Oct 06, 2010
4年前との違い
前回、久しぶりにオーディオ関連のエントリーを上げました。
なんとなく、当サイトの過去の記録を読みかえしました。
当時はブログエントリーじゃなかった。
2006 02.05. iTunes & AirMacExpress
AirMac Expressの音について、ちょっと気になったことが。
引用。
Lossless、AIFFよりもCDプレーヤーからの方が音がいいというのは、かなり僅差です。
ブラインドでは区別がつきません。
自分で書いた事ながら、かなり意外。
ブラインドで区別がつかない?
現在はそうは思いません。
前回のエントリーで「VRDS25xsで再生するCDの音質は、AME経由より数段よろしい。」と書いています。
個人的表現ですが「数段良い」というのはブラインドで区別が付かないとは言えない。
ブラインドで違いが分かるどころか、はっきりどっちがいいか分かるレベルだと感じていました。
この4年で何が違ったのか。
1.マックが変わった。
Powerbook G4 alからMacbook Proへの変更。
そしてiTunesのアップデート。2006年にはv6、2010年現在v9.2.1。
iTunesのバージョンによって音質が違うという話を聞いた事があります。僕には何とも言えません。
しかし、重いソフトが音楽再生の負担になる可能性はあると思っています。
それは後述の経験によるものですが。
しかし、これは今のほうがAMEの音が悪い理由にはなりません。
2.接続方法が変わった。
2006年の記録によると、当時は無線LANで接続してたんですね。
しかし実はその後、再生が途切れる、音質悪化などの理由で、有線LAN接続に変更しています。
詳しくは以下にリンク。
Apple Discussions - Japan: 曲が再生中に止まるケース
上記のディスカッションにflyingnote名で参加してます。
というか、ほぼ一方的に自分が報告上げてるわけですが。
2008のことだったんですね。当時のiTunesはv7。
当時、あれこれやった結果、音楽デジタル信号の伝送というのは想像以上にデリケートで、その良し悪しが音質を大きく左右するということが分かりました。
環境が悪い場合、再生音が途切れたり、途切れないまでも酷く音色が変わったりします。
リンク先から引用しておきます。
結局、何が一番効いたのかはよく分かりません。
試みたのは、
1)電波干渉の制御を使用
2)AirMac Expressの無線機能の停止、他の無線端末への接続
3)チャンネルの変更
4)ipアドレスの変更
5)スイッチングハブの追加
6)ファームウェアのアップデート
2は効果がありましたが、効果が持続せずやめています。
4は効果がないと判断しました。
1、3、5、6は改善があったように思いました。
何が一番効果的だったかは、よく分かりませんが、良好に再生するにはネットワークが安定していることが重要だということだけはよく分かりました。
コリジョンについて「通信用語の基礎知識」というサイトにリンクします。
http://www.wdic.org/w/WDIC/コリジョン
http://www.wdic.org/w/WDIC/無線LAN
これらの説明を読むに、IEEE 802.11系の無線LANは半二重通信なのでコリジョンを生じうる、ということになります。
当方で起きている再生の中断がコリジョンによるものだとしたら、iTunesがインストールされているPowerbookを有線LAN接続にすれば、確実な対策になる可能性がありますね。
実際、有線LANにしてから再生は安定するわ音質も良くなった気がするわで、以降は無線にすることはありませんでした。
あちこち移動できない利便性低下はありましたが。
しかし、これも今回とは関係ない。なぜAMEの音が悪くなった?
3.住居が違う。
2008年の春に引っ越したんでした。
住居環境が全く違います。
特にVRDS再生の肝「床」の状況が違う。フローリングからコンクリートの床に変わってます。
つまりAMEが悪化したんじゃなくて、VRDS25xsの音が数段改善しているということ。
これなら、すごく納得できます。
何で以前は気付かなかったんだろうという謎はありますが。
多分、音が途切れて聴くに堪えないAME無線LANで聴いてばかりで、比較以前の問題になってたんだと思います。
そのうちVRDS25xsはCDを読み込まなくなり修理に出され、戻ってからもラックに戻されず休眠していたわけでした。
VRDS25xs、メーカーにピックアップの在庫が無くなったという話があります。
もう壊れても修理できない?本当なのかな。非常に残念です。
大事に使っていこうと思っていますが、今後壊れたときに替えがないのが辛いところです。
多分、ファイル再生で代替するしかない。
Afplay、Core Audioは可能性を見せてくれました。今後の発展を期待します。
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Caution!!!
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