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Mar 05, 2007

今更だがコピーワンスとかめんどいんだねー

DVDレコーダー:普及進まず 操作の難しさなどで敬遠か(MSN毎日インタラクティブ)
ということなんだけど、以前の私は、そんなもんなの?と思っていた。
普通に繋いでマニュアル見て操作すれば出来るんじゃないの?と。

どうも、僕は甘いようです。
引用。

 操作方法を簡単にする取り組みは始まっている。松下電器産業とシャープは、自社の薄型テレビとDVDレコーダーを専用コードで接続し、一つのリモコンで操作できる商品を昨年から投入。ディスクを入れればテレビも起動して再生が始まるといった簡単さが受け、両社はシェア1、2位に躍進した(BCN調べ)。

なんじゃそりゃあ。。。
普通に繋いだら普通に使えるようにはなってないの?
独自の仕様って、そんなにいいもんかね?

最近、ニュースかDVDを見るぐらいしかテレビを使わないから。
まあ、DVDレコーダーなんてあっても使わないよなー、というような暮らしだから知らなかった。

先日、最近の機械がどんなに大変か読んで驚いた。
著作権むずい(あずまきよひこ.com)
、、、そんなことになってるのか。。。
はっきりいって、こんなので売れると思う方がどうかしてる。
つうか、これはDVDレコーダーの話じゃない?
似たようなもんでしょう、記事を読むに。って、乱暴か?

関連でリンク。
コピーワンスだけじゃない、地デジへの移行に残された問題(笠原一輝のユビキタス情報局 pc watch)
コピーワンス制限議論はEPN主導に(本田雅一の「週刊モバイル通信」 pc watch)
「コピーワンス見直し論」に分け入るインテルの戦略(ITmedia)

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Mar 03, 2007

3月12日にシンポジウム

メモでリンク。
著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント「なぜ、いま期間延長なのか — 作品が広まるしくみを問う」(thinkcopyright.org)

日時
3月12日(月) 午後6:30 - 8:30
場所
慶應義塾大学三田キャンパス東館6F Global Studio(120席程度)

詳細はリンク先で。

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Feb 26, 2007

Winnyの危険性

2月17日、大阪弁護士会館で、シンポジウムが行われていました。
主催は大阪弁護士会 刑事弁護委員会、情報ネットワーク法学会、情報処理学会。
情報処理技術と刑事事件に関する共同シンポジウム「IT技術と刑事事件を考える−Winny事件判決を契機として−」(情報処理学会)

ネットニュースにリンク。
「Winnyは既に必要な技術ではなく、危険性を認識すべき」高木氏講演(internet watch)
とても分かりやすい記事で、高木氏の論調は非常に納得できると思いました。

刑事事件被害者のプライバシー情報など、本当にあってはならない流出事件が繰り返される現状を見るにつけ、流出させないように注意しようって言うかけ声じゃどうにもならないんだな、と思っていました。
人間のすることだからどうしても完璧にはいかない。
じゃあWinny規制なのか。
それが必要だとしても、先立って金子氏に法的な責任を押し付ける必然性があるかのような考え方には違和感を感じる。
危険な人間が作った危険なソフトだから規制とでもいうような流れがあるようで。
そんな気持ちが悪い考え方で進んでいいのか。

高木氏は「作者が幇助罪で処罰されるのはおかしい」という意見とWinny自体の問題は独立して考えるべきだと主張する。

これだけのことで、ずいぶんスッキリする。
聞けば当たり前のことなんだけど、その当たり前が出来ていたと言えるだろうか。
他、気になったとこを引用。

  • 高木氏は、当時Winnyについて議論していたコミュニティにおいて、「Winnyは著作権侵害よりもむしろ、名誉毀損やプライバシー侵害にあたるような映像の拡散が止められないといった観点からの懸念がある」と発言しており、他の関係者もこうした認識を持っていたと思うとした。
  • Winnyについて「人がいやがるようなことをする輩が現われた時、たとえそれが多くの人が望まないことであっても、それを誰も止められない」ソフトであると説明。
  • Winnyについて、現在では他の技術も存在することから「既に必要な技術ではない」と主張する。
  • squirtの仕組みでは、著作権者などからファイルの削除要求が来た場合には、それに応じなければ著作権侵害の意図があると見なされてしまうためで、「結局、著作権侵害を続けたいと考えている人が多いということではないか」とした。
  • 米国などと日本の状況を比べた場合には、「日本では送信可能化権の整備や刑事処罰などを進めたことで、逆にWinnyのようなソフトが必要とされる結果となってしまい、同時に流出したプライバシー情報の流通も止められなくなってしまった」と指摘した。
  • 「Winnyを使わなければ大丈夫」というのも誤りで、Winnyのプロトコルは既に解析されており、ウイルス自身がWinnyプロトコルでファイルを放流するという可能性を考えれば、誰にでもファイルをWinnyに漏洩させられる危険性があるとした。
  • 依然として続いているWinnyによる流出やその報道に対しては、「まるでお祭り騒ぎ。見物客は他人事として楽しんでおり、被害者は同情されない」として、こうした状況は危険であると指摘。
  • 高木氏は再度注意として、この講演はWinnyネットワークと同種のものがこのまま社会に存在し続けることについての有害性について語っているもので、作者が逮捕された事件とは独立して議論が必要だと説明。Winnyは著作権侵害の目的以外では既に代替手段があり、Winnyがウイルスやワームの流通プラットフォームになってしまっているという現状からは、ウイルス頒布の処罰化が現在検討されているのと同様に、Winnyネットワーク等の稼動(Winnyの使用)の違法化についても検討すべきだと主張。「Winnyネットワーク等」の定義をどうするのかの線引きは難しいとしながらも、検討は必要だと考えるとした。

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著作権ってなんかいろいろ

森進一も大変。
森進一 勝手に歌詞加えて作詞家激怒(スポニチ Sponichi Annex)

歌い始めに語りを加えるぐらいアレンジの一部でいいじゃん、とも一瞬思ったのだけど、、、

森サイドは「30年ほど前にコンサート用に付け足したもの。先生の著作権を侵害したつもりはない」と説明。ただ、一部CDの歌詞に、セリフの部分がそっくり入っているなど、(以下略)

ってことは、著作人格権の侵害になるの?
それとも、そのCDに作詞家の保富康午氏、作曲家の猪俣公章氏の名前も併記されているのだろうか。
もし、川内康範氏の名で、変えられた歌詞が記載されてるとしたら、道義的にどうとかいう曖昧な話だけでは済まず「川内氏は法的手段も検討」ということに十分になりうるかも。

一方、これって何だという話。
お願いですから私の本は買わないで、有名ビジネス本の作者が変わったお願い(Technobahn)

ネット上で自身が書いた書籍をクリエーティブ・コモンズのライセンスに従って他者による自由な再販や販売を認めるという条件で公開していた著名なビジネス本作家セス・ゴーディンさんが怒っている。

クリエーティブ・コモンズのライセンスに従って無断でゴーディンさんの書物の出版を行った出版社が現れたからだ。

記事が間違ってるのかと思ったら、そうじゃない。
この作者は、無料で公開されたものだからまさか有料で出版されるわけないと思ってたらしく、ところが意に反して出版されたのだと。
いまさら怒られたって、出版した会社も辛いとこだ。

だいたい、ネットでただで見れるからと言って「売られない」と思う方がおかしい。
いや、それは電車男を知ってるから言えることかもしれないけど。
ネットを見ない人もいるし、そういう人にとって魅力的な本が売られたのなら買う。

まあ、予想外だったのは御愁傷様としか言い様がないが、その後の主張が、ちょっと、かなりおかしいじゃないか。
記事には「クリエーティブ・コモンズのライセンス形態の一つとして商業再販を許可した以上、後でとやかく言うのはおかしいのではないかといった厳しい意見もネット上からはでている。」とあるが、どこが厳しいのか教えて欲しいぐらいだ。

クリエイティブ・コモンズを信じた出版社の迷惑はどうなるのだろう。
出版社はこの作者に、損害賠償請求ぐらい出来るんじゃないだろうか。

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憲法改正国民投票法案

メモでリンク。
気になる話:国民投票法案(what's my scene? ver.7.0)
国民投票法案の中身を知っていますか(ビデオジャーナリスト神保哲生のブログ)

え、そうなの?という話。
国民投票法には、投票率の規定がないんだそうだ。
憲法を引用。

第96条
この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

そっか、憲法にも規定がないんだ。
中学の頃習ったけど、てっきり全国民の過半数だと思ってたよ。
どうもこのあたり、解釈がいろいろあるようだ。

しかし国民の2割足らずの賛成で改憲されるというのは、ちょっと待ってと思う。
というか、重要なことなんだから投票に行けよということにもなろうかとは思うけど、実際に投票しにくいような仕組みになってるとしたら、こまる。

神保哲生のブログから引用するけど、

 まず、国民投票の方法について、法案では「関連する事項ごとの投票」となっているが、これでは国民は複雑に意見が絡み合う問題でも二者択一の選択を迫られてしまう可能性が高いと言う。例えば、憲法9条を改正する場合に、自衛権のみを明文化する条文と、集団的自衛権の行使を認める条文が提示された場合、(以下略)

ちょいまち。
国民投票って、改正案がひとつあって、改正するかしないかを投票をするというわけではないの???
どっちの改正案にも反対、改正反対って人も投票できるんですよね?
よくわからないぞ。。。

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Feb 20, 2007

常識は通じない

メモでリンク。
公文書を読む(松浦晋也のL/D)

官僚の文書を読むに際し、注意点をまとめている。
PSE法の混乱を多少なりともウォッチしてた自分には、なるほどと頷けるところが多い内容でした。
昭和37年から中古販売も電気用品取締法の対象だったと、寝耳に水の答弁を聴いた時には、そんな常識外れな話があるかいと思ったものですよ。でも文書の上では正しいのだろうな。
さらに「ビンテージリスト」なるものに至ってはまさに官僚の作文の中だけで整合性が取れているもので、世間一般で言う「ビンテージ」という言葉の常識に捉われていては、全く了解不能です。

陰謀論とかなんとか言われもし、自転車道についての行政の意向が本当はどうであるかはよく分かりませんが(でもまあ、危険なところは自転車通行止めに出来るようにしようというのであれば、よっぽど分かりやすい気はするけど)、官僚の文書は常識に捉われず注意して読む方がいいというのは、全く同意するところです。
ていうか、分かりにくいよ彼らの文章は。

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Feb 19, 2007

デサフィナード掲示板から

2月18日(日)14時15分の書き込みを引用。

米の制裁徴収限度額  投稿者:コマプ墨田 投稿日: 2月18日(日)14時15分29秒

昨夜2chでアメリカの同種問題の英文記事がリンクされていまして、翻訳ソフトたよりで解読しましたら、こういう情報が在るわけです。

ASCAP & BMI -- Protectors of Artists or Shadowy Thieves?
By Harvey Reid
http://www.woodpecker.com/writing/essays/royalty-politics.html

>If you use the music, either you pay their fee or they sue you if they catch you using it without the license. And they can charge you penalties up to $20,000 + legal fees per infraction!) ASCAP has teams of lawyers who do nothing else and who are extremely well-versed in the technicalities of the law, and a tavern owner and a small-town lawyer have essentially no chance of winning a lawsuit.

この筆者は、<ASCAPの強硬な徴収体制に問題はないんだろうか?>というニュアンスだと思うのですが、上記抜粋部分を見るとなんだか気が抜けてしまいます。徴収のパターンはまさにJASRACそっくりなんですが、ペナルティ徴収の限度額がちゃんとあって$20000だそうですよ。「まで、課すことが出来る」という文章ですから、最高レベルで違反してる場合じゃないですかね? 例えば名古屋のライブハウスみたいにかなり管理楽曲のみ利用で営業していたなら、最高限度額になると思うのが普通の見方でしょう。さほど使ってもいないのが明らかなのに、最高限度額までもっていったら、最高限度額の意味が無いわけですね。

ASCAP懲罰徴収限度額     → 約¥2400000 = 約$20000
ビートルズ逮捕事件     → 約¥8400000 = 約$70000
名古屋ライブハウス逮捕事件→ 約¥16000000 = 約$134000

デサフィナードさんの場合、一般常識で見てペナルティー限度額になるほどの利用状況だと到底見えませんが、最初の請求でアメリカであれば最高ランクのペナルティー徴収に当たる額を請求されていることになりますね。もしアメリカで、デサフィナードさんやビートルズ逮捕事件水準の違反で最高限度額になる罪状(?)だというジャッジだと、より度合いの高い違反との体系的な差を形成できないので、法の威信が完全に失われることに成ります。そこには綿密な査定があって額が算出されるはずですよ。名古屋のケースに至ってはアメリカ人は作り話だと思うでしょう。この筆者やASCAPでさえも。

海外の著作権管理がどうなっているのかはとても気になっていたところだったので、今回の内容はとてもありがたいところ。
しかし、どうなんだ、penalties up to $20,000 + legal fees per infraction、ということは、2万ドルまでのペナルティ+違反相応の法的な支払い、っていうことじゃなかろうか、、。
件のアメリカのコラムにリンク。
ASCAP & BMI -- Protectors of Artists or Shadowy Thieves? By Harvey Reid(Woodpecker Records)
上記の掲示板からの引用部分の一部を訳す。

ASCAPには、法律の専門分野に非常に精通し、もっぱらそればかりを仕事にしている弁護士のチームがあります。本質的に、居酒屋所有者と小さな町弁護士には、訴訟に勝つという機会が全くありません。

日本もアメリカも似てるようだ。
アメリカのASCAPもかなりJASRACに近いことしてるようで、JASRACについて考える掲示板から引用。

ASCAPって 投稿者:てるてる 投稿日: 2月19日(月)16時47分17秒

ASCAPのサイトをぼんやり眺めてたらこんな記事が・・・
翻訳駆使して読んだ限り、1年ちょい無断使用したナイトクラブに8.5万ドルみたいに読めるんですが、どうなんでしょう?
さすがアメリカって感じです。にしても65倍の著作権料って、スゴイっすね。

http://www.ascap.com/press/2006/100206_owlclub.html
http://www.ascap.com/press/2006/101906_infringement.html

上がってる記事にリンク。
CALIFORNIA NIGHTCLUB ORDERED TO PAY ASCAP MEMBERS $85,000 FOR COPYRIGHT INFRINGEMENT
PUERTO RICO HOTEL ORDERED TO PAY ASCAP MEMBERS $60,000 FOR COPYRIGHT INFRINGEMENT
(ASCAP)

リンクされてる記事にあたってみましたが、前者のカリフォルニアのクラブの場合、2003年の「first contact」から支払いを拒否しつづけた為に65倍支払うことになったらしい。ということは、当初は1000ドル強ということか。
To make matters worse, one of the owners threatened physical abuse to those representing ASCAP.
ということで、ASCAPの職員に身体的に何かしたらしいですね。

2つ目の記事の場合、1998年以降で30倍で6万ドルに。当初の請求は2000ドルということなのか?
よく分からないのが、Puerto Rico hotelということは、アメリカ国外?
いや、プエルトリコって、アメリカの自由連合州、自治領なんですね。知らなかった。

ともに、支払いを拒みつづけたケースということなんだけど、最初は数千ドル(日本円にして数十万円)というとこが、突然小さな店に訪れ数百万円からの請求をしてくるJASRACとは違うところ、なのか?
このASCAPというとこが面白いのは、ネットラジオとかもやってるところ。金だせって言うばかりじゃないよって雰囲気。実際のところはよく分からないが。
グッズ販売もしてるんですね。
日本のJASRACが、JASRACキャップやTシャツを売るようなものか。
想像したらイヤな気分に、、。

デサフィナード掲示板から2月12日(月)21時37分の書き込みを引用。

ライブの中止 投稿者:デサフィナード 投稿日: 2月12日(月)21時37分36秒

地元の社会人で構成されているアマチュアバンドの方から、
デサフィナードにライブの申し込みがありました。
演奏曲をお伺いしたところ、JASRACの管理楽曲が入って
いるようなので、JASRACに許諾を得るようお願いしました。
このライブはノーチャージです。
もし、営業時間中でのライブに問題があるのであれば
ライブ当日は臨時休業をし、演奏場所を無料で提供する事も
提案しました。
しかし、残念ながらJASRACから許諾は得られず、
2月15日のライブは中止となりました。

そこまでやるか。これについて、benliにリンク。
デサフィナード事件(benli)
引用。

第1審の主文だと、演奏者側の企画・主催にかかるライブのためであっても楽器類の店舗内への搬入が禁止されるので、そこでJASRACの管理著作物が演奏されなくとも、また、演奏者側がJASRACの管理著作物を演奏する場合には利用料をきちんと支払う人々であったとしても、ライブのために楽器類を搬入した段階で間接強制金の支払い義務が生じます。

判決のせいで、そういうのが認められるということらしい。
なんで、日本はこんなことになっちゃってるんでしょうかね、、。
アメリカでもあるのかねぇ。

JASRACといえば、こんなのもあるのでメモでリンク。
wtf!! The legend of JASRAC【すごいぜ!JASRAC伝説】(youtube)

Feb 11, 2007

オリコンの件、もう一度

音楽配信メモのエントリーについて、もう一度。
オリコン訴訟問題で烏賀陽氏が株式会社オリコンに対して反訴を行う(音楽配信メモ)

ここからリンクされているネットニュースに、ここからもリンクです。
オリコン対うがや訴訟で、被告経験者がアドバイス 「裁判なんか起こすんじゃなかったと思わせよう!」(OhmyNews)

武富士に訴えられたジャーナリスト三宅勝久氏へのインタビュー記事は興味深い。
企業にも訴える権利はあると言うが、実際それが訴えられる個人に取ってどういう意味を持つのかということが書かれている。まぁ、予想通りと言うか、訴訟って大変なんだよね、日本では(まあ、海外でも大変なんだろうけど)。
それにしても、3年以上戦って勝訴して120万円。
安くないか?

多分、なにが疲弊させるといって、自分の運命が裁判官や弁護士の手のひらの上で転がされ、自分はそれに対して何も出来ない感覚というのがあるんじゃないだろうか。法律って、素人にはわけ分かんないんだよ。勉強しろと言ったって、片手間じゃ限界あるよ。
企業は、専門のスタッフが仕事としてそれをやる。
訴えられた個人は、私生活を犠牲に、さらには仕事も犠牲にやるしかないだろう。
自分の土俵じゃないのだもの。

企業に個人が訴えられた場合、訴訟の経済的負担や弁護団の結成を国が支援するとかした方がいいのじゃないかな。
いろんなケースがあるから極論かも知れないけど。
言論の自由というのは、日本という国の大きな財産だもの。
訴訟によって脅かされるようなことがあったら、国益に反すると思います。

不気味なのは、マスコミがほとんど黙ってること。
彼らにしてみたら、個人の言論の自由なんて、どうでもいいのだろうかね。どうよ?

もうひとつ記事にリンク。
表現者抑え込む大企業の“新戦略” オリコンvs烏賀陽訴訟から透け見えるもの(OhmyNews)

RIAAのいうことがよく分からない。

米レコード協会、ジョブズの「DRM有害無益」発言に返答(Engadget Japanese)
引用。

「FairPlay DRMを他社にライセンス供給するというアップルの申し出は歓迎すべきブレークスルーであり、音楽ファンとアーティスト、そしてレーベルにとって真の勝利となるものです。数多くのサービスが、アップルのDRMのライセンスを求めてきました。これにより、われわれが以前から要請してきた相互運用性が実現するでしょう。」

あれー?
話がかみ合ってないように見えるのだが、わざとかい?RIAA。

しかしEMIは違う考えを持ってるようだけど。
[WSJ] EMI、「全曲DRMなし」での販売を検討(ITmedia)
こっちも引用。

今回の件に詳しい筋によると、EMIは当初、12月末にこの問題を検討し始め、オンライン音楽ストアに提案書を配布したという。その中には、将来の売り上げに対して徴収されることのない、一度限りの数百万ドルの「リスク保険」の支払いの要求が含まれていた。この交渉について知る3人の人物は、オンラインストア側はおおむねこの要求に二の足を踏んだと伝えている。

その後EMIは1月末、仏カンヌで音楽カンファレンスが開かれていたころに新たな提案書を携えて交渉に復帰した。同社はオンラインストアに、MP3などの音楽を販売する権利と引き替えに幾ら前払いするか提案するよう求めた。これらの提案は8日に提出される予定だったとこの件を知るある筋は言う。この人物は、EMIが、オンラインストアの提案する金額の合計に基づいてMP3戦略を進めるかどうかを決めると聞いていた。

一回限りとはいえ数百万ドルは高い気がする。
しかし、プロテクトなしでのネット販売って、売る側はすごく心配してるんですね。
まあね、気持ちは分かるけどね。
でも、無駄な不安だと思う。
高音質のファイルを、涼しい顔して売っちゃって欲しいと思いますね。

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Feb 10, 2007

著作権侵害中?

Imagine no DRM -- with apols to John Lennon(Boing Boing)

アップルのJobsが言ったことを、John LennonのImagineの替え歌にしたというネタ。
これって著作権違反とあちこちで言われてるんだけど、日本でだったら、ってことだよね?
こういうのもあったし。
Mac Beautiful(YouTube)
でも、これは替え歌じゃないか、、。

海外でも、替え歌を公開するのは違法?

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EMIの件(追記、アップルの件。どんな音源が欲しいのか)

メモ。
EMI、「全曲DRMなし」での販売を検討?(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)
どうでもいい話:諸行無常(what's my scene? ver.7.0)

全てのCDをコピーコントロールにすると言った頃のEMIのThe CEO & chairmanが、Alain Levy氏だ。
昨年末にCDは死んだと言って、今年に入ってクビになったという話。
そんなEMIが今度はDRMなしだというのは、反動なのかもしれないが。つうか、CDってDRMないんだよね。
そういうのが結局、一番便利。

まず、リンク。
Steve Jobs の公開書簡(仮訳)(maclalalaweblog)
分かりやすい。
まったく、Steve Jobsのいうことはいちいちもっともで、当たり前すぎる。
そんな当たり前のことがなかなか通らない。

えーと、EMIがDRMなしの配信をするかもということだけど、気になるのはどんな配信になるのかということ。
まず、価格。
さすがにDRMなしでも高かったら、買う奴少ないだろう。
ある程度、価格は抑えられるのではと予測。
音質。
mp3ということなんで、期待しない。
思うのだけど、いっそ無圧縮で売ればいいのに。しかも96kHz/24bitとかで。
音がいいし、ファイルが大きいからコピーしずらいし(w。
製作現場の音からCDレベルまで落とす必要ないから楽でしょ、いや、制作現場ではもっと高音質なんだっけ?
mp3が150円、96kHz/24bitが300円なら、自分は96kHz/24bitを買う。

売り方。
それだけで正規音源として売られるケースもあるだろうけど、どうなんだろう、正規音源がmp3だけ?
そういうのに適さない音源も多いはず。
そもそも、ブルーノートがそうだった。
むしろ、CDで売り、mp3でも売り、というのが多いんじゃないだろうか。
mp3だけからの収益はたぶん少ない、おそらくCDも売った方が利益を見込める。

バージョン違いを売るとか。
CDで売られる奴の先行リリース、ショートバージョンとか何とかmix、そんなの。
ファンならどっちもゲットしたがるだろうということで。

、、、なんか、やだね。やっぱり高音質ファイルを売る方がいいよ。
CDで十分な人はCDを、より高音質を求める人はファイルを買う。
コピーされる?
だったら何か?
コピーできるCDは今でも売られている。

しかし、憶測なんだよね。

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Feb 08, 2007

オリコンの訴訟の件

リンク。
オリコンから起訴されている烏賀陽弘道氏が7日、東京・有楽町の「日本外国特派員協会」で記者会見を行ったとのこと。

ジャーナリスト烏賀陽氏への提訴についての要点整理(ORICON STYLE)
これに関して、JANJANに記事がある。
20行のコメントに“5000万の損害賠償”の理由(JANJAN)

興味深い内容なのでJANJANから引用。

記者会見には50人余りの記者・カメラマンが出席したが、大半は海外のジャーナリストだった。日本の大手メディアにとって「ジャニーズ」は最大級のタブーだが、異国のジャーナリストには奇異に写るようだ。「ジャニーズ」と日本のメディアとの関係を問う質問が際立っていた。

海外でどう報道されるんだろうか。

追記。
コメントしてるブログにリンク。
オリコン訴訟問題で烏賀陽氏が株式会社オリコンに対して反訴を行う(音楽配信メモ)
なるほど、そういうもんなのか。

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