Current filter: »ramPlay« (Click tag to exclude it or click a conjunction to switch them.)
Oct 22, 2023
NASが壊れた
10月11日の夜、HS-251が壊れているのに気が付いた。
ncmpcppがフリーズし、最初はmpdサーバー等の不具合かと思ったんだけど、そっちは問題なかった。
HS-251にpingが通らないのに気付く。
確認したら、普段は暖かい機体が冷たくなっている。
電源スイッチを押しても、反応がない。ACアダプターをテスターで確認、DC12Vは来ている。
電源を押してもNASの起動が完了しません 株式会社ユニスター
https://unistar.jp/faq/q11/
上記はQNAP日本代理店サイトのurl。
このサイトに書かれている通り、内蔵しているHDD2台を外して起動を試みたが、反応がない。これで起動しないなら、ACアダプターか電源ユニットの故障。
ということは、電源ユニットだ。
追記だ。
電源ユニット(PSU)の故障、と思っていた。
しかし、PSUって何だろう。
僕はてっきり、HS-251の筐体の中にある部品だろうと思っていたんだけど、どうもそうではないらしい。
https://www.qnapworks.com/Power.asp
ACアダプターの代わりらしく、ということは、HS-251にはPSUは付いていないのだ。
だったら、何が壊れているのだ?
というわけで、再度、ACアダプターをつないでみたら、それだけでLEDが光る。スイッチを入れたら光るはずだが、逆に消える。LEDが点いてもビープ音はない。
LEDがとりあえず光るとしたら、ビープ音がならないのはマザボ、メモリ、BIOSの問題。
筐体を開けて基板を確認してみたが、素人目には何処が故障しているのか全く分からなかった。まあ、仕方がない。
修理は効くのか、QNAPのサイトで確認したら、修理対象機器に挙がっていない。修理できたとしても、台湾に送る必要がある。
QNAP RMAサービス
https://www.qnap.com/ja-jp/rma-service/
2014年発売の機種なので、修理不能でも仕方がないかも。
そんな昔だっけ。僕が購入したのは2018年、型落ちで安く買ったのだ。9年前なら仕方ないかと思うけど、5年前だったら残念だ。
現在の代替機種は、HS-264。
https://www.qnap.com/ja-jp/product/hs-264
10数万する。
どうしようか、、、
HS-264を導入するメリットは、
まず、もとの設置場所にすっぽり納まるだろうということ。
グレードが上がるので音質改善が見込めそう。Celeron N5105 最大2.9GHz メモリ8GBだ。すごい。そこまでのスペックを奢るようになったのか、、、
メーカー製のNASは出来合いのソフトで、バックアップなどの設定はやりやすい。今回の故障でも、定期的にバックアップをしていたので音源データは無事な筈。管理もウェブブラウザから出来て比較的手軽で分かりやすい。
あと、これはやってみないと分からないが、HS-251に入っていたHDDがOSやデータ込みで使えるかもしれない(データは無理でも、初期化したHDDとしては使える可能性は高い)。
問題は、価格と、また壊れる可能性はある、ということだ。
代替案として、手元に残っているノートPCを音源サーバー化しNASの代わりにするというのがある。FedoraあたりをインストールしてUSB-HDDを繋いで共有サーバー化すれば事足りる。
こちらのメリットは、まず運用に際しての柔軟性が上がること。
出来合いのNASは、メーカーが設定した使い方になる。たとえば今回、HS-251の本体?が壊れたけど、取り出したHDDから音源データを抜き出すことが、簡単には出来ない。セキュリティなんだろうけど、QNAPが決めた方法じゃないと読み出しが出来ない筈だ(昔に調べたことなので、どうするのだったか忘れてしまった。けっこう手間だった気がする)。僕が自分で作るサーバーなら、サーバー自体が壊れてもHDDを他のPCに繋げば読み出せる。サーバーに選ぶ機種によってはNASよりも高性能になるかもしれない。ただ、うちで余っているノートPCは古い。HS-264には負けるかもしれない。
定期的なバックアップなどは、出来合いのNASより設定の手間がかかるだろう。置き場所をどう確保するのかというのも問題。
とりあえず、バックアップのNASからデータを吸い上げて手持ちのUSB-HDD(いざという時のために4TBのを入手しそのままになっていた)に移す。バックアップも壊れたらシャレにならないので、バックアップのバックアップだ。
なにはともあれ、音源を聞けるようにしたい。
最近は多くの音源がDeezerにもあるのだけど、ないのもあるし、自宅音源を鳴らす方が音が良い。
暫定的にバックアップ用のNASをメイン音源にするのは、いまいち気が進まない。
バックアップ用NASはTS-212pで、HS-210と同等ぐらい。悪くはないけど、音源サーバーはもう少し余力がある機械にしたいというのがある。HS-210とHS-251を比べたら、251の方が音が多少良かった。だからポップ系音源は210に、クラシックなど高音質が要求される音源は251に置いていた。
TS-212pではHS-251と同等以上は期待できないのではないか。
やってみたら、そんなに言うほど悪くない。
バックアップNASが、オーディオシステムから離れた場所にあるのが効いているのか。オーディオ再生環境などの状況も昔とは変わっている。
いや、判断は保留する。
もしかして、安価なNASでもいいのかな、、、
NASについて、もうひとつ思い付いたこと。
HS-210は、現在RAIDを組んで3TBで運用している。RAIDを解除したら、6TBで運用できる。ここまでNASを使ってきて、RAIDである意味ってあるのかな、と思うことはあったので。
まあ、なんだか、あれこれ考えて、きりがないな。
更に思い付く。
試みに、バックアップにしたUSB-HDDをmpdサーバーにマウントを試みた。
NASではなく、いっそUSB-HDDで音源管理するのはどうか、ということだ。
mpdサーバーのOSはTiny Core 64 11.1、若干古い。
USB-HDは、SeagateのBackup Plusという機種。4TBだ。
ところが、これが梃子摺る。下記コマンドで、一応マウントできた。
しかし、マウントできてもmpdで読めない。lsでも読めない。
こんな感じ。
tc@box:~$ sudo mount -t ntfs /dev/sdb2 /mnt/music tc@box:~$ mpd Oct 15 02:53 : config: No permission to traverse ("execute") directory: /mnt/music Oct 15 02:53 : config: No permission to read directory: /mnt/music tc@box:~$ ls /mnt/music ls: can't open '/mnt/music': Permission denied
これでマウントできたといえるのだろうか。
でも、FedoraのPCでマウントしたら、読めるし書けるんだよね、、、
Tiny Coreのフォーラムに行ったらヒントがあった。「ntfs-3g.tcz、ntfs-3g-dev.tcz、ntfsprogs.tcz」をインストール。
tc@box:~$ sudo mount -t ntfs -o rw /dev/sdb2 /mnt/music tc@box:~$ ls /mnt/music ls: can't open '/mnt/music': Permission denied tc@box:~$ sudo chmod -R 777 /mnt/music chmod: /mnt/music: Read-only file system
だめだ。弱った。Read-onlyってなぜだ。
古いノートPCから出してケースに入れてリユースした30GB FATの古いHDDでどうなるか試したら、マウントできる。このディスクに音源ファイルを書き込み、マウントしてmpdで音を出してみた。
LANを通るよりも鮮烈な音だ。
もともとUSB音源が良いかもしれないというのは、CDをUSB-DVDドライブで鳴らすと音がいいという経験(下記の過去エントリー参照)から、想定だけはしていた。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20220510a.html
このHDDのファイルシステムをNTFS、ext4に変えてやってみた。
やはりFedoraでは読めて使えるが、Tiny Coreでは読めない。
exFATはどうだろう。
「exfat-utils.tcz、exfat-fuse.tcz」が必要ということでインストール。
tc@box:~$ sudo mount.exfat-fuse /dev/sdb /mnt/music
マウントしない。
USB周りが悪いのか?、、「usb-automount.tcz、usb-serial-5.4.3-tinycore64.tcz、libgusb.tcz、usb-utils.tcz、libusb-dev.tcz」をインストール。それでも、読めない。
ネット上、あちこち見て、直接にntfs-3gを呼び出すというのを見つけた。
tc@box:~$ fdisk -l Disk /dev/sda: 15 GB, 15669919744 bytes, 30605312 sectors 60010 cylinders, 255 heads, 2 sectors/track Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes Device Boot StartCHS EndCHS StartLBA EndLBA Sectors Size Id Type /dev/sda1 * 4,4,1 1023,254,2 2048 1003519 1001472 489M 1 FAT12 Disk /dev/sdb: 56 GB, 60011642880 bytes, 117210240 sectors 57231 cylinders, 64 heads, 32 sectors/track Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes Device Boot StartCHS EndCHS StartLBA EndLBA Sectors Size Id Type tc@box:~$ tc@box:~$ sudo ntfs-3g /dev/sdb /mnt/music tc@box:~$
NTFS、マウントした、っぽい、かな。
音も、出ました。やったー、、、と、思っていたら、止まったり。安定しない。
バックアップにしたSeagateのBackup Plus、これもNTFSだ。マウントできるだろうか。
マウントは出来たが、音は出ない。mpdが止まってしまう。
どうも、現状、結局、FATでないと安定しないようだ。Tiny Coreのバージョンが古いからかな、、、
とりあえず、USB-HDDは、ファイルシステムはFATじゃないと使えない。
つまり容量は、FAT32で2TBが上限。
Backup Plusは4TBだから、2つのパーティションに分ければ使えるのか。フォーマット出来たとして、サーバーが耐えられるのかどうか。
いや、まて、、ほんとうは、RAM再生の方が、たぶんUSB-HDDよりも音はいいのではないか。
えー、、あれはでも、手間なんだよ、どうしよう、とか考えながらやってみたら、そんなに言うほど手間じゃない。アナログレコードを管理するのに比べたら手軽なものだろう。
5年前のエントリーで、そのうち気が向けばやると書いていたことを、今やってるということになる。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20180506a.html
当時やっていたら、どういう評価になっただろうな。
音はどうかというと、RAMのほうが30GB HDDよりも優しい音だ。HDDのほうが鮮烈、いや、音源によっては鮮烈過ぎるか?、ピアノとかきつく鳴る。但し、これはHDDの個体差が影響している可能性がある。即断はできない。まだ、どちらがどうとも言いにくい。
NASとRAMの比較は、この時点で、若干差はあるがブラインドで区別は困難だ。
細かいこと言わないなら、安いNASでいい、という感じ。
こんな感じで、いろいろ試すうちに、やはりNASに類するものは必要だろうと思うようになった。
音源の格納庫をUSB-HDDに託すのは、自分としては、無理があるようだ。バックアップ機能などリスク管理の面からNASの方が良さそうだし、日常の管理上、USB-HDDはNASと比べたら手間がかかりそう。
しかし、音源としての扱いは、USB-HDDが使えるかどうかで変わってくる。
Backup Plus 4TB、実はもう1台ある。
どうせ物置に仕舞ったままではもったいないだけなので、FAT32 2TBのパーティション2つに切った。
これに音源ファイルをコピーして、mpdサーバーにマウントしてNAS音源と比較してみた。
tc@box:~$ sudo mount -t vfat -o iocharset=utf8 /dev/sdb2 /mnt/music/z
上記コマンドでマウント。
-o iocharset=utf8 の設定がないと、cueシートのファイル名の日本語が文字化けし使えなくなる。
この設定をしなくても音源のファイル名は日本語表示ができていて、音は出せる。このあたりの仕組みは分からない。しかし、それでは便利には使えないので、設定する。
30GB HDDで聴かれた、鮮烈な音色の感触はない。
NASとの違いは、あるといえばあるような、ないような、というレベルだ。ごく僅かにBackup Plusのほうが陰影が深い?ような気がするんだけど、音源を切り替えながらの試聴でも差異を聴き分けるのは困難で、そのうち分からなくなり、ブラインドでは、まず分からない、そういう感じ。
そういえば、DVDドライブでCDを鳴らすのはどうなってるかな?、と思って、鳴らしてみた。これも、ほとんど区別が付かない。しかし、ほんとうに僅かだけど、NASより抜けが良い、気がする。
ブラインドでは分からないだろうけど、鼻の先だけ、勝っている気がする。
RAM再生も比較してみる、、、これも、ほんとうに差が少ない。
しかし、僅かに立ち上がりがいいのかな、、、
一応、この次点での順位を付けるなら、
RAM、CD-DVDドライブ、USB-HDD。これらミリ単位で競って、数センチ遅れてNASが続く、という感じ。
RAMからUSB-HDDの差はごく僅かだ。CD-DVDドライブを2番目にしたのは、何かどこか、癖があるような気がするから。悪い癖ではなくて聴きやすいのだけど。USB-HDD(Backup Plus 4TB)のほうが癖は少ないように思う。ただ、オブラート1枚ぐらい、RAMのほうがいい気がする。こうなると、自分でも何言ってるのか分からないし、あやしい。何処にどのような機械を選ぶにせよ、癖はあるだろう。気が付かないレベルか、そうでないかというだけで。
そこからNASまでは、数センチの差がある、という感じ。ブラインドでは分からないだろう。
ただ、この数センチは、音源によっては無視できない差異が出るようだ。
ちなみに使った音源は下記。
武久源造 鍵盤音楽の領域 Vol. 1
https://ml.naxos.jp/album/ALCD-1001
高橋悠治 バッハ:ゴルトベルク変奏曲 AVCL-25026
https://tower.jp/item/3693943/
ヘンデル:オラトリオ「時と真理の勝利」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005F52T
数センチの差だった筈が、10数センチ以上の差になってくる。聴いていて気持ち良い音になる。僅かに残っていた耳障りな何かが聴こえなくなる。そして、なくなって初めて気が付く。不思議なことに、あれ、こんなに良かったっけ、となる。
こうなると、聞き慣れた音源なら、ブラインドでも気付くかもしれない。
ここまでばたばたした挙句、USB-HDDは使いませんというのは、なんかもったいない。
差は、ないわけじゃないし。
そういう話ではないのだけど。
実際、どういう運用になるのか、とっ散らかってるのでイメージがまとまらない。
まとまらないところ、まとめていく。
まず、NASをどうするか。
今あるのは、ポップ系用HS-210と、バックアップ用TS-212p。
NASを増やさないとしたら、
1)HS-210のRAIDを解いて6TBにして、これにクラシックなどのデータを移す案。
2)バックアップ用TS-212pをクラシック系用にしてしまう案。この場合、バックアップはUSB-HDDということになる。これは心許ないし運用が面倒。自動的にバックアップされているというのは大きな安心材料だ。
つまり、2案はない。
バックアップを確実にするなら、NASがあったほうがいいのはいいのだ。
3)HS-251の代替NASを導入する案。
つまり、1案と3案のどちらかだ。3とするならHS-264にするかどうか。
もっと安いのでもいいかも。
というのは、ここに来て、最高の音質を求めるなら音源をmpdサーバー傍に置く方がいいことが分かってきたので。NASの音は次点でいい。日常的な使用で不満がないレベル、ブラインドで簡単には分からないレベルの音が出さえすればいい。
それなら、敢て高性能なNASである必要はない。TS-212pで、少なくともストリーミング音源を越える音は出ている。最新のNASで、適当なのを選べば、現状のニーズには合うのではないか。
1案は、ちょっと面倒。RAIDを崩すリスクも、たぶんどこかにある。
3案、採用だ。
どこに置くかが問題だけど、まあ、なんとかなるでしょ。
HS-264を使えばRAM音源にどこまで迫れるのだろうか。
そこは、どうなんだろう、、、そこまでしたいとは、今は思わない。
音源をどうするか。
NASの運用は、従来どおりとなる。
USB-HDDを日常的に使うかとなると、RAM音源で運用する方がいいんじゃないか、と思ってたんだけど、考え直して、RAM再生の代替として運用してみることにした。
RAM再生の欠点は、RAMの容量に限界があることと、mpdサーバーのTiny Core 64をリブートしたら音源が消えてしまうことだ(消えないようにすることも出来ないではないが、運用はやっかい)。
USB-HDDは、その欠点がない。そしてRAM再生に極めて近い音質を狙える。
しかし、どうなるかなあ、、、結局、NAS音源で満足したままになるかもしれない。差異は僅かだから。あと、USB-HDDというなら、USBメモリでいいんじゃないのか、ということもある。最近は64GBとかあるので、そこそこの量の音源を蓄積できる。けど、、、
どうしたものかな、、、
いずれにしても、NASは要る。機種選定が難しい、、、
3万ぐらいで我慢するか、多少、いいのになると6万ぐらい以上はする。
ここで、PCでNAS(ネットワークアタッチトストレージ)を構築することに特化したUnix系システムで、TrueNASというのがあるというので見に行ったら、要求システム要件が凄すぎた。
そこで、Debian系のフリーのNASシステムでOpenMediaVaultというのがあるらしいので見に行く。
https://www.openmediavault.org/
これは使えるかも。かなり軽量な様子。
しかし、改めてうちで使わず残っているPCを確認したら、スペックが、市販のNASと比べても貧相過ぎる。使う気になれない。つまり、使いでがありそうなPCを買わないといけない。
買うのか作るのか、、、
とか思っていたら、HS-264が8万円台で売っていた。
思わず、ぽちってしまった。
なんでやねん。
長くなったので、今回はこのぐらいにする。まだまだ先は長い。
May 06, 2018
RAMメモリ再生とppap(piped PCM audio play)を比較した
今回は、ほんと報告だけ。
宿題として残っていたタイトルの題目なんだけど、結論から言えば、ほぼ一瞬で決着が付いた。ppapの圧勝だった。
これは実は正直、意外でも何でもなくて、ppapで聴き始めた当初から予測していたことだった。
それぐらい、うちの環境では過去になかった音質で音楽が鳴っているのだ。
試聴環境を以下に列挙。
音源 |
Faure - Requiem - Philippe Herreweghe, La Chapelle Royale, Ensemble Musique Oblique Booker T. & The M.G.'s - Melting Pot |
DAC | fireface UCX CCモード(24/96) / USB029H2RP |
アンプ / スピーカー | SM-SX100 / 4425mk2 / T900A |
方式 | RAMメモリ再生 | PPAP方式 |
Hardware / OS | raspberry pi 2 / piCore7 | Front - raspberry pi 2 / piCore7 Back End - raspberry pi 2 / piCore7 |
software | mpd 0.19.19, libsamplerate, alsa | Front - mpd 0.19.19, libsamplerate, nfs, ncat Back End - ncat, aplay |


RAMメモリ再生の弱点は、複雑なエンコードなどの処理を行うmpdが動いているRas Piから、DACにデータを送っていることだ。NASのマウントなどネットワークからのノイズや負担を排除しても、mpd動作自体の負担からは逃れられない。
ppapのバックエンドは、上流から送られてきたデータをDACに受け渡す処理しかしていない。
処理が軽いということは、より安定して動くということだ。
それが決定的な違いを生んでいる。
最近、philewebで話題になっている通称miniPCという再生方式は、windowsでfoobar2000という、それかよ?というシステムで高音質を引き出しているらしい。上流はminimserverでupnp、下流のwindowsは不要なプロセスをカットしDACへの伝送に特化してるという。
設計思想がppapと似ているのが分かる。
http://asoyaji.blogspot.jp/2018/03/pc.html PCで音楽 - PCオーディオの最新
ppapのフロントでRAMメモリ再生を行なったらどうなのか、というのは突っ込んでいくとあるんだけど、いつかそのうちに気が向けば。
現状で十二分以上に不満がなくて、音楽に浸るほうが先なんだよね。