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Jun 25, 2026
アップサンプリングサーバーの運用を検討し middle-end を追加する
以前のエントリーの終段で、USB ターミネーター兼ノイズフィルターがアップサンプリングサーバーの負荷に伴うノイズの軽減に有効だったと書いた。
初歩的なことで、灯台下暗しだ。
USB ターミネーターを付けた状態で、以前につないでいたスイッチングハブに戻してみたが、以前ほどの精彩を欠く音までには至らないものの、やはり音の速度が下がり音色の鮮度が落ちる。
現状では、カスケード経由の配置のほうが良いということだろう。
さて、そういうことならということで、NAS と Daphileサーバーを、PCトランスポートから離れるように、配置を変えてみた。
アップサンプリングサーバー程ではないかもしれないが、どちらかといえば重いサーバーだ。
PCトランスポートから離す方が良いかもしれない。
これらをつないでいるスイッチングハブ(Buffalo LSW4-GT-8NS)を、ONU を超えて、違う枝に移す。
その流れで、ONU、OPT ISO BOX、Buffalo、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー)の連結を、ONU、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー)、OPT ISO BOX に変更。
配置変更で、音は変化している。最近、若干気になっていた音の鋭さ、主張が強すぎる感じが解れた。
ただ、本当に良くなっているのかどうかは安易な評価が難しい。
数日聴くうちに、どうも今度は、主張が弱すぎるような気がしてきた。
Buffalo を、GS105E に持ってくる。ONU、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー、Buffalo)、OPT ISO BOX という配置。
音は、いい感じ、なのかな。
正直この操作に、ネットワークオーディオ的にどのような意味があるのか、よくわからないのだけど。
サーバーやスイッチングハブが多いと、どうつなぐかでコロコロ音が変わる。
なので、本当は数を減らしてシンプルにしたほうが評価や調整がしやすいだろうと思う。
ちなみに、384 と 44.1。
スケールは 384の方が大きくて余裕があるけど、44.1 のほうがストレートな感じがする。
優劣は、簡単には付け難いが、44.1 のほうが、総合的には勝っている気がする。
384 の音の弱さは、ネットワークとサーバーの弱点に依るものだと思っていて、音源自体が 44.1 より劣っているというわけではないと思う。そこが悩ましいところで、まだ 384 を切り捨てられない理由なのかな。
アップサンプリングサーバーに USB ターミネーターのような対策が効くということは、サーバー自体について検討する余地があるということだ。
実際、うちのアップサンプリングサーバーは、利便性とか置き場の問題とかを優先した結果、ノートPCで運用している。44.1 の mpd サーバーはノートとはいえ筐体中にノイズ対策を施すなどしているが、アップサンプリングサーバーのほうは hp Probook 450 G9 で比較的新しい分、筐体内は部品がきっちり詰め込まれ余裕がなく、全く手を入れていない。
そういうことなので、サーバーを検討する余地が、もとからあるのはあるのである。
しかし、サーバー自体を検討する前に、ちょっと思い付いたことがあった。
もともとアップサンプリングサーバーがあった場所に、PPAP middle-end を追加したら、384 の音はどうなるか、というアイデアだ。
つまり、middle-end を2台にする。
追加された middle-end を経由することで、デジタル信号の打ち直し、ジッター軽減ができないだろうか。
どうなるかは、やってみないとわからない。
middle-end 用のサーバーをすぐに用意できないので、44.1 用の mpdサーバーを試験的に転用する。
sshで 820 G2 にログインし、下記コマンドを打ち middle-end 化する。
データの転送先は、もとからある middle-end だ。
/usr/local/bin/ncat -kl 4400 -e "/usr/local/bin/ncat 192.168.1.33 4400" &
Probook 450 G9 の .mpdconf を編集し、PPAP のデータ転送先を 44.1 の mpd サーバー(hp Elitebook 820 G2)に変更する。
820 G2 は 44.1 を PPAP伝送するために、LANの伝蔵速度を 100Base-T に絞っているのだけど、今回は 384 を伝送するので、1000Base-T に変更する。スイッチングハブ(GS105E)で設定しているので、設定変更する。
これで、middle-end 2つで、384 の音が出る。
LANはこんな感じの経路(6月30日、描きもらしていたbuffaloのハブを追加した)。
音は、かなり、いい感じだ。
弱いと感じていた部分が、すっかり払拭されている。いや、すごく、生々しい。正直、、、文句のつけようがない。
面白いことに、デジタルボリュームの違和感が、ほとんど感じられなくなった。
ということは、たぶん、サーバーの負荷に伴うジッターの影響が、かなり少なくなっているのではないかと考えられる。
デジタルボリューム使用による音の違和感は、サーバーへの負荷によるものだと考えていいのではないか。データ変換に伴う音声データの欠損とか、そういうことが理由ではないということだ。
GS105E で VLAN を設定できる。設定したら、更にじわっと、一皮むける。
こうなってきたら、十分に使う意味はある。
この状況で、44.1 と 384 を比較すると、384 が 44.1 を引き離した。
44.1 だけ聴いたら、これで十分だと感じるのだけど、384 のほうが写実性が高い。硬さ、柔らかさ、軽さ、重さ、そうした音色の特性が、音場空間上にバランスよく描き分けられる。まったくもって、贅沢だと思う。
384 の音はすごくいいのだけど、この設定で困るのは、44.1 を PPAP で鳴らせないということだ。
いや、GS105E で 820 G2 の設定を 100Base-T に戻せば出来るのだけど、いちいち変更するのは手間ではある。
まあ、でも、仕方ないかな、、、
取り急ぎ、今日のところはここまで。考えないといけないことが多い。
May 24, 2026
スイッチングハブのカスケード接続について
前回は、アップサンプリングサーバーの負荷に伴うジッターを減らすべく、カスケード接続したハブを経由してデジタル音声データを通すということを試み、概ね上手くいったように思われる。
聴感上の音質は、かなり改善している。
しかし、音像定位は良好とはいえない。正確な再生とは言えないと思う。
複数のスイッチングハブを経由するせいで、スイッチングハブ由来のジッターが影響しているのが原因だと考えている。
そして、そういうジッターの影響かどうか分からないけど、音のスピードは未だ僅かに、44.1 に届かない。
しかし音の階調、グラデーションは、384 へのアップサンプリングの方が優れている。
総合的にどちらが優れているかは、決めにくい。
現状、ほんとうに一長一短だ。
最近、スイッチングハブのカスケード(多段)接続について、議論があるようだ。
今年3月の Stereo Sound Online の記事がある(僕自身はこの記事、ちょっとやりすぎじゃないのかと思った)。
https://online.stereosound.co.jp/_ct/17826033
一方で最近、TOP WINGの菅沼社長が、スイッチのカスケードには意味がないと話されたらしい。
そして僕自身が、アップサンプリングサーバーをカスケード経由にすることで、音質改善の対処をしている。
そんなわけで、僕なりの考えを書いておこうかと思った。
スイッチのカスケードには意味がないと。僕は、それも一つの見識だと思った。
ハブ自体、ノイズや電源の対策を要する器械だ。
それを多数使うことはノイズ源、ジッター源を増やすことでもある。その対策には対価を要する。
つまり、ハブをカスケードすることは、かえってLAN環境を悪化させる可能性を抱えた両刃の剣だ。
TOP WINGは、良質なクロックを積む等、ジッター対策を重視したハブを売り出している。少数精鋭の機械によるネットワーク構成でLAN環境を改善することをコンセプトにした製品を販売しているように思う。極力、ノイズ源を増やさないということだ。
そのコンセプトに、ハブのカスケードは反するように思う。
さて、反対に、スイッチングハブのカスケードが有益な状況はどうなのか。
今回のうちの事例を考える。
音楽サーバーへの負荷に伴うジッターが多い場合。
音声信号にそのジッターが作用し、音質に影響する。
こうした場合は、複数のハブを経由することで、サーバー由来のジッターが剝ぎ取られるのではないか。
但し、カスケード接続される複数のハブに、電源やノイズの対策が充分になされていることが前提になる。
カスケード接続は、サーバー由来のジッターが減る代わりに、ハブ固有のジッターが重積する。再生音にハブのジッターの音が乗るのは避けられない。その影響が大きいか小さいかということだ。
ハブ周りの特性が水準を満たしていないと、改善にはつながらないだろう。
同じ製品でカスケードしたら同じ性質のジッターが重積するので、影響が大きい可能性があるだろう。
過去には、ハブのカスケードによる音質改善がずいぶん言われた。
僕の記憶では、当時は音楽のサーバーは古くて小さく非力な方がノイズが少なく音がいいと言われていた気がする。音源データを蓄える NAS も、今より非力な機械が多かったのではないか。
非力な機械によるデータ処理は、ジッターが増加する。
つまり、サーバー由来のジッターが音声信号に蓄積するような状況が、昔は多かったのではないかと推測する。そのような理由で、スイッチングハブをカスケードするのが有効なジッター対策になるケースが多かったのではないだろうか。
サーバー由来のジッターが問題になる以外の状況で、カスケードが有効な場合はあるか。
考えてみたけど、思いつかない。
そして、サーバー由来のジッターには、電源やノイズの対策、負荷低減などサーバーへの対策を行うほうが正攻法で、将来性につながる改善が得られると思う。うちの場合は、それが限界と思われたので、カスケード接続に望みを託した面がある。
他の対策は、、、思いつかない。
根本的な解決に向けて、なにかいい手があれば良いんだけど。
カスケードは、だめとは言わないけど、反面失うものもそれなりにあると思う。
面白いことに、アップサンプリングは mpdのデジタルボリュームによる音量変更に違和感がなくなった。なんというか、良いことか悪いことか判らない。
改善策になにかないかというので、自作の USB ターミネーター兼ノイズフィルターをアップサンプリングサーバーに2本挿してみた。効けばめっけもんである。
これが、なんだか効いてるみたい。音が速くなった気がする。
デジタルボリュームの違和感は、そんなに強くないが戻ってきた。良いことか悪いことか判らない。
ヘンデルの携帯電話は、少し、手前に移動したかな。あんまり変わらない。
思い付いて WiiM Mini で鳴らしてみたけど、あんまり位置は変わらない。案外、こっちが正しいのかな。
44.1 との比較では、それでもやはり、どちらが上というのは決めにくい。其々に美点があって、難しい。
しかし、これで余剰の USB ターミネーターが無くなった。
必要になったら作らないといけない。
May 18, 2026
ジッター環境に伴う各種音源の聴こえ方の変化 〜 対策のためサーバーを移動する
OPT ISO BOX は、ほんとうはどこに置くのが良いのか、あれこれ動かしてみるんだけど、判断しにくい。
ノイズが減るのを期待して LNX-007L とのカスケード配置も試みたんだけど、うちでは伝送がうまくいかないのか音が途切れることがあったので止めている。
音像定位や音質の評価は難しい。
最後には根負けして、耳あたりと好みだけで置き場所を決めることにして、今は ONU 直下に配置している。
どうなのか、しばらく様子を見る。
最近、そんなかんじでデジタルノイズの対策をしていて分かったのは、ジッター環境が改善すると、44.1 やハイレゾが良くなるのに対して、負荷が大きいアップサンプリングは精彩を欠く感じになっていくということだ。音源の性質によって、聴こえ方の変化に違いがある。
簡単な表にしてみる。
| 音源 |
ジッターが |
ジッターが |
|---|---|---|
| 44.1 | 本来の音楽情報を引き出す再生ができない。音質不十分。精彩が無いくすんだつまらない音。 | 本来の音楽再生に近付く。ジッター減に伴い大きく改善し、音楽の躍動感がある良好な音質が得られるようになる。 |
| ハイレゾ(384) | 本来の音質を引き出す再生はできないが、比較的、音質は良好。やや大人しく聴こえることが多いか。 | かなり本来の音楽再生に近付き、極めて良好な音質で再生される。44.1よりも情報量が多く、聴きごたえがある。 |
| SRC : fastest 〜 best(良質なアップサンプリング) | 比較的、音質は良好。ハイレゾ再生との比較では極めて近い音質。 | ジッターが減っても改善が少ない。比較的良好な音質に留まる。しかしアップサンプリングサーバーの設定調整によってサーバーの負担を減らせたら、ある程度は改善が見込める。 |
| SRC : ZOH(低品質なアップサンプリング) | 音質は不良。しかし、非常にジッターが多い劣悪な環境の場合は、44.1 よりは良い音質が得られることがある。 | ジッター減に伴い大きく改善し使用可能な音質になる。ハイレゾにも極めて近い再生音に聴こえるが、情報量はやや少なく若干硬めに聴こえる。 |
こんなものか。
音源にもよるだろうが、アップサンプリングは ZOH よりは best の設定のほうが使い甲斐があるような気がする。音楽的な訴求性が高いのだ。しかしそこを言うなら、アップサンプリングしない音源のほうが良い。そういう弱点がある。
それにしても、どうなんかなあ、、、うちでは、アップサンプリングは役割を終えたのかなあ。
アップサンプリング音源の音が改善できないというのは大きい。
44.1 は良くなったんだけど、もっと分解能が欲しい。
うちのシステムでは、それはハイレゾレベルの音声データからでないと得られないと思う。高額で高性能なDAC、クロックや、贅を尽くしたネットワークを使えば、44.1からハイレゾの音が聴けるのかもしれない(世間には、そういった対策をすれば44.1で充分、と言われる人もおられる)。
しかし、うちは基本的にはそこまでお金は出せないのだ。
僕は、44.1 をハイレゾレベルの音で聴きたい。だから良質なアップサンプリングを選択していたのだ。
なにか、手はないかなあ。
そうこう考えるうちに、昔はアップサンプリングサーバーを、PCトランスポートから離れた場所に置いていたことを思い出した。
意図してのことではなく、当時は他に置く場所がなかったからだ。
例えばストリーミング音源は、あちこちの中継サーバーを経由してうちに届くからといって、音が劣化するわけではない。
そうしたことが即、音声データのジッターの増加につながるというわけではないのだ。
アップサンプリングサーバーの負担によってデータに積み重ねられたジッターなら、アップサンプリングサーバーから遠路遥々あちこち経由することで、むしろジッターを減らすことが出来るかもしれない。
ものは試し。
アップサンプリングサーバーを移動した。リビングの家庭内LAN WiFi の AP(AtermWG1800HP3)に。
ここがうちの中で一番、PCトランスポートから遠い。
音は、良くなった。
音のスピードが、生命力が、戻ってきた。
起死回生である。
デジタルって、そういうものなんでしょうか。
しかし、本当に良くなってるんだろうなあ?、錯覚だったりしないよね?
むしろ逆に変なジッターが乗った音が妙に良く聴こえている可能性も否定できない。注意してみていく必要がある。
ともあれ、セッティング場所を工面しないといけない。昔、置いていた場所に置けば良いのか?、でも、あんまりきれいじゃないんだよね、、、
その後、もう少し調整。
AP の1つ手前のスイッチングハブにアップサンプリングサーバーを移動。こっちの方が若干良い。
19日、早々に追記だけど、AP の方が良いかもしれない。暫く様子を見る。
あと、設置場所のセッティングやコンセントの環境が良いから音が良いのかもしれないので、LANケーブルを伸ばしてもとのスイッチングハブにつないでみたけど、そうするとやはり精彩を欠くので、信号があちこち経由することでアップサンプリングサーバー由来のジッターが減少したことが改善の理由、と判断して良いのではないか。
長いケーブルのせいで音が悪化している可能性、それは検証してないけど、短くして試すわけにもいかない。それに長さを言うなら壁の中を走ってリビングのLANポートにつながるケーブルのほうが余程長い。
アップサンプリングサーバーを移動させるなら、384 については、GS105Ev2 を使った VLAN によるネットワーク分離を諦めないといけない。
背に腹は代えられないのか。44.1 の再生時にだけ使用するというのはありかもしれない。
44.1のmpdサーバーを Middle-End化して 384 のデータ伝送を中継させる設定も試してみたが、100base-t での伝送になるので音が途切れる。
やはり、PPAPで 384 以上を伝送するには、1000base-t が必要なのだろう。
さて、Tilgnerの小鳥は正中にいるが、ヘンデルの携帯電話はステージ寄りにいる。
聴こえは良くても、あんまり正確な気がしない。
これは、たぶん、うちのネットワークの癖なんだと思う。
以前、LANアイソレータ(LNX-007L)の配置を変えるだけで、定位が変わるというのを経験している。原因が何かは分からない。器械によるジッターというのは、100% 無くすことは出来ない。原因を特定するのも難しいし、限界があるのである程度は割り切ろうと思う。
それにしてもヘンデルの携帯電話、やけに明瞭に聴こえるんだけど。
ここまで明瞭だったら、たぶん誰でも簡単に気付くと思う。こんなのは今まで聴いたことがない。
そういえば、小鳥や鴉も明瞭かも、、、
上記の表の、SRC : fastest 〜 best の項目を書き直しておこう。
| 音源 | ジッターが多い環境 | ジッターが少ない環境 |
|---|---|---|
| SRC : fastest 〜 best(良質なアップサンプリング) | 比較的、音質は良好。ハイレゾ再生との比較では極めて近い音質。 | オーディオ環境全体のジッターが減るに連れて改善はするものの、アップサンプリングサーバーへの負荷に伴うジッターの影響が顕在化し、改善が頭打ちとなる。しかしアップサンプリングサーバーの設定調整による負荷低減やデータ伝送過程の工夫等によって、サーバー由来のジッターの影響を減らせるようであれば、相当の改善が見込める。 |
しかし、こうなってくると、NAS や Daphileサーバーの場所はそのままでいいのか?ということになる。
だからといって、すぐにどうこうしようという気にはなれないけど。
ばらばらに設置していたオーディオ関係の機器を、あれこれ苦労してまとめた苦労は何だったのだろうか。いや、いろんな知見が得られた。そのための苦労だったのだから、むしろ、もとは十分に採っている筈だ。
Apr 21, 2026
ONU と AP にアクティブアース
今回はタイトル通りの話。
うちの ONU と家庭内LANの AP はともに NEC の製品で、Yuho式アクティブアースを使うことが難しかった。
まず、LAN端子のGNDにつなごうと思ったら、全て縁がプラスチック製でつながらない。
次に ACアダプター端子のGNDにつなぐことを考えたんだけど、手持ちのACアダプター端子の中に、つながるものがなかった。どんな端子を使えばいいのか、ネット検索しても調べ方が悪いのか、規格が分からない。
SNS上で、ACアダプター端子の規格は EIAJ4(JEITA RC-5320A規格)だと教えてもらって、光明が見えた。
そういうわけで、近場の電子部品店で端子を入手して、自作のアダプターを作ってみた。
これでアクティブアースをつなぐことができる。
ONU、AP が2つ、合わせて3箇所にアクティブアースを追加した。
音はどうなったかというと、より粒子が細かく色が鮮やかに、動きが速くテンションの緩急が大きく明瞭に感じる。音場の重なりが分離してバウムクーヘンがミルフィーユになる感じ(この表現、以前に使ったかな、と思ったら4年前だった)。音像の個性がよりはっきりして、音楽性に広がりが生まれる。
僅かな差異と言えば僅かだけど、、、いや、これは僅かではないな、音楽の力は5割増しぐらいに感じる。エネルギーが増しているのだ。
正直、3つを埋めただけで、こうも違うかな、というのはある。
44.1 の音源データが、384 であるかのように聴こえる。かつ、384 のモニター的な感触はないのだ。44.1 は大きく改善した。
384 はというと、より精緻な感触で音楽が鳴る。音色の陰影が深まった。しかし 44.1 ほどの大きな改善はない。
情報量ということだけなら、384 のほうがまだアドバンテージがあるような気がする。しかし、44.1 と比べて、きれいに分離しているという感じがしない。ここに来て初めて、44.1 のほうが音のスピードは速いと感じた。結果、44.1 のほうが、音楽が舞うのだ。躍動感、エネルギー、質量を感じる再生となる。音楽の熱量は 44.1 のほうが上回る。というか、音楽の意志をより強く感じる。
おそらく、アップサンプリングサーバーへの負荷によるジッターが、384 の再生に影を落としているのだと思う。
ちなみに、ヘンデルのオラトリオの携帯電話は、44.1 の方が 384 よりも明瞭に定位する。場所は左前方手前で差異はないようだが、聴こえやすさが異なる。44.1 のほうが、そこにある違和感が強く表出される。
44.1 のアップサンプリングと、ハイレゾ音源では差が出るだろうか。
比較に使用したのは、NAXOS の「天上のオルガン」。384 のハイレゾと、44.1 音源のアップサンプリングを比較できる。
昔、比較したときは差異は非常に少ないという結果だった。だからうちでは、アップサンプリング再生に舵を切ったのだ。しかし今回は、ハイレゾのほうが良かった。ハイレゾは 44.1 の鳴り方に近い。アップサンプリングの音は、比較するとエネルギーが足りない。
ハイレゾと 44.1 を比べたら、ハイレゾのほうが階調が深い音がする。豊かで余裕がある音で、明らかに優位性が感じられた。
アップサンプリングに伴うサーバーへの負荷が再生音に及ぼす悪影響を、音から聴き取ることが可能になったということだ。
これは、今後のうちのシステムをどうしたらいいかという話になっていく。
いや、実際、どうしましょうかね。
Mar 24, 2026
TOP WING OPT ISO BOX を入手した
TOP WING は、前から気になる機器をいろいろ販売してるのだけど、この度、OPT ISO BOX を入手した。
今更ながら入手した理由は、ネットワークの骨組みへの対処が概ね終わった気がするので、更に出来ることは何?というときに光LAN接続は良さそうだと思っていたというのと、このご時世、入手困難ということに何時なるか分からないので、手に入るうちに買っておこう、というのがあった。
まったく、世の中にはついて行けない。
頭脳警察じゃないけど、世の中おかしいことが多過ぎてコミック雑誌なんかいらないという気分にもなる。
さて、OPT ISO BOX なんだけど、まず驚いたのは付属ACアダプターのコンセント側、2Pプラグのピンの片方の幅を広くしていることだ。つまり、コンセントに差し込むのに極性指定があり、説明書きの紙片が付いている。
いまどき、どうなんかね、オーディオ用ではそういう製品はよくあるのかね。わしは初めて見た。
付属品でこういうことするのね。感心した。
このアダプターは DC12V、プラグは2.1mm/5.5mmセンタープラスで、NETGEAR のスイッチングハブでも使える。
オーディオシステムのLANネットワーク下流に GS105v5 を使っている。
GS105v5 付属の安っぽいACアダプターのまま使っていたのを、これに付け替えてみたら、なんだかそれだけで音がいいような気がする。音の立ち上がりと減衰がきれいでグラデーションが広がった感じ、音像の分離も良くなった気がする。
そんなん当然やろと、TOP WING の人が言いそうな案件だ。
この NETGEAR GS105v5 は、うちのネットワークの配置を見たら、なんでこんなところに用も無いのに挟まってるのか不思議、というハブなんだけど、これがないと何故か音が弱く貧相になるので入れていた。バッファーアンプみたいな効き方をしてるのだろうと思っている。たぶんジッターも減らしている。
ACアダプターを替えたら音が良くなったみたいだけど、このハブは本当に必要なんだろうか。
外してみた。
ブラインドでの聴き分けは不可能だと思うが、外すと音の明瞭感が増す。しかし本当に明瞭なのかというと、音の細やかさが犠牲になっている。微かな音はハブがある方が聴き分けやすい。そういうわけで、この位置のハブは必要だ。
これと、OPT ISO BOX を置き換えてみる。
接続してすぐは、ちょっと冴えない感じだったが、暫く待つうちに音が澄んでくる。しかし、GS105v5 と比べてアドバンテージがあるかということになると微妙。GS105v5 のほうが若干、いいような気がする。
うちの GS105v5 は銅メッシュを組み込んでノイズ対策しているので、ちょっと普通のハブとは違うかもしれない。
Petit Susie と Yuho式アクティブアースの影響を考え外してみたが、評価は大きく変わらない。
他にもう一箇所、GS105v5 をバッファー的に使っている場所がある。
先の GS105v5 の前段にあたる場所だ。
ここに、OPT ISO BOXを使ってみる。
OPT ISO BOX 付属のACアダプターは、引き続き後段の GS105v5 に使用。
OPT ISO BOX への ACアダプターは、GS105v5 のものを使う。OPT ISO BOX的には不本意だろうが仕方ない。
音は、悪くないけど、ここも GS105v5 経由のほうがいい。
ここで気付く。
スイッチングハブと交換するのではなくて、何処かに追加挿入する方がいいのでは。
話を端折る。
何箇所か試した末、mpdサーバーと音源サーバーの中継機となっているGS105Ev2 と、前段の GS105v5 の間、下図の場所に使うことにした。
ノイズが多そうな重いサーバーが多い領域と、軽量級サーバーの領域との分水嶺だ。
ここで使うと鮮度が上がり、かつ安定する気がする。他の場所に使うのでは、どうも明確な改善が聴き取れなかった。
もしかしたら、うちでは意外にそこそこのノイズ対策が出来ていて、光伝送のメリットが大きくないのかもしれない。
あるいは、OPT ISO BOX の ACアダプターを低品質なものに替えているので、本領発揮できていないのかも。しかし、どうも、トータルで見たら、現状ではこのセッティングが今のところ、一番良さそうなんだよね、、、
それにしても、スイッチングハブのACアダプター交換により変化があり、電源対策が弱いのが露呈した形だ。
しかし電源は数が多い。
どこにどこまでやるか、悩ましいところだ。
一晩明けたら、音は良くなっているような気がする。生々しくなっている。先鋭化とでもいうか。かっちょいい音だ。
しかし、注意が要る。生々しいと感じる一方で、どうも、尖りすぎてるような気がする。
試しに OPT ISO BOX を外してみる。
ぐっと音の重心が下がる。
こっちのほうが、生々しい気がする。というか、リアリティがある。
ここで、そういえば OPT ISO BOX は、伝送速度を設定できるんだった、と気が付く。
設定を確認したら、100Base-Tになっている。これを1Gに変更してみる。
多少、良くなる。
しかし OPT ISO BOX を外したときの音の方が、自然に聞こえる。
その後、GS105v5 から OPT ISO BOX の付属ACアダプターを外して、もともとの GS105v5 の付属ACアダプターに戻してみた。
悪くはない。自然な音がするように感じる。
クオリティは OPT ISO BOX 付属のほうが上のようだが、GS105v5 付属のほうが自然に感じる。地味なだけなのかもしれないが。
OPT ISO BOX に本来の付属ACアダプターを使ってみようとして気付く。
コンセントに刺さらない。
極性指定に対応できない安物な電源タップには刺さらないのだ。
僕が使いたい場所に OPT ISO BOX を使おうとしたら、GS105v5 のACアダプターを使うしか無い。新たに電源タップを買うというのもなあ、、、
しゃあない、しゃあないです。
GS105v5 に、OPT ISO BOX の付属ACアダプターを戻す。これはこれで悪くない。ちょっとアクティブに聴こえるけど。
OPT ISO BOX には、GS105v5 の付属ACアダプターを使う。
このままじゃどうかと思うので、更に、Yuho式アクティブアースをSTP LAN延長ケーブルを使った自作のアダプター経由で追加する。
これでどうか。
これは、なんだか悪くなさそうだ。OPT ISO BOX が透明になった。
さあ、どうなるか。
2日、3日と経過して感じるのは、音の安定感、実体感が増しているということ。OPT ISO BOX を入手する以前には気付いていなかった雑味が取れたのか、音色の透明感、リアリティが増している。
OPT ISO BOX へのアクティブアース追加は効いている。これをつながなかったら、うちのシステムでは若干うるさくなり、光アイソレーションの効果がマスクされてしまう。アクティブアースをつなぐと、まとわり付いていた騒がしさがなくなって、落ち着いた自然な感触で鳴ってくれる。
敏感な機械だと言えるが、デジタルオーディオではよくあることだと思う。
多分、電源の強化も効果があるのだろう。しかしうちでは現状、アクティブアースで十分だ。
ここで余談というか、なんと。
ヘンデルのオラトリオの携帯の呼び出し音がリスニングポイントの左前に戻ってきた。
どうやら、やはり、この位置が正しいのだろう。
そして、そうだとしたら、どうやらうちの ONU はノイズ除去能力があるらしいと、判断せざるを得ない。
LANの機器配置変更によって定位が変化し(このとき音声信号が ONU を経由しなくなっている)、ノイズを除去する機械を追加することで定位が戻ったのだから、ノイズが増えたために定位が変化していたということだ。
LANの機器配置を変更する前にノイズを除去していたのは ONU であり、現在は OPT ISO BOX がその代替をしているということだ。
このことは、前回のエントリーでLANの配線を戻してみても変化がなかったと書いていることと矛盾しているが、改めて確認したら、前回は戻す配線を間違えていたことに気付いた。2箇所繋ぎ変えねばならないのを、なんと1箇所でいいと勘違いしていた。ONU の負荷が増えるような配線になっていて、結果、音像の定位も十分には戻らなかったのだろう。
LAN の配線図で前後を比べて見ると、ONU を乗り越えて NAS やら Daphile サーバーやらがオーディオシステム側に移動している。結果的にノイズが増えているので、音像定位が少々変わるのも当たり前かもしれない。
今回それが、OPT ISO BOX によって復旧した。いや、復旧というだけではなく、改善していると思う。
こうなると、LANの配置を以前の配置に戻した方が、いいのかな。オーディオ関係を他の家庭用の機械と混ぜるなとか、ONU は音に悪影響があるからとか、そういった世評は関係ないと割り切ったほうがいいかもしれない。
今回は注意して、以前の配置に戻してみる。
OPT ISO BOX の位置は、変えないままだ。
音を出してみて、、、そんなに変わらんかなあ。ヘンデルの携帯電話の位置も変わらない。
ただ、新しい配置のほうが、僅かに音が強いような気がする。
なので、これでいく。
こうやって配置を動かしてみて、今更、気付いたのは、現在、OPT ISO BOX がある場所に、以前は LNX-007L があった、ということだ。
配置替えに際して、上流に移動している。何を考えて動かしたんだっけな、、、これが、携帯電話が前方移動した理由かもしれないのか、、、
こんな感じなので、この件についてはこのぐらいにしておくことにする。
もう、そろそろ、めんどくさい。
Mar 17, 2026
オーディオ状況報告(2026.03.17.)
現在のLANネットワークとシステムの構成図はこんな感じ。
本当は2つの構成図を1つにまとめたかったんだけど、ちょっと無理だった。
大きくなり過ぎ、煩雑になり過ぎる。
最近追加した Petit Susie と Yuho式アクティブアースを書き込んでいる。あちこちで使っているので、図表にしておかないと自分でも把握できない。
一部に残っていたLANオープンピンが、LANターミネーターへの置き換えで無くなっている。LANmute が増えているが、適材適所で使えてるのかというと、効き方を確認できていないのでいい加減だ。
APには、脱落防止ピンが付いているターミネーターを振らないといけないので(脱落防止ピンが無かったら脱落してしまう。養生テープとか貼って固定しても、気が付いたら剥がれて外れている)、新規購入した LANmute を回す結果になっている。しかしこれは、家屋内の WiFi の安定を期待しての配置でもある。
前回にエントリーにした自作の分離LANケーブルを書き込んでいる。エントリーアップ後、apu2c4 から apu2d4 に向かう 1000Base-T のケーブルにも、分離LANケーブルを使ってみた。もともとそこに使っていた Elecom LD-GPY BU2 は、少し上流、壁コンセントのモジュラージャックに移動して、Sunf Pu の CAT.5e と交換する。
384kHz を伝送するケーブルを分離にして大丈夫かな?と思ったが、トラブルはなく音は出た。音質も、そう悪くない。
だけど問題は、前々回のエントリーに上げた、ヘンデルのオラトリオの携帯電話の呼び出し音が前方に移動していることだ。ステージの多少手前あたりに居る。だいぶ遠くなった。Tilgner の小鳥も、ちょっと位置が甘い気がする。
モジュラージャックのLANケーブルを、Sunf Pu に戻す。それでもやはり、なんとなく甘い。
分離ケーブルをやめて LD-GPY BU2 を戻してみたら、なんだか音色が一番いいような気がする。小鳥の定位も、これが一番良さそうだ。しかし、携帯電話は以前のような、リスニングポイントに近い場所での明瞭な定位ではない。何がどうなっているのだろう、、。
しかし、当面はこれでいくことにした。
実際のところ、評価の判定はかなり難しい。
今後、配線は変わるかもしれない。
うちで使っているLANケーブルは、ほとんどがエレコムなどの安価で一般的なケーブルで、正確な型番も分からないのが多いし古いの新しいの丸いの平たいの混在で、STPを使ってないことぐらいしか明確なことは分からない。
一部、分かっているのを書き込んでいるが、移動させたら分からなくなってしまうかもしれない。
多少の試行錯誤の上、ONU からの枝を、オーディオ関係のネットワークと家庭用のネットワークの2本に分離した。
分離したと言っても、IPアドレス上のネットワークとしては同じなので、大きな音質の変化はないし、オーディオのコントローラーになるノートPCやタブレットからの信号は家庭用ネットワーク内から ONU を通っていくことになるので、完全には分離していない。
以前だったら、何故か、音声信号を ONU(PR-500MI)を経由させないと音質が下がった。
今はそういうことはなくなったと思う。
のだけど、、、
まさか、これが携帯電話の定位に影響してるとか、ないよね?、、。
LANの配線を戻してみる。
音は若干変わる。しかし、携帯電話の位置は前方のままで変わらない。
Ras Pi 2B につないでいる分離LANケーブルを外して、以前のケーブルに戻してみる。それでもやはり、変わらない。
そもそも、ステージ近くで鳴るのと、リスニングポイント近く左で鳴るのと、どちらが正しいのかは分からないのだ。
どちらがより面白いかという、僕の主観、気分によるものに過ぎない。
変化の原因がわからないので気持ち悪いというのもあるが、様子を見ることにする。
ケーブル、接続をいじるだけで、音は意外に変わる。音質の判断も難しい。追求し始めたら、ほんとうに沼に嵌る感じがある。
判断も焦らずに行うほうがいいのだろう。
余談。
うちでは、NETGEAR GS105E による Port-based VLAN と、PPAP middle-end(apu2c4)上での IPアドレス設定によって、2段回のネットワーク分離を行っている。Port-based VLAN の効果は、以前は使ったほうがなんとなくいい感じだったのが、今ではかなり明瞭に効果が分かる。使わないといけない設定になった。
そんな感じで、最近のうちのシステムは以前とは音の出方が変わった。
いい意味で鋭敏で、同時に安定感があるので、ありがたい。
Oct 15, 2025
オーディオ状況報告(2025.10.15.)
さて、現在のシステムはこんな感じ。
構成図で変わったのは、LMSサーバーが Fedora (Mac mini 2010) から、Daphile (x86-64 Note PC) に戻って、有線からWiFi接続に変更になった。WiFiになったことで音質への影響があったかと言えば、少なくとも悪化はないようだ。
あと、サーバー用のUPSが増えたこと。下流のサーバーには以前から使っていて、音質上も必要な機械だが、上流のサーバーへの影響は、どうなのかなあ。あんまりいい変化ではなかった。いずれにしても、あるとないとでは大きく音が違った。
クオリティを取り戻すために、かないまる氏考案のLANオープンピン、LANターミネーターを大量導入することになり、更に LANmute (TOP WING) も購入し、結果的に、以前より改善することになったように思う。雨降って地固まる、だ。
それにしても、UPSで悪化したものが、LANの空き端子への対策で挽回できるというのは、どういうことなんだろう。
デジタルオーディオというのは謎ばかりだ。
ここで思い付く。
LANの空き端子(RJ-45ポート)のピンが浮いていたら振動してデジタル信号に悪さするのなら、AC電源の空きコンセントはどうなんだろう。あれも一種のバネだから、空いていないほうが音が良いのではないか。
上流サーバーをまとめている電源プラグはコーナータップを4連にしていたので、整理して3連にして、空きコンセントを無しにした。
音は、プラセボなのかどうなのか分からないけど、前よりいい感じかな。ほんとかな。
でもね、本当はAC電源経路も、プラグなんか使わずにケーブルをハンダ付けしてしまう方が音は良くなるだろうと思うのだ。流石にやらないけど。
構成図の中でちょっと変わったのが、古い方のmpdサーバーで820G2。
以前はサンプリング周波数の設定を固定していなかった。
テスト用という位置付けの機械で、今でもそういう役割はあるのだけど、これを普段は基本的に44.1/32に固定した。
アップサンプリング無しだ。
32bitの設定なのは、16のままだと受け付けないDACがあるからだ。ここは変えてもビットパーフェクトで伝送される。
こうしたことの理由は、まずDVDドライブからCDを聴くのに、アップサンプリング設定が掛かっていると音が飛ぶことが分かったから。データを取り込み処理するのが間に合わないのだと思われる。これは、うちの2台のmpdサーバーどちらでも同じだった。つまり、新旧性能は関係が無さそうだ。
もうひとつの理由は、MQAを聴くのにビットパーフェクト出力が必要だから。
そういうわけで、所謂ロスレスで固定することにした。テストで必要な時には以前のように設定を書き換えて使う。
ロスレスの音はどうか、というと、侮れない音がする。
以前は、SRCのアップサンプリングと比べたら聴き劣りすると思っていたけど、今や、案外そうでもない。底上げされたんじゃないかと思う。
LANの経路図はこんな感じ。
空き端子への対策も書き込んである。
最初はオープンピンばかりだったが、自作ターミネーターにほとんどが駆逐され、自作ターミネーターは6箇所がLANmuteに置き換えられた。
それぞれに音の傾向があり、使用する数が偏り過ぎたら音にも偏りが生じる印象がある。たぶん、全てLANmuteに置き換えたら、LANmuteの傾向が聴こえるのではないかと思う。
かないまる氏は副作用はないと書かれていたが、僕の印象は、想像以上に固有の傾向があるというものだ。使ったほうが圧倒的に良いけど、音の傾向には注意して、もしも必要なら対策を打つ必要が生じるかもしれない。同じタイプばかり使わず複数のタイプを混在させるとか、いっそSFPを使った接続にするとか。
LANmuteだけど、抜け防止ピンをカットしたら音がどう変わるかというのも気になるところ。今のところ切っていない。
自作使用を通じての経験だと、カットしたほうが音が良くなる。しかし、製品の改造はちょっと勇気が要る。11月までは新規購入が出来ないし。そのうち気が向いたら切ってみるかもしれない。
しかし、なんだか音が落ち着いているので、当面は現状から大きく弄ることはないような気がする。のんびりやる。
Oct 05, 2025
Spotifyに付いて少しと、もう終わるかと思ってもまだ続くLANポート周辺
9月、Spotifyがロスレスになった。
しかし、現状は限定的だ。
うちのシステム、Daphile(Lyrion Music Server)のSpotifyプラグインは、ロスレス対応していない。
というか、Spotifyのほうでロスレス配信先を限定しているのかな。
以下引用。
https://support.spotify.com/jp/article/lossless-audio-quality/
ロスレス音質
対象:プレミアムプラン(中略)
対応デバイス
9.0.58以降のモバイルアプリ
1.2.67以降のデスクトップアプリ
他社製の一部のデバイス(中略)
ロスレスで聴けない場合、以下のような原因が考えられます。
お使いのデバイスがロスレスに対応していない
音質設定がロスレスに設定されていない
インターネット接続が弱い
ロスレスで再生できないコンテンツである(以下略)
ということで、DaphileへのSpotifyの配信は今のところ、320kbpsのmp3音質となる。
まあ、仕方ない。
うちのオーディオ機材でSpotifyをロスレスで再生できるのはWiiM Miniだ。
2LレーベルなどのMQA音源も、ボリュームを100%にしておけばMQAとして伝送される。
LANについては、これで一段落と思っていたら、タイムリーというのか、トップウイングからRJ-45空きポート用の対策グッズが販売になった。
https://www.phileweb.com/news/audio/202509/22/26879.html
トップウイング、空きLAN端子に付けるノイズ混入防止アクセサリー「LANmute」 - PHILE WEB
https://www.youtube.com/watch?v=TOgMESc-FZ4
LANmute、DC Au Cable、Silent Fidelity SFP対策版 | 土方久明のオーディオ最先端 第39回 - YouTube
3個で8千8百円。1個で3千円を切る。
これは、安い。僕ならそんな値段で売らない。25個ちまちま作った自分としては労働に見合わない。3千円はありがたい値付けで、しかもシールド付きだ。
しかし3✕8で24個購入したら7万円程にもなる。お金が余るほどある人なら全然痛くないだろうけど、うちでは全てを自作ターミネーターと置き換えるというのはきついな。
そうは言うものの、少しは購入して、挿し替えて聴き比べてみたい。そのうちだ。
といいつつ、本家サイトで買おうとしたら既に11月まで入荷しないという。仕方ないのでアマゾンの逸品館で2セット注文した。
LANmute、6個来たので、下流サーバーの5個と、経路の途中のハブの1個を自作LANターミネーターと交換してみる。
いや、LANmuteのほうがいいような。
音がいい意味で軽くなる。
考えてみたら、うちの自作ターミネーターはパテ詰めして固めて重いので、音も重く固めになるきらいがあるのかもしれない。LANmuteは小さい形状で振動を拾いにくい気がするし、工作の精度かシールド効果か、自作使用時より更に雑味が減って見通しが良くなる。
LANmute、もう少し追加しようかな。スペアがあっても邪魔にはならんし、今のままでも良いけど追加したら更に良くなるかもしれんし。
物事は落ち着いて取り組まないと禄なことにはならんよな。
しかし追加は入手しよう。
今、確認したら、Amazonの逸品館も11月まで入荷が来ないようだ。まあ、たぶん買う人多いわな。
RJ-45ポートは振動の問題に加えてアンテナとして動作する作用もあると、トップウイングでは解説されている。
やはりSFPポートのほうがオーディオ用途には優れているということらしい。
うちではどうするか。
全てをSFP系で接続すると費用が馬鹿にならない。
あちこちに使っているスイッチングハブを減らして、空きポートを減らさないといいけない。
そういうわけで、試しに減らせそうなハブを一つ外してみたら、音が弱くなる。生命感が落ちる。伝送経路をシンプルにしてみようとLANケーブルの接続場所を変えたら、音が僅かに濁る。
なにしろ、一筋縄にはいかない。
空きポート対策をここまで打っても、ケーブルの接続場所で音が変わる。そして、現状がベストかどうかも不明なままだ。
ハブはノイズ源であると同時に、信号を強化する装置でもある。
SFPのほうが、そういう機械の特性に因る心配は少ないのかな。どうなんだろうね。
ハブは少ないに越したことはないのだろう。
空きポートが少ないほうが対策するに良いし、SFPへの移行もしやすい。あれこれ試行錯誤する要素が少ないほうが、圧倒的に楽な筈だ。
しかし、現状、減らすのは簡単ではない。
クオリティを維持しながらというのでは、あまりにも手がかかる。
今からやるなら、結果はどうなるか考えず交換して、そこから再構築する気でやる、という感じになるかと。
ちょっとしたギャンブルだし、手間やコストがかかりすぎる気がするので、SFPについては当面は様子を見ることにした。
さて、ここにきて、うちのシステムには運用上の問題が生じている。
というのは、うちでは今まで、音量調整はmpdのデジタルボリュームで行っていた。
デジタルボリュームを100%にしたら、音が大きくなりすぎるからアンプのボリュームをかなり絞らないといけない。
アンプのボリュームを絞ると、若干だが音が曇るような感触があり、それに比べたら、アンプのボリュームを上げてデジタル出力を下げたほうが音が良いと感じて、そうしてきた。デジタルボリュームを絞って音の変化が無いかと言われたら僅かな違いはあると感じたが、それでもアンプのボリュームを絞るのに比べたら変化が少なかった。
一般的には、ビット落ちとかビットパーフェクトとかの問題があってデジタルボリューム100%がいいと言うが、うちではlibsamplerateで384/32にアップサンプリングするので44.1/16のデータにデジタルボリュームを使うのとは様相が違ってくる。だからデジタルボリューム優位なのかな、と思っていた。検証したことはないけど。
それが、どうやら逆転した。
デジタル出力を100%にして、アンプのボリュームを絞ったほうが、良くなったみたいなのだ。
これは、どう考えたらいいのか。
うちのシステムは、デジタル信号の違いに以前より鋭敏に反応するようになった、ということではあるのだろう。実際、音源の音質差に因る再生音の違いは以前よりも大きく感じる。同じように、デジタルボリュームを絞った音と100%にした音でも聴感上の差異が以前よりも大きく感じられる。音楽の生命感の差異、僅かな濁りの差異として現れる。
原因は、以前はジッターによって隠されていたデジタルボリュームの弊害が、聴き取れる形で現れた、ということだろうか。どうなんだろう。
それにしても、アナログボリュームを絞ったときの弊害は、どこにいったのか。
これで思い当たるのは、最近は以前よりも再生音の音量が大きいこと。ついつい、大きくして聴いてしまっているのだ。つまり、アナログボリュームを絞る弊害が、いつのまにか以前よりも少なくなっている可能性がある。それぐらいしか、思い付かない。
しかし、差異は少ないと言えば少ない、かな。
無視してもいいかな。
もしもデジタルボリューム100%に固定するとしたら、Brooklyn Ampの運用が困難になる。ボリューム調整を担う機器が必要になる。SM-SX100のRCAライン出力を使うことが出来るかもしれないが、Brooklyn AmpのRCA入力は、若干弱い。XLRで使いたい。SM-SX100にとっては荷物だろうし。
まあ、SM-SX100はデジタル100%固定でアンプのボリュームを使って、Brooklyn Ampにはデジタルボリュームを使うというのもありなのか。
そんなこんなで、いろいろ収まりがつかないが、引き続きあれこれやっていく。
Sep 22, 2025
オープンピンとターミネーターとWiFi AP
まだLANとターミネーターの話が続く。
この分野は今まで手を付けてなかったのが悔やまれるぐらい音の変化が大きい。
今回は、NAS音源とストリーミング音源の比較の話だ。
以下、LANの経路を表にしてみる。信号の流れは左から右へ。
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NAS QNAP HS-264 ターミネーター使用 |
スイッチングハブ Buffalo LSW4-GT-8NS パテ詰めオープンピン x4 使用 |
スイッチングハブ NETGEAR GS108v4 パテ詰めオープンピン x2 使用 |
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ストリーミングサーバー hp ProBook 430 G5 Daphile ターミネーター使用 |
Wi-Fi AP Aterm WG1600HP3 オープンピン x4 使用 |
スイッチングハブ NETGEAR GS108v4 パテ詰めオープンピン x2 使用 |
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ターミネーターは全てパテ詰めしている。
HS-264にはもともと2つのLAN端子があり1つだけ使っている。ストリーミングサーバーはWiFiで繫いでいるので有線LAN端子は空いている。そういうわけで、両方にターミネーターを挿している。
さて、工程上の都合で間に合わなくて、DaphileのアクセスポイントになっているAtermWG1600HP3に挿しているオープンピンは、パテなしのオープンピンになっていた。
これを替えたら、Daphileの音がどう変わるかということだ。
まず、パテなしのオープンピンを挿した状態で聴いてみる。
ひとつめの音源は、ブーレーズの木こり王子。
トラック1のピッキング音は、NASのほうが、Daphileよりも明瞭に鳴る。しかしDaphileのほうが、全体的には音色が溶け合うような甘く優しい雰囲気がある。ピッキング音は消えているわけではなく、むしろNASの音のほうが硬い印象。
次の音源は、Royal Concertgebouw Orchestraの、Debussy, Dutilleux & Ravel (Live) のトラック11、Ravel: La Valse, M. 72: I. Mouvement de valse viennoise。
冒頭、低音の音程が聴き取れるかなんだけど、これはNASとDaphile、同等だ。全体の音色はDaphileのほうがいいような気がする。やはりNASのほうが硬い。
3つ目、Walter Tilgnerの小鳥。
ともに正中上だが、最初数秒はやや右寄り、そこから正中に移動する。全体的な音場はDaphileのほうが広い。
WG1600HP3のパテなしオープンピンを外してみる。
木こり王子は、なんとなく静かになる。良い意味ではなく、音の主張がない。ピッキング音はNASと同等。オーケストラの音はやや硬い。
Ravel: La Valse、低域の音程がゆるくなる。全体的なオーケストラの再生音も、やや混濁気味というか締まらない。音色が溶け合って心地良いというのとは違って音の濁りとして感じられる。
Walter Tilgnerの小鳥自体は、NASと区別がつきにくい。しかし全体的に生命感に欠ける。
WG1600HP3にパテ詰めオープンピンを挿す。
木こり王子、静かに始まるが存在感はある。ピッキング音は、若干、他の音に埋もれがちに聴こえる。しかし消えているわけではなく、オーケストラとしての音はNASよりも心地よく聴こえる。
Ravel: La Valse、低音の音程が戻る。オーケストラも音色が溶け合って心地良い。溶け合うが混濁しない。
Walter Tilgnerの小鳥、小鳥自体はNASと区別がつきにくいが、音場はDaphileのほうが広い。パテなしオープンピンを使っているときよりも奥行きがある。
全体的にいい音だと思う。
こういった結果だった。
音が良い順番に、Daphile(パテ詰めオープンピン使用時)、Daphile(パテなしオープンピン使用)、NAS 、Daphile(オープンピンなし)。
WiFi APの状況によってNAS音源の音も変化があったかもしれないのだけど、そこの比較まではしていない。
とりあえず、オーディオデータが通るWiFi APに空いているLAN端子があったら、そこへの対策は軽々しく考えないほうがいいということが分かる。
以前は、NASのほうがストリーミング音源よりも音が良かった。
いつ頃までそうだったっけと確認してみたら、今年2月末頃までだ。当時、LMSサーバーがつながっていたスイッチングハブ(LSW4-GT-8NS)に銅メッシュによるノイズ対策を打つことで、ストリーミング音源の明確な音質向上があった。その結果、NASよりストリーミングのほうが音が良くなったのだ。
そして5月頃に、そのスイッチングハブにNASを持ってくることで、NAS音源の音質に改善が得られてNASとストリーミングの差はほぼ無くなっていた。
それが再び、ストリーミングのほうが良くなった。
LMSサーバーが、LSW4-GT-8NSの許から、WiFi APであるWG1600HP3の処に移動することによって。
差異が少ないなら気にしないが、無視し難い程の差異があるので、なんとかしないといけない。
しかし、なんでこんな差があるのかね。
LSW4-GT-8NSの問題なのかな。
ここで、このハブの筐体の上に振動対策のつもりで石のボードやら本やらを載せたままになっているのに気付いた。
ストリーミング音源の経路には、これがない。
これが悪いのかな。
石のボードを外してみたら、NASの音に生命感が戻ってきた。
石をハブの下に敷く。こっちの方が良さそうだ。ストリーミングと比較して、ほぼ同等じゃないかな。
次に何が出来るか。
ターミネーターを増やしてみる。
上の表に出ているオープンピン12個を、ターミネーターに変えてみる。
順次、替えていって評価するつもりだったけど、とりあえず面倒になったので全部入れ替えた。
音は良くなってる。
結果、ストリーミングのほうが、音の抜けがいい?ような気がする。
NASのLANケーブルを変えてみる。といってもオーディオ用ではない一般的なものだ。長過ぎて巻いているケーブルを適切な長さに変えるとか、細かいところを変えていく。シースが硬くないケーブルのほうが良いような気がする。
若干、NASの音は改善した。
それでもストリーミングの音の方がやや雑味が少ないような気がするが、、、音がおとなしいだけなのかな。どうなんだろう。
さて、ここで、DaphileはNASをマウント出来ることに思い至る。
mpdサーバーにマウントするのと、どちらがいいのだろう。
しかし、音声データの伝送経路が、NAS、有線LAN、AP、WiFi、Daphile、WiFi、AP、有線LAN、MPDサーバーと、不必要?に長くなる。それに、NASに積んでいるデータ量が多すぎるとDaphileへの負担が大きい。
やってみないと良いか悪いか、分からない。
やってみたら、音の違いは分からない。
これは4年前、Daphileを使い始めた頃にも聴き比べたことがあって、当時もほとんど区別がつかないという結論だった。たぶん、今の方が区別できない。
NASをDaphileにマウントしてみたら、Deezerの音が出なくなった。
Deezerの音が出なくなる理由はいつも不明なんだけど、今回はNASのマウントを外して暫くしたら出るようになった。NASマウントの負担が大きいのかどうかはわからない。
ともあれ、DaphileからNASをアンマウントした状態で、Deezerの音は穏やかに聴こえる。
その一方で、NASからmpdに送る音は強く聴こえる。
どちらが良質かは、判断が難しい。
好みの問題レベルかもしれないが、弦を弾く音やパーカッションの音は、NASの鳴り方の方が好ましく感じる。Deezerの音は僅かだが弱々しく聴こえる。優しい音ではあるのだけど。NASのほうは全体的に刺激的な傾向がある。
Deezerの音声データの経路になるAterm WG1600HP3は、LANポートからコネクタを弾き出す力が強いので、養生テープを貼ってLANターミネーターを固定している。
このテープを取ってみたらどうなるだろう。
Deezerの音は、強くなった。
NASの音との差異が分からなくなった。
さあ、どうしようか。
ともあれターミネーターは、このままでは何時抜けて床とかに転がるか分からない。
WG1600HP3のターミネーターを、抜け防止ピン付きに挿し替えてみる(ONUに使っている2本と合わせて6本がピン付きということになる)。
意外に、音の変化は少なく、区別がつかない。
抜け防止ピンの有無は、パテ詰めターミネーターの場合、パテなしのとき程には影響しないのかもしれない。
しかし、どうしようか。
養生テープは、ターミネーターの振動を抑えてなのかどうなのか、音に影響を与えているようだ。
無駄な振動を排除するためにテープを貼るべきなのか。
しかし逆に、テープの物理特性が音に影響を与えている可能性もある。
音を聴いて、暫し考えた末、当面は抜け防止ピン付きのターミネーターを採用し養生テープ無しでいくことにした。
数えてみたら、なんやかんやで25本、LANターミネーターを作ったことになる。200本の抵抗をハンダ付けした。最後の頃には始めた頃よりも手際が良くなったと思うが、それでも結構な作業だった。もう、そうそうたびたびはしたくないと思う。
Sep 15, 2025
LANターミネーター自作にあたり注意喚起
あんまりないことだと思うけど注意喚起。
LANターミネーターを自作中、問題がある端子に気付いた。
矢印が刺している場所、左から2番目の青いケーブルがあるところ、LANコネクタの金属接点(名称が分からん。コンタクトピンとかコンタクトブレードとかいうらしい?)が欠損しているのが分かるだろうか。
他のケーブルの先には金属接点があるが、左から2番目にはない。
接点がないということは、たぶんターミネーターとして機能しない。
なんで気付いたか、今となっては覚えていない。たぶん、ふと見て気付いたのだ。
何10個か残っているLANコネクタが入っている袋の中を探してみたが、外れた接点は見つからなかった。
多分、何年も前に、出荷された時点で欠損していたのだろうと思う。
幸い、既に作成済みの他のターミネーターやオープンピンには、こういうのはなかった。
自作キットの大量のコネクタの中にこういう初期不良品が紛れ込んでいる可能性があるということなので、作る前に目視でも確認しておくほうが無難だと思った。
以上、注意喚起まで。
Sep 07, 2025
更にオープンピンやターミネーターなどについて
前々回のエントリーから、かないまる氏提案のオープンピンとターミネーター、まだ続く。
http://kanaimaru.sakura.ne.jp/NWA840/005.htm
ちょっと問題がある音源が出てきた。
The Who / Quadrophenia の、The Rockという曲。
曲開始の数秒後に金属箔の鳩の群れが飛び立つような音像イメージがあるんだけど、飛ばない。曲の最後に雷が鳴るのだけど、これが上空に広がらない。
Walter Tilgnerの音源の小鳥は問題ない。
長岡鉄男の自衛隊もなんとかF4は飛ぶ。
だけど、Quadropheniaは、どうも上下が出ないのだ。手が回ってないだけで、他にも影響が出ている音源はあるかも知れない。
前々回のエントリーでは、オープンピンに付いている抜け防止ピンを切除していなかった。
かないまる氏は切除を推奨している。
これがないと、手に持った時にどっちが上か先か、分かりにくいんだよね。
しかし、そうも言ってはいられない。切ったら変わるだろうか。
PPAP Back-Endに刺している2つのオープンピンで切ってみる。なんとなくだが悪くない。
25ピン全て切ってみる。ついでにONUのターミネーターのも切る。
Quadrophenia、鳩はわずかに飛ぶかな、雷もわずかに上がる。しかし、以前に比べたらまだまだ足りない。
音色は、残っていた滲みが取れたような音になった。
すっきりして写実的。やや地味なようにも思う。テンション、立ち上がりが弱いのかな。若干、音量が下がったかのように感じる。
いろいろ聴いていくと、決して悪くはない気はするんだけど。
思い返すと抜け防止ピンが付いていたときの音は立ち上がりが明瞭でくっきりしていたが、テンションが強すぎたかな。
実際のところ、いろんな音源が、すごくいい感じで鳴るような。
いろいろ聴くうち、地味とかあまり思わなくなった。
しかし Quadrophenia、どうしてやろうか。
さて、抜け防止ピンを切ってみて気付いたが、LAN端子はケーブルが外れる方向にテンションがかかるようになっているらしい。つまり、抜け防止ピンがなかったら、留まってくれずに外れる場合が出てきた。
ONUのPR-500MI、LAN端子にターミネーターを挿しても押し出されて抜ける。飛び出してくる。
これは想定外だった。
気付いて抜け防止ピンを切らずに1本だけ残ったターミネーターをONUに刺しておく。空き端子がひとつ、できてしまった。
そういうことで気になるのは、だったら他の端子でも抜けやすくなっているかも知れない。
抜けたり緩んだりするのをチェックしないといけないんだろうか。音も変わるかもしれない。これは当面、様子見だ。
さて、そういうわけで、ターミネーターを作る。
実は、材料は既に届いている。さすがに25本は作らないと思うが。
出来た1本をONUに挿す。これでONUの空き端子は埋めた。
ターミネーターは、1本作るのに1時間ほどもかかる。いや、これは久しぶりに作ったが、やはり大変だ。
作る手順を考え直したほうが良いだろう。
今までは、端子にケーブルを付けてから、ケーブルに抵抗をハンダ付けしていた。
考えてみたら、ケーブルに抵抗をハンダ付けしてから、端子にケーブルを付ける工程を踏んだほうが、ずっと楽なはずだ。なんで今まで思い付かなかったんだろう。
それはともかく、新しく作ったターミネーター2本をPPAP Back-Endに挿してみる。
パテ詰めオープンピンと交換だ。
一気に音のテンションが上がる。
Tilgnerの小鳥が中央から右に寄る。
1個、オープンピンに戻してみたら、やや落ち着いた。2個戻すと、いよいよ落ち着く。
両者の違いは、ターミネイトしているかどうか以外には、パテを詰めているかどうかと、抜け防止のピンが付いているかどうかだ。
ターミネーターから抜け防止ピンを切り取って、挿してみた。
いや、違うものだな、、、音は落ち着いた。小鳥の定位も中央のままだ。
しかしこうなると、パテ詰めオープンピンとの区別がつきにくい。
いや、音場が広い、かな。
Walter Tilgner の小鳥の音源CDの6トラック目、鴉とキツツキと小鳥のコラボがあるのだけど、広がってる気がする。
7トラック目、雷が上の方まで行ってるかな。でも、奥行きは、浅いかな。どうなんだろう。
オープンピンを使って以降、少し音場が狭くなった?と感じていた。それを取り戻している気がする。しかしどうかな、あんまり変わらんな。
ブーレーズの木こり王子のピッキング音は、抜け防止ピンがあるよりは、ない方がいい。ない方が濁りがなくきれいに聴こえる。
かないまる氏が言ったとおり、あったら音の品位は下がるようだ。
こうなると、機器間を繋いでいるLANケーブルはどうなんだろうという気持ちが生じてくるが、これはちょっと抜け防止ピンを切り取る気になれない。そのままで様子をみる。
LANケーブルといえばテレガートナーのLAN端子がいいと言われている。全体的に堅牢そうな造りだけど、抜け防止ピンが振動しにくい構造になっているのも良いのかもしれない。
さて、PPAP Back-Endとその近傍のスイッチングハブ1台、合計5つの空き端子でピンをあれこれやってみた結果は、ターミネーター(抜け防止ピン付き)よりも、パテ埋めオープンピンとターミネーター(抜け防止ピン無し)の方が良くて、後者2つは区別がつきにくい。
うちでは、電気的なこともあるのだろうけど、それより物理振動対策の方が改善作用が大きそうだ。
ONUに挿していたターミネーターは抜け防止ピン付きなので、比較したら良くないはずだ。
パテ埋めオープンピンに替えて養生テープで固定した。
これで抜けないかと思ったが、テープが剥がれた。プラグを押し出す力のほうが相当強いようだ。
ここは、抜け防止ピン付きのターミネーターで対応することにした。もともとそれでも効果はあったのだし。
あと無線LANルーター2台は、ONUほどではないけど抜けやすそうなことが分かった。これは養生テープを貼って対策した。
ここまでの経緯から、空きLAN端子以外にも物理的振動への対策をすることにした。
まずは、PPAP Back-Endとハブの筐体の上に本を数冊積んでみた。オーディオ初心者向けの古典的な振動対策だ。
なんとなくいい感じだ。
あちこちのスイッチングハブの上に、今更だけど、文庫本を積んでいく。
これがいい感じに効いてくる。Walter Tilgner音源の1トラック目の小鳥はより高く、3トラック目でバタバタ騒いでいる鳥の動く範囲が以前よりも広がった。音場が広がっている。そういう変化があるとは。
だけど、どことなく「本」だなあという音だ。パルプなイメージというか、柔らかい。ぺたっとした感じというか。悪くはないんだけど、質素で控えめで穏やか、主張が少ない音だ。古民家だと邪魔にならずに似合いそうだ。
そういうわけで、ハブやサーバーの振動対策として、薄手のゴムシートに石材系のボードをウェイトにして組み合わせてみることにした。Amazonで手頃な御影石平板15mm厚を入手。これを0.5mm厚のゴムシート片6つを介して、サーバーやスイッチングハブに乗せていった。
広がった音場は維持しているようだ。
音色はどうなったかというと、石っぽい音になった。まあ、当たり前か。
楽器だとそこまでじゃないけど、ボーカルがかなりつらい。やはり硬いのだ。
ここで、PPAP Back-Endとその近傍スイッチングハブに挿していたターミネーター(抜け防止ピン無し)5本を、パテ詰めオープンピンに替えてみると、ボーカルの柔らかさが戻ってきた。しかし、それだけでいいのか感がある音だ。
どうも、塩梅の調整が難しい。
本ばっかりにしても駄目だし、石ばっかりにしても駄目だ。
まあ、もともとオーディオってそういうもんだ。
さてここで、あれしたりこれしたりで目まぐるしいが、ターミネーターにエポキシパテを詰めてみた。
前述のPPAP Back-Endとその近傍スイッチングハブ、5本のパテ詰めオープンピンを、パテ詰めターミネーターに替えてみた。
いや、ターミネーター、化けた。
色合い、バランスが良い。ボーカルもすごく自然になった。
音の透過性、ダイナミズムが数段階アップしたような鳴り方をする。音楽そのものの表情が見える気がする。音楽のエネルギー自体が自己主張してくるような再生音だ。
評価には時間を掛けないといけないけど、これなら半年の迷走が報われる感じかな。
しかし、状況的には未だに迷走中なんだけどな。
とりあえず、少しずつパテ詰めターミネーターは増やしていくつもりだ。
手間がかかるのですぐには増えないが。
Quadrophenia の雷は、多少は上に昇っている。以前に比べたら半分ぐらいだけど。
他の音源で、以前は上方に音場があったのが、以前ほどには上がらないと感じるケースが他にいくつか出てきた。どうしたら直るのかこうなってくると分からないけど、まあ、ぼちぼちやっていこう。
Aug 24, 2025
上流サーバーとネットワークの音質の調整(LAN端子にオープンピンを使ってみた)8月26日追記
最近は、2つの案件があった。
1つは、LMSサーバーとして使っていたMac mini 2010が文鎮化した。これはまだ手が付いていないので、そのうち別エントリーで。
もう1つが上流サーバー周りの調整だ。これには時間がかかった。
上流サーバー周りの調整ということだけど、これも7月末からの経過になる。
BY50Sに上流サーバーを繋いだ。
自作ACノイズフィルター2個を追加使用している。
これは、考えてみたら今まで詳細を書いてなかったんだけど、詳細なんてないような簡素なものだ。ホームセンターで売っているACプラグにケーブルの代わりに0.47μFのキャパシタを繋いだだけのものである。
一応、下記のエントリーに参考にしたサイトなどをメモしているが、参考にしてこれなのかという意味で、申し訳ない感じである。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20170705a.htm
一応、早々だけど追記する。
AC100Vにコンデンサーをかますのはリスクを伴うので自己責任で行うことになる。250VAC以上の耐圧が必要だ。
最初は音の感触が太すぎた。
ある意味、聴きやすくはあるのだけど、音の訴求性が以前に比べて著しく低い。ほっといていい音、という感じで鳴る。
手を入れることが出来るところから入れていく。
ACノイズフィルターを更に追加。
BY50Sに3個使って空きコンセントを埋めた。コーナータップには1個(電源タップは、多少の試行錯誤の結果、コーナータップ4連つなぎが比較的いいことが分かった)。
音は良くなった。しかし例えば、この音源。
A Basket of Wild Strawberries -a selection of keyboard jewels by Jean-Philippe Rameau - Tzmon Barto
https://www.discogs.com/ja/release/4952526
1曲目。
以前は、心の底から聴こえてくるような鬼気迫る演奏だったのに、すごく甘っちょろくて表層的な表現のように聞こえる音になっている。聴いているとなんだか段々苛々してきて、ピアノに近づいて蹴り上げて「めそめそしてんじゃねえよ!浸ってねえでさっさと家に帰れ!」と怒鳴りつけたくなるような聴こえ方なのだ。
何がいけないのだろう。
音質は悪くないような、むしろ良いような気がする。他も聴いて良くなったと感じる音源が殆どだ。
薔薇のような、あるいは蒲公英のような、そんな音がする。でも僕が聴きたいのは、ダイアモンド、あるいは黒曜石のような、そんな音なんだけど。
ここで問題が発覚。
ブーレーズのかかし王子のイントロダクションで、弦のピッキング音が聞こえなくなっているのに気付いた。
Boulez Conducts Bartók, New York Philharmonic – The Wooden Prince
https://www.discogs.com/release/11567699
どうなってるんだこれは?とよくよく聴くと、左右スピーカーの外側で、アナログレコードのノイズのようなのがブチ、ブチ、と鳴っているのに気付いた。
これは、ダメでしょう。どうしよう。
かないまる氏設計のLANターミネーター、うちでは1000base-T用のを3本使用している。
過去のエントリーに書いている。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20171022a.htm
当時、3本作って息切れしたということだ。
これを上流サーバー周りにも追加を考えたのだけど、作る暇がない。
かないまる氏は、ターミネーター以外にオープンピンというのも提案されている。
http://kanaimaru.sakura.ne.jp/NWA840/005.htm
今回、これを試してみた。
かないまる氏は樹脂でコーティングされた端子を推奨しているが、そういう材料は手元にない。
10年程前に購入したLANケーブル自作キットで大量に余っているLAN端子を使うことにした。
変換名人LANケーブル作成セット
https://www.amazon.co.jp/dp/B002P2RMSO
加工前の端子のままだとLAN端子に挿せない。工具で加工すると、挿せるようになる。
当初は端子にケーブルが付いてないといけないと思い込んでいたが、ケーブルなしでも問題ないようだ(音質の差異がある可能性はあるが、確認していない)。ケーブルなしでいいなら殆ど加工の手間がない。工具で端子の金属接点?を押し込むだけでいい。
むき出しのプラスチックの端子そのままだが、とりあえず上流サーバー周りに使ってみた。
なんと、ブーレーズのプチプチノイズが左右スピーカーの間に収まって、弦楽器のピッキングだと言えばピッキングに聞こえる音になった。
追加を作って、うちのネットワークの空いているLAN端子を全部埋めた。25個になった。
音色の根っこがしっかりするような効果がある。雑味や余計なにじみが取れる。
これは不思議な効き方で、空き端子を全て埋めて、数個を外すと外したなりに僅かに音が劣化するのが何となく分かるような?気がするので、結局は空き端子は全て埋めて使うことになる。
結果、花のようでも石のようでもなく、透明な空気のように明瞭できれいな音だ。これでいいんじゃないかな、という音が出る。
ブーレーズもツィモン・バルトも、以前より明らかに良くなった。
BY50Sを上流サーバーに追加した前後、オープンピンを導入した前後、其々、音が大きく変化している。
特にブーレーズのかかし王子では、ピッキング音の音色と定位が明らかに変わっている。他の音源の多くで聴こえ方が良くなったかのように思われた状況でも、寧ろ大きく悪化したのには戸惑った。
BY50Sを追加する前は、問題ない範囲に聞こえていた。ただ、サーバーの配置換えを始める前、つまり去年までのようには、きれいに聴こえないと感じていた。それでも大きな問題としなかったのは、他の音源ではそこまで大きな問題になっていなかったらということがある。試行錯誤の過程だったということもある。
BY50Sを追加して、ピッキング音の定位が大きく変わった。位相に影響が出ているということになる。
オープンピンを使って、音色も定位も改善した。
記憶の中の去年の音は、今よりも瑞々しかった。しかし、今のほうが、音数が多く明瞭に且つ自然に聴こえる。それはオーケストラの他の楽器群も同様だ。
オープンピンは予想以上の効果があったということだ。
しかし一体、どういう機序で作用しているのだろうか。
問題にするとしたら、やや硬く聞こえることか。
オープンピンにパテを詰めてみた。何年か前に買ったもので今は生産終了している。
エポキシ系パテ エポレジン・プロERP600
https://www.beatsonic.co.jp/accessories/erp600.php
音は変わるか。ちょっとだけ硬さが減ってしなやかになった印象。
こういう言い方が正しいかどうかわからないが、非常にモニター的な印象の音だと感じる。そこで、PPAP Back-Endの空き端子に刺していたオープンピン2本を抜いてみた。なんだか少し、ウェットになる。
少しぐらい味付けがあったほうが耳に残りやすいのだろうか。どうなんだろう。
Back-Endに刺していたのは、ケーブル端を刺しているタイプで、パテを詰めていないものだった。
そこで、Back-Endにパテ使用タイプのオープンピンを使ってみたら、なんだか、悪くない。他のオーディオ関連の機械についても、近くにケーブル端付きオープンピンが刺さっていたら全てパテ使用タイプに入れ替えてみた。ケーブル端付きタイプはオーディオデータの経路から離れた場所で使う。
こうしたところ、非常にモニター的と感じられていた音色の硬さが、取れてしまった。
なるほど、なんでもやってみるものだ。
上流サーバーとネットワークは、概ね一段落したと思っていいのだろうか。
これで漸くLMSサーバーに手を付けられる。
些事ながら26日、追記。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20250216a.htm
上記、2月のエントリーに挙げたWalter Tilgnerの音源、1トラック目の鳥の定位だけど、ここに来て左右スピーカーのほぼ正中上に定位した。
WiiM miniの勝ち。
うーん、、、なんつうか、なにがどうなるか、分からんな。いろいろやって検証するしかないんだろうなあ。
遅くなりましたが、この場でかないまる氏に感謝と哀悼の意を表します。ありがとうございました。
Apr 20, 2025
オーディオ状況報告(2025.04.20.)
いろいろと気忙しい。なんだかなだ。
前回のエントリーで、GS105EによるVLANについて書いた。
実際の所、有り無しどちらがいいのか。
VLANを導入する前の、図6-2の配置(LAN ネットワークを見直してみた 6 http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20250309a.htm)に戻して聴いてみた。
図6-2の配置のほうが、かっちり、くっきりとした音で鳴らす。明瞭でしっかりした音で、見通しも良いかのような、分かりやすい鳴り方だ。
GS105EでVLANを入れると、一聴、音色がゆるく大人しくなり、これでいいのかな?と感じる。しかし、音色の表現の幅は広い。なんというのかな、音の鈍さが分かる鳴り方をするのだ。空気の重さというのか、どういうのか。
図6-2のだと、音がやや一面的に聞こえる。鳴り方の表現の幅が狭い。乾いた音になる傾向がある。白黒はっきりしているという感じで、これはこれで見通しがよいかのように感じるのだけど、黒く抜けているからSNが良いかのように聴こえるのだ。微細な響きが若干、毛羽立っている。そのせいで本当に細かい音色は聞こえにくくなっている。
GS105EでVLANありだと、響きの毛羽立ちが無くなり、隠れていたグラデーションが見えてくる。よくよく聴いたら、情報量はVLANを使ったほうが多いような気がする。
ちょっと気になるのは、どこまでが本当に「VLAN」の効果なのか、ということだ。
GS105Eを経由したから音が変わっているのかもしれない。
実際、GS105Eを経由するだけでも前述のような変化がある。階調、つながりがきれいに見える。こうした変化は、もしかしたらGS105Eの性格ではなく、ハブをカスケードする効果なのかもしれない。どちらなのか、厳密に確かめることは出来ていない。
そういう聴こえ方がVLANを使うことで増強される。
VLANのON、OFFで比べると、ONの方がスムーズな階調で、きれいに見えるという意味で、見通しが良い。より細やかな部分が見えるようになるので、そのぶん音楽の表情が豊かになるのだ。これは微細な違いだけど印象の違いは意外に大きい。
こうなってみて、リスニングで変わったこと。
以前に僕は、録音が良くない音源は意外に少ない、と書いていた。
しかし、ここにきて、録音の良し悪しによる聴こえ方への影響が、以前よりも大きくなってきた。というのは、音源によっては、収録されていて然るべき音の情報が収録されていない、と感じるようになった。
たぶん、音の階調がきれいに見えるぶん、階調がきれいに埋まってないように聴こえる音源は、欠落感を感じるのだと思う。
録音が良くない音源は、以前に思っていたよりは少なくない、ということになってきた。
善し悪しだ。
VLANについては、今のところ、このぐらいにしておく。
現在のシステムはこんな感じ。
前にあげたのが1月なのでちょっと早いけど、随分変化があったので。
LANに手を入れて、上流の配置があれこれ変わっている。
スイッチングハブの機種や配置をいろいろ変えているけど、それよりもハブの機体自体へのノイズ対策(銅メッシュの組み込み)による改善が大きかった。つまり、スイッチングハブという機械単体だけでもデジタルオーディオへの影響は非常に大きい。オーディオ用のハブにニーズがあるのも宜なるかなだ。
LANの扱いは未だ発展途上と言っていいだろう。現状でも音は充分良いような気がするが、課題は積み残したままなので、様子を見ながらぼちぼちやっていく。
あれこれやる過程で、アンプの聴こえ方に影響があった。
Brooklyn Ampがいまいち冴えないような感じになったので、アップグレードを考えようかと思ってエミライのサイトに行ってみたら、基盤供給に難があるので当面は受付を中止とある。
https://www.mytekdigital.jp/contact/brooklyn-amp-upgrade/
その時は、しくったー!と思ったのだけど、その後、あれこれ続ける中で不満は解消してしまい、十分にいい音だと思うので、アップグレードはまた暫く見送り。
しかし、基盤がないって、世界情勢だろうか。
うちのシステムは、ノートPCをmpdサーバー兼UPnPレンダラー兼PPAP Frontとして運用している。
音声データを受信しmpdで処理して送信するのだけど、送受信を有線LANで行っている。
ノートPCには無線機能が付いている。
音声データ受信を無線で行い、有線でMiddle-Endに送信したら、スイッチングハブでVLAN設定とかしなくても、簡単にネットワークを分離できる筈。
しかしこれは以前に試して、upmpdcliが動かなくてあきらめている。
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20250103a.htm
あんまり記録らしい記録は取ってない。
ちょっとやってみて、そのまま放置しているのだ。
というか、読んでも実際に何をどうやっていたのか、よく分からない。備忘録失格な文章だ。
取りあえず、そのうちテストサーバー機と余っているラズパイを使って実験から始めてみるつもりだが、いつになるか分からない。余裕があるときに試みる。
Tiny Core Linux が v16.0 になり、カーネルが 6.12.11 になっていた。これはリアルタイムカーネルの安定版だ。
対象はx86、x86_64、RISC-V、ARM64、ということらしい。
http://tinycorelinux.net/welcome.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Linux_kernel_version_history
そういうわけで、PPAPサーバーを作り直さないといけない。
そのうちやる。
こういうのは、持てる技能が錆びつくのを防止するのに時々やったほうがいいのだ。面倒だけど。そのうちだ。
piCoreはというと、v15までリリースされている。1つのイメージで全部のバージョンに対応しているようだ。
http://tinycorelinux.net/15.x/armhf/
PPAP Back-EndのサブにRaspberry Piを使っていたんだけど、やはりいろいろ手をかけているapu2に比べたら音質は劣る。手を入れる余裕もなかなか無い。カーネルもそういう状況なので、今後どうするかは検討中。
Apr 10, 2025
LAN ネットワークを見直してみた 7-2(GS105EによるVLANの挙動について - 13日、追記)
前回のエントリーでこんなことを書いた。
オーディオ再生が途切れたら、Middle-Endへの道が切れる。mpdサーバーからのpingが通らなくなる。
GS105EのVLAN設定を解除したら、つながる。その後、再設定したら、つながったまま、音も出る。音を止めたら、そのうち、途切れる。
どうやら、DHCPサーバーからの経路がVLANで切れているので、IPアドレスをロストするのが原因ではないかと考えた。
Middle-EndはDHCPサーバーからアドレスを振っていたので、これを機会に固定した。
これで安定したらいいんだけど。
前回エントリーではこういう感じで、GS105Eの拡張ポートベースVLANというのを使ってLANを分離してみたら、音は悪くないけど途切れるというところまで。
Middle-EndでIPアドレスを固定しても、経路を見失うようだ。
いつ起きるか、予測は難しい。
DHCPサーバーから見えないからロストするのかな。スイッチングハブにMiddle-EndのMACアドレスの記憶はあるんじゃないかと思うのだけど、それもなくなるのだろうか。
追加の対策としてDHCPサーバー(ONU兼用)にMiddle-Endの固定IPアドレスを登録したが、変化なし。
オーディオで音を出そうとしてつながってないのに気付くのは癪なので、その前にMPDサーバーからMiddle-Endにpingを打って、つながってるかどうか確認するようになった。
しかし、それでも万全ではない。
音を鳴らしていて、突然に接続が切れることがある。確認したらpingが通っていない。
VLANの設定を解除したら音が出る。VLANを再設定する。何事もなかったかのように音は鳴り続ける。
どうなってるんだろう。
オーディオ再生、つまりデータ転送が途切れたら経路が途切れやすいとか、そういうわけではないのだ。関係なく途切れる。
VLAN設定解除後に、pingを打つでもmpdで音を出すでもいいようだが、信号を送ることで経路が再開通するらしい。その後、VLAN再設定したら開通した経路がしばらくは維持される。
VLAN設定解除して、比較的短時間、何もせず待ってからVLAN再設定したら、経路は閉じたままでpingも通らない。
数分以上(正確な時間はわからない)待ってVLAN再設定したら、経路は通じている。この場合、多分、DHCPサーバーがMiddle-Endを見付けてIPを確認しているのではないかと思う。
音を鳴らしている途中でも急に経路が閉じることがあるのだから、経路閉鎖にデータ伝送の有無は関係がない。
何かタイマーのようなものが何処かで設定されているか、経路を維持させる何かが欠損しているのか、なにか原因があるということなのだろう。
DHCPのリース期間の問題とかだろうか。
DHCPサーバのIPアドレスのリース期間設定の考え方 | TechNote
https://technote7.com/dhcpserver-iprerease/
それとも、これだろうか。
Keepalive - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Keepalive
パケット送信して経路を確認するという。TCPキープアライブはデフォルトでは無効ということだけど、どうなんだろう。
しかし、何が原因なのか、分かってない人が一人で考えても調べても、よくわからないものはわからないのだった。
VLANのON/OFFで、音の差は、少ないと言えば少ない。
最初はブラインドでは区別がつかないと思った。しかし切り替えながら聴いたら確かに違う。この音質に慣れたら戻れなくなるだろうという気がする。繊細な部分の表現が違うのは確かだからだ。差異を具体的に指摘しろと言われたら難しいが、音の心地よさという意味では、それなりの差異を感じる。ネットワーク分離せずに鳴らすと潰れる階調が、分離したらきれいに見えてくるというのか、そういう聴こえ方だ。
そんなわけで、適宜、オーディオを聴くときにpingでネットワークの開通を確認するようにして、様子を見ていた。面倒といえば面倒だが、処方箋が見つからないのでしかたがない。
そうこうするうち、GS105Eのファームウェアが古いせいかも知れないと思い至った。
昔だったら、Windows用の設定ユーティリティを使うのが簡単だったらしいんだけど、うちには自分用のWindows機は無いので、アップデートが面倒でそのままにしていた。今回、アップデートしようとしたら設定ユーティリティは古くてサポートが切れているので、tftpというのを使わないといけなくて、いよいよ面倒だった。
一応、手順をメモ。Version 1.3.0.3から1.6.0.15へのアップデートだ。
dnf -y install tftp-server tftp systemctl start tftp.socket sudo cp '/home/ab/Downloads/firmware/GS105Ev2_V1.6.0.15/GS105Ev2_V1.6.0.15.bin' /var/lib/tftpboot ls /var/lib/tftpboot sudo chmod 777 /var/lib/tftpboot/ systemctl status tftp.socket systemctl enable tftp.socket systemctl stop tftp.socket systemctl status firewalld systemctl stop firewalld systemctl start tftp.socket
コマンドだけで何書いてるかわからないかも知れないけど、備忘録なので、まあいいだろう。
tftpを普段使用のノートPC(Fedora OS)にインストールして、ファームウェアを落としてtftpから見えるようにして、ファイヤーウォールを止めて、tftpを動かして、それでウェブブラウザ上のGS105Eのインターフェイスからtftpで繋いでファームウェアをインストールできる。
いくつかサイトを参考にした。
3台あるGS105Eのうち1台はVersion 1.5.0.5からのアップデートで手順が違っていた。これはhttp経由、ウェブブラウザ上でできて簡単だったので省略。
アップデートで、明確な音の変化は感じ取れない。
さて、これで問題は解決するのかというと、解決しない。
やっぱり気付くとMiddle-Endへの経路が途絶している。
次に、省電力モードというのを止めてみた。
しかしこれ、Version 1.4.0.6から追加された機能らしいので、Version 1.3.0.3から続いている問題とは関係ないかも知れない。
そして、やはり関係ないのであった。
あとできるのは、ハードの故障確認のためLANポートの変更、ハブの変更。それから、Tiny Core、PPAP方式固有の問題を検討する、かな。後者はハードルが高い。面倒すぎるので多分そこまではしない。
まずポートを変更してみる。
GS105Eの5番ポートにつないでいたMiddle-Endに向かうLANケーブルを、1番ポートに移動。VLANの設定を組み直す。
これでどうだろう。
1日経って、やはり途切れる。
うちにはGS105Eが3台あるので他のに替えてみる。3台あるうち、生産された時期が新しめの機体にする(シリアル番号とか、出荷時にインストールされていたファームが新しかったことで分かる)。
結果は同じ。1日経って途切れる。
あれこれ繰り返すうちに24時間程で切れるのか?と思うようになった。
DHCPサーバーのリース時間設定が24時間になっている。
これを、試しに1時間にしてみる。1時間で接続が切れるかと思ったら、切れない。
関係ないのかな。
とりあえず様子を見る。
24時間後かどうか分からないが、だいたい1日経って途切れたな、と思ったら、1時間ぐらいしてまた途切れた。早い。24時間で切れるというのは、たまたまそう感じただけで、実際はそういうわけではないようだ。
拡張ポートベースVLANの説明を見直してみる。
https://www.netgear.jp/support/download/tips/unmangedplus_portvlan.pdf
この説明書のイラストで、共有されている8番ポートはインターネットにつながっているということに思い至る。つまり8番ポートの先にあるのはルーターだ。2つのネットワークがともにルーターにアクセスできているということになる。
うちのVLAN設定では、共有されているのはMPDサーバーのポートだ。
これらはインターネットにはつながっていないし、ルーターでもない。
ルーターは、うちでは2番ポートの先にあるONU兼DHCPサーバーだ。これはPPAP Middle-Endにはつながらない。
ということは、MPDサーバーにルーター機能を持たせたら、切れないようになるんだろうか。
いやいや、ポート1つしかない機械でルーター機能って無理でしょ。WiFiルーター化というのがあるらしいが、そうなるとMiddle-EndをWiFiでつなぐことになる。なんだか複雑化するばかりで何やってるのか分からない。
話はちょっとそれるが、うちではPPAP Middle-Endで3つのネットワークをつないでいる。つまり、Middle-Endはルーターのようなものとして働いているということだ(apu2シリーズで本来想定された使い方にルーターがある)。
一般的なルーターの実装については知らないけど、うちのMiddle-Endではネットワーク間をつないでいるソフトがncatということで、たぶんルーターとして見たらイレギュラーな仕様だろうと思う。イレギュラーとはいえ、2重ルーター状態と言って言えなくもない。
そこにルーターを足したら3重になる。どうなんよ。
拡張802.1Q VLANも試みたが、これは全くつながらなかった。こうなると、拡張ポートベースVLANでつながっている方が不思議なのかも知れない。
弱りましたな。
まあ、仕方ないので、いちいち確認してつなぎながら使っていこうと思う。
DHCPサーバーのリース時間設定を72時間(最長)に設定した。変化はありやなしや。
13日、追記。
3日経って、途切れた。ここだったか。
しかしリース時間を0にして、再リースを止めることはうちのサーバーでは出来ない。
Raspberry PiをDHCPサーバーにしようかとも思ったが、トラブルのリスクは上がりそうなので、やめておくことにした。追々、様子を見ながら検討していく。
Mar 22, 2025
LAN ネットワークを見直してみた 7(GS105EでポートベースVLANを使ってみる)
最近思ってること。
食洗機が動くと、オーディオの音が悪くなる。
最初は、なんで音が悪いんだろうと思っていたんだけど、ふと気付いた。
NASとかサーバーが、たぶん食洗機とAC電源を共有している。そういう場所にNASが移動してきたのだ。実際、食洗機が止まると、音が良くなる。その差は意外と歴然としている。洗濯機とか電子レンジとかに比べて、食洗機は影響が大きい。
しかし、今まで気付かなかったんだけどな。
以前はこんなにピーキーでは無かった筈だ。LANに手を入れて以降の変化だと思う。
やはり、こうなると電源はなんとかすべきなんだろうかと思うが、食洗器対策というのも変な話だ。食洗器がガアガアいってる時は、どうせオーディオは良い音が鳴っていても満足なリスニング環境とは言えないのだし我慢すれば良いのかもしれん。それでもオーディオを鳴らすなら割り切ればいいだけの話で。
引き続き様子を見るかな。
さて引き続き家庭内LANの話。
構成図を見ていて気がついたことが ある。NASが移動したのでGS105Eを使ったネットワークの分離ができるかもしれない。
ネットワークの分離はかなり昔に考えて、そのために当時、GS105Eを購入した。
GS105EはウェブブラウザからLAN端子ごとにVLANを設定できる。ポートベースVLANというものだそうだ。
ネットワークを分離することで、ブロードキャストパケットの流入を制限できる。
下記urlのpdf参照。
ポートベース VLAN ポート間の通信を禁止 - NETGEAR
https://www.netgear.jp/support/download/tips/unmangedplus_portvlan.pdf
すっかり忘れているんだけど、このサイトの過去ログを読むと、2018年頃に使ってみたことがあったらしい。「ppapのバックエンドを家庭内LANと切り離すのに使うことにした、効果はプラセボレベルで効いている感じ」とか書いている。
しかし、その後、VLANは使わなくなっている。
過去ログの話題にも出てこない。
記憶では、なんか上手くいかなかったことになっていて、どう上手くいかなかったか明確な記憶はない。今年2月のエントリーに、割り振りが上手くいかなかったとか、そうした機能は使わないままになったとか書いているんだけど、いや、使ってたんだって(訂正を入れました)。
NASの扱いの判断が難しかったという印象だけが残っている。
実際、どうだったのだろうか、、。
話を戻す。
その後、2022年にPPAPのMIddle-EndとBack-Endを直結することで、ネットワークを分割した。
Middle-Endまでが家庭内LANと同じネットワークで、そこから先は別のネットワークになり、家庭内LANのブロードキャストパケットは流入しない。
これはそれなりに効果があって、現在も継続中だ。
今の装置の配置だと、PCトランスポートの枝は全くアップデートを考える必要がない。 つまり、ウェブに繋がる必要はないのだ。
MIddle-Endも家庭内LANの影響から開放してみたい。
GS105Eでなんとかなるのではないか。
うちの家庭内LANに繋がっている機械は、3つに分けることができる。
1つはオーディオ関係でアップデートする必要がないもの。 前述したとおり、apu2などPPAPのMiddle Endなど。ウェブに繋がる必要がない。
2つめは、オーディオに関係のある機械で、アップデートやダウンロードのためにWeb につながる必要があるもの。LMSサーバーや音源用NAS、コントローラーとして使うノートPCがこれにあたる。mpdサーバーはウェブにつながる必要はないけど、コントローラーPCからアクセスする必要があるので、違うネットワークには出来ない。
3つめは、パケットやノイズにそれほど配慮する必要がないもの。家族が使うPCやスマホ、プリンターなど諸々。多くは無線LANでつながっている。
僕が使うオーディオ機器で、WiiM miniは無線を使う。どうするか。しかしメインシステムに繋がることがなく、ざっくばらんに使う機械と考えたら、他のオーディオ機器とは別と考えることも出来そうだ。あと、タブレット端末やスマートフォンでオーディオをコントロールすることもある。アクセスするのはmpdサーバーとLMSサーバー。これを無しにしたら、困ることもあるかな。
とりあえず、1を2、3から分離する。
問題は、105Eを使うことで音質に悪影響があるかどうかだ。
図7-1
図7-2 GS105E設定
こんな感じ。
mpdサーバー(PPAP Front)とPPAP Middle-Endのみで構成されるネットワークをVLANで組んだということだ。
サーバーとハブの配置を変えた結果、mpdで処理された信号がONUを経由しなくなった。
音は、多少柔らかくなったのかな。これは多分、GS105Eの傾向だ。過去に聴きなれた感触、そんな感じの音色だ。
悪化したのかというと、評価が難しい。
なんとなくだが、空気の質感を感じる。つまり、微かにモヤがかかっているような気がする、にもかかわらず、見え方がきれいな気がする。細かい音の動きは若干見えにくいが、情報量が減っているのかどうか、よく分からない。動きが見えにくい気がするという意味では減っているのかもしれないけど、なんだか、そう感じない。耳あたりが良いし、本当にこれって情報量が減ってると言えるのかな?と思わせるぐらいには然りげ無く表情が良いので、すごく評価が難しい。
ここで、VLANの設定を止めてみる。
音は多少、元気になった。
騒がしくて硬いと言って言えなくはない。空気の感触も減ったかな。
しかし音の滲み、グラデーションの重なりはVLANを止めたほうが多い。硬いのに不明瞭に感じるのだ。
やはり、VLAN設定している方が良いのかな。
然りげ無いのになんとなく音に凄みがあるのだ。単純にリアリティというとなにか違うような気がするけど。
スイッチングハブに銅メッシュを仕込んで以降、音質が底上げされたというのか、音が悪いというのが見えにくくなった。良いことなんだけど、判断する聴き手の技量への要求水準が上がるので駄耳には辛い。
ここで、ちょっとした問題が。
オーディオ再生が途切れたら、Middle-Endへの道が切れる。mpdサーバーからのpingさえ通らなくなる。
GS105EのVLAN設定を解除したら、つながる。その後、再設定したら、つながったまま、音も出る。音を止めたら、そのうち、途切れる。
どうやら、DHCPサーバーからの経路がVLANで切れているので、IPアドレスをロストするのが原因ではないかと気が付いた。
Middle-EndはDHCPサーバーからアドレスを振っていたので、これを機会に固定した。
これで安定したらいいんだけど。
昔は、オーディオ関係の機械は全て固定アドレスにしていたんだけど、最近はずっとDHCPサーバー任せにしていた(過去ログを読むと2020年よりは前かららしい)。面倒に思うようになって固定を止めた記憶はある。
たしか、固定のほうがトラブルが多いと思ったんだったかな。
もしかして、ネットワーク分離を止めたのは、それが関係あったのだろうか、、、全く記憶はないのだけど。
GS105EによるVLANを使ったほうが良いのか、GS105Eを使わない前エントリーの配置のほうが良いのか。
それは、もう暫く様子を見て判断しよう、と思っていたけど、なんだか待てずに比較してみた。
前の配置のほうが明瞭な音がする。こっちのほうがいいのかな、という第一印象。
しかし、いくつか音源を聴いていくうちに、なんだか音色の表情が硬いように感じられてきた。比較すると、平面的なのだ。VLANを使ったほうが階調が豊かに聴こえる。
情報量が少ないのか?というような印象を最初は持ったが、あたりがおとなしいのでそういう印象を持っただけで、実際にはそうではないようだ。動きが見えにくいというのも、階調が多くて柔らかいから穏やかに見えるだけらしい。特に、ピアノの速弾きがきれいに見えるときに、そういうことなのかなと思う。
まだ即断はできない。しかし当面はVLAN有りで使う。

