Feb 26, 2007
著作権ってなんかいろいろ
森進一も大変。
森進一 勝手に歌詞加えて作詞家激怒(スポニチ Sponichi Annex)
歌い始めに語りを加えるぐらいアレンジの一部でいいじゃん、とも一瞬思ったのだけど、、、
森サイドは「30年ほど前にコンサート用に付け足したもの。先生の著作権を侵害したつもりはない」と説明。ただ、一部CDの歌詞に、セリフの部分がそっくり入っているなど、(以下略)
ってことは、著作人格権の侵害になるの?
それとも、そのCDに作詞家の保富康午氏、作曲家の猪俣公章氏の名前も併記されているのだろうか。
もし、川内康範氏の名で、変えられた歌詞が記載されてるとしたら、道義的にどうとかいう曖昧な話だけでは済まず「川内氏は法的手段も検討」ということに十分になりうるかも。
一方、これって何だという話。
お願いですから私の本は買わないで、有名ビジネス本の作者が変わったお願い(Technobahn)
ネット上で自身が書いた書籍をクリエーティブ・コモンズのライセンスに従って他者による自由な再販や販売を認めるという条件で公開していた著名なビジネス本作家セス・ゴーディンさんが怒っている。
クリエーティブ・コモンズのライセンスに従って無断でゴーディンさんの書物の出版を行った出版社が現れたからだ。
記事が間違ってるのかと思ったら、そうじゃない。
この作者は、無料で公開されたものだからまさか有料で出版されるわけないと思ってたらしく、ところが意に反して出版されたのだと。
いまさら怒られたって、出版した会社も辛いとこだ。
だいたい、ネットでただで見れるからと言って「売られない」と思う方がおかしい。
いや、それは電車男を知ってるから言えることかもしれないけど。
ネットを見ない人もいるし、そういう人にとって魅力的な本が売られたのなら買う。
まあ、予想外だったのは御愁傷様としか言い様がないが、その後の主張が、ちょっと、かなりおかしいじゃないか。
記事には「クリエーティブ・コモンズのライセンス形態の一つとして商業再販を許可した以上、後でとやかく言うのはおかしいのではないかといった厳しい意見もネット上からはでている。」とあるが、どこが厳しいのか教えて欲しいぐらいだ。
クリエイティブ・コモンズを信じた出版社の迷惑はどうなるのだろう。
出版社はこの作者に、損害賠償請求ぐらい出来るんじゃないだろうか。