Apr 20, 2007

アメリカのネットラジオ規制

以前のアメリカのネットラジオの著作権料支払いに関する話の続きです。
ネットラジオの著作権料、値上げ見直しを却下(ITmedia)
記事から引用。

インターネットラジオ局は4月17日、敗北を喫した。著作権料委員会(Copyright Royalty Board)が、レコード会社とアーティストに支払うべき著作権料を引き上げる決定を見直すよう求めていたラジオ局の申し立てを却下したのだ。

ラジオ局や小規模な新興企業、National Public Radio(NPR)のほか、Yahoo!やTime Warner傘下のAOLといった大手オンラインサイトも参加する公共放送局と民間放送局からなる広範な団体は、3月2日に決定した新規著作権料に反対し、現在業界が5000万人の視聴者に提供しているサービスを大幅に削減しなければならなくなるとして異議を申し立てた。

4月17日の決定で、著作権料委員会はこの再検討の申し立てをすべて却下しただけでなく、5月15日という新著作権料支払いの期限の延長も拒否した。

しかし、この著作権料委員会って、三人らしいんだよね。
こんな権限を持ってるって、何者なんだろう。
ネットラジオを潰すために結成された委員会なのだろうか。

同日にはまた、多数のネットラジオ局が、この問題への関心を喚起し、リスナーに対し米議会議員に手紙を書くよう促すキャンペーンを発表した。

問題の著作権料は音楽のデジタル放送にのみ適用され、地上波ラジオ局には適用されない。従来のラジオ局での放送はレコード会社にとってレコーディングされた楽曲の販売を促進するものと見なされているからだ。音楽の出版社と作曲者に支払う著作権料は、デジタル放送局と従来のラジオ局で異なっている。

放送局はたくさんあるよりも、少ない方が中央集権化しやすいんですよね。
ネットラジオも地上波のように、統制しようということでしょうか。

外のサイトにもリンク。
米国のネットラジオがピンチに!?(音楽配信メモ)

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