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Jul 10, 2009
ネットラジオの苦境が決着した、というけど
米ネットラジオ局と音楽業界、著作権使用料で合意:ニュース - CNET Japan
ネットラジオ局と音楽業界、著作権料率で合意 - ITmedia News
Pandora(他のインターネットラジオも)、公式に存続可能に(TechCrunch Japan)
ネット・ラジオのPandora,無料版サービスに時間制限を導入:ITpro
米ネットラジオの楽曲使用料問題が解決 - Pandora無料サービスに時間制限 | ネット | マイコミジャーナル
アメリカの話。
なんとか決着がついた様子。
しかし、それでも使用量料は高いらしい。ユーザーに課金を開始するところもあると。
ITmediaの記事から引用。
大規模ネットラジオは米国における売り上げの最大25%、あるいは楽曲の再生回数ごとに0.08〜0.14セント(年によって異なる)のうち、高い方を支払う。楽曲使用に関するより詳細な報告も義務付けられる。
小規模ネットラジオは、2006〜2008年の使用分については売上高25万ドルまでは10%、それ以降は12%を支払う。2009〜2014年はそれぞれ12%と14%となる。あるいは、費用の7%を支払うという選択肢もある。
シンジケート型・会員制サービスの場合は、全米放送事業者協会(NAB)と同様に再生回数に応じた支払い(1回ごとに0.08〜0.25セント)となる。いずれのカテゴリーについても、最低支払額は2万5000ドルとなる。
去年の10月のネットニュースから引用。
ネットラジオ救済法案、米上下院で可決 - ITmedia News
CRBが定めた著作権料は、1人のオンラインリスナーが1曲聴くごとに著作権料を徴収するシステムのため、ネットラジオ局の著作権料支払いは大手で売り上げの40%から70%、中小の場合最高1200%を占めることになり、ラジオ局の存続がほぼ不可能となってしまう。こうしたことからネットラジオ局側は、料率の引き上げに反発していた。
だいぶ、安くなったということかな。でもなんか、やっぱり暴利に見える。
つうか、最初があり得ない数値だったからねえ、、、
著作権がらみの話はほんとうにうっとおしいね。
こんな話もある。
米著作権団体、街中で着メロが流れるのは無断使用だから携帯キャリアは使用料を払えと主張 :P2Pとかその辺のお話
こんな主張を耳にするたびにいかに音楽ファンが白けるかを、彼らは考えないんだろうね。
そんなこんなな感じだけど、最近、少しずつ僕の中でモードが切り替わったみたい。
春先に「リアリティを感じる肉声のボーカルを聴きたい」と書いたんだけど、それが、今まで感じられずにいたリアリティが、だんだん感じられるようになってきている。
予兆は去年からあったんだけど、何が理由なのか、まったく分からないのだけど、生身の人間の表現を受け止める心構えというのか、そういうものが少しずつ僕の中に再生してきたみたいな感じだ。同じ曲でも、ボーカルの聞こえ方が違ってきた。
ちょっと戸惑いもあるけど、やはり嬉しい。
以前ほど聴く時間自体がとれないんだけど、なんとか色々と聴いていきたいと思うこの頃です。
Aug 26, 2007
ネットラジオはなんとかなるのか
アメリカのネットラジオ関連、メモでリンク。
小規模Webラジオ曲向けの著作権料、音楽業界が正式提案
音楽業界、大手ネットラジオの著作権料に上限設定(ITmedia)
SoundExchange Offers Small Webcasters a Royalty Deal
SoundExchange and DiMA Agree to Limit Minimum Per-Station Fees(Listening Post - Wired Blogs)
こういう記事もある。
MusicFIRST Says Performance Royalties Would Only Cost AM/FM Stations 3% of Revenue (Updated)(Listening Post - Wired Blogs)
英語が苦手なんで違ってるかもしれないけど。
AM/FMのラジオ局は収入の3%しか支払っていないということらしいけど、それで十分な金額と思われる。
もしもSoundExchangeが求めるように支払うとしたら、それが10〜35%に跳ね上がるのだと。
現在の交渉でSoundExchangeがネットラジオ局に求めている支払いは、小規模局で売上高の10%あるいは12%。
小規模ネットラジオ側は、この条件は飲めないとして交渉を続ける方針。
以前から不思議なんだけど、何を根拠にこういう数値を決めてくるんだろう。
SoundExchangeはRIAA内の取り立て機関で、数値を決めてるのは「Copyright Royalty Board」という機関らしいんですが、高ければいいってもんでもなかろうに。
Jun 24, 2007
メモ
メモでリンク。
[WSJ] Webラジオ局、新著作権料に抗議の「沈黙放送」(ITmedia)
いろんなスタンスのラジオ局があるらしい。
必読:これからの10年(Lessig Blog (JP))
IFPI委員会メンバー、ブロガーを脅す:RIAAに不都合なリンクを削除せよ、さもなくば・・・(P2Pとかその辺のお話)
かなり非道い話。
この人は、ここで話題になっている人だろう。
メジャーレーベル、DRMの継続を断念?、「DRMは終わった」と語った真意:Paul Birch氏の返答(P2Pとかその辺のお話)
これって、昨年の晩秋の話。
メジャーレーベルの中でDRMが終わるという予測をした人がいたんですね。
そして今年2月のアップルの話になる、と。
そんな人が、こんなことをするようになるというのは、どうなんだろうなあ、、。
May 21, 2007
いろいろメモ
さらに備忘録としてエントリー。
書籍中古販売に関するちょっとした議論。
繰り返されていると言えば、そういうものだが。
森博嗣氏のよくあるタイプの新古書店批判。というか著作権があるからなんだというのか。 或いは むしろ燃やせ。、私は食い意地の張った魚である(万来堂日記2nd)
著作権を持つ組織なり、人なりが金を払えば解決(O-Lab +Ossan Laboratory+)
中古関連でちょっとメモでリンク。
CDの物々交換サービスの適法性について、その2、CDをリップしてから中古屋に売却問題への対応策を考える、貸しレコードの法的およびビジネス的妥当性について(栗原潔のテクノロジー時評Ver2)
ヒートウェイヴの裁判が結審した。
1月には、THE BOOMが訴えた同様の訴訟が結審している。
判決 - 音楽を取り巻く日々(ROCK'N ROLL DIARY)
「HEAT WAVE対SME」事件〜著作権 送信可能化権確認本訴請求事件・反訴請求事件判決(知的財産裁判例集)〜(駒沢公園行政書士事務所日記)
海外ではネットを美味く利用したミュージシャンの活動が始まっている。
デジタル時代ミュージシャンの収益構造(On Off and Beyond)
その他、海外(主にUS)での動きをいろいろ。
Warner Bros、映画盗作対策としてカナダでのプレビュー上映を禁止(P2Pとかその辺のお話)
著作権法強化の支持者ら、ロビー団体「Copyright Alliance」を結成(1/2)(cnet japan)
ネットラジオ救済法案、上院に提出(ITmedia)
米上院でもネットラジオに対する楽曲使用料値上げを覆す法案提出(japan.internet.com)
ネットラジオ救済法案、上院に提出。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
アップルやMSらにDMCA違反で警告状--米リッピング防止技術企業(cnet japan)
その他、覚え書きでリンク。
もう一つの著作権の話(白田の情報法研究報告)
米国調査:下落するCDセールス、お気に入りのアーティストはCDで、なじみのないアーティストはダウンロードで(P2Pとかその辺のお話)
自分もこんな感じ。
May 07, 2007
アメリカのネットラジオ規制・続報
先日の続き。
うちにLive360からCEO名義でメールが来ました。
以前、音楽配信メモのネットラジオを聴くので登録したから、送られてきたんだと思う。
メールからリンクされていたサイトにリンク。
Save Internet Radio(Live365)
アメリカのネットラジオは議会を動かしてこの難局を乗り越えようとしている。
暇がないので、そうしょっちゅうネットラジオを聴く人間ではない。
でも、ときどきネットラジオに繋げて聴く音楽は、とても新鮮だ。
子供の頃から親しんできたラジオの何がいいって、自由な空気が流れ出る感じが好きだった。
他にもリンク。
GWで悔しかったのは、PANDORAのアクセスブロック。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
インターネットラジオ:Pandora、海外(日本を含む)からのアクセスをブロック(P2Pとかその辺のお話)
シリコンバレー101 (221) 米国からインターネットラジオ局が消える日(マイコミジャーナル)
つまんない奴らがのさばってる(hirofmix chronicles(Ver.2) in hatena-diary)
Apr 20, 2007
アメリカのネットラジオ規制
以前のアメリカのネットラジオの著作権料支払いに関する話の続きです。
ネットラジオの著作権料、値上げ見直しを却下(ITmedia)
記事から引用。
インターネットラジオ局は4月17日、敗北を喫した。著作権料委員会(Copyright Royalty Board)が、レコード会社とアーティストに支払うべき著作権料を引き上げる決定を見直すよう求めていたラジオ局の申し立てを却下したのだ。
ラジオ局や小規模な新興企業、National Public Radio(NPR)のほか、Yahoo!やTime Warner傘下のAOLといった大手オンラインサイトも参加する公共放送局と民間放送局からなる広範な団体は、3月2日に決定した新規著作権料に反対し、現在業界が5000万人の視聴者に提供しているサービスを大幅に削減しなければならなくなるとして異議を申し立てた。
4月17日の決定で、著作権料委員会はこの再検討の申し立てをすべて却下しただけでなく、5月15日という新著作権料支払いの期限の延長も拒否した。
しかし、この著作権料委員会って、三人らしいんだよね。
こんな権限を持ってるって、何者なんだろう。
ネットラジオを潰すために結成された委員会なのだろうか。
同日にはまた、多数のネットラジオ局が、この問題への関心を喚起し、リスナーに対し米議会議員に手紙を書くよう促すキャンペーンを発表した。
問題の著作権料は音楽のデジタル放送にのみ適用され、地上波ラジオ局には適用されない。従来のラジオ局での放送はレコード会社にとってレコーディングされた楽曲の販売を促進するものと見なされているからだ。音楽の出版社と作曲者に支払う著作権料は、デジタル放送局と従来のラジオ局で異なっている。
放送局はたくさんあるよりも、少ない方が中央集権化しやすいんですよね。
ネットラジオも地上波のように、統制しようということでしょうか。
外のサイトにもリンク。
米国のネットラジオがピンチに!?(音楽配信メモ)
Mar 12, 2007
ネットラジオの危機
著作権料率アップでネットラジオに危機到来(ITmedia)
2006年にさかのぼって適用が開始されるこの著作権料率は、3人の専門家で構成される著作権料委員会(Copyright Royalty Board)が3月2日に決定し、6日にWebサイトで発表した。
ちょっとまって。三人で決めるの?
しかも、2006年にさかのぼって、ってどういうことよ。まるでJASRACだ。
引用しよう。
5年前にオンラインラジオ局のAccuRadioを創設したカート・ハンソン氏は、従業員数6人の同氏の会社は昨年、旧料率の下で、「どうにか利益をひねり出した」と語る。旧料率は、著作権料として収入の12%を音楽出版社に支払うというものだった。
これに対し、新料率では、広告収入の規模にかかわらず、楽曲当たり、チャンネル当たりで課金される。これでは、ハンソン氏の会社は存続できないという。4万8000ドルで済んでいた2006年の著作権料の支払額が、60万ドルに跳ね上がることになるからだ。
60万ドルなんて、半端じゃない金額です。
さらに「新しい著作権料率では、4年間にわたって年平均30%ずつ基準単価が引き上げられることになっている」と。
つまり、金を払えるところだけが生き残れ、あとは潰れろって言ってるようなものか。
米国のラジオ放送業界でそれぞれ1位と2位のClear ChannelとCBSのラジオ部門は、今回の決定についてコメントを控えている。
クリア・チャンネルか。
そうして情報を集権化するわけだ。
アメリカのFMラジオ音楽文化を崩壊させたのと同じことが、ネットラジオでも起きるというんでしょうか。
大統領は変わろうかというのに、まだ著作権によって言論統制をしようとしてる人がいるのだろうかとか、思わず妄想してしまいますね。
追記。クリアチャンネルに関してネット上の関連記事をリンク。
検索したら他にも出てくる。
米放送業界に自主規制の嵐(上)(下)(hotwired)
ジェフ・パールスタイン インタビュー(Matrix Back Number : Hotwired)