳記事も移動。
ブログになりました。
今後、和訳はブログで公開されるようです。
EULAを拒否しようとも、MediaMaxは迷惑なソフトをインストールし永久に実行し続ける(Teary 7mm MG)

ここで和訳されている、MuzzyによるソニーXCP DRM問題についての暴言と愚痴、非常に本質を突いていて読みがいがあると思いました。
原文を書いたMuzzy氏はXCPについて問題点をまとめています。
これもすごい。

MuzzyによるソニーXCP DRMシステムのまとめ
MuzzyによるソニーXCP DRMシステム調査報告(Teary 7mm MG)

最新ソニーBMG DRM目撃ガイド(Teary 7mm MG)
この記事も面白い。

原文はEFFの英文記事。EFF、やることがエラい。
MediaMaxを見分ける方法というのがムービーで公開されている、つうか、こんな表示がされてますよというのをズラリと並べてるんだけど、、、

しかしこれは、なんとも小さい活字だね!!!
CDショップにルーペ持っていけというのだろうか。
こんな表示、ふつう読めない。

静止画像でも公開されてるんだけど、表示の仕方は好き勝手で、これがあればMediaMax、という分かりやすい表示はない。
そのなかの1枚にリンクしてみる。

これの一部をピックアップ。赤線は僕が入れました。

真ん中に「This CD is enhanced with MediaMax software.」とある。
すごく小さい字です。
続いて書いてますね、「Insert disc into CD-ROM drive. Software will automatically install. If it doesn't, click on "LaunchCd.exe."
なるほど。
自動的にインストールされるんですね、、。自動的にインストールされない時はソフトを起動しろとありますが、誰も読めないってこんな小さな字。
Macにも対応していると説明されています。しかしね、こんな小さい字誰も読めないって。

↑↑

05.12.01.

XCP/MediaMax

ヤフーにトピックスが立ちました。
ソニーBMGのCD問題(yahoo! news)

ニューヨークでも動きがあります。
SONY BMGのXCP問題、ニューヨーク州が動き出す(ITmedia)
アメリカではテキサス州、オレゴン州などで提訴、イタリアでも刑事事件になりそう。EFF他、民事関係の訴訟多数。

リンク集サイトの和訳記事。とてもありがたい。
ソニーとF4Iはrootkit問題を事前に理解していた(ソニーBMG 音楽CD スパイウェア混入事件:リンク集)

SONY BMGやFirst 4 Internet、問題が発覚する前に知ってたそうです。
引用。

その席でFirst 4 Internetにより現実的な問題はないとの主張がなされる。 その根拠は、XCPによって作り出される脆弱性がごくわずかな人間にのみ知られるものであるからということであった。さらに、来年の早い時期に出荷予定の新型XCPソフトウェアによって、それ以降のCDはすべて問題が修正されたものになるだろうとも述べたのである。

SONY BMGのえらい人が言ったのと同じ内容ですね、、。
現実的な問題はないなんて言ってますが、新型XCPソフトウェアは問題が修正されるとしたって、問題がある古い製品は市場に流通し続けているのですから全く理由になってない、、。

12.04.追記。現在リンク切れ。英文の元記事にリンク。
Sony, First4 Knew About Rootkit Issue in Advance(Freedom to Tinker)

12.05.追記。ブログに訳が載りましたのでリンク。
ソニーとF4Iはrootkitの問題を事前に分かっていた(Teary 7mm MG)

↑↑

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