Dec 24, 2017
オーディオ状況報告(2017.12.24.)
現状のシステムは下の図の通り。
mpdを環境に最適化してインストールした方がいいという話があって、piCore7でできないか試みたけど未だ出来ていない。どこがまずいのか、boostがないとかエラーが帰ってくる。余裕があるときに、また試してみたいと思っているが何時になるかわからない。
piCoreは未だにmpdを簡単にインストールできるのはversion7だけみたいだ。
piCorePlayerのほうがtiny core系ラズパイ用音楽プレーヤーの本流だから、放置されてるということなのかもしれない。
ノイズ対策をいろいろやった結果と、fireface UCXをCCモードで使うようになって、随分様相が変わってしまった。
以前はUCXのCOAX(24/198)入力とiDSD LEのUSB(24/384)入力の音を比較したりしていたけど、UCXはCCモード(24/96)にすることで音質向上が著しく、価格差を反映した音質格差になったので、比較する気にもなれなくなってしまった。
どちらをメモリ再生に使ったらいいんだろうかとか考えたりしてたんだけど、USB-029H2-RPの恩恵なのか、NASマウントでの音質もかなり向上してしまったので、最近はもっぱらNASマウントで聴いている。本腰入れてNASとメモリ再生を比較したり、USB-029H2-RPを外してみるとかするべきなんだろうけど出来ていない。
piCore7には、NASのマウントポイントとメモリ再生用に使うディレクトリ、両方を起動時に作るように設定している。
以下メモ書き。
/opt/bootlocal.shに下記を記載。
mkdir /mnt/music mkdir /mnt/music/nas mkdir /mnt/music/ram touch /mnt/music/ram/dummy.cue chmod -R 777 /mnt/music mount -o addr=192.168.1.80,nolock -t nfs 192.168.1.80:/titan /mnt/music/nas
うちでは自動的にmpdを起動するとか洒落たことはせずに、sshでログインしてmpdを起動している。
以前は、NASをマウントするのもsshからコマンドを打っていたけど、この程、上記の記載で自動化した。起動プロセスが終了するまでの時間が数秒長くなるようだ。
スマートじゃないけど「ram」の下にdummy.cueを作ることで、mpdのライブラリ管理が簡単になる。
つまり、RAMメモリ再生とNAS再生が単一のpiCore7で簡単に切り替えができるようになる。
メモリ再生に際しては、sshからコマンドを打ってNASをアンマウントし、/mnt/music/ramに音楽ファイルを転送し「ram」のライブラリを再構築して使えばいい。
NAS再生に戻したければ、sshからコマンドを打ってNASを再マウントすれば滞りなく使える。
「nas」のライブラリは、NASに音源を追加した際にmpdでライブラリのアップデートをかけた後、sshからpiCore7にバックアップコマンドを送ってやればマイクロSDカードに保存され、piCore7再起動時には保存された状態で復活するように設定している。
mpdのライブラリアップデートは、昔に比べたらずいぶん速くなった気がする。
数千枚のファイルがあっても10分ぐらいで終わる。
あと、昔は下位ディレクトリ単位でのアップデートってできたっけ? ファイルが少ないディレクトリのアップデートで済む場合(例えば、Beethovenのディレクトリだけアップデートするとか)は、一瞬〜数秒しかかからない。
最近はupnp/dlnaをシステムの中心に据えたシステムが一般的だと思う。
そもそも市販のネットワークプレーヤーがそうだし、upnp/dlnaを使用することで音質向上を追求するlinuxシステムもある。
upnpを避けてるわけではないんだけど、うちでは使うに使えない事情がある。
音楽ファイルのほとんどが、CD1枚まるごとをflac+cue sheetで保存したもので、upnpはcue sheetに対応していないということ。そういうファイルが数千枚あって、今更、それらを曲ごとのファイルに変換していく気にはとてもなれない。
結果、mpdとmpd clientという古典的システムで運用している。
そうせざるを得ないんだけど、十分に快適だ。
なのに、なんでmpd clientは減っているんだろうかと思う。淘汰されてるのかな。mpd clientに滅びられては困るのだ。切実に。
UCXの24/96でこのレベルなら384kHzでどうかとか、384kHz再生をiDSD LE単体で試してみるとか、MQAってどうなのかとか、デジタルオーディオはまだまだ面白そうなので、時間があれば取り組みたい。
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Caution!!!
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