Apr 18, 2021
UPnPレンダラー兼アップサンプリングサーバーのディスクイメージをアップした
下記内容の日記をPhile webにアップした。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/5010/20210418/67519/
このたび思う処あり、ディスクイメージをGoogleにアップしました。
どなたでも使っていただいて結構です。https://drive.google.com/file/d/1eZ-ijekRj-ond1OIa7aZXgLxjWYbsIPy/view?usp=sharing
イメージについて説明します。
1)セット内容とコンセプト:
linux OS(Tiny Core Pure64 11.1)ベースで作成しています。
有線LAN経由でUPnP/DLNAサーバーから信号受信。mpd、upmpdcli、libsamplerate(SRC)で処理し、alsa経由でUSB-DACに出力することを想定しています。
この際にUSB-DACから処理できるフォーマットを読み取り、アップサンプリングします。例えばUSB-DACが対応しているフォーマットの上限が384/32だった場合、そのフォーマットにアップサンプリングしてDACに送るということです。768/32までのアップサンプリングに対応しています。つまり、このセットはlibsamplerateによるアップサンプリングの音を聴くためのシステムということです。
libsamplerateは以前はmpdのデフォルトとされていましたが、情報処理の負担が大きい割りにメリットが少ないと考えられたようで、最近はSoXによるアップサンプリングが主流です。
しかし、libsamplerateのほうがより正確な音声情報処理が行われ、44.1/16のデータからでもハイレゾファイルと同等の再生音が得られます。特に300、700kHz台で優位性が得られると考えています。処理の負荷は高いので、PCに要求されるスペックは高くなります。700kHz以上にアップサンプリングする場合、DDR3以上のメモリを積んだPCが必要です。2)使用方法:
イメージをusbメモリ等のストレージに書き込み起動ディスクとします。
Tiny Core Pure64ベースなので、AMD64、Intel64のPCで使用できます。
有線LANにつないでください。無線は対応できていません。PC起動に際し、BIOSでPC自体のサウンドボードをオフにしてください。こうすることでUSB-DACがalsaから最優先の出力先に選択され、細かい設定をssh経由で行う必要がなくなる筈です。
セットを書き込んだストレージから起動するようにBIOSを設定してください。
無事に起動したら、UPnP/DLNAのコントローラーから「MPD-SRC」を選択し音声出力できる状態になります。3)その他の機能:
sshでログインし設定など変更可能です。パスは「tc」です。
pulseaudioサーバー、PPAPフロントとして機能させることができます。04.20. 追記です。-------------
sshでログインに際して、ユーザーは「tc」です。書き忘れていました。
Tiny Core Pure64ベースのセットで、扱い方はTiny Coreそのものです。
mpd.confは、/home/tc/.mpdconfで設定しています。
追記終わり。-------------出来れば使っていただいた所感を、この記事のコメントで教えていただければ有難いです。
何分にも、このような試みは私自身初めてでもありlinuxのスキルも限られているため、トラブル等のフォローはできないと思いますので、自己責任でお使いください。質問等には可能な限り返信させていただきますが、出来ない場合もありますのでご容赦ください。以上、宜しくお願いいたします。
思う処あって、ということなんだけど、実際、迷ったけどアップしてみることにした。
どんな反応があるかは分からないが。
うちではlibsamplerate(SRC)なしではオーディオシステム自体が成り立たないというような重要なコーデックであるにも関わらず、世間では意味が無いとされている。世間と書いたが、少なくともpulseaudio界隈ではそうなっている。なるようになるしかないのかもしれないが、意味が無いということはないということを井の中の蛙のようなうちのサイトで書いてるだけではダメかなと思うことがあり、、、まあ、なるようになるだろうということで、イメージをアップしてみたということだ。
僕自身が井の中の蛙だということがある。
他のオーディオファイル諸氏の音を聴いたことがない。うちの音を聴いてもらったことがない。
コロナ禍でいよいよ困難になった。イメージでもアップして試してもらうしかないじゃないか。
そういうわけで、宜しければ使ってみてください。
レスはphile webか、twitter( https://twitter.com/flyingnote)で受け付けます。
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Caution!!!
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