Sep 08, 2007
ダウンロードが違法になると
前のエントリーの続きつうか。
「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足(音楽配信メモ)
ダウンロードすれば有罪という世界がやってくる可能性(what's my scene? ver.7.2)
ほぼ決定したのだと。
釣りか?
どうもそうではないような雰囲気だ。
津田氏のブログから断片を引用。詳しくはリンク先参照のこと。
- RIAAがやってるような音楽ファイルを「ダウンロード」した人を特定して大量に民事訴訟起こして和解金ゲットなんてことを日本レコード協会が日常茶飯事的にやるようになるかもね。
- 今知財推進本部で議論されてる「著作権侵害の非親告罪化」とセットになるとかなーりこれイヤな感じになるよね。
- ダウンロード違法化が実現してもそれは「録音・録画」についての話。
- でも、そんなえこひいきが罷り通るならそれこそ新聞やら出版社やらが「俺らのコンテンツも守ってくれ!」と文化庁に言いかねなくてイヤですね。
- 実効性の話でいうと「違法著作物を“情を知って”ダウンロードする場合」という条件が付く。
- あともう1つ大きな話としてはこれは違法になっても「罰則」がないです。
- この改正が行われたところで「実態」は何も変わらないよって意見もあるんだけど、だったらわざわざ著作権法30条(私的複製)いじる必要ねーだろっていう話だよね。
RIAAがやってることって、例えばこんなこと。
違法ファイル共有ユーザは金のなる木:RIAAの新たな和解プログラムは、新たなビジネスか(1)、(2)、(3)(P2Pとかその辺のお話)
読んでもらうと分かるが、要するに脅迫とかそんな感じ。
しかも、違法ダウンロードなんてしたことないという人も対象にされてたりする。
JASRACとかRIAJがそこまでするかというと分からないけど、可能性は出てくる。
JASRACが、喫茶店とかに対してしている法外・無体な要求を見ていると、かなり無茶な事をしてくるのではとか思ったりする。
で、10月に入ったらこの問題についてパブリックコメントの募集がある。パブコメで30条変更反対がたくさん来たらそれを文化庁もそれを無視して進めるわけにはいかなくなるでしょう。なんで著作権法変わるのがイヤな人は、みんなパブコメ頑張って送りましょうね。
このパブコメは、出来るだけ多くの人に送って欲しいと思います。