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Feb 03, 2007

裁判所、何考えてるのか(追記、店も何考えて:追々記、JASRAC何)

デサフィナード判決と「それでもボクはやってない」に見る日本の裁判事情。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

なにがおかしいって、「将来するかも」とピアノ撤去&賠償命令って、そういうのありなの?
エスパーか。
そういう結論を出しちゃうって、法的根拠がよくわからないのだが問題ないのかしら。

4日、追記です。
判決文のpdfファイルを読むと、どうも、被告のレストランは無理いってる感じだなあ、、。
しかし、判決文に書かれているような計算が妥当なのかどうかは、店側とJASRACの主張が食い違った状況で、よく分からない。法廷はJASRACの示した証拠を信用したということだろう。
試算が判決で出されるのは、出されるなりの理由、証拠があるのだろうが、店側は、控訴するようだし。
プライベートな集まりという主張だけど、、、どうなんよ。

ピアノの撤去や楽器の搬入禁止まで認められてしまうというのは、多分、よほど悪質と思われてしまったということだ。
実際、判決文に書かれている店の主張を読む限り、そういう印象を持たれてもやむを得ない、と思う。
しかし演奏差し止めを認めるのはどうなのか、、、
よく分からん。

5日、さらに追記。
メモでリンク。
【知はうごく】「著作権違反は甘くない」著作権攻防(7)−1(sankeiweb)
JASRACと音楽の使用者 著作権を巡り紛争「泥沼」(JCASTニュース)
JCAST、両者の言い分について書いている。

「JASRACの行為は自由な音楽活動を妨害するもので、今回の判決はとんでもない話だ。JASRACは音楽普及を目的とした文化庁の外郭団体であるにもかかわらず、音楽文化の振興を遮断する行為に及んでいる。(レストランでしていたのは)JASRACの管理楽曲以外の演奏だった。むちゃくちゃな判決だ」

「店に入店し、裁判の証拠として録音したものを提出することはあります。(木下氏から訴えられていることについて)今回の判決で、(木下氏の主張が)覆ったことになるんじゃないでしょうか」

ネット上の掲示板に上がっている店側の主張として、楽曲使用についての支払い方法について話し合いを持とうとしたが、JASRACが包括契約を拒否したという話があるようです。
判決文にある内容とまったく違うんですね。いったい、どうなっていたのか、、。
判決文にはこうある。

被告は,原告が再三にわたって音楽著作物利用許諾契約の締結を促しても,これに応じなかったばかりか,自ら本件店舗においては管理著作物は演奏しないという方針を明らかにした後も,管理著作物の演奏を継続してきたものである。

あと、以前こういう話があった。
JASRACに行ってきました!!(正々堂々blog)

新使用料規定の施行までの間、1曲ごとの使用料支払いの方が得だ、とするお店に対しては、事情を聴取した上で最低1ヶ月1000円を下限とする、簡易型包括使用料契約を結ぶことを使用料規定取扱細則の改定により実現したい。

過去分についても、必要な場合には何らかの合意点を見出したい。

これが去年の2月の話。JASRACが包括契約を拒否したとするなら、話が違うんじゃないかと。

著作権保護をどこまで行うのが相応しいのか。
いろいろな意見がある。
しかし現状、大目に見てくれるだろうという利用者の甘い考えは認められにくく、証拠を揃えた著作権者の主張が受け入れられやすい現実があることを、念頭に置いた上で行動する必要はあると思う。

音楽のありようについて、規制されまくって不自由で金を取られ、納得いかない。
そういう気持ちもあるだろうけど。
でも、証拠を出されたら法廷で負けるやり方をあえて選びながら、納得いかないと言っても、説得力はない。
敗訴覚悟で音楽やってるわけじゃないだろうから。
支払いたくないんだろう、と思われるだけだから。

いっそ自衛のため、店ごとに権利者とどういう契約してるか、客にも分かるように表示するってのはどうよ。
包括契約ならどうだとか、曲単位の契約なら客がリクエスト1曲にいくら払うとか。
表示がない店では古い曲以外はダメとか。
店が自ら表示して誰にでも分かるようにしていますよ、という。
どんなもんだろうか。

もしかして権利者サイドから、そういうステッカーとか契約した店に渡したりしてるのかな?
JASRACのサイトをざっと見た感じは見つからないのだけど。

Jan 29, 2007

著作権保護期間延長反対を訴えるビデオが

1月25日、 青空文庫で公開されています。
小さくして右に貼ってみた。
小さすぎ?

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和解していたよ

もはや旧聞ということになるか。
穂口雄右「テレビが独占する音楽著作権利益の実態」再録(駒沢公園行政書士事務所日記)
2006年11月04日の記事なんですね、これ。

テレビ朝日ミュージックと穂口雄右氏の間で和解が成立し、昨年中に削除されていた文面を書き直した上で、採録されています。テレビ朝日ミュージックに関する記述は削除されていますが、テレビ局系の音楽出版社の規制に関する主旨は、以前と変わりなく記載されています。

テレビが独占する音楽著作権利益の実態(1)(2)(3)(4)

Jan 28, 2007

ノルウェーで違法、追記

先日のエントリーの追記。
アップルのiTunes Store、ノルウェーで違法扱いに(cnet japan)
こんな話だったのだけど。

iTMSは消費者の権利を侵害——消費者団体の訴え認められる(ITmedia)
去年、6月の時点でこういう話があったわけだ。

覚え書きでリンクを追記。上のリンクはノルウェーの話。それが欧州に広がっている。
ドイツとフランスの消費者団体、iTunes問題で北欧諸国に同調(ITmedia)

覚え書きリンクを追記。全て、cnet japanの記事へのリンク。

一番下の記事から引用。

今は、Appleの競合企業が、iTunesやiPodと相互運用可能なサービスやMP3プレイヤーを作るために必要な情報の開示をAppleに求めることができるようになっている。この場合、Appleには補償金が与えられる。

あー、、、そういうことになってたのか。
それで、このエントリーの話になってくるわけだ。
アップル、「FairPlay」のライセンス提供を計画中?--英報道(cnet japan blog)

考えてみたら、FairPlayをアップル以外のハードメーカーが使えるようになったら、iTS以外の曲(例えばRealNetworksから配信される曲)をiPodで聴けなくするメリットは、なくなるわけだ。
だって、アップル社以外のハードメーカーのプレーヤーは、iTSの曲もiTS以外の配信のDRMに対応した曲も聴けるのに、iPod、iTunesではiTS以外から買った曲を聴けないということになるんだから。
iPod、アップル社のハードの売り上げに悪影響を及ぼす可能性がある。

つまり、iTS以外から配信される曲も、iPodで聴けるようにしないと行けない。
FairPlayのライセンスを公開する場合、同時に独自のDRMを採用している他の音楽配信会社(例えばソニーのATRAC、マイクロソフトのWindows Media DRMなど)もそのライセンスを公開されていないと、割が合わない。
、、、されてるのだっけ?
マックだとWMAのファイルを開けない、っていう状況では、FairPlayの公開はありえないと思うのだけど。

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Jan 27, 2007

ノルウェーで違法

アップルのiTunes Store、ノルウェーで違法扱いに(cnet japan)

25日にも似たような記事へのリンクを張ったけど、こんどは当局だ。
当局か、、。

この記事では、「フランスではiTunes DRM公開法でライバル企業との互換性確立を義務づけようという動きがあったが、この試みは失敗に終わり、」とある。
欧州ではなかなか攻防が厳しいみたいだ。
しかし、何でだろうね、、、
アップルによる世界独占市場は、欧州としては不利益なんでしょうか。

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怖いよね

毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題(CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点)

面白い。
マスコミというものについて、すごく良く書かれたエントリーだと思った。
しかし「毎日新聞サイドがこの件をどう見ているのかについては、いずれ日を改めてアップロードしたいと思っている。」ということだけど、出来るのかしら。
現状、マスコミが正直にものをいうなんて思えないよね。

 新聞社も、ようやくそのことに気づきつつある。「ネット君臨」取材班の担当デスクである花谷寿人デスクは、毎日新聞の「発信箱」というコーナーで、「ネット取材考」というコラムを昨年末に書いた。彼はこう書いている。
 ところがいきなり、ネット社会の怖さを感じることになる。相手が取材された内容を、直後にブログの日記やネットの掲示板に書き込む。新聞記者のかつての取材は1対1の関係だった。それが大きく変わり、記者個人の名前や取材の仕方が不特定多数の人々にさらされる。メディアもそういう時代を迎えたことを思い知らされた。記者は名刺を出すことさえ、ためらうこともある。

なんだ、その怖さは、僕がマスコミに対して感じる怖さと同じではないか。
信用ならないくせに声だけは大きい。
1対1の関係?、嘘だろう。正当性があるようなふりで、恣意的に発言内容を改変して不特定多数に晒すくせに。

名刺を出すことさえためらうって、そんなの取材を受ける方も同じだ。いや、だったというべきか。
でも、ネット上で発言するすべを持たない人にとっては、やっぱり取材を受けるのは恐怖だよね。

本当に、花谷寿人デスクという人は、かつての取材、ネット不在時代の取材は、1対1の関係だった、と思ってるのだろうか、、。
そうだとしたら、マスコミの中に入る人達は、自分たちが、自分たちがしていることが、全く見えていないのだろう。
それとも、それが見えなくなることが、マスコミ人として一人前になることだったりするのだろうか。

この当時、ある大手週刊誌の記者を務めていた知人は、後に私にこんなふうに漏らしている。

 「郵政解散でわれわれは絶対に小泉を勝たせちゃいけないと思ったんです。それで徹底的に反小泉の論調を張り、小泉の側に立つ政治家たちの不祥事や問題を洗いざらい調べ上げた。そうやって投開票日を迎え、われわれとしては小泉自民党は選挙に負けるだろうと思いこんでいたのに、蓋を開けてみたらまったく逆の結果だったんです。その後の編集会議はまるでお通夜のようで、言葉も出ませんでした」

この傲慢。
これが当たり前だと思ってるなんて、病理としか言い様がない。
違うかな。

第4の権力にはブレーキをかける者が今までなかったんだけど、それが現れたのはいいことだと思う。
マスコミにとっても、正常化するいい機会だと思いますね。
つうか、ここで「取材が出来ない、ネット上の言論を抑え込むべきだ。」などと、奇異なことをやり出さないことを願う。
自分の首を絞めるようなものだから。

 取材対象とのこの関係性を、「怖さ」と感じるのかどうか。「ためらう」と思ってしまうのかどうか。そのハードルをどう乗り越えられるかどうかに、新聞記者がネット時代を生き残れるかどうかがかかっているように思う。「怖い」「ためらってしまう」と感じてしまうのはしかたないことだと思うのだが、そこで踏みとどまってしまって、「怖いネットはやはり危険だ」とネガティブ思考に転じてしまったら、その先の未来は存在しない。花谷氏は実は私の新聞社時代の先輩(私も毎日新聞社会部出身だ)で、面識がある。この件について、一度ゆっくり話し合ってみたいと思っている。

今まで声を挙げることがなかった個人がマスに対して声を届けることが出来る状況によって、本来の意味で民主主義や表現の自由が機能し始めるのではないかと、個人的に期待しています。
それを見ることが出来たらいーなあと、面白い時代だなあと思います。
怖いけどね。

Jan 25, 2007

Jan 21, 2007

不可逆圧縮でいいのかい。

あちこちで語られてる話だけど。
オリジナルのCDをごみ箱に捨てる若者(bpspecial ITマネジメント)

CDを捨ててしまう若者、、、別にそれはいい。
案外自分は、淡々と受け止めている。
なんつうか、自分の場合、収納の為にケースを捨てはじめた時点で、けっこうそういうこだわりは抜けた気がする。
捨てる人がいてもいいやっていうか。

そういえば、iTSとかで買った場合付いてくるアートワークは、ああいった形にこだわる必要はないと思うし、歌詞とかのダウンロードとか、そういうのも込みで、もうちょっと熟れてもいいと思う。

そんなことよりも問題なのはこっちだ。

パソコンに圧縮して格納しておけば、またその音楽CDが欲しくなったらCD-Rに“焼直せば”復元できる。そういうと、「一度圧縮してしまったら、オリジナルの音質には戻らないよ」と思う方もいると思う。僕もそう思ったのだが、「圧縮した音楽とオリジナルの音楽の違いは、人間の耳には区別できないでしょ」というのが彼の考え方である。

何いうか。
その「彼」というのはミュージシャンだというが、「音色」というとこまで気を使うかどうかは各々のミュージシャンの勝手だろうけど、そういう人ばっかりだと思って欲しくないなあ。
音質に配慮してSACDとかでリリースする人だっているのだ。
SACD、捨てられないぞ。

現時点で、CDDAの方がファイルよりも音がいい以上、捨てるわけにはいかない。
つうか、可逆圧縮か、圧縮せずに取り込んで聴くなら、ハードウェア次第でCD並みの音質になるだろうけど、それなりのオーディオを使えば不可逆圧縮ってのはやっぱり音質は劣るのだ。

このコラム自体は、知的所有権の関係でなかなか興味深い話が書かれていて、とても面白く読ませていただきました。

追記なわけです。
このコラム、そもそもCDを捨てるって話よりも知的所有権の問題の方が主旨なわけで。
そっちのほうも少しだけあたっておこう。

オリジナルの音楽CDを捨てたりしないで、僕にくれればいいじゃない……。そんな風に思うのだが、「それは違法コピーと変わらないですよ」という返事になる。

誰かの手に渡ると、その分、その誰かが買うかもしれなかった本来の音楽CDが売れなくなるかもしれない。それではアーティストに迷惑がかかる。だから彼自身の手できちんと捨てることが彼にとっては大切なのである。

この彼の考え方は、知的所有権の考え方としてはきわめて正しい。

(中略)

しかし実は、世の中の“仕組み”としては大きな問題を抱えている。彼のパソコンに入っている音楽CDが、本当に彼自身が自分のお金を出して購入したものかどうかを証明する証拠が存在していないのだ。

なぜなら、彼が買ったというオリジナルであるところの音楽CDは、すべてゴミ箱に捨てられてしまったのだから、彼のパソコンに入っている音楽ファイルが元々、彼のものだったのか、例えばWinny(ウィニー)経由で不正に入手したものかを証明する手立てはない。

なるほど。
ちょっと考えて思い至ったのは、それなら「帯」を購入証明としてストックしとけばいい。
あれだけだったら、そんなに場所もとらないし。
でも輸入盤には帯がないな、、、レシートとっとく?

僕はケース以外は、ブックレット、歌詞カード、帯も保管している。
のだけど、それらを全部捨てるとなると、購入したという証明は確かになくなる。物そのものが「所有の証明」だったわけで。
でも、考えてみたら盗品でも区別は付かないよね。

誰かが車を乗り回してるのを見て、盗んで乗ってるよと思う人はいない。
そう思うのは、「あいつ車持ってなくて無免許のはずなのに運転してるよ、どうしたの?つうか、あの車誰のよ。」と思う誰かの友人なわけで。
疑心暗鬼はきりがない。
僕の目の前にある朝食の皿、これはどこかから盗んできた物じゃないと、誰が証明できる?

所有の証明が問題になるのは、やっぱりコピーが問題になるからだろう。
簡単にコピーできるというデジタルの諸刃の剣が、所有の証明なんていう、一般常識内の暗黙の了解で済んでたところに、不安定要素を持ち込んでしまった。

そこまでメクジラたてなくても、とも感じるけど、、。

えーと。
このコラムに出てくる「彼」は、所有するということについてどう思っているのだろう。
極端な話、彼は多分、脳内に音源があれば問題ないのだ。
ハードディスクは記憶の補完にすぎない。

音楽はともかく、読んだ本を捨ててしまう人もいる。古本屋に売るとか。
読んでアタマにはいってるから、手元には要らないんだそうだ。
忘れないのかアンタ、と僕のような忘れっぽい人間は言いたくなるが、実際、そいつに訊いたら、時間が経つと内容を忘れるそうだ。そりゃ大抵そうだ。
僕は、忘れたときに読み返すことが出来ないのがイヤなので、何年も前に読んだ本を捨てずに置いている。
まぁ、思い入れというのもあるけど、ふと思った時に引っ張りだして来れないという方がイヤなのだ。
実家に置いてある諸々の本、いつ捨てられるかというリスクはあるし、すぐに手元にはないけれど、取ってこようと思ったら取ってこれる、と思っている。
結局、これも脳内記憶の補完なのだ。

図書館なんてものが世の中にはあるが、これは社会的に知的財産の記憶を補完しましょうってことだ。
市民は市立図書館の本を「所有」してるのとおんなじだ、って言い方したら少し気分いいかも。
なかなか行けないけど。

今後は音楽CDについても、パソコンソフト同様にユーザー登録をする方向で考えていくのもいいのではないかと思ってしまう。

そして、ユビキタス環境で使う、と。
これって、=DRMをどうするかって話にも関連すると思う。
CDで行う音楽のユーザー登録は、SMEがレーベルゲートCDでしようとしたことだと思うし、次世代CCCDのrootkit騒動があったりで、なんだかもう、難しいんじゃないかという感じがする。よっぽどユーザーの理解が得られる形にしないと。
でもファイルに関して言えば、今後どうすればいいかという話が、まさに始まったばかり。

図書館の本にはラベルが貼ってあるけど、持っていこうと思えばどこででも読める(ただし公共物なので大事に、貸し出し期間中に返しましょう)。
プチ・ユビキタスって感じか。
そういえば、自分の本にハンコ押してる人がいるね。××蔵書とか凝ってるのもある。

もしかして音楽も、自分のファイルに自分のハンコが押せたらいいんじゃないかな。
JASRACだったか電子スカシの研究してたっけ。
応用効かすこともできそうな。
でも、そんなハンコ押したからって、自分に何の得があるのか、って思ったりもしますが、そのあたり、アップルのFairPlayがオープンになるという噂もありますが、そんなあたりと絡めたら落としどころが見えてこないだろうか。

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Jan 19, 2007

RIAAってそんなん見逃してたんかい。

DJドラマが逮捕される!! 著作権侵害の「ストリート・アルバム」に警鐘か?(notrax)
ってことなんだけど、引用。

ストリート・アルバムとはいわゆるミックスCDの形をとったインディ流通の作品で、これまでメジャーレコード会社にしかるべき著作権料を支払わずに音源を使用してきたもの。作品のプロモーションにつながることからほとんど黙認されてきたが、今回のRIAAのコメントではこれらの作品を「海賊盤」と断言しており、ヒップホップシーンで重要な役割を果たしているこのメディアに対して警鐘が鳴らされたことになる。

マジかい。
RIAAが黙認してたというのが意外だし、重要な役割ってのも驚きだった。

記事を読んだ感じでは、日本だったら捕まって当たり前な話のような気がするが。
どうでもいいが、これって警告も何もなしに逮捕されたのかね?
なんともよういわんけど。

Jan 18, 2007

FairPlayをオープンに?

噂ということですけど。
噂話:AppleがDRM技術「FairPlay」を条件付きでオープンにする?(what's my scene? ver.7.0)
これって何なのか。

手前味噌ながら、多分、これについてです。
05.01.12. iPod shuffle(No! CCCD Diary)
過去記事から引用。

iTunesの楽曲(註: iTunesの楽曲というより、iTMSの楽曲のことと思われます)はiPodのみに対応するフォーマットで販売されており、Microsoftソフトを採用している多くの主要ブランドの携帯音楽プレーヤーで再生することはできない。このことが、iPod以外の音楽プレーヤーを不利にしているとMicrosoftは主張している。

これは当時の自分のコメントから引用。

RealNetworksは、自社の音楽ストアの楽曲をiPodを含むあらゆる携帯プレーヤーに対応させようとした。それをアップルは拒否している。アップルの言い分は、iPodを使うならiTMSで聴けってことだ。RealNetworksさん、あなたはあなたで音楽業界と話をつけろ、って感じかな。
FairPlay DRMってのもあるし、各プレーヤーに対応した配信があるわけで。
いろんな方法が乱立しててユーザーが混乱してる状況なんですね。
ベータとVHSみたいなようなものです。

前者について、契約次第にしますよってことでしょうかね。
後者への門戸は開けないんだな。
独り勝ち状態のiTSだから言えることかも。
そこに乗っかるハードウェア会社は売り上げが伸びるかも、ということか。マイクロソフトは乗るのかな?

当時の自分は、DRMの統一規格ということについて前向きに書いていますが。
FairPlayが実質上の業界標準になるなら、もっとハードな他の仕様よりかは、ましなのかもしれないが。
しかし、どうなのかね、実際のとこ。

DRMについては、最近、強制とか法制化しようという動きがあちこちであったような気がしています。
忙しくて十分記憶してないけど。

メモ。
トーバルズ氏:「DRMやGPLは今後も論議を呼ぶだろうが、重大事ではない」(cnet japan)

19日深夜、追記リンク。
アップル、「FairPlay」のライセンス提供を計画中?--英報道(cnet japan blog)
ちょっと引用。

ただし、Appleがライバル各社の要求に応じて、より広範にFairPlayを公開する計画なのかは明らかでない。FairPlayの利用に特に強い関心を示しているのが、Appleに対抗する音楽配信サービスを提供する企業だ。これらのライバル企業では、自社が販売した楽曲をiPodでも再生可能にしたいと考えている。
Appleは、ほかの音楽サービスがiPodに対応することを許可せず、iTunesから購入した楽曲をほかのデバイスでは再生できないようにしているとして、ライバル各社から批判を浴び、一部の国では訴訟も起こされている。
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Jan 07, 2007

絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ(NIKKEI NET)

絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ(NIKKEI NET)
まず、記事を引用。

政府は絶版になった出版物をインターネットで閲覧できるようにするため著作権法を改正する方針を固めた。国立国会図書館などの公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定している。著作権者に一定の補償金を支払えば許諾がなくても文書をネットに保存・公開できる仕組みを検討する。入手困難な出版物を利用しやすくし、研究活動の促進などにつなげる狙いだ。

ブログで、夕刊には載ったけどネット上には上がっていないことについて書かれている。
これが著作権延長を正当化する根拠足り得るのか(The Casuarina Tree)
引用。

紙(1月5日付夕刊)の方では複製物に対するDRM処理を義務化することも求められるそうで、

ちょっと詳細は不明だが、DRM処理の義務化って、なんなんだ。
どこまでを対象とする話なのだろう。

えーと。
1:「絶版になった出版物を」
2:「インターネットで閲覧できるようにする」
3:「公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定」
4:「著作権者に補償金を支払えば許諾なくネットに保存・公開」
それと、
5:「複製物に対するDRM処理を義務化」

えーと。
大学とか研究部門で著作権ってけっこう問題になってると思うんですね。昔は論文とかコピーして詳読会して勉強したり、してた記憶がある。今はどうかしらないけど、出来なくなったかも。たびたび困ったという話を聞いた記憶がある。学術論文の雑誌とか、廃刊になってたりするとバックナンバーもない。

記事には研究活動の促進などにつなげる狙いとある。
いいことでしょう。
ついでに赤本の問題についても、なんとかすればいい。
試験問題を見ることが出来ないというのは受験生には辛かろう。

ちょっと分からないのが、
4:「著作権者に補償金を支払えば許諾なくネットに保存・公開」

いったいどんな仕組みになるんだろう。
権利関係が入り組みすぎて、簡単に承諾が得られないとかあるんでしょうかね。
つうか、そうやって集めたお金は、許可しなかった権利者のとこに行くんですよね。権利者が公開を承諾しなかったら、お金がそこにいくんですかね。許可しない方が得だね。、、どこか間違ってるかな。
著作権者が「そんな金は受け取らない」と言ったら、その金はどこに行くのかな。

許可があった場合は、補償金の支払いなしで公開されるのだろうか。
つうか不許可がなかったら公開することにしたらいいのに。Orphan Worksの問題の解決って、結局そういうことですよね。

何か公的な基金か何かを作って運用するのかな。
あと、誰が補償金を支払い、ネットに保存・公開するんだろうか。

5:「複製物に対するDRM処理を義務化」
多分、補償金を支払い、ネットに保存・公開した場合に、DRM処理を義務化することってことなんだろうけど、それってかなり特殊な状況なので、やっぱり国会図書館などの力がある機関じゃないと出来そうにない。
国会図書館が金を出して、ネット上に著作物を公開するってことかな。
つまり税金か。

税金使って著作権補償金払って研究活動の為のデータベースを作ると。
いいでしょう。

作るからには使えるものを作って欲しい。
DRMってことですが、最低でも、閲覧に使用するパソコン以外にもファイルを保存できたり、印刷できる程度でないと、研究の現場で使えるデータベースにならないんじゃないだろうか、想像だけど。
それとも、今まで見ることすら出来なかったものが見れるだけでもいいのかな、、。
学術研究に携わる人達は、どう考えるだろう。

そもそも、現場の人達がそんなデータベースなら要らないというようなことなら、こんな無駄な金がかかりそうなことしない方がいい。やっぱり、求められてるんでしょうかね。

あと、これは保護期間の延長とは、全く別の話だと思う。
僕のサイトの戯れ言と学術論文が同じまな板に載せられるのはおかしい話だ。

Jan 01, 2007

謹賀新年

NoCCCDっていうカテゴリーでは、著作権関連の話を中心に扱います。
でも著作権に限らず、エラい人があれこれ決めることのせいで自分の生活に影響がありそうなことについて書くことになるかと。
なんでNoCCCDってカテゴリー名なのかは、やっぱりそこから始めてしまったからですね。

著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名(青空文庫)
著作権延長反対バナー

リンク先には、署名用紙と送付用封筒のpdfファイルあり。
必要となりそうな切手の金額にまでサポートされています。期限は2007(平成19)年4月30日。

いろんなことがありすぎて目が回るような感じだけど、出来るだけのことはやっていこうと思います。
さて、実家に帰ってこないとな、、。

Apr 29, 2006

03.01.25.

No!CCCD Diary

03.01.25.
1年間でダウンロードされたmp3ファイルは、50億に上るそうです。
すごい!アルバム1枚10曲として、、ミリオンセラー500回分!、、、はぁ???
それって、、ほとんどのコピーはダウンロードされた直後に消されてるってことじゃないの?
コピーってそもそもそういうものだから、そう考えた方が納得できます。
業界の売り上げ低下は、コピーの増加とは全く相関しませんし。

サイト始めた頃はこんなのから書き始めてた。
まぁ、書き始めた頃はアップロードされてなくて、後からしたんだけど。
実際にネット上で運用され始めたのは、2003.02.22.です。

No!CCCD Diary、今後はbloxsom使っての運用を検討中、、。
ファイルの管理とか楽じゃないかと思ってるんだけど、どうなのかなぁ、、。

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