Jan 03, 2025
オーディオ状況報告(2025.01.03.)
前回のエントリーでは、テストシステムで、CD同等の44.1kHzを鳴らしてみる試みについて書いた。
音はそこそこ聴けるようになった。しかし完全に安定しているとは言えず、ときに音が途切れるような感じがする。
ここ数ヶ月、44.1kHzを聴いてきて、最初に感じていたのは優秀録音音源のありがたさだ。
libsamplerateで384kHz以上にアップサンプリングするメインシステムを使っていて感じていたのは、録音が悪い音源って実はあんまり無いよね、ということだった。大抵の音源が気持ちよく聴ける。
それが、44.1kHzだとそうはいかなかった。
大抵は不満が出る。優秀録音音源は、オアシスのように感じられた。それでもメインシステムには到底及ばなかった。
それが、44.1kHz PPAP直結にすると、メインシステムほどではないけど、多くの音源で不満が少なくなる。
そして、優秀録音音源は、ほんとうに気持ちよく聴けるようになる。これってメインシステムだっけ?という音がする。アップサンプリングなんてしなくても44.1kHzでいいんだよ、という見解が、すごく説得力を持って迫ってくる。
しかし、この差異は、なんで生じるんだろうかね。
久しぶりにメインシステムを聴いてみたら、なんだかしゃきっとしない。おかしいなあ、と考えるうち、PPAP Back Endのapu2d4に銅板仮想アースを繋ぎっぱなしだったことを思い出す。これは1、2週に1回ほど外してやらないと、副作用が蓄積するのだ。数ヶ月、繋ぎっぱなしでは音が濁ってしまう。
外して暫く待つうちに、本来の音が戻ってくる。
44.1kHzよりもいい音だけど、差はかなり縮まっている。
もっと多くの44.1kHzを満足できる音質で鳴らせるシステムを作れないだろうか、というのはある。
ひまがあったらやれたらいいなあ、とか思う。そんなのは音質に定評のあるディストリビューションを使えばいいじゃないかという考えもあろうけど、自分でやってみるというのが僕にとってのオーディオらしい。趣味だからそれでいいのだ。
しかし、ひまがないなあ。
とりあえず、前エントリーに書いたようなFrontとBack-endの直結を試みたが、上手くいかなかった。
FrontにnfsでマウントしたNAS音源は問題なく鳴らせるのだけど、upmpdcliがmpdを認識しない。つまり、LMSサーバーからupnpで送り込むストリーミング音源を受けられないのだ。これは権限の問題らしいんだけど、解決策がはっきりしない。仕方がないので、Middle-end経由に戻している。
音質については、Middle-end経由と比較して特に優れているという印象はなかった。
しかし、こうなってくると、何でMiddle-end経由だとupnpを伝送できるのか、よく分からない。
いろいろとすっきりしないが、様子見だ。

現在のシステムはこんな感じ。今回からIPアドレスを書き込んである。
Roonが外れたので、以前よりはすっきりしている。まだごみごみしている。しかし、あんまり直ぐには手を入れるつもりはない。
今年も新年が来た。歴史が続く限り新年は来る。
やっておれんわとか、なんとかならんのかとか、感じることもあるけどそんなことも言っておれない。
ぼやくのは正月で終わらせたい。
また普段の生活が始まる。それだけでも自分は恵まれている。
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Caution!!!
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