Dec 02, 2017
fireface UCXについて再び(不覚だった、、、)
以前のエントリーで僕はこんなことを書いた。
fireface UCXについて(2017.09.05.追記あり)
http://blown-lei.net/endive/blosxom.cgi/audio_diary/20170801a.htmなるほど、Linuxはディストリ依存なのかな、、、
この時点で、CCモードは今はもういいかな、ということで終了(早っ!)。
本当はUCXを再起動してみるとかしないといけないんだろうけど、そのうち暇なときに試すことにする。
このとき、もっと本気でCCモードの音を確認していれば、、、、、、、
要するにfireface UCXのCCモードはCOAX入力よりも数段音が良かった、ということ。
24/96以上は受け付けないのでpiCore7のmpdもそういう設定なんだけど、384kHz入力のnano iDSD LEの数段上を行っている。
価格差でも当然?そのとおりだ。
さくさく追記。
UCXに繋いでいるRas Piに使っているケースをLEのRas Piにも使ってみた。以前使った時は思わしくなかったけど今回は改善効果がみられる感じ。ささやかながらあれこれノイズ対策したのが効いたんだろうか。
UCXのCCモードとLEの384kHz、どうするか、しばらく比べながら使っていこうと思う。
先月はノイズ対策など細々いじっていたんだけど、一段落して余裕が出来たので思い立ってCCモードの音を確認した。
UCXのUSB端子にUSB-029H2-RPを介してRaspberry Pi2を接続。
これで前回は音が出たんだけど、今回は出ない。mpdは動いていて、mpdクライアントの指示も受けるけど、[paused]になって音が出ないのだ。
これは以前試した時、mpdの設定を切り替えた時にも、あったことだ。
前回はそこで止めてしまったんだけど、今回はCCモードを再起動してみた。UCXのノブを押したり回したり、手順さえ分かっていれば簡単だ。
そうしたら音が出るようになった。
なるほど、こうしたらいいんだね、、、
改めて音を聴いて、、、しまった、今迄なにしてたんだ自分は、と思わされたということ。
以前、UCXに複数のデジタル入力を繋いで音を出していたことがある。COAXとTOSに入力して、同時に音が出せるのだ。やろうと思えば更にUSBにMacやWindowsを継いで音を出すこともできるはず(そこまではしなかったけど)。
これは、けっこう面白かった。いちいちアンプのセレクタを切り替えなくてもいいのも便利。CDプレーヤーをUCXに繋いでおけば、子供にアンプのセレクタをいじらせることなくCDプレーヤーを使わせるだけで音を出す事ができる。
しかし、このやり方だと若干音質が悪化した。RMEでも負担が多い再生は避けた方がいいんだな、と思ったものだ。
さて、、、
今回、初めて気付いたんだけど、UCXはそのままではCCモードで使えない。RMEのサイトの解説(https://synthax.jp/cc.html)によると、CCモードは基本的に「iPadのために設定」されたモードで、CCモード専用のファームウェアで動く。だから、再起動して切り替えるのだ。
これは基本的にUSB入力の音声だけ受けて、COAXやTOSの入力には反応しなくなる。MIDIとかは使えるらしいけど。
機能を絞り込んだOSに替えるようなものだろうか、、、
専用のファームだよ?、、、、
それって、悪くないに決まってるんじゃないのか、と、今更、考えたり。今更、、、まあいいよ、気付かないままよりいいよ。
早々に追記。CCモードではS/PDIF入力を扱えないと書いたけど、ファームウェアのアップデートで使えるようになっていた。詳しくはRMEのサイトを参照のこと。しかし、アップデートしたら音も変わるかもしれない。
https://synthax.jp/cc.html
今回、AppleよりiOS 6にてマルチ・チャンネルのプレイバックが正式にサポートされたことと、iPad本体の性能向上や8チャンネル以上を取り扱えるアプリの登場などにより、SPDIFやADATを含むFireface UCXの18チャンネルすべての入出力が使用できるようになりました。Fireface UCXのクラス・コンプライアント・モードは、下記のファームウェア・アップデート・ツールによりアップデートすることができます。
そんなこんなで、RAL-24192ut1とNANOCLOCKSはシステムから外れた。
以前は、生真面目な音はRMEの特徴でNANOCLOCKSをつなぐと若干硬さがほぐれると理解していたんだけど、CCモードにしたら以前感じていた硬さが霧散してしまった。ぼくがRMEの傾向と思っていたものは、全くの見当違いだったようだ。
外部クロックの有無で明確な変化は聴き分けられなかった。いや、プラセボレベルかもしれないけど、むしろ継がない方が、UCXの内部クロックにまかせたほうが、のびやかに聴こえる気がしたので外してしまった。
CD音源の16/44.1を、Ras Pi2側で24/96にアップサンプリングしたほうがいいかどうかは、まだ十分に見極めができていない。
今後、使いながら考えて行くつもり。
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Caution!!!
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