Jun 25, 2026
アップサンプリングサーバーの運用を検討し middle-end を追加する
以前のエントリーの終段で、USB ターミネーター兼ノイズフィルターがアップサンプリングサーバーの負荷に伴うノイズの軽減に有効だったと書いた。
初歩的なことで、灯台下暗しだ。
USB ターミネーターを付けた状態で、以前につないでいたスイッチングハブに戻してみたが、以前ほどの精彩を欠く音までには至らないものの、やはり音の速度が下がり音色の鮮度が落ちる。
現状では、カスケード経由の配置のほうが良いということだろう。
さて、そういうことならということで、NAS と Daphileサーバーを、PCトランスポートから離れるように、配置を変えてみた。
アップサンプリングサーバー程ではないかもしれないが、どちらかといえば重いサーバーだ。
PCトランスポートから離す方が良いかもしれない。
これらをつないでいるスイッチングハブ(Buffalo LSW4-GT-8NS)を、ONU を超えて、違う枝に移す。
その流れで、ONU、OPT ISO BOX、Buffalo、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー)の連結を、ONU、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー)、OPT ISO BOX に変更。
配置変更で、音は変化している。最近、若干気になっていた音の鋭さ、主張が強すぎる感じが解れた。
ただ、本当に良くなっているのかどうかは安易な評価が難しい。
数日聴くうちに、どうも今度は、主張が弱すぎるような気がしてきた。
Buffalo を、GS105E に持ってくる。ONU、GS105E(+ 44.1 mpd サーバー、Buffalo)、OPT ISO BOX という配置。
音は、いい感じ、なのかな。
正直この操作に、ネットワークオーディオ的にどのような意味があるのか、よくわからないのだけど。
サーバーやスイッチングハブが多いと、どうつなぐかでコロコロ音が変わる。
なので、本当は数を減らしてシンプルにしたほうが評価や調整がしやすいだろうと思う。
ちなみに、384 と 44.1。
スケールは 384の方が大きくて余裕があるけど、44.1 のほうがストレートな感じがする。
優劣は、簡単には付け難いが、44.1 のほうが、総合的には勝っている気がする。
384 の音の弱さは、ネットワークとサーバーの弱点に依るものだと思っていて、音源自体が 44.1 より劣っているというわけではないと思う。そこが悩ましいところで、まだ 384 を切り捨てられない理由なのかな。
アップサンプリングサーバーに USB ターミネーターのような対策が効くということは、サーバー自体について検討する余地があるということだ。
実際、うちのアップサンプリングサーバーは、利便性とか置き場の問題とかを優先した結果、ノートPCで運用している。44.1 の mpd サーバーはノートとはいえ筐体中にノイズ対策を施すなどしているが、アップサンプリングサーバーのほうは hp Probook 450 G9 で比較的新しい分、筐体内は部品がきっちり詰め込まれ余裕がなく、全く手を入れていない。
そういうことなので、サーバーを検討する余地が、もとからあるのはあるのである。
しかし、サーバー自体を検討する前に、ちょっと思い付いたことがあった。
もともとアップサンプリングサーバーがあった場所に、PPAP middle-end を追加したら、384 の音はどうなるか、というアイデアだ。
つまり、middle-end を2台にする。
追加された middle-end を経由することで、デジタル信号の打ち直し、ジッター軽減ができないだろうか。
どうなるかは、やってみないとわからない。
middle-end 用のサーバーをすぐに用意できないので、44.1 用の mpdサーバーを試験的に転用する。
sshで 820 G2 にログインし、下記コマンドを打ち middle-end 化する。
データの転送先は、もとからある middle-end だ。
/usr/local/bin/ncat -kl 4400 -e "/usr/local/bin/ncat 192.168.1.33 4400" &
Probook 450 G9 の .mpdconf を編集し、PPAP のデータ転送先を 44.1 の mpd サーバー(hp Elitebook 820 G2)に変更する。
820 G2 は 44.1 を PPAP伝送するために、LANの伝蔵速度を 100Base-T に絞っているのだけど、今回は 384 を伝送するので、1000Base-T に変更する。スイッチングハブ(GS105E)で設定しているので、設定変更する。
これで、middle-end 2つで、384 の音が出る。
LANはこんな感じの経路(6月30日、描きもらしていたbuffaloのハブを追加した)。
音は、かなり、いい感じだ。
弱いと感じていた部分が、すっかり払拭されている。いや、すごく、生々しい。正直、、、文句のつけようがない。
面白いことに、デジタルボリュームの違和感が、ほとんど感じられなくなった。
ということは、たぶん、サーバーの負荷に伴うジッターの影響が、かなり少なくなっているのではないかと考えられる。
デジタルボリューム使用による音の違和感は、サーバーへの負荷によるものだと考えていいのではないか。データ変換に伴う音声データの欠損とか、そういうことが理由ではないということだ。
GS105E で VLAN を設定できる。設定したら、更にじわっと、一皮むける。
こうなってきたら、十分に使う意味はある。
この状況で、44.1 と 384 を比較すると、384 が 44.1 を引き離した。
44.1 だけ聴いたら、これで十分だと感じるのだけど、384 のほうが写実性が高い。硬さ、柔らかさ、軽さ、重さ、そうした音色の特性が、音場空間上にバランスよく描き分けられる。まったくもって、贅沢だと思う。
384 の音はすごくいいのだけど、この設定で困るのは、44.1 を PPAP で鳴らせないということだ。
いや、GS105E で 820 G2 の設定を 100Base-T に戻せば出来るのだけど、いちいち変更するのは手間ではある。
まあ、でも、仕方ないかな、、、
取り急ぎ、今日のところはここまで。考えないといけないことが多い。