Jun 05, 2018
PPAP (piped pcm audio play) 関連サイトアドレス集
前回、前々回とPPAP関連のエントリーが続いている。
2月以降、取り上げてはいるんだけど、このサイトではPPAPについて詳しい説明はしていない。
詳しいことは発案者の記載などをあたってもらう方がむしろ良いかとも思うので、今更だけど関連のアドレスを記載しておく。
オーディオ道 ゆきて帰りし物語 | PHILE WEBコミュニティ
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4787/20180104/
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4787/20171227/
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4787/20171218/
Home · papalius/symphonic-mpd Wiki · GitHub
https://github.com/papalius/symphonic-mpd/wiki
Home | symphonic-mpd
http://mpd.sytes.net/ja
セパレート構成まとめWiki
https://github.com/papalius/symphonic-mpd/wiki/%E3%82%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81Wiki
PPAPは、もともとはsymphonic-mpdに関連して提案されたmpdの運用方法だった。
symphonic-mpdを単体で運用するよりも、役割分担させてセパレート構成にしたほうがいい音がするというのが始まりだ。セパレート構成というアイデア自体は数年前からPCオーディオのノウハウとしてポピュラーなものになっている。しかし「ncat - aplay」の連携で音を出すというアイデアが公の場に上がったのは、たぶん、ここが初めてだろうと思う。
この方法に、発案者のパパリウス氏が「PPAP (piped pcm audio play)」と名付けたのだ。パパリウス氏はsymphonic-mpdのディストリビューターだ。
今年1月中旬以降、symphonic-mpd関係のサイトは公開を中断したまま更新されないままとなっている。
何がどうなっているのか心配だけど、
とかなんとか、書いていたら6月2日に復活した!
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4787/20180104/58139/
symphonic-mpd v0.5.0
PPAPの考え方自体はsymphonic-mpdでしか適用できないものではない。Linuxであれば、おおよそどんなディストリビューションでも応用し使う事ができて、ほとんどの場合、確実に音質向上が期待できるアイデアだと思う。
実際、lightMPDベースのバックエンドも公開されている。僕はpiCoreでやっているけど、確かに音が良くなっている。
Windowsのほうでは「DLNAプッシュ再生方式」が話題になっている。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20180523/
PCオーディオに見て、触って、聴いてみる-Ⅴ その4
http://kotonohanoana.com/archives/20430
【ネットワークオーディオTips】DLNAの「プッシュ再生」について
プッシュ再生方式は、すごくPPAP方式と似ている。
DMRとDMS+DMCの役割は、そのままPPAPのバックエンドとフロントの役割と同じに見える。同時期に同じような構成、考え方がウェブ上で話題になっているというのも不思議な感じだ。将来、こういうコンセプトに影響を受けた製品が商品化されることがあるかもしれないとか、考えたりする。
そもそも、symphonic-mpdはストイックなディストリで、今もサイトに「アプローチに逆行すると判断したものはバッサリ断捨離している尖ったディストリビューション」と掲げている。PPAPはもっと間口が広くてゆるいコンセプトだと思う。僕は、ずいぶん方向性を変えるんだな、と驚いたものだった。
v0.5.0では、以前の方向性に戻っているのかな、、、
現時点では、本家のsymphonic-mpdでPPAPを続けるつもりがあるのかどうか分からない。PPAPは間口こそ広いけど、サンプリング周波数を固定しないといけないとか意外と扱いにくい面があるし、もしかしたら突き詰めてコントロールするには不向きと判断されるかもしれない。
せっかくアイデアとして世に出たものなのだし、うちでは成果があるのだからpiCoreでゆるゆる運用していくつもりだ。
間口が広いPPAPだから、そういうのもありだろうと勝手にそんな風に考えている。
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Caution!!!
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